「馬鹿な奴らめ、時間稼ぎは完了だべ!」
【詳細】
ジャークマターの戦闘員である
インダベーの正体。つまり中の人。
公式サイトの紹介によると、当初「インダベーは特殊訓練を受けた邪悪な宇宙人がマスクを装着した姿」とされていたが、悪の宇宙人もいないことはないようだが大部分はこのインダが中身らしい。
サーベルと射撃機能が組み合わさったギョイサーベルを武器とし、ジャークマターラボにて生まれると特殊マスクを装着し宇宙の支配のため各地に送り出されている。
なおこのマスクを付けると会話能力が制限されてしまい、応答を示す「ギョイ」と「ダベー」という鳴き声しか挙げられない。
ただマスクがなくても何故か田舎訛りな喋り方をしており、語尾が「だべ」等基本的に締まらない言動を取る。
アキャンバーの命令によりトケイキュータマの力で過去に飛ぼうとするキュウレンジャーを邪魔するため、
彼らがバーベキューをやってる最中密かにオリオン号に潜入。
侵入者がいるとわかったため手分けしてオリオン号を探索するメンバー達に侵入した者達は次々に発見され、スパーダとツルギが発見したインダベーは、マスクが外れたため事情を説明し始める。
ジャークマターの体制に嫌気が差し、キュウレンジャーの仲間になりたいと言う事情を告げる。
曰くキュウレンジャー達が次々と仲間を増やし絆を深めていくのを見て羨ましくなったんだとか。
だがそれらの言動も全ては嘘であり、4人が捕まるも残りのダベレッドがオリオン号のメインコンピュータールームに潜入することに成功。
オリオン号を操作してキュウレンジャー達が目標としていた時代を通り過ぎ、恐竜がいた時代のチキュウに不時着させることに成功する。
捕まったメンバーの嘘に感化され「改心したんだから仲間でもいいだろう」、「ドン・アルマゲの情報を吐かせよう」と主張するメンバーに対し、即座にタイムホールに捨てようと主張するツルギが口論。
それが悪化し仲間割れを始めたため、今ならツルギを引き込めると判断した赤のインダが最早「なんてこったー!」としか叫ばなくなったツルギを甘言で丸め込もうとするも、
既にキュウレンジャー達と絆を深め、「俺様の伝説にはこいつらが必要なんだ」と言い切るツルギの前に失敗。
自分達のチームワークのほうが上だと証明するべく、
ジャーク戦隊ゴインダベーを名乗りポーズを決める(その際生じた5色の爆薬に巻き込まれ吹き飛ばされた)。
そして変身するまでもないとして生身のまま戦うキュウレンジャー達(ぎっくり腰を再発させたショウを除く)と戦い、5対4というハンデがありながらインダ達を圧倒。
一箇所に集められた末、一人だけ変身したホウオウソルジャーのフェニックスエンドによる容赦ない一撃にてまとめて撃破された。
その後インダベーは登場するも、インダは登場しなかった。
【余談】
実は彼ら5人、演じたスーツアクター5人の内4人はキュウレンジャーの顔出しメンバー(声優ではなく俳優が配役された者達)のチェンジしたキュウレンジャー役のレギュラーアクター。
さらにダベレッド役の高田将司氏はシシレッド役のアクターであり、色に対応してアクターを配役する細かい配役がなされている。
特殊マスクをつけた宇宙人…とされながら実は作られた疑似生命体だったインダベーだったが、功績を上げれば
ツヨインダベーに改造してもらえるらしく、
元からツヨインダベーがラボで作られた疑似生命体であるとされていたことから、この設定は当初から決まっていた可能性がある。
上級戦闘員だけ作られた存在なのに、下級兵士だけその辺の宇宙人、というのも妙な話ではあった。
それにいくらジャークマターの規模が大きくとも全宇宙にそれなりの数の戦闘員を星々に配置する都合上、徴兵だけでは限界もあろう。
もしくはドン・クエルボがやろうとしていたことのその裏にあったアルマゲの真の目的を考えると、ダイカーンやカローというジャークマター賛成派の人間を増やすと嘆き等の負の感情が十分に集めることが出来ないという判断なのかもしれない。
最終更新:2022年07月13日 01:42