マンティスイマジン

「やっぱり、月夜は燃えるわぁ」

【名前】 マンティスイマジン
【読み方】 まんてぃすいまじん
【声】 富沢美智恵
【スーツアクター】 藤田慧
【登場作品】 仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー/EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル
オーズ電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
【分類】 はぐれイマジン
【契約者】 上原美来
【契約内容】 2010年の自分の誕生日を祖母と一緒に過ごしたい→契約者自身を過去のその日に送り込む
【過去の日付】 2010年6月10日(契約者の誕生日、及び契約者が祖母との約束を破った事で後悔する原因となった日)
【童話】 月とカマキリ
【イメージモチーフ】 カマキリ

【詳細】

2010年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が上原美来の想い描く童話『月とカマキリ』からカマキリをイメージし、この世に現出した姿。

非常に身軽な身体を持ち、2本の鎌から高熱火球や刃型の光弾を放つ攻撃を得意としている。
更に口から猛毒の息を吐き、木々を枯らしたり、直接吹きかけて相手を苦しめる。

この毒息は攻撃以外に、周囲に散布する事でその範囲内を暗闇にし、擬似的な「月夜」を作り出す事ができる(相手の視界を奪うだけでなく、この間は本人の戦闘能力も大幅に向上している)。
武器の鎌は交差させて鋏の様に使ったり、体全体を回転させドリルの様に相手を攻撃する事もできる。
また、鎌から刃状の光弾を打ち出す事も可能。
極めて高い戦闘力の持ち主で、テディがいなくなり本調子ではないNEW電王、電王ソードフォームやガンフォームを圧倒するほど。

【仮面ライダー電王】

契約者・美来の「2010年の自分の誕生日を祖母と一緒に過ごしたい」という願いを叶えるためターミナルの来場者からライダーチケットを強奪し、契約を完了させ美来の「時間」を奪い自分のものにしようと暗躍した。
その際ソードフォームと一戦交えるも軽くいなして逃走し、美来を引き連れて2010年6月10日へとやって来る。

そのまま契約が完了するのをのんびり待つつもりだったようだが、過去の自分と鉢合わせしてしまいどちらが本物の自分か、という勝負を始めてしまった美来がいつまでたっても契約を完了出来ない事に腹を立て「これだけ一緒にいさせてやれば十分」と、勝手な解釈で契約を完了させようとした。
しかし、それを察知した良太郎によって美来はデンライナーの内部に保護され、ガンフォームと交戦して圧倒する。
憑依を解かれてしまい、プラットフォームとなった電王を攻撃するが駆けつけたNEW電王と戦い、迷いを振りきって駆けつけたテディと合流したストライクフォームに圧倒され、幸太郎が久々に定めた10カウントで倒すという宣言通り、最期はカウンタースラッシュを受け爆散した。

また、相手をじわじわと苦しめるサディスティックな性格だが、相手の攻撃によるダメージを喜ぶというマゾヒスティックな一面もある(実際ウラタザオで叩かれている際に悦んでいた)。
契約者がデンライナーに保護された際に激しく取り乱していたが、実は契約者が強く思い描いた過去はちょうどこの日で、過去の契約者自身もその場にいた為、状況的に過去に飛ぶ必要なく目的を達成できた事になる(一度契約した本人を介さなければ契約を完了した扱いにならなかったのか、そこまで頭が回らなかっただけなのかは不明)。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

ショッカーの同盟怪人として登場。処刑広場での決戦ではアルビノレオイマジンと共にNEW電王を迎え撃つも一蹴された。

【余談】

『電王』第39話以来の女性型イマジンとなる。

同作でゲスト出演する契約者の上原美来役を担当した高山侑子氏は後にシリーズ第14作目『仮面ライダーウィザード』で大門凛子役としてレギュラー出演している。

『超・電王トリロジー』で声を演じる富沢氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2020年09月10日 01:07