冥獣マンティコア

バンキュリア「これが本当の踊り食いだわねぇ…ムシャムシャやっちゃいな、マンティコア」

【名前】 冥獣マンティコア
【読み方】 めいじゅうまんてぃこあ
【声】 塩野勝美
【登場作品】 魔法戦隊マジレンジャー
【登場話】 Stage8「君こそヒロイン~マジュナ・マジュナ~」
【所属】 地底冥府インフェルシア
【分類】 冥獣
【得意能力】 支配する踊り、毒たてがみの雨
【ニックネーム】 踊り食いのマンティコア
【+α情報】 頭部の固い殻のような鬣を飛ばして相手を攻撃する事もでき、この鬣は「サソリのような猛毒を持つ」と言われている
【怪物モチーフ】 マンティコア

【詳細】

相手の動きを奇妙な踊りで支配する事ができる冥獣。

牙は櫛の歯のように並び、ライオンとサソリが混ぜ合わさったような醜悪な姿をしている。
身体をジャラジャラと弾き、頭部を太鼓のように打ち鳴らし、不思議なメロディを奏でると共に踊りの呪縛で獲物の動きを支配して、相手は自身の踊りと同様に踊らされ、踊り疲れた頃には頭部から喰われてしまう。

支配する踊りで人々を踊らせては食べていくが、林で青年を食べようとしたところにマジレンジャーが駆け付ける。
ブルー以外の4人と交戦し、その最中にブルーに襲い掛かるが、イエローのマジスティックボウガンの射撃に怯み、素早い逃げ足で撤退する。

その後、ブルーとピンク以外のマジレンジャーを毒たてがみの雨で攻撃するが、駆け付けたピンクが変身した暖簾で弾き返される。
今度は支配する踊りで4人を変身解除に追い込むが、芳香を捕食しようとしたところに麗が駆け付け、魔法のポンポンを装着したブルーとピンクによるマジカルシスターズの魅惑のダンスに逆に踊らされた挙句に倒される。

その直後、魔導騎士ウルザード魔導陣によって再生巨大化する。
マジフェニックスとマジドラゴンを両手からのエネルギー弾で迎え撃つが、最期はマジカルドラゴンシュートを受け爆散した。

【余談】

『百化繚乱[下之巻]』のデザイン画によれば、腰回りと両膝に髑髏が見られる。

デザイナー・篠原保氏によれば、「当初は『リアルなサルの顔を持ち、ネイティブアメリカン風の呪術師』のような怖いイメージで描いたが、『もう少し怖くない方向にし、特定の民族っぽい雰囲気はNG』(本人曰く「当然」)という指示が出た為に甲殻類っぽい意匠で纏めた」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

同Stageで『爆竜戦隊アバレンジャー』の今中笑里役の西島未智氏が女優役としてゲスト出演している。

最終更新:2014年06月12日 17:08