悪魔(Birth of Chimera)

【名前】 悪魔(Birth of Chimera)
【読み方】 あくま(ばーすおぶきまいら)
【登場作品】 Birth of Chimera
【所属】 不明
【分類】 悪魔
【特色/力】 格闘攻撃
【モチーフ】 悪魔、人間、遺伝子
【名前の由来】 不明

【詳細】

劇場版仮面ライダーリバイス バトルファミリアの前日談、「Birth of Chimera」に登場する悪魔
名称が不明だが、本ウィキでは作品名でページを差別化している。

曲がりくねった角が身体から生えた、青い上半身を持つ異形の怪物。
人間の体内から怪物が外に出てきているかのような、複数の生物のパーツをごちゃまぜにしているかのような姿を持つ。

その正体はキメラドライバーの副作用で人間の肉体が悪魔化したもの。
ベイルドライバーも適合しない場合悪魔化する欠点を持つが、あちらはギフの細胞を持つ人間なら使いこなすことが可能であり、キメラドライバーもギフと契約したアヅマは不調を見せず使いこなしていたことから、同様にギフの遺伝子を宿す人間なら扱うのに問題が発生しない可能性が高い。

武器となるのは右手の大きな鉤爪。

劇中では2体登場し、いずれも同じ姿をしている。
1体目はキメラドライバーの被検体に真っ先に志願した「シンタ」という男性。
意気揚々と変身ポーズまで取ってキメラドライバーを使うも変身できず、倒れてしまったため職員によって別室へと連行されてしまう。
その後失敗として放逐されたらしく、さまよっているところを大谷希望の家族と出くわし襲いかかったが、向井リュウに阻まれた際に限界を迎え肉体が悪魔化した。
キメラドライバーとツインキメラバイスタンプを使い仮面ライダーキマイラへ変身したリュウと戦うもかなわず、キングクラブエッジとクロコダイルエッジを受け爆散した。

そして2度の変身を実行したリュウだったが、現れたアヅマを前に3度目の変身をするも彼に生身で圧倒され強制的に変身を解除されてしまい、その直後悪魔化。
それでもなお人間だった頃の意識が残っていたのか、背後に居た大谷一家を守るように動いた後、アヅマが変身した仮面ライダーダイモンへ挑みかかっていったが、オクトパスエッジを受け爆散。
その爆発は彼が最期まで守りたかった大谷一家を飲み込み、唯一希望が生き残ったものの、両親は絶命。

アヅマらに対し希望が復讐心を抱くきっかけとなった。

【余談】

スーツはリバイスレガシーに登場した悪魔を改造したもの。
色合いが銅に浮く錆、緑青と言われるものに近く、銅色をしていたリバイスレガシーの個体と何らかの繋がりを思わせる。

よく見ると右手の鉤爪から頭の周りに巻き付くように伸びた角は遺伝子の二重螺旋構造となっており、何かと「遺伝子」にまつわるワードが多い仮面ライダーリバイスの怪人としてはかなり皮肉った姿をしている。
怪物の遺伝子を上書きした人間、あるいは怪物に侵食された遺伝子といった感じか。

なお怪物であることは間違いないし、異形の存在で下半身はフェーズ1のデッドマンの爬虫類タイプと一緒だが、劇中では「悪魔」と呼ばれていないため、本項目は便宜上のものであることをご了承下さい。
仮面ライダー図鑑では「異形の悪魔」名義で登録されている。

最終更新:2024年02月01日 02:32