ハク

「ここにいる子供たちは皆、私の事が大好きなんです。だから、帰りたくないって訳でして」

【名前】 ハク
【読み方】 はく
【声】 古島清孝
【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャー
【登場話】 修行その39「ウロウロ!帰らない子供たち」
【分類】 幻獣拳士/メレ双幻士
【獣拳】 幻獣ユニコーン拳
【得意ゲンギ】 夢幻招来波(むげんしょうらいは)
大鋭角断(だいえいかくだん)
幻力豪豪波(げんりきごうごうは)
【好きな場所】 ユニコーン城
【好きな食べ物】 親子の悲鳴
【好きな言葉】 馬の耳に念仏
【モチーフ】 ユニコーン、駮(はく)
【十二支モチーフ】

【詳細】

メレの双幻士の1人。

ウマのような幻獣として伝わるユニコーンを手本とし、人間の額に角を生やさせて自身の下僕としてしまう幻獣ユニコーン拳の使い手。
拡散させた幻気を角の元としてばら撒き、感受性の強い人間(子供に特に有効)の額に幻気でできた角が生え、この角をアンテナとして発信する幻気であっという間に下僕を増やし、騎士のような自身はその卑怯なゲンギとは裏腹にとても丁寧な言葉遣いで話す癖がある。

その幻技を使って「ユニコーン城(ハク命名)」に僕とした子供を招集し、彼らを媒体に夢幻招来波を増幅して世界中の子供達を支配下に置こうと企む。
だが城の中に美希の娘なつめもとらわれており、娘を助けるべく突入した美希の奇策(なつめに呼びかけながらエッグタルトを食べ続ける)が成功し支配が解除。
さらにその様子を見た子供達も連鎖的に呪縛から開放される。

人質を失ったハクは激怒し、スーパーゲキレッドと戦うもスーパー波波斬を受けて大ダメージを負う。
メレの指示を無視して巨大化し暴れようとするが、ゲキチョッパーからサイダイオーのコントロールを奪った美希に圧倒され、反撃もはね返された上大大砕大斬りを受け爆散した。

「ハク(駮)」とは白い馬のような中国に伝わる一角獣、ユニコーンはギリシャ神話における一角獣のこと。
他の幻獣拳士と異なり、ユニコーンの意匠が胸部ではなく左肩に現れている。
四肢の先は蹄を模しており、両腕から双剣を出現させて攻撃する。

隠しモチーフは十二支の「午(うま)」。

【余談】

「人間を誘導させて悲しみを生み出す能力を持つ」怪人シリーズ第27作目にも登場している(あちらは親)。

「百化繚乱」によると、他の怪人と違って胸部に動物の顔がないのは、「冥府神で使っちゃったから」。

声を演じる古島氏は特撮作品での出演は今作が初となり、次作で追加戦士の炎神役としてレギュラー出演している。

最終更新:2019年09月15日 02:29