シデジーム

【名前】	シデジーム
【読み方】	しでじーむ
【声】	代永翼
【登場作品】	王様戦隊キングオージャー　ラクレス王の秘密
【所属】	地帝国バグナラク
【分類】	怪ジーム
【BMA】	シデムシ
【異名】	昆虫界の…？
【武装】	不明
【昆虫最終奥義】	不明
【観察ポイント】	不明
【分布】	シュゴッダム
【好物】	不明
【モチーフ】	シデムシ
【名前の由来】	シデムシ＋ムシ＋怪ジーム、虫の逆読み

【詳細】

死体を餌にする虫「シデムシ」のBNAを備えた怪ジーム。

身体の中央部に紫色のラインが走るシデムシの幼虫のような、漆黒のヒダを重ね合わせたような上半身を持つ。
顔はつるりとのっぺらぼうのようだが、カラーリングはモチーフとなるシデムシを模したもの。

死体に取り憑いて行動する能力を持ち、寄生した死体の能力や記憶を読み取って自分のものにしてしまうことが出来る。
死体に取り憑いていない状態では気だるげな言動であり、カメジムも手を焼くのんびり屋だが、一旦死体に取り憑いてしまえば知能が一気に上がり溌溂した言動に大きく変化する。

カメジムの命令でシュゴッダムに潜入し、そこに眠る秘密を探っていた。

【余談】

モチーフとなったのはシデムシ。
「死出虫」と書き、脊椎動物の死体に集まり、その死肉を食べる。
種によっては死体に集って直接属する他、死肉を地中に埋めて幼虫の餌にするものもある等、習性は大きく異なる。

スーパー戦隊シリーズではシデムシモチーフは初であり、平成ライダーシリーズでも仮面ライダーカブトに登場したセパルチュラワームくらいとモチーフ採用は極めて少ない。

デザインはシデムシの幼虫が寄り集まった上半身に、顔は成虫を模したものとなっている。

このシデジームだが、バグナラクの所属ではないのではないかという声もある。
死体に取り憑いて行動するという都合上、スーツが上半身部分しか存在せず、死体に取り憑いていないノーマルな状態でも他の怪ジームと違うカメジムにも似た衣服のようなものを着用している。
つまり「モチーフとなった虫を模した上半身のアーマー」＋「衣服」というカメジムと全く同じ構成の姿を持つ。

さらにシデジームが離脱しリタが調査したべダリアの死体には「人間でもバグナラクでもない体液」が付着していたとされ、これがべダリアのものか、シデジームのものかは意見が別れているものの、劇中でデズナラクはカメジムがシュゴッダムで暗躍していたことを把握していなかったことが判明しており、彼がシデジームを動かしていたのも独断であったと判断できる。

カメジムの目的が退場した後も今ひとつ不透明なこともあり、シデジームの探っていた情報も全てが開示されたわけではないのかもしれない。

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