【詳細】
元になった器物が上半身となり、下半身はタイヤのような意匠を持つ。
人々の悲鳴から生まれる負のエネルギー、
ギャーソリンを集めるため破壊活動を行い、集めたギャーソリンは苦魔獣の体内に蓄積される。
この巨大化ギミックはサンシーター達は全く知らなかったようで、いきなり動き出したヤイヤイ・ヤルカーに困惑していた上、ヤルカー自身はそのことを把握していなかった。
しかしブンドリオ・ブンデラスは理由は不明ながらも巨大化ギミックの流れを正確に把握していた。
地球にハシリヤンが現れたのはバクアゲ1の時点が初めてのはずだが…?
【余談】
「◯◯(元となった器物)+グルマー」というネーミングで統一されている。
上半身のパーツを取り替える形でスーツが作られていると見られ、下半身は共通化されている模様。
これは
前作に登場した
怪人と共通。また等身大で倒されると巨大化して復活するというのも戦隊シリーズではオーソドックスながら去年から引き継がれている。
キラメイジャー、ゼンカイジャーとドンブラザーズは巨大化にも一捻り加えていたため、ストレートに巨大化するほうが近年では逆に珍しかったり。
名前は「車」と「魔獣」をもとに「苦しみ」を当てたもの。初代車系戦隊のターボレンジャーにも「暴魔獣」という怪人が登場し、ネーミングはそちらを意識したものか。
それぞれ点火された魂を「燃える◯◯魂」として紹介文に記載されているが、そのワードは
救急戦隊ゴーゴーファイブにて戦隊の名のりで「燃えるレスキュー魂!」としていたのを思わせる。
救急車や消防車などの苦魔獣が出てくるとしたら・・いや考え過ぎか。苦魔獣が車をモチーフにしてくることもないだろう。
デザイン担当は
仮面ライダーゴーストでも怪人デザインを担当した漫画家の島本和彦氏。
ゴーストに登場した
眼魔や
ガンマイザーなどに似たデザインを感じさせ、当時のスーツ造形では上手く表現できなかったひらひらとした物体の表現などにリベンジ性を思わせる。
最終更新:2024年03月12日 03:36