ツボトグロ

「痛いのいらんかね!」

【名前】 ツボトグロ
【読み方】 つぼとぐろ
【声】 園部啓一
【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー
【登場話】 第四十二幕「二百年野望(にひゃくねんのやぼう)」
【所属】 外道衆
【分類】 アヤカシ
【得意武具】 絶痛虫を放つ
【伝承のルーツ】 飛頭蛮
【モチーフ】 触手、和服の皺
【その他のモチーフ】 ハチの巣
【名前の由来】 壷+とぐろ

【詳細】

うねる触手のような、和服の皺のような姿を持つアヤカシ。筋殻アクマロの最後の部下。

「絶痛虫」という無数の小さな虫を触手の中に飼い、上記の台詞と共にばら撒いて歩き回る。
この虫は人間の体内で暴れる事でその人間を苦しめ、自身は幾重もの触手で身体を守っている為にあらゆる攻撃にも耐えられる。

人々を絶痛虫で苦しめていき、その最中に駆け付けたシンケンジャーにナナシ連中を差し向ける。
絶痛虫を放つもグリーンのウッドスピアで防御され、レッドの烈火大斬刀で止めを刺されそうになるが、アクマロの参戦によって撤退する。

その後、別の場所で人々を苦しめようとするが、追い掛けて来たスーパーシンケンレッドのモウギュウバズーカの射撃に怯む。
絶痛虫を放つも火炎の舞で一掃され、ピンクとイエローの投げたヘブンファンとランドスライサーに怯み、スーパーモウギュウバズーカの外道覆滅を受け倒される(それと同時に人々も激痛から解放された)。

その直後、二の目となる。
大ナナシ連中を率いるもカブトシンケンオーとカジキシンケンオーに一掃され、トラシンケンオーの虎ドリル突撃に怯み、大ノサカマタを率いるもテンクウシンケンオーに倒され、ダイシンケン天空唐竹割りに怯み、最期はダイカイシンケンオーの折神大開砲を受け爆散した。

現代の伝承で『飛頭蛮』という妖怪がいるとされている。
『飛頭蛮』は身体から抜けて空中を飛ぶ頭部の化け物らしく、ツボトグロの絶痛虫が飛び回る様子が『飛頭蛮』伝承のルーツになったと思われる。

アクマロの真の狙い「裏見がんどう返しの術」を発動する為、人間の苦痛を大地に刻み付ける役割を担い、6つの楔の中の最後の1つを作り出した。

【余談】

ろくろ首をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『忍者戦隊カクレンジャー』のロクロクビ以来の登場となる。

最終更新:2014年06月16日 18:35