銀剣らじおー 2
第七回
氷「ええと……本編が中々すごいところで切れているわけだが、銀の字、大丈夫か?」
銀「まあ、撮影中は大変だったわよぉ?
やってるこっちはとんでもないことになってるのに、なぜか監督はすっごい嬉々として進行させてたし」
氷「そうか……ここもまた書きたかったシーンだったのだろうな……。
っと、それではそろそろ始めようか。
氷室と……」
銀「水銀燈のぉ」
氷・銀「「銀剣物語らじおー!」」
氷「こんばんは、今回で第7回となる、銀剣らじおだ。
ところで……実は、このスレが立った8月6日をもって、銀剣物語は一周年を迎えていたらしい」
銀「あらまあ。
いつ未完のまま打ち切りになるか、と思ってたらのに。
でも、だったら前回にそのお知らせがあったほうが良かったんじゃないの」
氷「あぁ……実は監督がそのことに気がついたのが、前回のラジオ投下後だったのでな。
それでまあ、自分から一周年をアピールするのもどうか、と思っているうちに言うタイミングを逃した、と」
銀「……相変わらずうだつの上がらない人ねぇ、監督も。
でも、それならどうして今更一周年だなんて言い出しちゃったの?」
氷「考え方を改めたそうだ。
祝ってもらうという姿勢だから駄目なのであって、どうせだから読者諸君に少しでも楽しんでもらうためのネタとして利用しよう、とな」
銀「と、いうことは……」
氷「うむ。本日の銀剣物語らじおは……」
『一周年記念・放送枠拡大特別編~なんか本編より気合入ってるんじゃね?~』
氷「……と銘打ってお送りするわけだ」
銀「あらあら……そろそろスレが埋まりそうだっていうのに、無茶なことを始めたわねぇ。
途中でスレが終っちゃったらどうするつもりなのかしら?」
氷「う……ま、まあ、24時間マ○ソンだって放送をギリギリまで粘っていたことだし。
最悪また次のスレを使わせて貰えば……」
銀「あんな無様なこと、もう二度とやってたまるもんですかっ!」
氷「ああいや、全く以ってその通りだな。
では、同じ轍を踏まないよう、スムーズな進行を心がけるとしようか」
銀「そうね……って、そういえば。
今日は久しぶりにゲストが来る、って聞いたのだけど……?」
氷「ああ、実は>>927でゲストのリクエストがあってな」
銀「なになに……『あと、ゲストが来る予定とかはありますか? アーチャーとかラプラスの魔とか言峰神父とか(マテ』
あぁ、つまりこの中から誰か一人を呼ぶってことね?」
氷「いや、せっかくのスペシャルだということで……全部呼んでみた」
銀「ぶっ!?」
弓「……(目を閉じて腕組みをしたまま動かない)」
兎「……(指を組んで顎に当てたまま水銀燈をじっと見ている)」
言「……(口元にうっすらと笑みを浮かべて座っている)」
氷「す、すさまじいまでのプレッシャーがゲスト席から放たれているな。
心なしか、大地が鳴動しているような錯覚さえ覚えるぞ」
銀「かかか鐘ぇ!?
あんな方々をどうして呼んだのよぉ!?」
氷「いや、私もこれはどうかと思ったのだが……監督がな」
銀「なんてことしてるのよ監督!?
そしてなんてリクエストしてくれちゃったのよ>>927っ!?
こ、こんなので本当にスペシャルが出来るのぉ……?!」
氷「や、やってみるしかなかろう……賽は投げられたのだ。
と、いうわけで……お三方、よろしいだろうか」
言「無論だ。
こうして呼ばれた以上、その責務を全うすると誓おう」
兎「ええ、大船に乗ったつもりで……なにしろ兎の乗る船、間違っても泥船ではありますまい」
言「確かに。だが、船の行き先が何処になるのか、までは責任は持てんが(笑みが深まる)」
兎「一つ舵を間違えればとんでもない急流が待ち受けているかもしれません……おっと、毎回真剣に選択肢を選んでいただいている皆様には釈迦に説法でしたか(おどけて肩をすくめる)」
弓「……パーソナリティ。
あの二人に安易に話を振ると場の収拾がつかなくなる。
私も含め、質問への回答戦力としては余り期待しないほうが賢明だと思うぞ」
氷「そ、そうか……貴方が理性的な人で本当に助かった、アーチャー」
銀「あっちの二人に比べれば神様に見えるわぁ……ああいや、神主さまかしら?」
弓「……その話題は余りしてほしくないのだがね。
まあいい、早く質問を読みたまえ。
今回も大量にあるのだろう?」
氷「あ、ああ、そうだった。
今回はスペシャルということで、今までは答えられなかったこれからの展開に関わることにも可能な限り回答していくつもりでいる」
銀「でも、今回の回答は、現時点での構想を元にしたものよぉ。
先のことはわからないしぃ、本編では違う設定になっちゃうかも、ってことは覚えておいてねぇ」
氷「ではまず、>>908からの質問だ。
『作品としては今は大体どのあたりですか?』」
兎「一周年くらいですな」
言「教会あたりかもしれんな」
氷「……初っ端から話の腰を折るのは止めていただきたいのだが」
言「そうは言うがな、パーソナリティ。
具体的に何が『どのあたり』なのか書かれていないのでは、答えようがないではないか?
となれば、私やラプラスの魔の答えとて、間違った解答だとは言い切れまい?」
氷「う、む……間違ったことは、言っていない、のだが……」
銀「私、本編での撮影の件もあるから、あの人苦手なのよねぇ……で、鐘ちゃん、実際のところどうなの?」
氷「最初期に考えていたネタの3/4は消化したと言っていいだろう。
しかし、書いている途中で思いついたネタもあるし、これからも選択し次第でまだまだ話を膨らませる余地は充分にある。
第○話、という区切りがあると、こういうときに便利だと実感するな」
銀「ふぅん、ホントにいつまで続くのかしらね……。
じゃあ次、>>909からの質問に行くわよぉ。
『最近銀様のような悪役や氷室様のような脇役が善玉ヒーローをくってしまい人気を総取りにしてしまう傾向がアニメやこのスレ内等で多くみられます。このことについてどう思っていらしているのかご意見を頂きたいのです』」
氷「む、銀の字は悪役ではなかろう。
どちらかといえば敵役と呼ぶのが正しいと思うぞ」
銀「え? 悪役と敵役ってどう違うのよぉ?」
兎「おっと、その違いは実に簡単。
こちらの赤い方が敵役で……」
弓「……(赤い方、と呼ばれて眉間に皺)」
兎「こちらの黒い方が悪役。
まったく、分かりやすいではありませんか」
言「……(無表情)」
銀「じゃ、じゃあ私はアーチャーと同じってことぉ?
まあそっちの男の同類にならなかったのは、嬉しいけどぉ……」
氷「ああ、確かに二人とも、世間での人気は主役よりも高いようだしな。
敵役が主役をくってしまうとは、あながち間違いでもなさそうだ。
しかし、それについてどう思っているか、と聞かれると……」
弓「ふ、こんな作品を作っている以上、まったくけしからんことだ、とは言えないからな」
言「求めよ、されば与えられん。
それを求める声が大きいほど、与えられる量が増えるのは当然のことだ」
氷「……次の>>913の質問は、おや
D two×three×fourの作者ではないか。
『書いてみたかったネタなんかが選択肢の関係で書けなくなった時、諦めますか、どこかで再利用しますか、それとも?』」
銀「そうねぇ、どうしても書きたいネタは選択肢を挟まずに一気に書いちゃうみたいね」
氷「選択肢の結果、書けなくなったネタは、一応ストックしておいて、後で再利用できるならする、と」
銀「でも、このラジオで『あの時ああなってたらどうなってた?』という質問があったときは、そこで披露する時もあるわね。
前回の鐘のウェディングエンドとか」
言「そして本編に登場しないまま消えていくわけだな」
弓「……貴様も選択肢次第では未登場のまま終了だったくせに、よく言う……」
氷「では>>914の質問に移ろうか。
『書いていく上での燃料とかありますか?
また、一話を書く時間は一体どれくらいかかっているのですか?』」
兎「ふむ、燃料は主に麦茶ですな。
夏場は特にリットル単位で摂取します。
書く時間は……主にその日の授業数に比例するようで」
銀「ラプラスの魔!
もっともらしく適当なことを言わないで頂戴!」
氷「燃料は色々あるが、他の作品を読んだり、原作をやり直したりだな。
もちろん選択のついでに書かれた一行感想もとても励みになっている」
言「……まあそう言っておけば、一行感想も増えるかもしれんからな」
銀「もう、またそういうことを……」
弓「ちなみに、このらじおをここまで書くのにおよそ二時間半かかっている。
過去最速で一話分を投下したのは、13スレ目の>>
774だな。
このときは一話分を二時間弱で投下している計算だ」
氷「あ、あれを本編と一緒にカウントしないでくれ……。
次、>>923からの『某ドールの出番はいつなのかしらー?』という質問だが……」
兎「おや、ご本人ではないですか?
しかし某ドールと言うと農ドルと似ていますな」
銀「関係ないでしょぉ。
それで出番だけど、そうねぇ、多分残り三人に関しては、ちゃんと出番はあるつもりなんだけど……」
弓「登場する順番は完全に選択肢次第になるだろうな。
しかし、このドールも雛苺の次に登場していた可能性があったのだが……選択肢に阻まれてしまったな」
言「選択肢で登場を潰された例はそれだけでは無い。
>>924からの『色々と人外連中が出てきていますが、俺の俺だけの美綴綾子(一般人)にもまだ出番はありますか?』という質問や、>>925の『わかめの登場予定はありますか?』という質問も同様だ」
氷「こ、言峰神父、無断で質問を読み上げないで頂きたいっ」
言「ふむ、随所随所で出てきそうな選択肢は入れあるのだがな。
特に氷室鐘を探すために街中を歩き回った時は、大抵のキャラクターにはチャンスがあった。
兎「それが今では、ミーディアム以外のキャラクターはほとんどスポイルされて見る影もない。
贔屓とは恐ろしいものですな」
銀「あのねぇ、ローゼンメイデンとのクロスオーバーなんだから、ミーディアムがクローズアップされるのは当然でしょぉ!」
弓「それに、上記の人物たちがミーディアムになる可能性もまだ大いに残っている。
それを期待しつつ選択肢を選ぶのも一興ではないかね?」
氷「では次の質問だ……>>927より、『もしバス停で氷室女史が選ばれていたら、銀様はどうされていましたか? 自分は某鮮血な結末を(ry)』」
言「>>60」
兎「>>60」
弓「レスアンカーだけで答えるな」
氷「確かにこのスレの>>60にて似たような質問があったがな。
だが、『幸せの鐘の音』エンディングにおける水銀燈の出番はほぼないだろう」
言「そのときには既に、彼女は誰かの手で殺されているからな」
銀「よくもまあ、他人事みたいに……」
氷「まあ、ある意味鮮血の結末と言えなくもないが……中々後味が悪いのは確かだろうな」
銀「じゃあ次はこの質問よぉ。
>>928からの質問、『らじ夫の中で、氷室はFateで何番目に好きなキャラなんだ?
それでラジオは氷室のどこが好きなのか教えて欲しい。
氷室は俺の嫁だけど。』」
弓「む、らじ夫という呼び名は初めて聞いたな」
兎「いいですな、今後使いましょうか、らじ夫。
もちろん、らじ夫からの言質もしっかりと取って御座います。
『最初はそれほどでもなかったけど、この銀剣を書いているうちにいつの間にかトップ3に入るくらい好きになってた』とのことです」
銀「『他人の恋愛にはやたらうるさいくせに、こと自分の恋愛になると途端に照れたり誤魔化したりするところが非常にそそります』……だ、そうよ。
愛されているわねぇ、鐘ちゃん?」
氷「~~~~~っ」
銀「顔を赤くしちゃって、そういうところが狙われるって分かってるのぉ?」
氷「ほ、放っておいてくれ。
>>929の質問に行くぞ、『言峰綺礼は霊媒治療が得意なようですが、雪華綺晶を纏う言峰綺礼の攻撃とかの可能性はありますか?』」
言「ほう、近いな。もう少し考え方を変えれば、監督と同じ思考にたどり着けるぞ。
尤も、そうなったところで、なにもありがたいことなどありはしないがね」
銀「……随分あっさり答えたわねぇ。余り言いたくないのかしら?
次の質問、>>930から『アンリの再登場は期待してもOKでしょうか?』」
兎「むしろこのままフェードアウトしたらある意味おいしすぎるかと」
言「『アンリ? 馬鹿め、奴は死んだわ!!』『アンリ――っ!』……ということか」
弓「まあ奴の場合、死んでも戻るだけ、という可能性はあるがね。
ともあれミーディアムの一人である以上、再登場の機会はたくさんあるに違いない」
氷「期待して良し、ということだな。
さあ残り少なくなってきたぞ、>>931『アンリの居たフィールドでもし銀様を探さずに薔薇水晶を待っていたらどうなっていたのでしょうか?』」
兎「はてさて。
薔薇水晶は気性の読めない方ですからね。
ミーディアムを殺すのを躊躇わないとは言い切れませんな」
弓「いきなり即死とはならなかっただろうが、余計な時間はかかっただろう。
つまり、水銀燈に辿りつくのが遅くなっていた、ということになる」
言「ちなみに今回は、Interludeが選ばれるまでに他の選択肢が何回選ばれたかによって、水銀燈の元に駆けつける時間が変化する、というルールだったようだな。
Interludeが選択肢として登場してすぐに選ばれていたら、あのシーンは阻止できていたかもしれんぞ?」
銀「そんな条件、わかるわけないじゃないの……もうちょっと簡単な条件だったら、私もあんな目にあわずに済んだのに……」
氷「まあまあ、次の質問に移るぞ。
>>936の隣町作者からだな、『今現在明らかになってる組み合わせだけで良いので、
「それぞれのパートナーのことをどう思っているのか」で。
や、士郎と銀様は作中で明らかにするとしても言峰と水晶は何考えてるかわからんペアなんで……』」
言「パートナーか。
だが、私はまだミーディアムだと決まったわけではないからな。
質問対象には該当しないだろう」
銀「うわ、ずるぅい……」
氷「では私から答えようか。
雛苺と私はすでにミーディアムという関係ではないが、それでもお互いにまだパートナーだと思っている。
年の離れた妹が出来た気分とは、こういうものかも知れないな。
アーチャー、貴方は?」
弓「真紅か。彼女の行動理念には、思うところが無いわけではないが。
従者たるミーディアムとしては、ただ付き従うだけだ。
真紅が私をどう思っているのか、だが……確か、第5回放送で真紅がゲストとして登場した際に、いくつか質問に答えていたはずだ」
銀「あぁ、私がらじおに出られなかった時ねぇ」
弓「そうだ。興味があるなら、13スレ目を見てくるといいだろう」
氷「なるほどな。
さて、これにて質問に関しては全て答え終えたわけだが……」
銀「随分時間がかかっちゃったわねぇ……思った以上に質問が多かったから?」
氷「それに、いつもよりも人数が多いからだろうな。
ではここで一旦CMを挟むことにしよう」
銀「え、CM……?」
~《CM》~
ある日、家の掃除をしていた衛宮士郎は、玄関前でおかしなものを拾った。
「ん? なんだ、なにか書いてあるな……」
――今夜はお赤飯です
そう、それが全ての発端だったのだ……。
◆snlkrGmRkgが送る超絶無謀作品!
これまでの選択形式スレの作品が、今ここに集結する――!?
「俺? 俺は衛宮士郎だけど……」
「え、俺も衛宮だぞ……ところでその変身ベルト、なんだ?」
「いや、実は俺、仮面ライダーだし」
「へー、そんなもん初めて見た。あ、俺のことは冬木の芦雪とでも呼んでくれ」
「おいおい、衛宮だらけだな。一人だけ言峰じゃ肩身が狭い」
「俺なんて士郎じゃなくって杏里だしな。
それに言峰だったら今なら言峰はやてちゃんがついてくるし、いいんじゃね?」
「……カレンがパートナーになってるのは流石に俺だけだろうなぁ」
「きゃー、なんで私の奇想奇館に同一人物がこんなに一杯っ!?」
ドキッ!? 衛宮士郎だらけのアサシン争奪戦勃発!?
「ウソ……薔薇乙女《ローゼンメイデン》でもないのに、nのフィールドにバイクで入ってくるなんて!?」
「やるしか、ないのか……『変身』っ!!」
「な、なに!? アレは……蟹っ!?」
『むぅうー、変身ヒーローが他にもいたとあっては、ボヤボヤしてはいられませんね、もう一人のわたし!』
『全くもってその通りですもう一人の私。
ここは一つカレイドジャスティスとカレイドルビー、夢の競演と行きましょう!』
「やめろこの愉快型魔術礼装っ! 俺はもうあんな悪夢はこりごりなんだっ!!」
「らぶあんどぱわー。らぶあんどぱわー」
『もう、士郎さんったら情けないですねー。
それに比べて凛さんの頼もしいこと!
さあ行きましょう、今夜は俺とお前でダブルカレイドだからな――です!!』
ヒーローとは何か? 正義の味方とは何かを問いかける問題作!
「私の戦闘力は53万です」
「ふーん、俺はあと20ゲームはいけるよ」
「お願い、話を聞いて……レイジングハート!」
「やめろ、貴様ら……これ以上俺の目を疼かせるなっ!!」
「ああ、桜……もっと、もっと俺に強い快楽を……!!」
真の最強は誰か!? その答えがいま明らかになる!!
「ねえ、だめでしょ……こんなことしちゃだめでしょ!?
だめに決まってるでしょ!?
だめ! だめなの、だめなんだって言ってるでしょ!?」
「よもやそこま、ガ――!?
ざんねん 我のぼうけんは ここで おわってしまった!」
「――というわけで、昨日ギルガメッシュが死んでいたわけだが、参考になりそうなものはないみたいだな」
「ええ、天井にネコアルク参上って書かれていて、床に血文字で『合併号――』って書かれていていますけど、今回の件には関係無さそうですわね」
「みんなおはよー! えっと、新しく転校生がいっぱいやってきたわよ!」
「ら、ライダーにセイバーにランサーにアーチャーにキャスターにアサシンバーサーカー!?
そしてギルガメッシュが慢心王とロリ少女とギル姉に増えたー!?」
さすがギル、いい仕事(出オチ)をしてくれる!
「アサシン、やはりその服装じゃ目立つ。
別の服を調達してきたから、着てくれ」
「わかった。――どうだ、何かおかしなところは?」
「ほう、これは……見事です。昔の人間とは思えないほどだ」
「そうか、服装の勝手は分からんが……女性に褒められるのは気分が良いな」
《アサシン・佐々木小次郎(好感度25)がお友達ノートに追加されました》
ちょ、なにやってるのダメットさん!?
「答えな、クソ野郎ども。お前らの好きな死に様って奴を」
「ドイツ軍人は戦場以外で死ぬことを許されないのだ、二挺拳銃」
「私も似たようなものだ。全く諜報員とは楽じゃない。
君はどうかね、青年?」
「俺? 俺はただの傭兵ですよ。はした金で人殺しを引き受ける『殺人貴』です。
……ところで、その黄金の銃は一体?」
なぜかここら辺だけ空気が違う!?
「言っておくけど、わたしのサーヴァントは強いんだから」
「ああ、君のサーヴァントが最強でないはずがない」
「■――――(無言で弓を番える赤い狂戦士)」
「老人を甚振るのは遺憾だが……魔術師だというのなら話は別」
「■■■■■■■――!!」
「……あー、すまんがワシ、家に帰って株式投資をせねばならんので帰っていいか?」
「魔術師殿っ!? こんな時に何を言ってるのですか!?」
「冗談じゃ。仕方ない、こんな魔道書に頼らねばならんとは……出番じゃ、『妖蛆の秘密』」
エミヤが二人にヘラクレスが二人!? お爺ちゃんに勝機はあるのか!?
そして物語は収縮する。
「――この世界を演劇の舞台だと考えてみたまえ。
そこでは全てが虚構でありながら、演じる役者は真剣そのもの。
誰もが台本に手が加えられたことに気がつかない」
「はぁ、俺がランサーの恰好になってるのも、演劇だからなのか?」
「そんな……私たちは、学校で演劇をしようとしていただけなのに……」
「……なら、出来損ないの大根役者が、その舞台を台無しにしてやればいい。
俺なら、きっと適任だろう?」
「ふふっ、衛宮士郎。お前は壊れてなどいない。コワレタ振りをしているだけだ」
果たして真相はなんなのか? そして、最後に待っているものの正体とは?
超無謀企画『Select Story Showtime』、20008年9月後悔予定!
――やぁ、ようこそバーボンハウスへ(´・ω・`)――
~《CM終了》~
氷「さて、次は他作品への感想のコーナーだが……」
銀「え、ちょっ、なに今のCM!?」
弓「気にするな、ただの妄想だ……」
兎「ちなみに、このCMは全てフィクションであり実在の選択スレ作品とは一切関係ないことをここに明言しておきます」
銀「あたりまえよぉ、一つも許可を貰ってないじゃない……」
氷「では気を取り直して、改めて感想コーナーを始めよう。
今回はリクエストを二つ貰ったので、二つの作品を取り上げてみよう」
銀「ええと、>>926の『連載中のものでも良いなら隣町の感想をっ! まぁ、エロ担当なのは決定済みか?』と、>>932の『少し前に完結した、「Fate/Ball TM」どうだったでしょうか?感想を聞きたいです』の二つね?」
氷「うむ。ではまず、『隣町での聖杯戦争』から始めようか」
『隣町での聖杯戦争』
作者:◆ftNZyoxtKM様
氷「隣町での聖杯戦争は、現時点で160回以上も続いているという、選択形式で進めるスレでも最も話数の多い作品だ」
銀「タイトルにも出ている隣町っていうのは、S市杜王町っていう、ジョジョの奇妙な冒険第四部に出てくる場所みたいね」
弓「あらすじとしてはこうだな。
冬木の近くの町で、新たな聖杯戦争が行われている。
その情報を聞いてS市にやってきた衛宮士郎たちは、そこで余りに異常な聖杯戦争が始まっているのを知る。
数十人も出現したサーヴァント。
魔術師でもないのに選ばれるマスター。
一般人をも巻き込む闘争。
事の重大さを知った衛宮士郎たちは、この戦いを終らせるために、再び自分たちも聖杯戦争に身を投じていく――」
氷「まず隣町の最初の特徴として挙げられるのは、聖杯戦争参加者の数の多さだろうな。
実に様々なサーヴァントが、マスターと共に戦っている。
その出展も史実、漫画、ゲーム、アニメなどなど、実に幅広い」
弓「そして、その魅力が最大に発揮されるのが戦闘描写だろう。
サーヴァントやマスターになった人間が力を、技を、そして知力をふるって戦う辺り、伊達に杜王町を舞台にしていないと感じるな。
この戦闘描写を書いている時が、隣町の真骨頂ではないかな」
銀「かなりマイナーな作品からもキャラが登場しているわよねぇ。
デバ○スレインなんて言葉を聞いたの、何年ぶりかしら……」
兎「元ネタが知名度が低いほど、それを知っていたときの嬉しさは格別。
あぁ、あと味方となるサーヴァントが増えるたびに切嗣の娘が増えていくのも印象的でありました」
言「だが、数が多いというのは良いことだけではあるまい。
長く続いた弊害か、既に今までどのようなサーヴァントやマスターが登場したか覚えられなくなってきている。
最近は物語を追うのが難しくなってきた」
弓「ただでさえサーヴァントは正体を隠している。
その上、同じクラスのサーヴァントが複数存在しているからな……」
銀「元ネタを知っている場合はすぐ分かるけど、そうじゃないキャラの場合はちょっと困るわねぇ……」
兎「いやいや、何をおっしゃいますか皆さん。
人数が多くなければ、いや多いからこそ出来ることもあるのです。
それもまた隣町の魅力ではないですが」
氷「ほう、ではその心は?」
兎「ハーレムですとも!」
銀「兎……すこし あたまを ひやそうか?」
兎「ままま、お待ちくださいお待ちください!
現に、隣町57話辺りからのお話を一読あれ!
これはどう見てもハーレムです、本当にありがとうございました」
氷「ふむ……確かに隣町の魅力として、エロスやラブコメの要素があることは否定できんな。
特に序盤で衛宮と藤村先生をキスさせたのは快挙といっていいだろう」
兎「そうでしょう!?
特にお風呂のシーンなどは、作者がノリノリで書いている事が選択肢群の名前から見ても明らかです!」
弓「どうでもいいが何でお前はそんなに興奮しているんだ」
氷「まあ、それは置いておくとして……そろそろまとめようか。
大勢のキャラクターが登場するため混乱するところもあるが、バトルを主軸とした展開は非常に王道かつ面白いと思う。
元ネタが分かる程度の知識と、長編を苦と思わず読める力があるなら確実にオススメだ。
つまり、この作品の特徴、それは……」
兎「戦闘描写と銭湯描写ということですな!!」
銀「兎、ちょっとこっちへ……」
『Fate/Ball TM』
作者:◆QWcajfuhO.さま
氷「では何事もなかったかのように、次の『Fate/Ball TM』へ移るとしようか」
弓「ああ……その、私の隣の席に置かれている人形については触れないでおこう」
氷「『Fate/Ball TM』はドラゴンボールとのクロス作品だ。
主にナメック星でのフリーザ一味との戦いを取り上げているわけだな」
弓「ナメック星編は、原作ドラゴンボールでも屈指の面白さを誇っている。
最悪の強敵フリーザとの戦いに手に汗握った覚えのある者は多いだろう」
氷「さて、バトルがメインの作品をクロスさせようとした場合、気をつけないといけないことが一つあるのだが……」
銀「え? 気をつけないといけないこと?」
弓「……パワーバランス、だな」
氷「そう。二つの作品をあわせるには、一方の力がもう一方でどれだけ通用するか、というのはとても大切なことだ。
原作では無類の強さを誇っていた人物が、クロスした先の人物に惨敗などしたら、読者は首を傾げるだろう」
銀「『Fate/Ball TM』は、パワーバランスを間違えていたってこと?」
氷「いや、そういうわけではない。
むしろ、作者のバランス感覚はとても優れていたと思う。
英霊となったアーサー王が生前よりも弱体化していることなども考えれば、セイバーたちがあの程度の強さであることも納得がいく。
なによりも、フリーザを文字通り桁違いの強さとして表現したのは正解だった」
銀「じゃあ、何が問題だったのよぉ?」
言「はっきり言ってしまえば、パワーバランスが適正すぎたために、Fateキャラクターが参加した意味がなかったのではないか、という疑問が残るのだ。
なにしろ、Fateキャラクターではフリーザ一味には敵わないのだから、選択肢ではなるべく原作どおりの展開をなぞるようになってしまう。
途中で聖杯の力を使ってフリーザに攻撃したりしたが、あれも元気玉の代用品と言ってしまえばそれまでだ。
最終的には原作となんら変わらない結末を迎え、変わったことといえばキャスターが受肉したことぐらいだった」
氷「もっとも、原作の展開から外れると、それはそれで非難されることが多いのだがな」
弓「あと細かいところを言えば、フリーザがロンギヌスを力技で破った描写が気になったな。
本来、概念はより上位の概念でなければ破ることは出来ない。
あの場合、どれだけ槍が小さく縮められようとも、命中した時点でフリーザは胸から血を流していなければならないはずなのだ。
いっそのこと、『フリーザはロンギヌスを上回るほどの宇宙的神秘の概念を持つ生物だったのだ!』くらいのハッタリを利かせても良かったかもしれんな」
銀「な、なんか、みんな意外と評価が厳しいわねぇ……」
弓「む……申し訳ない。
なにしろ監督がドラゴンボール直撃世代なものだからな……」
氷「では、まとめようか。
ドラゴンボールとのクロスは大抵は死後の悟空が英霊になって召喚される、というものなのだが、この作品のようにドラゴンボールの世界観と直接合体させるという発想は初めて見た」
言「それゆえに過度な期待と不安があったことは否めない。
作者もそういう反応があることは覚悟していたと思うのだが……当たり障りが無さすぎた、というべきなのだろうか」
弓「まあ、なんだかんだ言っても、既に完結させた作品である、という点で、銀剣物語よりも圧倒的に評価は上なのだがな」
氷「と、言うわけで、他作品の感想コーナーはこれでお終いだ」
銀「あー……これでようやく終るのね?
合計25kbを越えるこのスペシャルも、これでようやく終るのね?」
氷「そういうことだ。
まさかここまで長くなるとは……我々も予想外だった」
弓「不用意にゲストを増やしたりするからだろう。
君たち二人だけならば、もっとスムーズに進行しただろうに」
言「まあいいではないか。
年に一度、誕生を祝う時くらいは多少の無謀は許されるだろう」
氷「もうこれっきりにしたいものだが……では送り口上を。
この番組ではリスナーからの質問、ご意見、普通のお便りなどを募集している。
スレ終盤の埋め立てのときなどに、ぜひ応募して欲しい」
銀「また次のスレの終わり際に会いましょう」
「「それではー!」」
――ところで、この兎の始末はどうするのかね?
第八回
氷「前回はやたら長いスペシャルで、読んでくれた皆も大変だったろうな」
銀「そうねぇ。
そして今回は、まぁた埋め立てにラジオが間に合ってないしぃ。
監督自重しなさい」
氷「以前も言ったが、元々このラジオのコンセプトは
『新スレが出来た後の前スレ埋め立て促進企画』
というものだからな。
ラジオを投下するまでもなくスレが埋まるというのなら、
わざわざでしゃばる必要もない、とは思うが……」
銀「でも、やって欲しいってレスがあったのも事実なのよねぇ。
選択肢を提示して五票集まった以上、作者としては書くのが筋ってものだしぃ」
氷「とにかく、今回の反省点は>>25でも指摘されている通り、
ラジオの準備をもう少し速く始めること、そして選択肢が決定したら迅速に書き上げて投下すること、だな。
残りレス数が少なくなってくると、ラジオのネタを募集する間も無く埋め立てが終ってしまう」
銀「そうねぇ。
前は新スレが立ってからラジオの告知をしてたけど、今回はそれじゃ間に合わなかったし」
氷「スレ立てに関する明確なルールがないのも問題なのかも知れんな。
>>2のテンプレに『スレ立ては>>950がすること』とでも書いておくか」
銀「まあ、それは次のスレ立てをする人に任せればいいんじゃない?
どうしても何とかしたいなら、監督が自分で次スレを立てればいいんだし」
氷「そういうことになるな。
さて、軽く反省会も終ったことだし、そろそろタイトルコールに移ろうか。
氷室と……」
銀「水銀燈のぉ」
「「銀剣物語らじおー!」」
氷「さて、今回で第八回となったわけだが……今回もまた、随分と本編が停滞していたようだな」
銀「ホント、いつまで経っても続きが書けないなんて、みっともなぁい。
新しい住人とかには、そろそろいらないって思われてるんじゃないのぉ?」
氷「そう思われても仕方が無いな。
監督としても予想とは違う選択肢に決定したりして、かなり苦しんだらしいが。
一歩間違えれば、銀の字の出番はここで終わりだった、らしいぞ?」
銀「お、恐ろしいことを言わないで頂戴。
まだまだ予断を許さない展開の最中なんだから」
氷「さて、せっかくの新スレをだらだらと消費していては申し訳ない。
さっそく今回の質問に答えていこうではないか」
銀「と言っても、今回は慌しかったせいか、質問もあまり無かったわねぇ」
氷「まずはこれか。
>>974からの質問、『(part16の)>>487の選択肢の穂群原の学生って誰?』
確かに、αはキャスター、βはアーチャーで確定だと分かるが、γだけは誰なのかわからないな。
これが一体誰なのか……実は、この段階ではまだ決めていなかったらしい」
銀「えぇ? 随分適当なのねぇ」
氷「夜中、新都に居そうな学生を何人か挙げて、再び選択肢で決めるつもりだったそうだ。
候補としては、私や間桐慎二、後藤君あたりか」
銀「ご、後藤って誰……?
そんなキャラを出してストーリーが続くの……?」
氷「まさかの後藤君ミーディアム化もあったかも知れないな。
惜しいことをしたな、銀の字」
銀「いらない……そんなサプライズはいらない……」
氷「もちろん、そうなったら監督もキャラが把握できなくて悶絶しただろうがな。
まとめwikiの停滞作品行きになるくらい投下が遅れたかも知れん」
銀「ああ……そりゃ選ばれなくって良かったわねぇ……」
氷「銀の字がやたら消耗しているので、手早く次の質問へ移ろうか。
>>975より、『水銀燈in言峰教会は気になる選択肢ばかりだったので、他のを選んでいたらどうなっていたかは知りたいかも』」
銀「台本を読んだ限りでは、私が一人で教会にやってきた時点で、身体部位を失うことは確定だったらしいわね」
氷「それまでの流れ等もあるから、個別にどの選択肢でどうなった、という解説は出来ないが……選択肢によって、何箇所の部位を失うことになるのかが決定するようになっていたようだ」
銀「一箇所で済む可能性もあった、ってことね」
氷「逆に、ここで水銀燈の消失も有り得たらしいので、それを考えれば二箇所欠損で済んだのは多少マシと言えるのではないか?
もちろん、ベターとも言い難いが」
銀「全く、こんなことになるなんて、最初の頃は思っても見なかったわぁ」
氷「そうかな?
監督は、ローゼンメイデンを題材にすると決めた時点で、部位欠損ネタは使わねばならないと決めていたらしいぞ?」
銀「なにそれ、一年以上も前から計画通りだった、ってわけぇ?
今回は運よくそういう流れになったからいいけど、選択次第では書けたかどうかわからないくせに。
予想外の選択肢が選ばれたときに限って、文章が書けなくなって停滞したりするんだから」
氷「まあ、監督も我ながら良く続いてるものだと思っているんだろう。
というか、銀剣物語を開始当初から読んでくれている人がこのスレにどれだけいるのやら」
銀「隣町での聖杯戦争が、一度登場人物をまとめようって話をしてたけど。
銀剣物語も他人のことは言えないわよ。
そろそろ話の筋がわかんないって人が多いんじゃないの?」
氷「そうだな……。
スレも新しくなったことだし、ここで一つ、これまでのまとめのようなものを作ってみるか」
銀「って、ちょっと待って、他の作品の感想は?」
氷「む……ローゼンと型月以外のオススメ作品か。
監督は『それは秘密! なぜならそのほうがカッコイイから!』
とか言っていたが」
銀「ちっとも秘密になってないわよソレ。
知らない人でもgoogleで調べたら一発でわかるじゃない」
氷「ヱヴァンゲリヲン新劇場版に関しては、見る機会を逃したので割愛させてもらう。
まあ、なんだ、作者のことより作品のことを話そうじゃないか?」
銀「……なぁんか言いたくないことでもあるのかしらね?
まあいいけど。
それじゃ、今回は他作品への感想、特別編ってことにしましょうか」
他作品感想 No.4(特別編)
『銀剣物語』
作者:371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg
氷「感想と銘打っておきながら、今までのまとめのようなものなのだが」
銀「いいんじゃない、感想を書いても自画自賛か自虐にしかならないんだし。
さっさと説明に入りましょうよ」
氷「む……まあ、確かにそうだな。
ではまず、これまでのストーリーから説明していこうか。
基本コンセプトとしては『Fateキャラクターがローゼンメイデンのミーディアムになったら』だな。
Fate側の設定としては、『後日談。』の世界に当たるわけだ」
銀「そこに、私たち薔薇乙女がやってきて、アリスゲームを行うってわけね」
氷「そういうことだ。
本編の進行に関しては、以下に大まかなタイムテーブルを書いてみたので、それを参照してほしい」
一日目(日):
家の前で鞄を拾う。
水銀燈と出会う。
水銀燈と契約を結ぶ。(第一話完結)
二日目(月):
三日目(火):
四日目(水):
氷室を屋敷に招く。(第二話完結)
五日目(木):
学校に来なかった氷室を探す。
nのフィールドで雛苺と戦う。
氷室と雛苺、契約を破棄する。
家の住人に、薔薇乙女のことがばれる。(第三話完結)
六日目(金):
アーチャーと学校屋上で会話。
キャスターと柳洞寺で会話。(第四話完結)
七日目(土):
真紅に会いに行く。
nのフィールドで真紅と薔薇水晶を目撃。
水銀燈と決別する。(第五話完結)
衛宮家で人生ゲーム開催。
氷室から告白される。
水銀燈、教会で雪華綺晶と遭遇。←いまここ
銀「今は七日目の深夜なんだけど……こうしてみると七日目って色々な事が起こりすぎねぇ」
氷「激動の一日だな。
ソレに比べて、二日目などは意外なほどに動いていないというべきか」
銀「あら、鐘にとっては重要なターニングポイントじゃない」
氷「むっ……そういえば、本編で銀の字と初めて出会ったのも第二話だったか」
銀「もう随分と昔のことのように思えるけど……実はまだ、あんまり物語は進展してないのよね」
氷「そうだな。
本編の進行具合は、以下のミーディアム対応表を見て貰えれば分かるだろう」
衛宮士郎――水銀燈
アーチャー――真紅
氷室鐘――雛苺
言峰綺礼(?)――雪華綺晶(?)
アヴェンジャー(?)――薔薇水晶(?)
銀「驚くべきなのかそうでもないのか……まだ全てのドールが登場してないのよね」
氷「関係が確定しているものに限れば、まだ3組しか揃っていないぞ。
下の2組はまだ、本編内で確定したと明言されていないからな」
銀「本当、一年以上も続けておいて、なにをやっているのかしらね。
第四ドール辺りはともかく、第三ドールなんかは出番が無くて不貞腐れてるんじゃないの?」
氷「確かに、彼女たちよりも先に雪華綺晶が登場したのは意外だったかもな。
しかし、登場順序がこうなったのも、少なからず必然性があったからこそだ。
彼女たちの出番もそう遠い話ではないだろうから、期待して待っていて欲しい」
銀「……とまあ、まとめてみると意外と短かったわね。
それだけ内容が薄かったってことなのかしら」
氷「意外と、こういう企画こそが本来の銀剣らじおの正しい在り方なのかも知れんがな。
なお、銀剣を詳しく読んでみたいなら、まとめwikiで最初から読む事が出来るのでそちらを利用してほしい」
銀「では、今回はそろそろお開きにしましょうか。
監督、次回の課題、忘れないようにね?」
「「それではー!!」」
最終更新:2007年10月22日 21:34