奥羽教区

(2011/04/06)
☆奥羽教区:鷲嶺駐在さんより
「奥羽有志の方々と岩手県宮古市、山田町、大槌町、釜石市へボランティア&物資輸送に行って来ました。
 宮古市では、ご門徒さんのお宅数件で片付けの手伝いをしました。お内仏を運んだり、海水を大量に吸収した畳を運んだり、新品ですが海水にどっぷり浸かって使えない大型液晶テレビなどを運び出す作業をしてきました。
 その後各避難所を周りながら物資を渡し、日帰りを断念、花巻市内のホテルに一泊して、昨日岩手県内陸部の寺院に立ち寄り、残った物資を託して帰ってきました。
 所感としては、すでにボランティアの人手が必要になりはじめたということ。仮設住宅が出来始め、順次移動が始まるため、ニーズが食器やポット、鍋、フライパンなどに変わりつつあるということ。あとは下着類が必要だという声がたくさんあったのですが、おそらく、2~3日で解消されると思われます。
 大槌町では、残った方々の心に相当な喪失感があり、仮設住宅に入って現実を直視した時に、かなり危険だという雰囲気をひしひしと感じました。
 岩手県北部方面を中心に奥羽のボランティア隊を投入することになりそうです。といいながら、シフト体制を組めるぐらいのボランティア隊をこれから教区内に呼び掛け、組織するので、間に合うかな?と、ちょっと不安です。以上、近況報告です。本日奥羽仏青の会議です。」

(2011/04/02)
☆奥羽教区の動き
 奥羽仏青メンバーを中心にボランティアについての会合を30日に開催。
 全ヶ寺にボランティアの募集をする、岩手県内に拠点を確保する、6日に会議を持つ、まずは動く、などを確認。仙台教区と連携をしながら、特に岩手県内を中心に活動の予定。

☆奥羽教区:須田さんより(4月1日)

「3月31日奥羽教区2名が壊滅状態の宮古市田老地区を訪問。この地区の避難所が10数キロ北の「グリーンピア」に統合されるという。手伝うことはないかと職員に申し出たところ、今は特にないとのこと。しかし、「この先かなりの人手が必要となるので、その時お願いします」。情報を逃さないようにしたい。
 市内の寺院に寄り坊守さんと一緒に被災地区をまわる。現在は、家の片付け作業が行われている。坊守さん「被災地区を歩いてみることから始めては」「必ず手助けが必要な方がいます」というアドバイスを頂く。ただし、必ず身元がわかるようにしなければ、かえって不審に思われる、とも。被災者から声がかかるのを待っていては何もはじまらない。こちらから動かなければ、被災者の生活に配慮しながら。
 次に大槌町の浪板地区にて。一軒の家の庭先から立ち上る煙を発見。声をかけたところ窓から男性が。「何か足りない物はないですか」「下着、下着」「ありますよ」「いま降りていく」。民宿を経営していたとのこと。息子さんは消防士で住民を避難させている途中で津波にのまれ・・・。食事は足りていますかと聞くと「まぁ、避難所にいけばおにぎり2個もらえるから」。この地区の避難所へ支援物資を届けた。なんと避難所なのに電気は昨日復旧したとのこと。
 避難所によってニーズが違う。先の坊守いわく「今は食品より生活用品、これから暮らしていくのに必要なのは茶碗やお箸、ポットや座布団などです。」次回は4日に行きます。」(以上 要旨)

(2011/04/01)
 ガソリン問題等もありましたが、3月30日、有志が集まり、教務所にて第一回目の会議が行われました。
 まず、今までの教区の対応を確認し、今後のボランティア活動などを協議しました。
 その結果、4月6日頃に教区有志者名で全カ寺にボランティア募集のご案内を送付します。ボランティアは登録制度して、返事を頂いた方を教区有志のボランティアとして登録する予定です。
 ただ、被災地のどこに行って活動するとかは、仙台教区、あるいは他教区の情報を収集していくつもりですが、教区の立地条件も考慮しつつ、これから、考えて行くつもりです。
なお、ボランティア活動費は教区の緊急対策費の方から、助成金が出ます。
遅ればせながら、これから活動を進めて行きたいと思っています。
最終更新:2011年04月07日 20:42
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