「EF700形電気機関車」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

EF700形電気機関車」(2010/02/24 (水) 15:01:38) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&bold(){EF700形電気機関車}(イーエフ700がたでんききかんしゃ)とは、塩田鉄道が2000年から製作する交直両用電気機関車である。 ---- #contents() ---- *概要 塩田鉄道の貨物運用は、従来国鉄から譲渡されたEF80形を使用してきた。しかし、長編成化による出力不足や、製造から30年以上が経過していることもあり、 電気機関車の新造に踏み切った。 構造は1996年から製造が開始されたJR貨物のEF210形をベースとし、三電源対応と、塩鉄の高速運転に対応する機関車として製造されたのが、このEF700形である。 *構造 方式はEF210形と同じくインバータ方式を採用。ただし、EF210形とは異なりIGBT-VVVFを採用、1C1Mとなった。 直流区間の定格出力はEF66形と同じく、3900kWである。交流区間では、実に4000kWを誇る。また、、性能を併桔先の機関車に合わせることができる。 JR貨物の機関車と共通の規格のため、併桔運用も組める。 *形態区分 **試作機(901) 2000年に川崎重工業で製造され、水海道車両センターに配置された。 量産機との違いは、運転席の窓枠や、ルーバーの形状、パンタグラフの形状などがある。 *量産機(1-12) #image(http://www29.atwiki.jp/shiotaono/?cmd=upload&act=open&page=EF700%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A&file=sEF700new.PNG) 2001年より川崎重工業で製造され、水海道車両センターに6両、成田車両センターに5両、甲府車両センターに1両配置された。 2003年で製造は中止され、以降は2次車に移行した。 *2次車(13- #image(http://www29.atwiki.jp/shiotaono/?cmd=upload&act=open&page=EF700%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A&file=sEF700newkanrei.png) 2003年より、寒冷地とさらなる高速運転に対応した2次車に切り替わった。 スカートの形状が変更され、最高速度も160Kmまで向上した。[[塩鉄コキ500系>コキ500系貨車]]など、対応する貨車による運転では、160km運転も可能となった。 また、愛称が付けられ、社章とともに「Blue Arrow EF700」の文字も加わった。 2008年末までに、水海道車両センターに3両、成田車両センターに3両、甲府車両センターに3両、三本木車両センターに25両、盛岡車両センターに18両、青森車両センターに10両配置された。 *運用と現況 2008年末現在、水海道に10両、成田に8両、甲府に4両、三本木に25両、盛岡に18両、青森に10両の、計75両が所属している。 水海道に所属する車両は、鹿島サッカースタジアムや[[友部駅]]などから関東の主要貨物ターミナルまでの高速貨物列車を受け持つ。 成田所属のものは、[[成田空港貨物駅]]から東京貨物ターミナル駅、隅田川駅への[[コキ500系>コキ500系貨車]]による高速貨物列車が運行されている。 甲府所属の列車は北長野、竜王駅発着の高速貨物列車の一部を委託されて運行している。 三本木、盛岡、青森所属の車両は、塩鉄東北線での高速貨物列車に充当される。 2009年より、宮城野駅-[[鶴ヶ谷駅]]-[[南横内駅]]-青森信号場間でJR貨物の一部列車を移管する予定で、それと同時に同区間の第二種鉄道事業者になる模様だが、 運行する貨物列車はすべて当形式牽引のものである。
&bold(){EF700形電気機関車}(イーエフ700がたでんききかんしゃ)とは、塩田鉄道が2000年から製作する交直両用電気機関車である。 ---- #contents() ---- *概要 塩田鉄道の貨物運用は、従来国鉄から譲渡されたEF80形を使用してきた。しかし、長編成化による出力不足や、製造から30年以上が経過していることもあり、 電気機関車の新造に踏み切った。 構造は1996年から製造が開始されたJR貨物のEF210形をベースとし、三電源対応と、塩鉄の高速運転に対応する機関車として製造されたのが、このEF700形である。 *構造 方式はEF210形と同じくインバータ方式を採用。ただし、EF210形とは異なりIGBT-VVVFを採用、1C1Mとなった。 直流区間の定格出力はEF66形と同じく、3900kWである。交流区間では、実に4000kWを誇る。また、、性能を併桔先の機関車に合わせることができる。 JR貨物の機関車と共通の規格のため、併桔運用も組める。 *形態区分 **試作機(901) 2000年に川崎重工業で製造され、水海道車両センターに配置された。 量産機との違いは、運転席の窓枠や、ルーバーの形状、パンタグラフの形状などがある。 *量産機(1-12) #image(http://www29.atwiki.jp/shiotaono/?cmd=upload&act=open&page=EF700%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A&file=sEF700new.PNG) 2001年より川崎重工業で製造され、水海道車両センターに6両、成田車両センターに5両、甲府車両センターに1両配置された。 2003年で製造は中止され、以降は2次車に移行した。 *2次車(13- #image(http://www29.atwiki.jp/shiotaono/?cmd=upload&act=open&page=EF700%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A&file=sEF700newkanrei.png) 2003年より、寒冷地とさらなる高速運転に対応した2次車に切り替わった。 スカートの形状が変更され、最高速度も160Kmまで向上した。[[塩鉄コキ500系>コキ500系貨車]]など、対応する貨車による運転では、160km運転も可能となった。 また、愛称が付けられ、社章とともに「Blue Arrow EF700」の文字も加わった。 2008年末までに、水海道車両センターに3両、成田車両センターに3両、甲府車両センターに3両、三本木車両センターに25両配置された。 *運用と現況 2008年末現在、水海道に10両、成田に8両、甲府に4両、三本木に25両、盛岡に18両、青森に10両の、計75両が所属している。 水海道に所属する車両は、鹿島サッカースタジアムや[[友部駅]]などから関東の主要貨物ターミナルまでの高速貨物列車を受け持つ。 成田所属のものは、[[成田空港貨物駅]]から東京貨物ターミナル駅、隅田川駅への[[コキ500系>コキ500系貨車]]による高速貨物列車が運行されている。 甲府所属の列車は北長野、竜王駅発着の高速貨物列車の一部を委託されて運行している。 三本木所属の車両は、塩鉄東北線での高速貨物列車に充当される。 2009年より、宮城野駅-[[鶴ヶ谷駅]]-[[南横内駅]]-青森信号場間でJR貨物の一部列車を移管する予定で、それと同時に同区間の第二種鉄道事業者になる模様だが、 運行する貨物列車はすべて当形式牽引のものである。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー