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帝國軍兵器開発コンペ 宇宙空母設定文」(2008/05/25 (日) 19:31:54) の最新版変更点

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*帝國軍 宇宙空母「平穏」 空母とはすなわち航空母艦の略称であり、航空機を離着陸させるための飛行甲板、航空機に対する整備能力、航空燃料や武器類の補給能力を有し、海上において単独で航空戦を継続することを目的とした軍艦のことを示す。 いうなれば洋上における要塞のようなものだ。 これに宇宙とつくのだから、舞台は海ではなく宇宙と書いてソラであり 第七世界ではないNWで運用するのだから、航空機のみならずI=Dを乗っけてたりもするわけだ。 空母は他の機体を搭載するその性質上、どうしても巨大になる。 ガン●ムよりホワイト●ースのほうがでかいのと同じ理屈だ。 しかしでかいものを作ることはたいていの場合、大変な苦労をする。 今回の空母にも大量の人と金と時間がつぎ込まれることとなった。 以下は、宰相府によって宇宙空母が建造されるまでの顛末をえがいた物語である。 /*/ 宇宙空母を造るにあたって、帝國軍元帥は多くは注文しなかった。いや、逆に少なすぎると言っていい。 宇宙戦のかなめとなるであろう戦艦に対して悪童屋 四季はただひとこと「頑丈であることが望ましい」とだけ言った。 この発言について艦の設計を行った開発陣(宰相府兵器コンペ参加者)からは様々な意見が出たが、おおむね好意的に受け取られた。 すなわち「言及されてない部分についてはー、好きにやっちゃっていいよネ♪」とか「フフフ、装甲ですか。またマニアックな趣味ですねェー!」といった感じだ。 そうして数々の設計案が提出される中、元帥の言葉へ忠実に従ったひとつの案件があった。 すべてを飲み込む深い青とメタリックな光沢を放つあかがねにカラーリングされた艦船。 艦の名は「平穏」という。 あらゆる抵抗を粉砕する装甲を持つという、かのRBにあやかった銘であった。 /*/ その艦にあったのは、装甲、装甲、また装甲だった。 まず最初に考えられたのは、宇宙戦において主兵装となるであろうレーザーへの対処であった。 従来の溶液散布による水膜防御装置の搭載は必須とされたが、この方式にはいくつかの弱点があった。 なかでも艦船に搭載できる水の量に限りがある、というのが最大の問題である。 戦闘が長引いて水切れした側が負けるというのが宇宙艦隊戦闘の基本的な決着だった。 これ解決すべく新型の防御装甲が開発されることとなった。 通称「スライム装甲」と呼ばれるゲル状の物質がそれである。 この装甲はいわば液状スローガラスとでも言うべきしろもので、ある一定以上の波長を持つ光を吸収して溜め込む性質がある。 そして無色透明だったスライムはある程度の光(レーザー)を吸収すると白濁し、ぽろりと剥げ落ちるのである。 レーザーを無効化する画期的な手段として注目されたが戦時急造であるために十分な研究がされておらず、吸収できるレーザーの量には不安があるとされた。 つまりは一回防いだらハイそれまでよ、という使い捨て状態だったのである。 効果の持続が求められて今後も研究が続けられると言われているが、なぜか開発者の名前は明らかになっていない。 実弾兵器への対処にも十分な配慮がされた。 耐熱、耐圧、耐爆、耐衝撃などあらゆる攻撃を想定した複合装甲が装備されており、重量の増加や大型化の問題は二の次とされた。 大型I=D等を発進させる関係で長大な電磁カタパルトを装備するため、当初は3000mを予定していた船体は最終的に3400mという規格外の巨大さを得ることとなった。 また重量増加にともなってエンジン出力の強化が行われたことも大型化に拍車をかけている。 この艦が製造されれば、腹中に帝國の振り上げた怒りの拳骨を内包し、戦火の中を突き進む最強の艦となるだろう。 帝國軍が宇宙を制するその日は近い。
**帝國軍 宇宙空母「平穏」 空母とはすなわち航空母艦の略称であり、航空機を離着陸させるための飛行甲板、航空機に対する整備能力、航空燃料や武器類の補給能力を有し、海上において単独で航空戦を継続することを目的とした軍艦のことを示す。 いうなれば洋上における要塞のようなものだ。 これに宇宙とつくのだから、舞台は海ではなく宇宙と書いてソラであり 第七世界ではないNWで運用するのだから、航空機のみならずI=Dを乗っけてたりもするわけだ。 空母は他の機体を搭載するその性質上、どうしても巨大になる。 ガン●ムよりホワイト●ースのほうがでかいのと同じ理屈だ。 しかしでかいものを作ることはたいていの場合、大変な苦労をする。 今回の空母にも大量の人と金と時間がつぎ込まれることとなった。 以下は、宰相府によって宇宙空母が建造されるまでの顛末をえがいた物語である。 /*/ 宇宙空母を造るにあたって、帝國軍元帥は多くは注文しなかった。いや、逆に少なすぎると言っていい。 宇宙戦のかなめとなるであろう戦艦に対して悪童屋 四季はただひとこと「頑丈であることが望ましい」とだけ言った。 この発言について艦の設計を行った開発陣(宰相府兵器コンペ参加者)からは様々な意見が出たが、おおむね好意的に受け取られた。 すなわち「言及されてない部分についてはー、好きにやっちゃっていいよネ♪」とか「フフフ、装甲ですか。またマニアックな趣味ですねェー!」といった感じだ。 そうして数々の設計案が提出される中、元帥の言葉へ忠実に従ったひとつの案件があった。 すべてを飲み込む深い青とメタリックな光沢を放つあかがねにカラーリングされた艦船。 艦の名は「平穏」という。 あらゆる抵抗を粉砕する装甲を持つという、かのRBにあやかった銘であった。 /*/ その艦にあったのは、装甲、装甲、また装甲だった。 まず最初に考えられたのは、宇宙戦において主兵装となるであろうレーザーへの対処であった。 従来の溶液散布による水膜防御装置の搭載は必須とされたが、この方式にはいくつかの弱点があった。 なかでも艦船に搭載できる水の量に限りがある、というのが最大の問題である。 戦闘が長引いて水切れした側が負けるというのが宇宙艦隊戦闘の基本的な決着だった。 これ解決すべく新型の防御装甲が開発されることとなった。 通称「スライム装甲」と呼ばれるゲル状の物質がそれである。 この装甲はいわば液状スローガラスとでも言うべきしろもので、ある一定以上の波長を持つ光を吸収して溜め込む性質がある。 そして無色透明だったスライムはある程度の光(レーザー)を吸収すると白濁し、ぽろりと剥げ落ちるのである。 レーザーを無効化する画期的な手段として注目されたが戦時急造であるために十分な研究がされておらず、吸収できるレーザーの量には不安があるとされた。 つまりは一回防いだらハイそれまでよ、という使い捨て状態だったのである。 効果の持続が求められて今後も研究が続けられると言われているが、なぜか開発者の名前は明らかになっていない。 実弾兵器への対処にも十分な配慮がされた。 耐熱、耐圧、耐爆、耐衝撃などあらゆる攻撃を想定した複合装甲が装備されており、重量の増加や大型化の問題は二の次とされた。 大型I=D等を発進させる関係で長大な電磁カタパルトを装備するため、当初は3000mを予定していた船体は最終的に3400mという規格外の巨大さを得ることとなった。 また重量増加にともなってエンジン出力の強化が行われたことも大型化に拍車をかけている。 この艦が製造されれば、腹中に帝國の振り上げた怒りの拳骨を内包し、戦火の中を突き進む最強の艦となるだろう。 帝國軍が宇宙を制するその日は近い。

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