かわいいゆっくりゲットだぜ!!妖⑨

かわいいゆっくりゲットだぜ!!妖⑨(そして伝説へ)

  • 俺設定満載です。
  • 原作キャラが出ます
  • でよければよんでください



私は新しく家族になったゆかりんとらんをどうやってメイド長に説明しようかと悩みながら歩いていた。
後ろのほうではキャッキャッと声を上げて遊んでいる4人の声が聞こえてくる
まじめにどうしようかと悩みつつも顔が微笑むのをやめれずにいた。
新しい家族が増えたのだ喜ぶに越したことはないと笑った

泉のボート乗り場に行くと紐でつないであったボートに乗り込んだ
そしてボートをこぎながら『こうまかん』を目指した。
私には空を飛ぶ能力がない事は一応記述する
『こうまかん』に戻るとメイド長が泣きそうな顔をしながられみりゃたちと頬ずりをしていた
れみりゃ達もどことなしか元気がないがどうしたのだろうかと思いメイド長に話しかけた

「どうしたのですかメイド長?」
「うっぐえっぐ、お嬢様が『こうまかん』を壊すように言ってきたの」
「どうして、そんな急に壊すことになったのですか?」
「今まで『こうまかん』のことがばれてなかったけどれみりゃ様が遊びに来たのが原因でばれたのよ」

メイド長の話はこうだった
私たちがマヨイガに旅に出た後に所用で買い物に出かけたそうだ
そのときにれみりゃがメイド長への会いたさから紅魔館に進入したそうだ。
怒ったのはそれをみた紅魔館の主人だった。
おまけに詳しく話を聞いてみれば遠くに捨てたはずのれみりゃたちは近くの島に住んでいるという
帰ってきたメイド長に聞いたところ人間に管理を任した事を認めた
そして、くだされた決定は自分を愚弄するれみりゃたちの泉付近からの追放だった。
隣の島なのに気付かなかったというのもおかしな話だな・・・そういう問題じゃない

「それじゃれみりゃ達はどうするんですか?」

あんな甘やかされたゆっくりが野生で生きていけるわけがない
最悪のばあい、人間や他の動物に害をなして処分されかねない
私の家はもうすぐ直る予定だが100人以上のゆっくりを飼う事なんてできるわけがない。
そう聞いたときの返答内容に私が驚いた

「あなたはゆっくりの牧場を作るといっていたわよね?」
「ええ、そうですが…」

彼女に雇われるときの会話を思い出していた。

「いつかはゆっくりたちがゆっくりと暮らす牧場を立てたいと考えています」
「場所はどうするの?」
「私が住んで場所は村の北のはずれの荒地ですから安値で買うことができます」
「建物はどうする気なの?」
「それは今までためた貯金とこちらの給料を使います」
「それで足りるの?」
「スポンサー契約を永遠亭と稗田様と妖怪の山の河童達としています。担保もあります」

といった一連の会話内容をおもいだしていた。
実際に土地は購入してある。村のハズレの自分の家のあたり中心にには大きな木の柵で覆っている。
立てるための代金は自分の財産を妖怪の山の河童からの収入から買えるだけの土地を買ってある。
村のはずれの荒地ということもあって格安で購入をすることができた。
あとは自分の持ち物を担保に建物を建てて終わりの予定だ。

「退職金代わりよ。『こうまかん』を譲るわ」

ええと彼女は今なんと言ったのだろうか…退職金代わりにこうまかんをくれるとかいったな
そうかあの屋敷を私にくれるのかそれは幸せなことだなと私は妄想をしていた…ってくれるだ!!
いくらなんでも破格過ぎるだろう退職金には?
なんと言う幸運なのだろうかと私は驚きつつひとつの考えが思い浮かんだ
どこかでチェンジリングは幸運をもたらすと誰かに聞いた記憶がある
八雲紫様からいただいた胴体なしのゆっくりらんに視線を向けた
らんはちぇんじりんぐ、幸運をもたらす子なのかも知れないと思った

「!!…マジですか?」
「ええ、どうせ壊されるくらいならあなたに譲ってれみりゃさまの面倒を見てもらったほうがましよ」
「ああ、わかりました。彼女たちの待遇はできるだけ他のゆっくりよりもよくします」
「ええ、お願いするわそれで牧場の方はどうするきなの?」
「柵はできているので入所希望者のゆっくりを選別していこうと思っています」
「れみりゃ様達だけはこうまかんから出さないことそれが条件よ。わかった」
「了解です。彼女たちの暮らしだけは保障します」

建物は当分の間『こうまかん』を研究所として扱うつもりだ
それと荒地をあわせてつくったゆっくり牧場兼研究所だ。
大きさは町のはずれの荒地全体を柵で囲った。人間は通れるが、ゆっくりは通れない高さの柵だ。
それといくつかの屋根をつけた小屋やそれぞれのゆっくりに合わせた環境を作ろうと思っている
所有した土地の中に夏でも涼しい洞窟を発見したのでれてぃとちるのはそこにすませる予定だ。
れてぃは納得してくれたがちるのは⑨のためかよくわかっていないようでだいちゃんが説明をがんばっていた

ゆゆこと赤い目のみょんのために牧場のはずれに『はくぎょくろう』という小屋を建てた
彼女たちが自分の住む場所として2人だけですむ事を要求してきたからだ
だが私は知っている。最近ではちぇんとらんとゆかりんが2人に会いに行っている事を
それにみょんが楽しそうに庭に生やした木を管理している事を

『こうまかん』はとりあえず現状維持だが食費をどうするかが問題だ。
かわいそうだがプリンと安くて甘い料理を用意するようにしよう。
そうだ河童たちに外の世界のドックフードのゆっくり用を作ってみること提案してみよう
これがゆっくりフード…ゆっくりに必要な栄養と甘みを含んだゆっくり専用の食料と呼ばれるものができた。
成体に対して夕方1日100グラムですむことになるドライ型ゆっくりフード誕生話の最初である
それをれみりゃやふらんそれにゆっくり全体に浸透させることになるのは別の話なので割愛する。
スポンサーは永遠亭と稗田様と河童達が協力を約束してくれた。
『こうまかん』はメイド長の知り合いの小鬼が丸ごと運んで込んでくれた
その小鬼の残していったものが騒動を起こすがそれは割愛しておく。

そして私は、こうまかんの仕事をゆっくりさくやとれみぃとふらん達に一任した。
2人もメイド長からの説明で自分達の立場を理解しているので納得してくれた
だめりゃだけは自分が『こうまかん』の主だと言い張ったが無視した。
だめりゃに関してもれみぃとふらんに任せるつもりだ。

私自身は『こうまかん』の執事室をそのまま使うつもりだ。
ただ予想外だったのはゆっくりらんとちぇんが部屋を出るということだった。
とはいっても隣の部屋にゆかりん達と五人で暮らすといううことなのだが。
私はそれを快く了承した。
彼女たちも子供ではないのだから独立してもいい頃だろうと思ったからだ。

その結果、私の部屋に残った赤めーりんとるーみあの面倒を私が見ることになった
これまでにちぇんやぱちぇ達を育ててきたことからもかなり自信がある。
そう思いながら小さなゆっくり達の頭を私は撫でた。
「なのか^^」「じゃお☆」と答えてくれた

こぁとぱちぇ夫婦はというとれみぃのへ屋に朝と夜は住みつつ
それ以外は『だいとしょかん』で胴体付きのゆっくりと薀蓄話を言い合っている
胴体付きの2人も現状を理解してくれたので食料の問題はなくなった。
とりあえずの現状を箇条書きでまとめてみた

現在のゆっくり
るーみあ種 :1人
だいちゃん種:1人
ちるの種  :1人
めーりん種 :4人(大人1・子供3)
こあ種   :2人(大人1・子供1・胴体付1)
ぱちゅりー種:4人(大人2・子供1・胴体付1)
さくや種  :33人(大人30・子供3)
れみりゃ種 :41人(大人29・子供10・胴体付2)
ふらん種  :41人(大人30・子供10・胴体付1)
れてぃ種  :1人(食事量成体ゆっくり5人分)
ちぇん種  :1人
リリー種  :1人
虹川3姉妹 :りりか・るなさ・めるらん
赤目のみょん:1人
ゆゆこ種  :1人(食事量成体ゆっくり10人分でも足りないらしい…)
らん種   :大人1 胴体付1人
ゆかりん種 :1人
雑種犬   :1匹

子供とかかれていないゆっくりは全て成体と思っていただけるとありがたい
犬はゆっくりではないが一応牧場の仲間として記入した

それから1ヶ月の間、こうまかんの見学ツアーを行ったりした
ゆっくり達のかわいさや素晴らしさをスポンサーの方たちに説明した。
その結果が実ったのだろうどうにかこうにかゆっくり牧場のめどが立ち始めた

それともうひとつの変化についてもここで書いておこう。
私はゆっくりに対する質問に対して丁寧に答え指導したりレンタル業も開始した。
れみりゃやふらんは村ゆっくり対策や種まきの役に立っていてくれるようだ。
ゆっくりさくやは家事などをやってくれるというので重宝されている。
最近では人間の里を歩くと老若男女を問わずに私の事をゆっくり博士と呼ばれるようになってきた。
これは数十年後にゆっくりの権威と呼ばれるゆっくり博士の物語の始まりである。
このゆっくり牧場がどうなっていくかは機会があれば書いていきたいと思う。


かわいいゆっくりゲットだぜ!!妖 そして伝説へー 完

次回のゆっくり
「二本の角が生えたオレンジの長髪のお酒好きのゆっくり誰だ?」
鳴き声「ヒック(酔っ払っている)」


【あとがき】

作者名無しです。
このゆっくり牧場兼研究所に関する意見や要望を募集します。
例えばどんなゆっくりをゲットして欲しいとか『こうまかん』や『はくぎょくろう』のような建物を建てて欲しいとか
こういったものが食料につかえるのではないかなどを天狗メモのように感想欄に書いてください。
正直ネタ切れかけています。


  • 一つのゆっくりをとっても、色んな派生があります
    リリーにもリリー・ブラックだったり、春ではなく月曜を告げるのが仕事だったりとか
    れてぃさんも、大元のAAだと体つきが殆どで、やせたり太ったりを繰り返したり――
    と。
    一つのゆっくりから変化したり、同じ種類でも幅があったり。メンバーが増えるのも
    楽しそうですが、今いる面々がどう変わっていくかを描くのも楽しいのでは? -- 名無しさん (2009-04-19 22:09:23)
  • こんばんわ♪とてもたのしかったですよー。
    このゆっくりぷれいすに役立つ発明の話とか。
    あと、季節のイベントの一場面を描いたりとかいいかもですー。

    あまりあせらずゆっくりと書き綴ってゆけばいいとおもいますー。
    無理しないでくださいねー。

    あれ?ゆうかさんとりぐるちゃんは、牧場にこないのでしょうか?
    あ、そか、「農場」だー♪

    たのしみたのしみ -- ゆっけのひと (2009-04-20 01:48:24)
  • 妖々夢編完結お疲れ様です
    大分ゆっくりも増えて来たので牧場内のゆっくり達だけでも物語を作って行けそうです
    すいかがどんな問題を起こすかも楽しみにしています、ゆっくり気ままに書いちゃってください -- 名無しさん (2009-04-20 17:46:41)
  • いろいろと意見ありがとうございます。
    次の作品にいかしていきたいとおもいます。
    ありがとうございました -- 作者名無し (2009-04-22 22:57:13)
  • こぁ種2匹ではなく3匹では・・・? -- 名無しさん (2011-04-14 07:51:39)
  • ・・・なかなかのキックをもらっちまった見えそうで見えなかった・・・くそっ・・・やっぱりスキマなう。 -- 名無しさん (2012-07-28 19:56:52)
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最終更新:2012年07月28日 19:56