かわいいゆっくりゲットだぜ!!永

かわいいゆっくりゲットだぜ!!永(ゆっくり型ホタルの行方)

  • 俺設定満載です。
  • 今更ですがちるのの⑨設定を容認できない人は帰ってください
  • それでもよければ読んでください



では本文開始

PM 11:00 ゆっくり牧場入り口

ここはゆっくりがたくさん住む場所、人間の里の霧の泉側のはずれにあるゆっくり牧場と呼ばれる場所
そこが今回、小規模な怪異の中心となった場所だった。
持ち主の男性は最初、数匹のゆっくりの風邪だと楽観視をしていた
だが感染力の強いその病気は気付いたときには牧場中に広まっていった
結果、謎の病気の発生により牧場内のゆっくりの大半が倒れて動けなくなってしまった。
動けるゆっくりは持病の喘息になれたぱちゅりー種のぱちぇと離れた場所に住んでいたゆっくり達。
そして、牧場主である彼は病気の治療以来のために旅に出ることを決意した。

ゆっくりとした月が空にある夜。ここはゆっくり牧場の玄関
そこでは二人の人間と数匹のゆっくりが立っていた。

「それじゃ、私たちは出発するから後は頼んだよ。だいちゃんにれてぃ…それにぱちぇ」
「わかりました。こちらは私達に任せてください」
「できるだけのことは頑張るから早く帰ってきてほしいくろまく」
「むきゅ、ゆっくりエンザにかかっていなければ私も行くのだけど…」

名残惜しそうに私のほうに視線を向けるぱちゅりー種のぱちぇに私は頭を下げながら説明をした。

「ぱちぇ、君は数少ない体を動かせるゆっくりだ。残ってみんなの面倒を見ていてくれ」
「むきゅ、わかったわ。私も頑張ってみんなの面倒を見るわ」
「よろしく頼むよぱちぇ…それからメイド長にはこんな夜遅くに呼び出して本当に申し訳ありません」

私は目の前にいる紅魔館のメイド長に丁寧に頭を下げた。
彼女のほうが移動スピードが速い気がしたが真の主の呼びかけを考えるとあまり館からは離れないそうだ。
それならばとれみりゃ種とふらん種の面倒とゆっくりの看病を彼女に依頼した。

「まあ、仕方ないから面倒を見てあげるわ。できるだけ早く帰ってくるのよ」
「ええ、そのつもりです。それじゃちるの出発をしようか」
「あたいてっばゆっくりね。あたいにまかせればだいじょうぶよ!!」
『めーりんさんも倒れましたからあっしは門番でも頑張りますぜ。』

ちるのを連れて行く理由…それはゆっくりの中で一番元気だからだ
もしかしたら彼女がゆっくりエンザにかからなかったことが今回の鍵になるのではと思い同行者として選んだ。
私は遠くからの視線を背に受けながら人間の里の中心地向けてと歩き始めた。


そして30分後、人間の里の中心に向けて歩く二つの影があった。
それは水色の髪に薄い色の羽、氷精を模したゆっくりであるゆっくりちるのと人間の男性だった。
人間のほうは外の世界で懐中電灯と呼ばれるものを装備している。
手回しをすれば充電をされる機能やラジオ機能を持った緊急対策用のものだった
とある理由で彼らは目的の場所に向かい夜道を歩き続けていた。
幸い人間の里内ということもあり妖怪に出会う可能性はほとんどない。

「あたいはさいきょーなのね♪ あたいってばゆっくりなのね♪」
「…(おてんば恋娘にあわせて歌ってるのか)」
「おほしさまきらきらしているなんてさいきょうねー!! あたいのつぎにさいきょうかもねー!!」
「…」
「おつきさまがホットケーキみたいね!たべてあげるわね!!」

そういうとちるのは空にある月を目指して飛ぼうとしているようだ
耳の周りでうろうろ騒がれるぐらいなら我慢をできるがどこかにいかれては困ってしまう。
そう思った私は同行者のゆっくりちるのに話しかけることにした。
気がたっていたのか声を荒げてしまう自分に驚いた。

「待たないかちるの! 君は私達が何のために永遠亭を目指しているのか忘れたのかい?」
「なにってあたいたちはみんなのびょうきをなおしに…えいなんとかをめざししているのよ」
「わかっているのならいいんだ。少しは緊張感を持ったらどうだ」
「きんちょうかん…それてさいきょうっぽいわね」
「はあ、もう勝手にしやがれ…とりあえず私から離れないようにしてくれ。なぜか道がいつもより暗いからな」

そんな会話をしながら歩いている二人組みをじーっと見つめる瞳があった。
その物体はこそこそと人間達のあとを追いかけていった
そして少し離れた場所から人間達の様子を見ていた

「あたいってばくたくたねー! それにはらぺこよー!」
「歩き始めて30分~40分、だいたい里の中心まで半分というところか…わかった。ちるのは私の頭の上にのりなさい」
「ここはたかいわねー! さいきょうのあたいにぴったりよー!」
「食事のほうはもう少し我慢をしてくれ…里についたら何か買ってやるから」
「あたいはさいきょーなのね♪ あたいってばゆっくりなのね♪」

牧場を出るときに自分とちるのの夜食を持っていないことに気付いたが今更戻る気はしない
とりあえず村に着けばちるのの分ぐらいの食事はどうにかなるだろうと私は考えていた。
そしてちるのを頭にのせて私は歩き始めた。彼女の体は氷枕代わりに私の頭を冷やしてくれた。
そうすると自分の対応が大人気なかった気がしてしまい彼女に謝ろうと思った

「あのな、ちるのさっきは声を荒げてしまって悪かったよ。」
「あらげてってからあげのこと? とてもおいしそうねー♪」
「唐揚げか油っぽいからあまり体にはよくなさそうだがみんなの快気祝いに作ってみるのもいいかもな」
「おいしいものをつくれるあんたは、にばんめにさいきょーよ!」

ちるのとはなしているとなぜだか自分の気持ちが落ち着いていくのを感じた。
もしかして彼女は私のことを落ち着かせるために歌を歌ったりしていたのだろうかと考えた。
自分は最強と頭の上で歌っている彼女を見てそれは無いかと心の中で笑った。
その時だった。ブーンという羽音の音ともにひとつの丸い物体が目の前に現れた。
緑の髪と頭に生えた2本の触角とが特徴的だった。
大きさはちるのよりも小さめなバレーボールを一回り小さくしたぐらいの大きさだ。
ゆっくりにとってお約束の挨拶を彼(?)はしてきた。

「ゆっくりしていってね!!」
「ゆっくりしていってね!!君は誰だい?」
「私はこの近くの川で住んでいるりぐるよ」
「そのりぐるが私に何のようだい?」
「頭の上のちるのと友達だから気にになったのよ」

そういうと彼女はちるののほうに向きを変えると散るのに声をかけ始めた。
ちるのは相変わらず歌を歌っていたが目の前にいるりぐるに気付くと懐かしそうに返事をした。

「りぐるじゃない。ゆっくりしていってね!!」
「ゆっくりしていってね!! 最近見なかったと思ったらちるのは何で人間といるの?」
「れてぃとだいちゃんといっしょにこいつのうちにすんでいるのよー!!」
「ちるの…そこは安全でごはんとかはあるの?」
「まいにち、カリカリのあまいご飯をたべているわー!!」

ちるのが言ったカリカリとはゆっくりフードのことだろうと私は考えていた
ゆっくりフードとは私が考案したドッグフードのゆっくり用のもので成体ゆっくりが一日100グラムですむ優れものだ
ゆっくりに必要な甘味と栄養を含んでおりゆっくり達の主食として使用している食料だ。
その答えを聞いたりぐるはそうするかを悩んでいるようだった。

「りぐる。君もよければうちの牧場に住むかい?今は急用で出かけているが牧場に来れば食住の保障はするよ」
「私もそれを悩んでいるところだったの最近は竹林のほうの群れが食料探しにきて困っているから…」
「だったらあたいたちといっしょにすめばいいのよー!!」

竹林のほうに住む群れという言葉が引っかかった。
竹林とは人間の里の反対側にある迷いの竹林のことだろう。
そこから食料調達にくるゆっくりがいるということは何を意味するのだろうか?
まあ、これは私自身の考えすぎかもしれないので忘れることにした。

「りぐる。すまないが私たちはその竹林を目指しているんだよければ道案内をしてくれないか?」
「かまわないわ…後よければ私の友達も牧場に同行させたいのだけどかまわないかしら?」
「それは問題ないがそのゆっくりはどこにいるんだい?」
「ここから人間の住む里の途中に住んでいる私とちるのの友達よ」

そういうと彼(?)は人間の里の方向に向けて飛び始めたので私はあとを追いかけた。
ここら人間の里まで1時間はかからないはずだ。
そこで迷いの森の案内人を探すつもりだがどうなるのだろうか?

続く

いつものやつ
「男の子っぽいゆっくりりぐるゲットだぜ!!」


次回のゆっくり紹介

「赤っぽい髪に天辺に羽の生えた帽子をかぶって特徴的な耳の生えたゆっくり誰だ?」
なきごえ『ゆっくりちんちんしていってね!』(性的な意味ではありません)

次回も、ゆっくりゲットじゃぞ
                                                   byゆっくり博士

PM 12:00 人間の里へ向かう道 続く 

【あとがき】

作者名無しです。
企画の方を作っていてあげるの遅くなってすみませんでした。
あと、ゆっくりりぐるはGではなく蛍型ゆっくりです。
時計に関しては原作と同じようにAM5:00までに着くのが目標です。
主人公が足早に移動するのでゆっくり達とのエピソードとかは少ないかもしれません
…ウソです。最近、ゆっくりとの出会いの方法が思いつかなくなってきました
気付けば20話以上書いているのでネタ切れなのかもしれませんorz


  • 続ききたぁぁぁ!
    ずっと気になって待ってました!!
    ワクワクが止まらない! -- かわいいゆっくりゲットだぜ!!ファンの人 (2009-05-21 00:31:21)
  • もう少しヒントのレベルを上げても大丈夫なような気がしますね。 -- 通りすがり (2009-05-22 00:40:43)
  • 待ってましたぁ!!
    続きが見たくてワクワクしてます!!!!

    気になるよぉー -- 名無し (2009-05-22 03:36:09)
  • ヘルプミー!スキマなう。 -- 名無しさん (2012-07-30 15:18:39)
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最終更新:2012年07月30日 15:18