かわいいゆっくりゲットだぜ!!永6

かわいいゆっくりゲットだぜ!!永6( ゆっくりを隠す夜空の珠 )

  • 俺設定満載です。
  • 原作キャラが出ます




ここは迷いの竹林と呼ばれる場所。竹の間を涼しげな風が吹き抜けていく。
もうすぐ夜明けになるというこの時間に人間が歩いているのはかなり珍しいことだった
その横には多分全長は3メートルはあるだろうと思われるいくつかのリボンや帽子をつけたドスまりさ
氷の羽と水色の髪と青いリボンが特徴のゆっくりちるの
緑の髪と頭に生えた2本の触角が特徴的なゆっくっりぐる
水色の長髪に赤い布のついた藍色の帽子をかぶったゆっくり…ゆっくりけーね
赤い髪に帽子をかぶっており帽子のてっぺんには鳥の羽のような飾りがついているみすちーだ
ドスまりさを先頭にして彼女たちはある場所を目指していた。
『蓬莱の診療所』の名をもつ『永遠亭』だ

玄関にたどりつくと私は自分の用件を目の前にいる妖怪に伝えた。
軽くカールした黒髪か丸みのある白い耳を生やしているピンクの洋服を着た
迷いの竹林の最長老であり、地上の兎たちのリーダーである因幡てゐ様だ

「夜分恐れ入ります。本日は…」
「硬いことは言わなくていいわよ。面倒臭いことはあいつに任せているから、待合室で待っていてもらえる」
「そうですか、それではあがらせていただきます。ドスはここで待っていてくれ」
「わかったよ。ドスはおうちの外で待っているんだよー」

私は、待合室に入ると二人のゆっくりいることに気付いた。
長い綺麗な黒髪のゆっくりと、銀色の髪の上に奇妙な帽子をのせたゆっくりだ。
どうやら長髪のゆっくりの顔色が悪い気がする。
彼女達もゆっくりエンザにかかった被害者なのだろうかと思った。
見掛けとさっきのうさぎの話からゆっくりかぐやはゆっくりえーりんだろうと予想をつけた
ゆっくりかぐやはゆっくりえーりんが世話をしている場合が多く、自分で外に出ることは少ない。
というか出してもらえないらしい。
それに加えてどこからともなくゆっくりうさぎの群れをゆっくりてゐとれーせんが率先して育てるらしい
そのため何もせずにゆっくりとした暮らしが出来るそうだと聞いたことがある

「姫様元気を出してください。えーりんがそばにいますから」
「…」

あまりにもぐったりした様子を見た私の頭の中で何かがひらめいた。
私はお昼寝中のちるのをゆっくりかぐやの上に乗せてあげたのだ。
ゆっくりちるのの冷たさのおかげこれで少しは楽になるだろうと思ったからだ。
効果はてきめんだった。それまで真っ赤な顔をしていたかぐやの熱が下がったのだ。

「あら、その子の調子がよくなってきたみたいね。どいうことかしら?」
「夜分恐れ入ります。八意永琳様。本日は火急の用がありまして参りました」
「それはこの子の病気と同じ症状のことかしら?」
「はい、その通りです。この病の薬を用意していただければと思い参りました…約300ほどお願いします」

八意永琳様はこの子を少し借りるわねというとゆっくりちるのを連れて奥の研究室にいってしまわれた
それから何時間がたっただろうか私やゆっくりが仮眠をとっていると彼女が戻ってこられた
その手には大量のカプセル剤を入れた箱を持ってきた

「これがゆっくりエンザ対策用の薬ゆみふるよ。頼まれた量だけ用意をしたわ」
「ありがとうございます。お題のほうは後ほどお払いします。」
「いいえ、今回の治療薬にこのこをつかわせてもらったからすこしはまけといてあげるわ」
「ありがとうございます」

私は深々と彼女に頭を下げると横で寝ているゆっくりかぐやにゆみふるを飲ませた。
ついでにえーりんにもこれを飲むようにともっていた薬を飲ませた。
その様子を見ていた八意永琳様は私にとある提案をしてきた。

「ねえー、あなたこの子達の面倒を見るつもりはない?」
「私は構わないのですが、ここで面倒を見たほうがいろいろと観察が出来るのでは?」
「いいえ、それをするのは私ではなくあなたであることに意味があるのよ」

私は内心では意味はわからなかったが断る理由もなかったのでこくと頷いた。
私がゆっくりを飼う理由とはなんだろうかとふとおもった。
友人・家族・仲間などといろいろな単語を思い浮かべながら悩んでいた。
それをみていた八意永琳様は私の様子を興味深そうに見ていた。

「ゆっくりかぐやそれにえーりん、私の家でゆっくりするかい?」
「「ゆっくりしていってね!!」」

その言葉を聴いた私は心の中でよっしゃーと思った。
「黒い長髪のきれいなゆっくりかぐやゲットだぜ」
「銀色の髪のきれいな薬師のゆっくりえーりんやゲットだぜ」
そう心の中でガッツポーズを決めるのだった

私は全く動こうとしないかぐやと憔悴しきったえーりんを背中に担ぐと八意永琳様に頭を下げて部屋を出た。
入り口で待っているドスに群分の薬を分けるとゆっくりうさぎの住処を目指して歩き始めた。
『えいえいんてい』とよばれる廃屋に入るとぐったりしているうさぎ健康に関係なく飲ませていった
それが終わるとゆっくりうさぎの群れの一部を引き連れて人間の里へと向かった。
目指すはは寺小屋の上白沢慧音様のおられる寺小屋だ
途中にゆっくりの群を見て驚かれたが統制の取れたゆっくりうさぎに粗相をするものはいなかった

「朝早くに失礼足します。私、昨日ゆっくりけーねを借りたものなのですが」
「ああ、それで結果はどうだったのだ?」

私はゆっくりけーねとこの小屋を出たことのこと出来るだけ細かく説明をした
ドスまりさの群との出会い。『えいえんてい』での出来事『永遠亭』出の薬の話なのだ

「といろいろとありましてこの子達を牧場に連れて行くつもりです」
「お前も変わったものだな。最初の頃は人間関係を切ろうとうする姿勢に心配をしたものだ」
「はあ、私自身人付き合いが苦手なもので」
「だが今は違う。ゆっくりと人間との共存の可能性を見せてもらってるお前のことを尊敬しているのだ」
「はあ、ありがとうございます。私はその場その場で自分思う行動しているだけなのですが…」
「それがどうのような結果をうもうとお前は考えを変えずにいきるのだろうな」

…そこまでの責任感は私には正直もっていないが自分のできる範囲のことをしていくだけですよ
そう思いながら私は、彼女の熱いゆっくり教育論につき合わされそうになった。
だがまじめに急いでので病気のゆっくりが待っているからとけーねを渡そうとするとけーねがしゃべりはじめた。

「お兄さん、お姉さんに頼みたいことがあるんだよ」
「なんだいけーね?」
「けーねは今回の旅でゆっくりについてもっと知りたいと思ったんだよ。だからお兄さんの牧場に行きたいんだよ」
「私もそれには賛成だ。お前が見せる可能性というものをみてみたい気がする」
「そんな大げさなものではないですよ」

こうなったらもう止まらない。青年は引きつり笑いで言葉の奔流を受ける覚悟をした。
だが、負けるわけにはいかないここで言葉の波に埋もれたらゆっくり牧場が大変なことになるからだ。

「おにいさん。はやくうちにかえらないとサイキョーじゃないゆっくりがたいへんよ」
(ナイスだちるの)
「それでは私はこれで失礼します」

そういうと私は上白沢慧音様に深々と頭を下げて村の北に向けて歩き始めた
目のまには牧場兼研究所の建物と柵が見えてきた。
私は牧場に戻ると全てのゆっくりにゆみふるを飲ませていった。
それが終わると一晩徹夜の疲れが来たのだろう深い眠りへと落ちていくのだった。

1週間もたつとそれまでの騒ぎがうそだった様にゆっくり牧場に平穏が戻ってきていた。
ゆっくりたちが楽しそうにキャッキャッといいながら遊ぶ姿を満足そうに私は見ていた。

ただ少し変わったことがある。新しい住人が数十人ほど増えたことだ。
れてぃのグループに新しい仲間も増えた
緑の髪と頭に生えた2本の触角が特徴的なゆっくりりぐる
赤い髪に帽子をかぶっており帽子のてっぺんには鳥の羽のような飾りがついているみすちーだ

それから図書館ではゆっくりけーねがゆっくりの歴史や文章についてゆっくり達に指導をしている
彼女は上白沢慧音様に指導をされていたこともありとてつもない教養を持っていた
その博識さは私の想像を超えるものがあったとだけ書いとこう


ゆっくりかぐやとゆっくりえーりんを中心としたゆっくりうさぎの群れが竹林の中に作った
『えいえんてい』にすみはじめたのだえーりんの知識もすごくゆっくりの怪我や病気の知識の豊富さには驚いた
彼女の薬草などを普通に人間に聞くものもあり収入源が増えたことにはふたたび驚いた。

そんな感じであたらしいゆっくりが増えながら私達の時間はゆっくりと流れていくのだった。
「いたずら好きのゆっくりてゐをゲットだぜ!!」
「『ゲラゲラ』笑うゆっくりれーせんゲットだぜ!!」
「とても賢い寺小屋のゆっくりけーねゲットだぜ!!」
「かわいくて無邪気なゆっくりうさぎゲットだぜ!!」

長かったようで短かった。短いようで長かった時間が終わりをつげた。


次回のゆっくり
「白い長髪に赤い瞳をしていて白と赤の大きなリボンと小さい赤いリボンをつけたゆっくり誰だ?」
鳴き声
『もっこもっこにしてやんよ』

次回も、ゆっくりゲットじゃぞ
                                                   byゆっくり博士





【あとがき】

作者名無しです。
作品が増えるごとに量が減っている気がします。
それがいいことなのか悪いことなのかわかりません。



  • ちるの大活躍、
    チョーイイネ!サイコー!! -- 名無しさん (2012-11-09 16:17:21)
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最終更新:2012年11月09日 16:17