小ネタ307 猫を拾ったと言うから

小ネタ。

よくある話である。 捨てられた動物を拾った、というそれくらいの。
ただ拾ったのが……

猫を拾ったと言うから友達の家に行ったらきめぇ丸がいたで御座るの巻。
「に ゃ ぁ ん」
「……いや、それきめぇ丸だろ」
「何言ってるの、かわいらしいネコじゃない」
「……いやどう見ても猫じゃない、きめぇ丸だ現実から目を背けるな戌葉さん」
「まぁわかってたんですけどね……、
でもかわいくないですか?この子も!!」
「にゃぁん」
「うん、まぁ、なんか和むけど」
「にゃぁん!!」
和むと言われたのが嬉しいらしい。
きめぇ丸はきめぇとよく言われるためかプラスのコメントに喜ぶのだとか。
その代わり、同居人のプライベートとかをよく【激写】するためか、プライバシー保護が難しいらしいが……

「まぁ戌葉さんなら大丈夫か。
この間、打撃式占いで罵倒されたり、恥ずかしい秘密を見られても悶えながら飼い主についてくる犬畜生タイプ
って診断されてたし」
「そ、そんな診断だったの!?」

心なしかきめぇ丸の戌葉さんを見る目が生暖かくなったのは気のせいだろうか?
「しかし、きめぇ丸ってたまにきめら丸になるらしいけど大丈夫なの?」
「あ、あれ結構すぐ戻れるらしいですよ?」
「……マジで?」

きめぇ丸は現在に至るまでどんな生物(ナマモノ)なのか一割も解明できていないゆっくりの中で特に分からないナマモノである……

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最終更新:2009年07月30日 22:57