ゆっくり愛で小ネタ42 軟体生物

電話から戻ると熱いので机の上にジュース入れたカップの中にれいむが逆さではまり込んでいる

「おにーさんたすけて!せまいよ!」

どうやら人がいない間にジュースを飲もうとして迂闊にもグラスの中に顔を突っ込んでいたら完全にはまったらしい
顔の周辺がみっちりと張り付いており動こうにも抜けない。
コップから外に出てる身体をクネクネ動かすが重心が不安定なのでコップが回転しながら傾く

「ゆ~めがまわるよ~!」

フラフラと動くコップが机の端から落ちそうなので済んでのところでキャッチする

少し力を抜いて引っこ抜くと「いたいよ!もっとやさしくたすけてね!」と文句をたれながら頬を膨らますのでデコピンしてやる

「ゆ゛っ!おにーしゃんがいじめるぅ…」

途端に涙目になったので仕方なくあやしたら、ジュースを飲みたい時は自分に言うようによく言い聞かせてやる
「じゅーす!じゅーす!れいむにはやくちょうだい!」

苦笑いしながら丸皿の上にオレンジジュース注いで床に置いてやる
ピューッと皿に飛びよると口の周りを濡らしながら夢中で飲み干す
「ご~くご~く!しあわせ~♪」

抱っこして人で言ううなじ辺りを指でコリコリほぐしてやると
「ゆ~♪」と言う声を上げながら目を細めて頬ずりしてきた



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最終更新:2008年08月24日 17:38