てゐ魂 第二十三話-1

てゐ魂


第二十三話 「命短し、恋せよゆっくり。」


銀魂パロディ

下品なネタ多し(今回は特に)。

ゆっくりが割と酷い目に合う。


それでも構わない方だけ下へどうぞ。























イオシスカンパニーの隠れた一室。

「う、うう…。」

部屋の一室であのうどんげの一団に連れ去られたれいむが呻き声を上げていた。
その周りでは、うどんげが反逆ゆっくりを引き連れて周りを囲んでいる。

「ゲラゲラゲラゲラ。」

「さあ、これ以上つらい思いをしたくなかったら子供を何処にやったか白状するんだな。」

うどんげの笑い声をきめぇ丸が翻訳する。

「やだ、それは絶対に言わない!」

れいむはキッ、と反論する。
その瞳には強い意志が宿っていた。

「おら、うどんげさんが居てっていってるんだから言えよぉ、言えってんだよぉ!」

周りにいる反逆ゆっくりの一人がれいむに体当たりをゲシゲシと繰り出す。
「言わないっていってるでしょ!」
れいむは体当たりしてきたゆっくりにそう反論する。
反逆ゆっくりはその顔を見て一速憎たらしい笑みを浮かべる。

「言えよぉ、いわねぇと…。」

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「そのタイヤキはあげないぞぉ!」

その反逆ゆっくりはれいむの頭上に吊るされたタイヤキを見ながらそう言った。
れいむは天井に吊るされたタイヤキを見つめる。
「た、タイヤキなんか欲しくないもん!ホントだもん!」
口ではそう言っているが、「グルル~」と腹の虫がなっているし、涎垂らしていてるしで全然説得力が無い。

「ホントにそうなのかなぁ?」

「も~ぐ、も~ぐ、しあわせ~。」

しかも周りの反逆ゆっくり達は全員タイヤキを食べている。
全員、れいむに見せ付けるようにしている。


「うぐぐ…それでも私はほしくない!」


れいむはぷいっとそっぽを向く。


「ゲラゲラゲラ…。」

「強情だな…仕方ない、アレを使うか。」


パチン!


うどんげが突然、指を鳴らした。

ザッザッザッ。

現れたのは、頭の上に銃を乗せた三匹の胴無しゆっくり。
銃はヘルメットで固定されており、それぞれのゆっくりが口に咥えているスイッチで発射される仕組みになっているようだ。


「何?まさか銃で脅すつもり?」

「フッフッフッ。」


現れた三匹のゆっくりはいきなり銃口をれいむの方に向けて、発射スイッチを押した!

「!?」

撃たれると思ったれいむは思わず身を怯ませる。

ブチャッ!

しかし、銃から発射されたのは実弾ではなく、3種類の色とりどりの液体だった。
れいむの身体に3種類の液体が掛かる。

「…?こ、これって…。」

れいむは自分の身体に掛かった液体を舐めてその正体に気づいた。


「ゲラゲラゲララ。」

「そう、それは醤油、マヨネーズ、ノンオイルドレッシングの三大調味料だ。」


そう言うと、同時に三匹のゆっくりは銃口を上に向ける。
天井に吊るされたタイヤキに!


「…まさか!」

れいむはうどんげ達のやろうとしている事に身体を震わせる。

「ゲラゲラゲラゲラ。」

「見くびるなよ、私は目的のためなら手段を選ばない、
 タイヤキを駄目にされたくなかったら子供の居場所をはくんだな。」


「………!」


れいむは一瞬、頭の中でタイヤキと赤ちゃんれいむを天秤に掛けた。


「…いや、むしろぶっ掛ける方向でお願いします。」


そして、あっさり天秤毎はるか彼方に放り投げた、頭の中で。

「……。」

「あれ?タイヤキには醤油とマヨネーズとノンオイルドレッシングを掛けて食べるもんじゃ無いの?」

首をかしげるれいむに対して周りの反逆ゆっくりは戦慄する。

「…!こ、こいつ、何言ってるんだ?」

「そんな損なもんぶっ掛けたタイヤキが好みなんて、コイツ舌がおかしいんじゃないの!?」

「?」

ヒソヒソ話をする反逆ゆっくり達を、れいむは何が何だか解らないといった表情で見ている。


「ゲラゲラゲラ。」

「…趣味悪。」

そんなれいむに対してうどんげはポツリとそう囁いた。



~☆~


「ちょッと!流石に社長さんに喧嘩を売るなんて危なすぎるって!ね、やめよ?やめよ?
 らんしゃまと一緒に帰ろ?」

らんは必死の思いで目の前をずかずかと歩くれみりゃとてんこを追いかけながらそう呼びかけた。
が、どっちも無視して通路を先に進んでいる。
この先にあるのはイオシスカンパニー社長のプライベートルームだ。
二匹のゆっくりはこれから社長宅に殴り込みを掛けようとしている。

「ホントにやめた方がいいてんこ!あの社長の周りには物騒な連中が纏わりついているんだって!
 下手したらあんたら生きてここを出られないてんこ!」

「うるさい黙れ、一瞬の油断が命取り。」

「それを聞いたら、なおさらあのれいむを放っておく訳には行かなくなったど。」

れみりゃとてんこの進む足取りが更に速くなる。

「ホントにまずいって!ね、帰りにらんが何か買ってあげるから一緒に帰ろてんこ!
 お前達に何か会ったららんはてゐになんて言えば良いんだてんこ!」

それでもしつこく食い下がるらんに対し、てんこは急に振り向いた。

「いい加減にしろと行っているサル!買収なんかで私は釣られにい!
 一体何で買収つもりだったんだ!桃か!桃なのか?桃なら九個でいい!」

「…てんこちゃん、ちょっと静かにした方が良いど。」

そう言ってれみりゃが立ち止まる。
れみりゃの目の前にとても頑丈そうな扉がある。
向こうから色々声が聞こえてくるし、ここが目的地で間違いないだろう。

「てんこちゃん、心の準備は出来ているど?」
そう言ってれみりゃはてんこの方へと振り向いた。

「まさか奮発して99個とか言うんじゃないだろうな!そんなに要りませんが、九個でいいんだが、
 実際の所はどうなんですか!」

「ちょ、てんこちゃん少しは落ち着いててんこ!」

「…何やってるんだど…。」

らんに詰め寄るてんこを見てれみりゃは溜息と共にそう呟いた。


~☆~


「ゲラゲラゲララ。」

「さて、茶番はこれ位にして本格的な拷問に入るとするか。」


『ゆっくり了解したよ!』


うどんげの言葉と共に、反逆ゆっくり達はいろいろなものを取り出す。
ムチ、ろうそく、羽箒…拷問の定番アイテムを手にゆっくり達はれいむに近づいていく。

「ぐ…そこまでしてれいむの子供がほしいの?」

れいむがそう言うと、基本、ニヤニヤ顔のうどんげの表情が見て解るほどに険しくなる。
そして、きめぇ丸の通訳を抜きで喋り始める。

「お前の子供だと?アレは私の孫だ!
 お前は私から子供を奪ったばかりか、孫まで私の元から奪うつもりか!」

凄い迫力でれいむに迫るうどんげ。
だが、負けずにれいむも反論する。

「きもんげ様が死んだのはれいむの所為じゃ無いよ!
 お前こそれいむの子供をきもんげ様と同じように部屋に閉じ込めるつもり!?」

「お前が連れ出さなければあいつはもっと長生きしていた!」

睨み合ううどんげとれいむ。
周りの反逆ゆっくり達はイライラしている。

「うどんげさん早くしてよ!拷問タイムはまだなの!?」

「まりさは強情なれいむを見ちゃうと、拷問したくてウズウズするんだぜ!」

どうやら早くれいむを拷問したくてたまらないようだ。
「…もういい、どうやらお前はもっと酷い目に合いたいようだな!」
うどんげはそう言ってれいむから離れる。
それと入れ替わるように反逆ゆっくり達がれいむに近寄ってくる。
れいむがそんな反逆ゆっくり達を睨み返したその時だった。

「ご主人様~喉は乾いておりませんか~?」

入り口の方から、かなり間の抜けた声が聞こえてきた。
「…え?」
声に驚いてその場にいたゆっくり達は部屋の出入り口に注目する。

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  ノ  _人  ,ノ     ヽ _ン   人 V ノ
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    /ヽ;:ヘハイ |\     /ト、/\
.   ハ/ヽ,ノV:|∧ `     |_」\ハ

そこにいたのはメイド服を着たてんこであった。
手には桃を山のように載せたお盆を持っている。
「て、てんこちゃん、どうやら社長はお取り込み中の用だてんこ、とっととこの場から離れた方が…。」
後でらんがてんこにそう話しかけるが。

「邪魔しないでくれませんか?(ギロリ)」

「す、すいませんでした…。」

てんこに睨みつけられてすぐ謝ってしまった。
相変わらず駄目なゆっくりである。

「ちょっと!良い所だったのに邪魔するんじゃないんだぜ!」

と、反逆ゆっくりの一人がてんこに近づいてそう言ってきた。
てんこは桃を手にとってこう話しかける。

「まぁまぁ、疲れたときには桃が一番だぞ?」

「要らないって言ってるだろ!」

反逆ゆっくりは目を血走らせてそう反論した。
「まぁまぁ、そうだ、そのままじゃあ食いづらいならジュースを奢ってやろう。」
てんこはそう言うと、手に持った桃を握りつぶした。


グシャッ


ボタボター。


反逆ゆっくりは頭から絞りたてのピーチジュースを掛けられる。
全身ピーチジュースを被せられたその反逆ゆっくりは、何ともいえない表情でてんこを見つめた。

「…テメェ、ふざけてるのか!?」

反逆ゆっくりはピーチジュース塗れの身体でそう叫ぶ。

「何だ、これじゃあ足りませんか?なら更に奢ってやろう。」


ポタポター。


てんこは二個目の桃を握りつぶした。
てんこに話しかけた反逆ゆっくりはまたピーチジュースを頭から被ってしまう。
「こら!やめろ!ベタベタして気持ちわりぃ!」
反逆ゆっくりは身体を震わせて全身のピーチジュースを拭おうとする。

「うわ!きたねぇ!」

「やめて欲しいんだけど!」

辺りに撒き散らされるピーチジュースの滴に周りの反逆ゆっくりは思わず引いてしまう。
「てんこちゃーん!何してるてんこ!ホントに殺されるてんこ!」
らんが青い顔になっててんこにそう話しかけてくる。
「てんこてんこうるさいぞカス!お前はバラバラに引き裂かれたいのか!」
てんこはそう言ってらんに緋想の剣を突きつけた。
「うわぁ~!このゆっくり、反逆ゆっくりの十倍は性質が悪いてんこ~。」
らんは涙目でそう叫ぶ。


「ゲラゲラゲラ。」

「一体何をやってるんだお前達は!」


「喧嘩だ喧嘩だ!」

「メイドとままりりささの喧嘩だ!」

「うわ、あのゆっくりそんな名前なの?発音大変そう!」


うどんげと反逆ゆっくりの視線が一斉に部屋の出入り口のほうに集中される。
「な、何が起きているの?」
一人取り残されたれいむは呆然とした表情になっている。
そんなれいむに背後から話しかける声。

「…あの赤ちゃんのお母さんだど?」

「!?」

          __,,.. -‐─- 、.,_
        _r'`i ̄Y ̄7ー、_. `ヽ、.,
  ♪   rr'´i>'‐- 、─-ァ' i‐-、 、ヽ、,__
   \ _」Y´        ̄`ヽ/-、 ヽr--ヽ.
     く:::ノ  i /i ハ  ハ 、   Y´i  `''ー- 、
  .r' ∠_/ / ト,、 レ' |/_,.!イi i  iン く⌒ヽ ノ ハ } \
 /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒  `!  i  ハ /  }! i ヽ
/ / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i  ハ  〈〈{_   ノ  }  _」
⌒Y⌒Y´ノ /l           ハノ i  ヽ⌒Y⌒Y´
     〈,.ヘ ヽ、        〈 i  ハ  i  〉
      ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ


驚いて振り向いてみると、そこにはカチューシャを付けたれみりゃの姿があった。
れいむは一瞬、誰?って思ったがすぐに思い出す。

「あ、お前はあの店の!」

「シーッ!大声を出すんじゃないんだど!」

れみりゃは羽でれいむの口を塞いだ。
そして、小声でこう呼びかける。

「皆てんこちゃんの方に集中してこっちには気づいてないど、
 今の内にこの部屋から脱出するど。」

「だ、脱出…?」

「さあ、早く!」

色々言いたい事があったれいむだが、今はれみりゃの言葉に従がう事にした。


「まだ不満か?ならば三個目のピーチジュースを奢ってやろう。」

「いや、もう要らないから!」

「てんこちゃん!もいい加減にしろてんこ!」


その頃、出入り口では、てんこと反逆ゆっくり達のやり取りが激化していた。
周りのゆっくり達も呆然としてこのやり取りを続けている。

「むう、これ作るのは意外と腕の力を使うからめんどくさいんだが…。」

てんこがそう言って、三個目の桃を取り出したその時だった。

「あら、だったらそれをそのまま私にちょうだいな。」

不意に背後から聞こえる声と殺気。

「!」

どおッ!

てんこはとっさに背後のらんをつかんで大きく前に飛んだ!
「テンコォオオオオオオオ!?」
いきなりの行動に思わず叫んでしまうらん。

「ちょ!ゆゆこさん!?ままりりささは味方!?うわぁ!?」

パグォワアッ!

次の瞬間、さっきまでてんことらんの居た空間が、巨大な口に飲み込まれた。
ピーチジュース塗れの反逆ゆっくりを飲み込んだ巨大な口は、そのまま一気に収束する。

「…フフ、ピーチジュースとゆっくりの組み合わせ…アリね。」

              /ヽ._,,,...,,,__
           ,. -‐/ @ ':,:.:.:.:.:.:.`"''::...、
           ,.':.:.:.:,'-‐r-‐‐'、_ノ_.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ.
           ,ゝr,ァ'-‐'"´ ̄`ー-く二ヽ-、:.:.:.:.)
          i´:.ァ'´, !  !   ;   i  `ヽ、>ーヽ、
          `ソ / ハ- ,ハ  /!._L」;、  '; i`iー-r'
          i  ';  !iゝ、 ∨  /_ ヽ  ,ハ!    '、
          .'、. i ,ハ!===   ====  ! ,レi  !  ';  ヽ.
            )レヽ|          / i ';   i _,ノ〉
            く).ハ、  'ー=-'    ,:' ;' .,ハ  レ'i_ノ
            ( ;'  ,ノ>、,__,,. く ! ./_/V!_r'-'



その口の持ち主、ゆゆこが舌なめずりをしながらそう言った。
同胞が飲み込まれたというのに、他の反逆ゆっくり達は呆然としている。
恐怖、反逆ゆっくり達は恐怖の感情で固まっているのだ。


「ゲラゲラゲラ。」

「ゆゆこ!貴様一体何処をほっつき歩いておったのじゃ!」


うどんげがゆゆこにそう話しかける。
ゆゆこは表情一つ変えずにこう言った。

「そんな事より、後を気にかけた方が良いんじゃないかしら?
 聞こえるわよ、ゆっくりの足音が二つ。」

「え!?」

うどんげ、反逆ゆっくり達は一斉に後ろを振り向く。
そこには逃げ出そうとしていたれみりゃとれいむの姿があった。

「!?」

「ま、マズイ、見つかったど!」

一斉に反逆ゆっくりに見つめられて、れみりゃは後退りする。

「れみりゃ!れいむさん!こっちについて来い!」

と、その時頭上からそんな声が。
れみりゃが見上げると、そこには白目をむいたらんを頭に載せてれみりゃを飛び越えるてんこの姿があった。
その手には抱えきれないほどの桃が握られている!
てんこが何をしようとしているのか理解したれみりゃはすぐに羽でれいむのもみ上げを掴むと
てんこの飛んで行く方へと駆け抜ける!

「お前達には桃をジュースをまとめて奢ってやろう!」

空中のてんこはそう言って、うどんげ達に向かって手に持った桃をまとめて投げ付けた!


ドガアンッ!


桃は一斉に破裂し、白い煙を巻き上げた!

「うわ、何だこれ、何も見えねぇ!」

「煙幕だ!畜生!煙にまぎれてれいむを連れて逃げる気だな!」

「探せ、絶対に探すんだ!」

反逆ゆっくり達はパニック状態でれみりゃ達を探し始める。
しかし、煙で視界を遮られている状態じゃあ探すのは難しいようだ。

「ゲラゲラ!」

「クソ!あいつらこしゃくな真似を!」

こんな独り言まで翻訳しなくても良いだろうに律儀なきめぇ丸だ。

「出入り口だ!あいつらが脱出する気ならそこから出るしかねぇ!」

「で、でも何処を向いても真っ白で出入り口がどっちかなんて…。」

「うるさい、無理でもやるんだ!出ないとうどんげさんにお仕置きされるぜ!」

「う…するのは好きだけど、お仕置きされるのはイヤだよ!」

「…やれやれ、見えない位でそんなに騒ぐこと無いじゃ無い。」

みんなが混乱している中、ゆゆこだけは冷静だった。

「…あら、この匂いは…。」

ゆゆこが向いたのは、部屋の出入り口ではなく、窓の方。
煙幕で全く周りが見えないのに、ゆゆ子は他のゆっくりにぶつかること無く、その窓の方へと進んで言った。
そこには、胴付きゆっくり一人なら何とか通り抜けられる位の穴が開いて居た。

「…こしゃくなマネを。」

ゆゆこはそう言って口を大きく開いた。


バキイッ!


そのまま、目の前の壁を一気に噛み砕く!
そして、その結果できた巨大な穴から外に出た。
外は屋根に繋がっており、強い風が吹き付けていた。


「フフ、思った通りね。」


ゆゆこはそう言って、上を見上げる。


「げ!見つかっちゃったどぉ!?」

「おいぃ!そっち見ている暇があったら早く上に上がってくれませんか!?」


そこには更に上の屋根に登ろうとするれみりゃ達の姿があった。


「何か外の方が騒がしいよ!」

「賊はそっちにいるのか?」


反逆ゆっくり達がゆゆこの開けた穴からぞろぞろと出てくる。
「怪しい奴なら上に登って行ったわよ。」
ゆゆこはやって来た反逆ゆっくり達にそう報告する。

「梯子だ!梯子持って来い!」

反逆ゆっくりの一人がそう叫ぶ。
すぐに長い梯子が、ゆっくり数人掛かりで運ばれてくる。
梯子はすぐに上の屋根に向けて立てかけられ、反逆ゆっくり達は順番に梯子を上っていく。


「うわぁああああ!登ってきたてんこ!」


らんが登ってきた反逆ゆっくり達を見て大声で叫ぶ。

「逃がすかぁ!」

「ゆっくり捕まってね!」

上の屋根に登ったゆっくり達はすぐにれみりゃ達を追いかけ始めた。
れみりゃ達も屋根の上へと逃げていく。

「う、うう~…か、風が思いのほか強いど…。」

しかし、屋根の上を吹きすさぶ風に吹き飛ばされそうになる所為で、思いのほか屋根の上を登るのは難しい。
基本的に、胴無しゆっくり達は軽いのだ。

「クソ!風が思ったより強いな!」

「こういう時こそトーテムポールだぜ!」

対する反逆ゆっくりは、トーテムポールの陣形で登っていく。

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   r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ
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    | i./イル_\イ人レン/i イ i.
    ||. i、|. | . (ヒ_]     ヒ_ン).iイリj
    | iヽ「 ! ""  ,___, "" !Y!.
    .| |ヽ L」    ヽ _ン   ,.'」
    ヽ |イ|| |ヽ、       ,イ|| |
     レ レル. `.ー--一 ´ルレ
   , -<;::::::::::/::_、:, --──- ::;;_::::!\
  ハ,    `ヽ:::!/          ``ヽ,丶
  |      O' i   ハ   !ヽ ナト、ヽ  f' |
  ト       |  `ト--ヽ_|  --丶 !  |ノ
 /      ,.ハ_.,イ ( ヒ_]    ヒ_ン) | |__|
/   / /   | | ""   ,___,  ""`|´ヽ
(.   !/´`!、  ヽハ     ヽ _ン    ノ\!
 \ |   ) 八 \''        ,ィ' ハ 〉
   ソ   (ノ´\ヽ_ `i tァ‐<´!/`∨
   |)   `,-‐'´ ヽヽ|\|ヽ! \| `ヽ ヽ


このように縦に3つ重なることにより、胴無しゆっくりでも強風に負けない安定感を得ることが出来る!
まるでスライムタワーのようになったゆっくり達は、れみりゃより速い速度で屋根を登っていく!


「う、うわああああ、このままじゃあ追いつかれるどぉ!」


追いかけてくるゆっくりタワーを見て、焦るれみりゃ。


「ここは黄金の鉄の塊に任せてもらおうか!」


と、その時、更に上のほうからそんな声が。
「え?」
れみりゃが屋根の上のほうを見てみると、そこには屋根のてっぺんまで登っててんこの姿があった。
「へクチッ!風が思いのほかつめてぇ。」
ちなみに隣にはれいむの姿がある。
てんこに連れられて上まで登ったのだろう。

「うぉおおおおおおお!」

で、そのてんこはと言うと、屋根のてっぺんに設置されていた貯水タンクを引っぺがして持ち上げていた。
てんこは自分の体の十倍はある貯水タンクを持ち上げる!

「え?」

「も、もしかしててんこちゃん、それをこっちに投げるつもりてんこ?」

れみりゃとらんは貯水タンクを持ち上げたてんこを見てそう呟いた。


「大丈夫だ…私はヴァナのイチローですねと呼ばれた事がある!」

「ちょ、イチローは打者であって投手じゃ無い気が!」

「うぉおおおおおおおおおお!」


てんこは反逆ゆっくり達が追いかけて来る方向に向けて貯水タンクを投げつけた!

「うわあああああ!?」

れみりゃとらんは慌てて身を低くする!
貯水タンクをれみりゃ達の頭上スレスレを飛んでいく。

「うわぁあああああああ!」

そして、その後ろに居る反逆ゆっくり達に向かって飛んで来る!
反逆ゆっくり達はトーテムポールの陣形を解いて散り散りに逃げだした!

「…たれやれ、乱暴なマネをするわねぇ。」

そんな中、滅茶苦茶冷静な口調でそう呟くゆっくりが一匹。
そう、ゆゆこである。
彼女に向かって真っ直ぐ貯水タンクが飛んでいく!


バリイッ!


ゆゆこはその貯水タンクをその場から一歩も動かず、一瞬で噛み砕いた。

「…さっきの壁もそうだったけど、やっぱり無機物は味が悪いわ。」

そう言ってハンカチで口を拭くゆゆこ様。
噛み砕かれた貯水タンクは二つに分かれて屋根から転がり落ちていく。

「…嘘…でしょ?」

れみりゃ達は貯水タンクが簡単に噛み砕かれた様を見て、呆然としている。

「に、逃げた方が良いど!あいつの相手はヤバイ!」

れみりゃがらんにそう呼びかける。

「そんなの言われるまでも無いてんこ!…アレ?最初から逃げていたような。」

らんはれみりゃの言葉に疑問を感じる。

「どうでもいい事考えている場合じゃ無いど!」

らんはれみりゃの言葉でそれも沿うか、と正気に戻った。
すぐにてんこの居る屋根のてっぺんまで上り始める。
幸い、追いかけてきていた反逆ゆっくり達はトーテムポールの陣形を組みなおすのに躍起になっている。
その隙にれみりゃ達はそれこそ必死の思いで屋根を駆け上る!
そして、れみりゃ達は屋根のてっぺんまで上りきった!


「や、やったど!」

「らん達はやったてんこ!」


れみりゃ達はやり遂げた感で思わず屋根のてっぺんで飛び跳ねる。
しかし、一瞬の油断が命取り。


ツルン!


「…あ。」


れみりゃとらんは屋根のてっぺんで思いっきり足を滑らせたのだ。


「うわぁああああああああ!」


そのまま、来た方向とは反対側の屋根を転がり落ちて行く二匹のゆっくり!
「おいぃ!一体お前達は何しているんですか!」
てんこはれいむを小脇に抱えて、屋根のてっぺんかられみりゃを追いかけるように飛び降りた!

「あいつら!屋根の向こう側に行ったみたいだぜ!」

「クソ!こんな所でゆっくりしている場合か!」

その様子を見ていた反逆ゆっくり達は口々にそう叫ぶ。

「義体持って来たよ!」

と、反逆ゆっくりの仲間が首のない人間の身体をデフォルメしたようなものを持って現れる。

「おぉ、ありがてぇ!」

「これがあれば風の強い屋根だって簡単に登れる!」

反逆ゆっくり達は持ってきた義体と合体!

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その身体を使って凄い勢いで屋根を上り始めた!
今までの苦労は何処に行ったと言わんばかりの速度で天井まで上り詰めた反逆ゆっくり達はあっさり屋根のてっぺんまで上り詰める。
そしてそのまま、れみりゃ達が転がり落ちたほうの屋根を覗き見た。


「…アレ?」

反逆ゆっくり達は間の抜けた声を上げた。

「どうしたの?」

義体の数が足りなかったため、トーテムポールの陣形で上っていた反逆ゆっくり達は、
先にてっぺんにたどり着いた同胞の間の抜けた声にそう問いかける。

「いや、あのゆっくり達、何処にも姿が見えない。」

「え!?」

ようやく上りきった残りのゆっくり達も反対側の屋根を覗いてみる。
…確かに、転がり降りて行った筈のれみりゃ達の姿は何処にも無い。

「…落ちたのか?」

「いや、何だか殺しても死ななさそうな顔してたし、それは無いだろう。」

「じゃあ何処に?」

「そんなのまりさが知るか!…とにかく、ここから降りよう、他の所を探すんだ!」

その号令と共に、反逆ゆっくり達は来た道を引き返していく。

「おい!殺しても死ななさそうな顔とはどんな顔だ!」

「ちょ、黙っていた方が良いって。」

そして、屋根の下からそんなやり取りが聞こえて来た事に、反逆ゆっくり達は誰一人として気づかなかった。


~☆~


「全く、好き勝手言いやがって…歯に衣を着せるという名言を知らないのかよ。」

「アンタはまずクチは災いの元と言う名言を知った方が良いんじゃないの?」

むすっとほっぺを膨らますてんこにれいむの冷ややかな言葉が突き刺さる。
てんことれいむはただ今、屋根の下のほうに居る。
実は屋根の下のほうにもう一つ屋根が突き出していて、てんことれいむはその屋根の上に乗っかっているのだ。

「ところで、れみりゃ、お前は落ち着いたのか?」

「も、もう少しタンマ…。」

てんこがれみりゃの方を見ると、彼女はまだ青い顔になっていた。
まぁ、屋根の下にまた屋根が無かったられみりゃはそのまま地上へ真っ逆さまだ。
真っ青になる気持ちも解るというものだろう。

「う、うう…酷い目にあったてんこ…。」

らんもヨロヨロになって起き上がり辺りをキョロキョロと見回す。
…その時、らんの視界にあるものが目に入った。

                .,r'´.,r'´ \   ,'  ゙i _,.、○
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「…え?こ、これもしかしてうん…え?何で、マジで?」

自分の目の前にある茶色の物体を見て、固まってしまうらん。
てんこがらんの傍にあるそれを見て、思わず叫ぶ。

「おいぃ!?お前、まさか屋根を転がり落ちたショックで漏らしたんじゃないでしょうなぁ!」

「ち、違うてんこ!らんだってまさかこの年で漏らすなんて…。」

らんは思いっきりうろたえながらそう弁明する。
しかし、その弁明をぶち壊す一言が、れいむの口から発せられた。

「あの…何か、う○この道が出来てるんだけど…。」

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れいむの言う通り、屋根の上かららんに向かって、排泄物が点々と落っこちていた。
「…………。」
う○この道をみて、らんは思いっきり固まってしまう。

「…まぁアレだ、こういう事もある。」

てんこはそんならんの頭をポンと叩いて、慰めの言葉を掛けてあげた。
らんはまだ、固まったままであった。


「…あの、ちょっと聞きたい事があるんだけど…。」

と、れみりゃがれいむにそう話しかけてくる。

「?何?」

「スナック封魔録の前に鉢植えの赤ちゃんれいむを置いたのは、もしかして…。」

れみりゃの問いかけに、れいむはコクリと頷いた。

「やはりコイツが赤ちゃんの母親だった!」

れいむの頷きをみて、てんこが大声でそう叫ぶ。
「…あ、あの、ごめんなさい、れいむの為にここまで来たんでしょ?」
れいむは恐る恐るれみりゃ達に問いかける。

「気にすることは無いど!目の前でゆっくりがさらわれたら、助けに行くのが真のゆっくりだど!」

れみりゃは本当に気にするなと言わんばかりの笑顔でそう返事する。
そして、れいむに続けて話しかける。

「…れみりゃ達に教えてくれないかど?あの赤ちゃんは一体何なんだど?イオシスカンパニーとはどんな関係何だど?」

それは、れいむに対する問いかけであった。
答えるのには戸惑いを覚えたれいむであったが、ここまで巻き込んでしまった以上、話した方が良い。
「わかった、ぜ~んぶ話してあげるよ。あの赤ちゃんの事も、れいむの事も。」
れいむはれみりゃ達を真っ直ぐ見据えて、そう答えた。

~☆~

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最終更新:2011年01月29日 18:11