小ネタ384 風船ゆっくり

企画とはまったく関係ないけどリハビリがてら小ネタを

風船ゆっくり

ある日、いつものように紅魔館門前でぐっすり寝ていた私、なにやら声が聞こえたので
ちょいと目を開いてみれば…誰もいませんね?
「ゆっくりしていってね!!!」
ああ、ゆっくりですか、見下ろせば…いない?
「どこに隠れてるんですか?」
「れいむはおねえさんの目の前でゆっくりしてるよ、おねえさんの目はふし穴だね?」
馬鹿な…目の前には何もない!ゆっくり特有ののんびりした気は感じると言うのに!?
まさかパチュリー様がミラージュコロイドの開発に成功したとでも!?
「ん…?」
ちょいと立ち位置をずらしたところ、ゆっくりの居場所が判明しました
「いやん、えっち!!!」
なんとゆっくりが紙みたいに薄くなっているのです、だから私の視線に大して完全に垂直に
なる様に位置取れば馬鹿馬鹿しいけど見えなくなってしまうのです
「…で、いったい何がしたかったんですか?」
「…そうだった!おねえさん!れいむを元にもどしてほしいの!!!」
「え?その前にどうしてそんなぺらぺらになっちゃったの?」
「ロードローラーにひかれたよ!えっへん!!!」
このれいむが言うにはこの辺で咲夜さんがたまたま持っていたロードローラーに
ぶっ潰されてしまったらしい、咲夜さんも変わったものを持っていますね?
「なんとまあ…それでどうやって元に戻せば良いでしょうか?」
「れいむのリボンに何かついてるでしょ?そこから空気をゆっくりふきこんでいってね!!!」
見てみればれいむの髪飾りに何やら空気弁らしき物体が付いている…ビニール風船でしょうか?
「何だか風船みたいですね?とりあえず膨らましますよ」
空気弁に口をつけ少しずつ空気を吹き込んで行く、肺活量には自信があります
「うおー、ゆっくりふくらんでくよ!!!」
見る見るうちに膨らんで行くれいむ、つくづくゆっくりはよくわからないものだと思います

「やべぇ!ふくらみすぎた!!!」
気が付いたられいむは文字通り風船になって空の彼方に昇って行ってしまいました
まあ…ゆっくりだし大丈夫でしょう、どんな場所でも元気にゆっくりしていけると信じてます

ありすアリスの人

ミラージュコロイド
機動戦士ガンダムSEEDの世界におけるステルス技術
簡単に言えば透明になる、あらゆるセンサーにひっかからないとか

  • -- 名無しさん (2014-05-04 16:44:42)
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最終更新:2014年05月04日 16:44