ゆっくりはエコに挑まんとする





「・・・最近、なんだかゆっくりの雰囲気が変わっているような気がするわ、阿求。」

「よく気づいたわね小鈴。今ゆっくり達はエコに励んでいるのよ。」

「えこ?」

「例えばそうね、あれを見てみなさい。」



(・.・)<ゆっ。

(^▽^)<ゆっくりしていってね!!!


「あんな風に文字数を極力減らして容量を軽くしてるのよ、すごい努力よね。」

「よ、容量って何よ阿求。」

「容量は容量よ・・・ほら、あれを見て!」


(∵)<だぜ!!


「あそこにいるゆっくりまりさなんか特殊文字を使って3文字まで体をシェイプアップしているわ!」

「あれゆっくりまりさだったのね、阿求に言われるまで気づかなかったわ。」

「あれこそ極限のエコという奴ね…!小鈴!あれを見て!」

「…!あれは!」


(:D)<笑顔を秋らめない!

「あのゆっくり静葉、文字を節約する中でも自然な笑顔を見せている!」

「でもわざわざ体を横にしているせいでチョット辛そう!」

「そこまでして自然な笑顔を見せようとする!まさにエコゆっくりの鏡よ!」


「いやぁ、いろいろなエコゆっくりが居るモノね、小鈴。」

「ええ、チョット私も感動しちゃった、でも…。」

「?どうしたの?」

「何かメールの絵文字みたいね、エコってるゆっくり達!」

「確かに、何かギャルが携帯で送ってきそうな面構えをしてるわね!」


(・.・)<!?

(^▽^)<!?

(∵)<!?

(:D)<!?



次の日


「…あっさりエコを止めていつも通りに戻ったわね、ゆっくり達。」

「そんなにショックだったのかしら、絵文字メールみたいだと言われたの…。」
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最終更新:2019年12月17日 05:43