かわいいゆっくりゲットだぜ!!外伝 1-下

かわいいゆっくりゲットだぜ!!外伝-下(ごめんなさい)

  • ゆっくりれみりあ(れみりゃ)の捕食種設定ありです。俺設定もありです
  • ゆっくりの捕食シーンと死亡するシーンと戦闘するシーンがあります。
  • ひどいあつかいのゆっくりと性格の悪いゆっくりがいます
  • 3章のプロローグと重なる部分あります
  • 投棄場と悩みましたがSSに載せる事にしました。助言をくれたスレの方たちありがとうございます
  • 残酷なシーン、捕食と戦闘を(以下略)と共食いや死体食いをおまけにのせました。嫌いなかたは読まないでください
  • それでもよければどうぞよんでください



では駄文開始です。



「どういうことなんだぜ!」

小屋に戻ったリーダー格のまりさは怒鳴り声を上げた。

「ゆっくりおちつくんだぜ! ごはんさんはまたさがせばいいんだぜ!」
「そうなんだよ! ゆっくりするためにごはんをたべたんだよ!」
「ちんぽ!」
「おこるなんていなかもののすることよ!」 

小屋に残っていた越冬用の保存食は跡形もなくなくなっていた。
食料探しに行きもしない若い成体ゆっくり達と子ゆっくり達によって…

「よくきくんだぜ! このなかでいちばんごはんをたべないのはあかちゃんなんだぜ! 」
「だからいっぱいたべるれいむたちはさきにたべたんだよ!」

駄目だ。こいつらには自分の言いたい事を理解する知能はないとあきらめた。
赤ゆっくり達のこともかんがえずに、自分達だけで食料を食べたことに満足そうな連中に軽蔑のまなざしを向けた。

「ごはんをたべたゆっくりはぜんいんしょくりょうさがしにいくんだよ!」
「なんでれいむがごはんをさがしにいかなければいけないの!」
「ちんぽ!」
「とかいはなまりさはそんなことはいわないわ!」
「いぃぃぃぃから、すぐこやからでていくんだぜぇぇぇぇ!!」

自分たちの2倍近い50cm台のまりさの威嚇に恐れをなした若い成体はいやいやそうに小屋を出て行った
隅っこではまりさの様子におびえた赤ゆっくりたちが震えている。
まりさは般若の形相から優しい顔に戻ると赤ゆっくりたちにすりすりをしようとした。
積極的に顔をすりすりする子とおそるおそるする子がいることに気付いた。

「おちびちゃん、どうしたんだぜ?」
「「「「ゆぇぇぇーん、まりしゃちゃちだけごはんちゃべちゃったんだよ。おきょらにゃいで」」」

よく見てみればツヤのいい子供とげっそりした子供がいる。
どうやらあの成体ゆっくり達は自分の子供達にだけは食料を与えていたようだ。
ここまで来ると自分のリーダーとしての器に自信がなくなってきた
あのぱちゅりーが出て行ったのもわかる気がした。
だが、今自分のできることをしていかなければと心に決めた。

先ほどのれみりゃのいた場所に戻ると若い成体連中が不満そうに食料を運んでいる。
この調子で何日か行えばどうにかなるかもしれない。
まりさもどこか楽観的に考えていた。

次の日、入り口から外を見た
まりさをはじめとする越冬についての知識をもってるゆっくりは絶望した。
雨が降り始めていたのだ。この寒さでは雪に変わるかもしれない。
遠出は難しい状況だ。入り口を閉めて寒さを防ごうとした時にピンクの丸い物体が飛んできた。

「うーうー♪ うーうー♪」
「「「「れみりゃだぁぁぁぁ---っ!!!」」」

群れの中で緊張が走る。
まりさは一歩前に出てはなしかけた

「なんのようなんだぜ?」
「うーうー♪ うーうー♪」

自分の帽子をひっくり返すと中にはまつぼっくりがいくつも入っていた。
それを置くと自分の役は終わったというように入り口から出て行ってしまった。
どうやら食料ををわけにきてくれたようだ。
若い成体がものほしそうに見ているがまりさは口の中で噛み砕くと赤ゆっくりの前にはいた

「あかちゃんがさきなんだぜ!」

親のいない赤ゆっくりや昨日、食料を食べれなかった子ゆっくりたちにわけていった。
満足そうに見る小数のゆっくりと不満げな顔をするゆっくり達がいた。
何故働けもしない、赤ゆっくりにご飯を上げるのかわからないといった顔だ。
赤ゆっくりたちはおなかいっぱいで満足のようだ
次に子ゆっくりに食料を与え始めた。それなりに満足のようだ。
成体ゆっくりにも赤ゆっくりと子ゆっくりにあたえた量を分けた。とても不満足のようだ。

「こんなりょうでたりるわけがないんだよ!ばかなの!しぬの!」
「きのうはたらいたぶんをよこすんだぜ!」
「ちんぽ!」
「とかいはなしょくじをようきゅうするわ!」

やはり、こいつらはわかっていない。
今分けた食料の分配がぎりぎり冬が終わるまで生き残れる量だということを

「よくきくんだぜ! ごはんがたべたいんならあめさんのなかをさがしにいくんだぜ!」
「ばかなの! そんなことしたらとけてしんじゃうんだよ!」
「そのとおりだぜ! ごはんさんはすくないからまいにちこのりょうでがまんするんだぜ!」
「そんなことしたら、おなかがすいてしんじゃうんだぜ!」
「ならいますぐごはんさんをさがしてくるんだぜ!」

ご飯をわけるにも雨がいつ止むかわからない状況ではこれ以上食料を探せるかわからないのだ。
今ある食料を赤ゆっくりに合わせてわけていき…最悪は…
そんなことを考えながらまりさは番のありすとゆっくりしていた。
自分も子供は欲しい。だが、状況が許さないのだと諦めている。

次の日もれみりゃは、雪の中をまつぼっくりをもってやってきた。
そんな感じで何日が過ぎたときれみりゃがもってきたのは木の皮だった。

「ばかなの! そんなのたべれないんだよ!」

若い成体のうちの一匹が空腹のイライラもあってか叫ぶ。

「うーうー? うーうー?」
「うーうーじゃないんだぜ! もっとおいしものをたくさんもってくるんだぜ!」

若いゆっくり達の間では、このれみりゃは自分たちに食料を運分のが当然になってしまってるようだ。
子供の頃から自分達に食料を集めてくれていた事も原因のひとつだろう
この雪の中を食料を探すのにどれだけ苦労しているのかわからないのだろうかとリーダー格のまりさは思った
これ以上れみりゃに迷惑をかけるのは申し訳ない。そう思ったまりさは

「もうこなくていんだぜ。じぶんのすでゆっくりはるまでまっているんだぜ!」
「うーうー? うーうー?」
「そうよ。とかいはじゃないれみりゃはくるべきではないわ」
「うーうー? ひっぐえっぐ…」

れみりゃは泣きそうな顔になると木の皮をくわえて小屋を出ていてしまった。
あの木の皮は何だっただろうかとまりさは考えていた。
その答えに気付くのに1週間がかかった。
食事の量は赤ゆっくりでも満足できない程度の量になってしまった。
そのせいでかゆっくりたちが大きくならなくなり始めた
ここまで来ると食料を無理にでも奪おうとするゆっくりもいた。
それぞれの種でリーダー的役割になっているゆっくりに阻止されて諦めた。
成体ゆっくりはイスやテーブルなどの木を食べて飢えをしのぎ始めた。
れみりゃの持ってきた木も食料だったのだとゆっくり達が気付いた時には遅かった。
雪がやんで森の土が湿っていないので若い成体ゆっくりに食料探しにいかせた。
念のためにそれぞれのリーダーだけは残って食料を守っていた。

「ちんぽ!」
「どぼじでごはんがな゛いのお゛ぉぉぉぉ!!」
「わからないよー! ごはんがないんだよー!」
「ゆきさんのせいでもりのそとにいけなかったんだぜ!」
「とかいはのわたしにしょくりょうちょうたつなんてやらせるんじゃないわよ!」

若い成体ゆっくりは口々に文句をいっているが様は何も見つからなかったようだ。
申し訳程度に木の枝を拾ってきたようだがとてもじゃないが食える味ではなかった。
れみりゃが置いていこうとした木は美味しかったのだろうかと誰かが言った。

「そうだよ!れみりゃにごはんをもらえばいいんだよ!」
「そうよ!あのれみりゃなら、ごはんをもっているんだよ!」
「とかいはないけんね!」

さすがに食べられてしまえとは思わないが、まりさはその様子をみて勝手に行けと毒づいた。
心配そうに見ていた年長者のれいむがついていったから大丈夫だろうと思った
あいつらはわかっているのだろうかれみりゃ1匹の食料でどうにかなるわけがない。それに…
若い連中が戻ってきたゆっくりできるものが何もなかったと怒っている。
それはそうだろう。もってくるものがなくなって木の皮を持ってきたぐらいなのだから。

「やっぱり、れみりゃはやくにたたないんだよ!」

そのれみりゃがいなければお前等は餓死してたんだろうがとは言わなかった。
そのとき入り口から誰か入ってきた。あのれみりゃだ。
おうちを荒らされた文句でも言いにきたのだろうか…様子がおかしい。
れみりゃは自分のほほ辺りをちぎると先ほど出て行った年長者のれいむに投げた

「これをたべてもいいの?」
「うーうー♪ うーうー♪」
「ありがとうね…れみりゃ…」

泣きそうな顔をしながられいむは、少し固めの肉まんの皮を口の中でふやけさせた
れいむはそのれみりゃの皮を赤ゆっくり達にわけてあげた

「「「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー♪」」」

量は少なかったがおいしそうに赤ゆっくりたちはれみりゃの皮を食べていた
そして小屋の中ではとても美味しそうなにおいが充満するのだ。
人間が肉まんと呼ぶ食べ物の具のにおいが…
傷が治ったのかれみりゃは小屋から飛び出していった。
体をわけるれみりゃを見て自分たちが少しでも生き残る方法があることにまりさは気付いた
若い成体連中が大騒ぎを始めた。
自分の体をわけるぐらいなのだからあのれみりゃはご飯をいっぱい持っているはずだとそれを隠しているんだと
そういうとリーダー格まりさにもう一度れみりゃを探しに行くから食料をよこせといった
どうせ助からないなら全部食べてもいいだろうか最終手段もあることだし。
ほかの種のリ-ダーに相談した。

「わかったんだぜ! あかちゃんからじゅんばんにたべるんだぜ!」
「「「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー♪」」」
「「「むーちゃ、むーちゃ、しあわせー♪」」」

子ゆっくりより小さい子供たちはおなかいっぱい食べて幸せのようだ。
おなかを見せてゴロゴロ転がったり母親とすりすりをしている。
大人たちの順番になった時には食料はひとつもなくなっていた。
子供たちに最後だけでもゆっくりさせれたことにリーダー格や年長のゆっくり達は満足だった。
だが成体連中は不満でいっぱいだ。

「こうなればほかのゆっくりのすをおそうんだぜ!」
「そうだよ! あのぱちゅりーやこぁのすをおそえばいいんだよ!」
「あのふたりがどこにいるかわかるのかだぜ!?」
「ゆ・・・」

また入り口かられみりゃがやってきたどこから持ってきたのか大量のビワの葉っぱを出してきた。
それを見て若い成体ゆっくりたちが目の色を変えて食べ始めた。
その様子をみたリーダー格のまりさが質問をした。

「このはっぱさんはどこにあったんだぜ?」
「うーうー? …うーうー」

こちらに来いという様に羽を振ります。
それぞれの種のリーダー格と年長者が意見を交わした。
今までのれみりゃの行動から信じてついていくことにした。
若い成体達とリーダー格のまりさが約2時間ほど歩くと土手に行く道に着いた。
その先には1mぐらいのビワの木と松の木が一本ずつ立っていた。
れみりゃがその葉っぱとまつぼっくりを落としてくれたのでそれを食べた。
成体20匹以上には足りる量ではなかった。

「ありがとうなんだぜ!」

ここまで食料を探してくれたれみりゃに、まりさは純粋に感謝をした。
だが若い世代は、こんな遠くまで来てこれだけなのかと不満げな様子を見せているものもいる
中には自分の子供たちのためだと口や帽子にためている者がいる。
2時間をかけて巣に戻ると食べた量と運動量の差だろうか疲れてしまい群れのゆっくり達は熟睡してしまった。
まりさはつがいののありすに話しかけた

「ありす、よくきくんだぜ! いまからすっきりするんだぜ!」
「でもごはんがないのよ。それじゃあかちゃんがかわいそうよ」
「しんぱいしなくていいんだぜ!…」
「…!!」

まりさとありすの間の子供はみな大人になる前に死んでしまっている
だから、次の子供こそは大人になって欲しいと願っている。
なのにこの状況で生みたいとはどういうことなのだろうか?
まりさの意見に驚きつつありすは子供を生むこと承諾した。
自分やまりさや自分がいなくても子供たちがゆっくりできることを願いながら行為に及んだ
そして、ありすの頭に蔦が生えてまりさ種が1匹・ありす種は2匹実っていた。

次の日、リーダー格のまりさがありすと子供を作ったことに対して大騒ぎがおきた
食糧問題を抱えているのにそのような事をするなんて信じられず年長者のゆっくりたちも驚いていた。
だがまりさの話を聞いて年長者は納得した。
自分が最初の食料になり年長者から順に食べられていいき、赤ゆっくりを少しでも生かす作戦だというからだ。
若い成体はそのことに反発したが子供を認められたことによって納得した。
だが子供を生む場合には母体にならなかった。父親ゆっくりは食料になると聞いて諦めたゆっくりもいたようだ。
この群れは、年長者に反発するものは多いが行動にうつす覚悟のあるものは少ないのだった。

「ただ、みょんはさいごまでのこるんだぜ!」
「わかるよー! みょんはつよいからむれをまもるんだね」
「ちんぽ!」

リーダー格のみょんは自分の信頼に答えようと張り切ってくれているようだ。
だが、実際は約束を忘れて自分だけ生き残ろうとするゆっくりが出た時の対策の意味もあるのだが…
まりさの悪い予感は当たった

「れいむがさそったのがわるいんだぜ! まりさはこどもをうむきはなかったんだぜ!」
「どぼじてぞんんなあごとぉぉぉいうのぉぉ!!」

若い成体まりさが食料を探すふりをしてれいむ種との間に子供をつくってしまったのだ。
その様子をみていたゆっくりも何匹もいたので言い逃れはできなかった。

「『さあ、おたべなさい!』をするんだぜ! まりさ!」
「そんなことしたくないんだぜ! こどもをうんだらみんなしあわせになるんだぜ!」
「それはごはんさんがたくさんあったばあいなんだよ! いまはごはんさんがないんだよ!」
「ちんぽ!」

先の尖った木の枝をもったみょん達が後ろのほうで身構えている
返答によってはいつでも飛び掛れるようにしている。
このままでは自分が刺されるか食べられるかして死んでしまう。
リーダー格のまりさはすっきりするゆっくりが自分の死ぬ前にでたことに満足していた
このことが抑止力になって子供を生もうとするゆっくりがいなくなる。
加えて『さあ、おたべなさい!』に対する抵抗感も減るはずだからだ。
子供を作ったまりさは悩み続けた。自分が食べられないにはどうすればいいか・・・
食べられる…食べてもすぐに直る奴がいることを思い出した。

「よくきくんだぜ! まりささまがいいことおもいついたんだぜ!」
「どういうことなんだぜ?」
「れみりゃをつかまえてしょくりょうにすればいいんだぜ! すぐにきずがなおるからもんだいないんだぜ!」
「でもれみりゃはごはんをわけてくれたよ」
「よくきくんだぜ! あれはこのむれをふとらしてたべるきだったんだぜ!」
「「「「「!!」」」」」

その話を聞いて年長のゆっくりたちは呆れていたが若い世代ではそのとおりだという意見が出てきた。

「あした、れみりゃをつかまえにいくんだぜ!」
「まりさとありすはいかないんだぜ!」
「れいむもいかないよ」
「わかるよー! ちぇんもいかないんだよー!」

反対意見を聞いた若いまりさはそちらを一瞥すると

「きたくないやつはこなければいいんだぜ!」

そういって子供を生ませたれいむとは違うゆっくりとどこかに行ってしまった
つがいのありすとゆっくりしながらまりさは若い成体連中のことを考えながら眠りについた
次の日の昼頃にれみりゃの探索にせいたゆっくりの3分の2の20匹ほどが出て行った。
残ったのはみょんが3匹とそれぞれの種のリーダー格5匹と子供のできたれいむとありすだ。
皮肉なことにれみりゃを捕まえにいった連中が誰もいない時にれみりゃはやってきた

「うーうー♪ うーうー♪」
「…」

れみりゃは自分が拾ってきたふきや柿の木の新芽を帽子から出した。
それをみながらまりさはれみりゃにどなりつけた。

「よくきくんだぜ! ゆっくりできないれみりゃはにどとくるんじゃないんだぜ!」
「うーうー? うーうー」
「うーうーしかいえないなんてみじめなんだぜ!」
「うーうー?」
「おまえのそだてのおやがばかだからうーうーしかいえないんだぜ!」
「うーうー? …うーうー!!」
「なにおこってるんだぜ! ぱちゅりーなんてよわっちいし、こぁなんてだれもしらないんだぜ!」
「うーうー? …うーうー!うーうー!!」
「お前みたいなゆっくりできないゆっくりはいらないんだぜ!どっかいってしまうんだぜ!」
「うーうー …ひっぐえっぐ」
「いまごろ、りょうしんのすあたりがおそわれてるんじゃないがだぜ」
「…うーうー!!」

天井近くから勢いをつけてまりさに体当たりしてれみりゃは、ぱちゅりーの住む場所にむかっていった。
まりさはいきおいよく壁まで飛ばされてしまった。
様子をみていたゆっくりたちが近寄ってくる

「わからないよー!まりさなんであんなうそをついたのかわからないよー?」
「これでいいんだぜ! あいつみたいなゆっくりはしあわせにくらすべきなんだぜ!」
「とかいはなれみりゃだったものね!」
「ごはんをわけてくれるいいゆっくりだったね。」
「ちんぽ!!」

そんなことを話しながら5匹は談笑をしていた。
親から独立して以来の仲だ。
今までに起きた事や自分の子供の自慢話をしたり赤ちゃん達の幸せを願いながら楽しんだ。
みょん種に守られていた赤ゆっくりや子ゆっくりはまりさに体当たりしたれみりゃを見てれみりゃは怖いんだと感じた。



一方のれみりゃ

ある場所に向かっていた
実の親でもないのに自分を大切にしてくれたぱちゅりとこぁのおうちへだ
入り口周辺を調べたがあらされた形式が無いので2匹はたぶん無事だろう
だが、それならばさっきのまりさ種は何故自分に対してあのようなこと言ったのだろうか・・
小屋に住む群れが食料に困ってるのを知ってからは毎日食べ物を持っていった。
自分自身は美味しくない松の皮や雑草しか食べていない。
時々、甘いものを食べたいと本能的に思う事もあった

『はるになれればまたあえるのです!!』

その言葉を信じ続けて自分はもう1人の母親との約束を守り続けた。

『だめよ。れみぃ。あなたはぜったいにゆっくりをおそったりけがをさせちゃだめなの。わかった?』
『おねがいよ…れみぃ。あなたは、ほかのれみりゃみたいにならないでちょうだい』

なのに自分はゆっくりできない。何故なのだろうか。
今ではよく思い出せない。本当の母親のようにエレガントなお嬢様になればよかったのだろうか
食べたいものだけを食べていや事があれば泣き叫べばよかったのだろうか
母親と別れてた日に何度もやったがさくやも母親も何もしてくれなかった

「うーうー、まんまぁー!!」

声を上げたがやはり誰も来てくれない。
とりあえず、れみりゃは巣に隠れて春まですごそうと考えた。
誰かに出会っても分かれるだけなら最初から会わないほうがましだ。
考え事しているれみりゃは、巣の奥に入るのを確認するゆっくりたちが何十匹もいた事に気付かなかった。


以下略…大まかに言うとれみりゃがゆっくりをたくさん食べました
おまけかわいいゆっくりゲットだぜ!!外伝 1-下-おまけ注意文参照の上で飛んでください

自分は何かやってはいけないことをした気がする。
それに体中が中から何かが飛び出しそうな痛みでズキズキする。
自分はどうなってしまうのだろうか?
あのゆっくり達にひとめでいいから会いたい
れみりゃの頭の中には、産みのの母親ではなく育ての親たちの顔が浮かんでいた。

「うー、うー、うー、うー!!まんまぁー!! まんまぁー!!」

れみりゃはある場所を目指して飛んでいた。
自分を育ててくれた信頼するあの2匹がいる場所を…
れみりゃは、どかん!!という音をたて両親と住んでいたおうちに突っ込んでいった。

「むきゅ?れみぃ!! れみぃじゃない!! どうしたの!?」
「うー、うー、うー、うー!!まんまぁー!!」
「むきゅ。ままはここにいるわ!! どうしたのれみぃ!?」
「まんまぁー!!まんまぁー!!」
「おちついてれみぃ」

ぱちゅりーは苦しそうなれみぃの頬にすりすりしてあげた。
気のせいかもしれないが痛みが少し和らいだ気がする。

「まんまぁー☆まんまぁー☆」
「おちついたようね。いりぐちをどうにかしないといけないわ!」

ぱちぇは、れみりゃを子供たちとは別の場所におくと読んでいたご本(チラシ)の上に乗せて枯葉をかけてあげた
入り口の板は、子供を生んだばかりのこぁにやらせるわけにはいけないと思い自分で直した。
作業をやり終えたあと、ぱちぇは持病の喘息のせいか体を動かして疲れたせいだろうか

「むきゅ…たいりょくのげんかいだわ。それじゃおやすみなさい。れみぃ」

というとれみりゃの部屋を出て子供と妻の部屋に行くと倒れるようになって寝てしまった

れみぃは母にすりすりしてもらったこともありの満足度は頂点に達していた。 その時である…。



「う~?・・・・・う゛っ!う゛っ!う、う゛、う゛あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーー゛!!!」



突如れみりゃの体に激痛が走り出し、その痛みは時間がたつにつれてどんどん増していく。
れみりゃは激痛に耐えられず、巣穴の中でのたうちまわっている。
そして激痛がさらに増すにつれ、れみりゃの意識はゆっくりと闇の中へ消えていった。

「まんまぁー、れみぃをたすけてほしいんだどぉー」

その次の日、目が覚めると体の調子がおかしい羽を動かす感覚や体の感覚が辺だ
羽で顔を触ろうとすると5本の白い短い棒状の物体で顔をこすっていた。
歩こうとすると棒状のふとい何かが動くのを感じた
この物体を昔、見た記憶がある、そう母親についていた胴体だ

「う~♪ れみぃにからだがついたんだどぉ~♪ れみりゃはぱわ~あっぷしたんだどぉ~♪ 」 

胴体を突いたことを理解したれみりゃは希少種特有のダンスを踊ろうとしたが狭くてできなった
れみりゃ種は、満月の日に胴体付きに進化することがあるというその体の変化の為にれみりゃは苦しがっていたのだ
5分ほど経つとれみりゃはおなかにてをあてた。
進化のために体力を消費したのだろうか。

「う~、おなかがすいたんだどぉ~。」

そういうとれみりゃはいい匂いのする部屋に向かってズリズリと這い蹲っていった
そこには、自分も手伝って集めた食料がおいてあった。

「このあまあまをたべるんだどぉー♪  これはぽいするんだどぉ~♪ 」

どういう訳か甘い物意外を体が受け付けずにいた。
すごい勢いで木の実などの甘い食べ物だけを選んでいった

「むっきゅっゆううううぅうう!!??」

そこには会いたかったぱちゅりーまんまぁーが悲鳴をあげていた。

「むきゅ、れみぃ、すぐにたべるのをやめなさい!!」
「いやなんだどぉーー、おじょうさまはパワーアップしたからごはんたべるんだどぉ!!」
「いいこだからゆっくりたべるのをやめてね!!れみぃ!!」
「わかるんだどぉーー、れみぃはかりすまおじょうさまだからたべるのやめるんだどぉーー!」

ぱちぇは昨日よりも半分近くに減っている食料に驚いたのだろうが心配ない
これぐらいの食料なら自分の力で集められるとれみぃは勘違いしていたからだ。
あの美味しいまんじゅうを食べればいいのだ。
どこかにたくさんいるから問題ないはずだ。
とこぁまんまぁーがやってきた…ほらおまんじゅうが2個もある。

「うーうー!! まんまぁーのうしろのおまんじゅうをだべたいんだどぉーー!!」
「こぁ!! れみぃさま。このこたちはれみぃさまのいもうとたちということをゆっくりりかいしてください!」
「むきゅ、こぁのいううとおりよ。ゆっくりりかいしてちょうだい!!」
「むきゅ、れみりゃこわいよーー」
「あのれみりゃは、おかあさんたちのこどもらしいわ。だったら、わたしたちのおねーさんだわ」
「うーうー!!まんまぁーのうしろのおまんじゅうはれみぃのいもうとじゃないんだどぉーー!!」
「むきゅ、あまいきのみがあるかられみぃはそれをたべなさい」

そういうとぱちぇはれみりあが通れない狭い通路に子供を連れて行くようにこぁに指示を出した。

「うーうー!!あまあま♪あまあま!!!」

とれみりゃはおいしそうに木の実を口にほおばって食べるの再開し始めた。
れみりゃは、胴体付きに進化したことで冬ごもりの前の約束を忘れていた。
いや忘れざるをえない状況に追い込まれた為に約束自体がなかった事にしてしまったのだ。

「れみぃ、わたしはおくにいくからなにかあったらよんでね」
「うーうー、まんまぁー!!わかったんだどぉーー!!」」

ぱちぇは巣の中でも奥のほうのれみりゃが通れない通路を移動して奥の部屋に移動した
これからはまんまぁーたちと幸せに暮らせるはずだ自分はこんな立派になったのだからと思ってた。
まんまぁー達に美味しいおまんじゅうをあげるんだどぉーとれみぃは考えていた。
だが、期待は裏切られた。
ぱちぇを見るとうれしそうな顔でれみりゃはぱちぇの方に移動してきた

「うー、うー!! まんまぁー!! れみぃからだがうごかせないんだどぉー」

一気に食べ過ぎたためにおなかが大きくなってしまったれみりゃがそこにいた。
おなかが原因でトンネルに入れず食料庫から出れなくなったようだった。
その様子に苦笑しながらもぱちゅりーはれみりゃに悲しいことを宣告したのだ
わがままを言う自分にい聞かせるように別れを告げる母親…何故だ。自分はいい子のはずだ

ナラバ、カンタンジャナイノ、アノマンジュウヲ、タ・ベ・テ・シ・マ・エ・バ・イ・イ・ノ・ヨ

今、自分は何を思い出したんだ。まんじゅうを食べただけでまんまぁーと同じゆっくりなんて食べていない。
だが、記憶は蘇って来る

「う~♪ あまあまもっと~♪ 」

口の端から餡子を漏らしながら美味しそうに食べるれみりゃ。ゆっくり達の恐怖の表情。

うーうーうーうーうーーぅうーうーうーーーうーうーーーうーうーーうーーーーーーーーーーーーーううううう
うううぁああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

思い出してしまった。自分はまんじゅう…いや、ゆっくりを食べてしまった。

『はるになれればまたあえるのです!!』

その言葉を信じ続けて自分はもう1人の母親との約束を守り続けた。

『だめよ。れみぃ。あなたはぜったいにゆっくりをおそったりけがをさせちゃだめなの。わかった?』
『おねがいよ…れみぃ。あなたは、ほかのれみりゃみたいにならないでちょうだい』

だが自分は他のれみりゃと同じようにゆっくりを食べてしまった。
そんな自分に母親と過ごす権利はあるのだろうか…本当の子供が生まれた母親達と
ならばひとつだけ望みを言わせてもらおう。他のわがままと違う心からの願いを

「まんまぁー!! ぼんどーに!ぼんどーに! おねがいでずーー!!でびぃとばるになっだらあってぐだざいーー!!」
「まんまぁー!! おねがいでず。ぞれだけはやぐぞぐじでぐだざいーー!!」

それに対する答えはとても残酷だった。

「さよなら、れみぃ」

約束を守らなかった自分は育ての母親にまで見捨てられてしまったのだ。

「どぉーじでだどぉー! うぁーーん! さくやぁー! さくやぁーどこぉーー!?」

元になった妖怪の影響か、無償で自分に命を懸けて尽くしてくれる存在、さくや。
れみりゃ種にとっては、その名前を叫ぶことは本能的なものなのかもしれない。
だがこの場に彼女は迎えに来てくれなかった 

「まんまぁー!! まんまぁー!! ぱぁぱー! ぱぁぱー!」

自分の生みの母親に助けを求めた。
母親と同じようなエレガントな姿になったのだからすぐに迎えに来てくれると信じて
その母親よりも強かった父親にも助けを求めた。
だが、やはりこなかった。
自分が迷子になった時も彼女たちは迎えに来てくれなかった 

「ぱちゅ…まん…」

最後に育ての母親達に助けを求めようとした時に彼女は唇を噛んだ。
そして、涙をこらえなが決心した。
これからは育ての親が自慢してくれていた頃の自分を取り戻そう。
ゆっくりは2度と食べないしいじめたりせず仲良く遊ぶのだ。

『だめよ。れみぃ。あなたはぜったいにゆっくりをおそったりけがをさせちゃだめなの。わかった?』
『おねがいよ…れみぃ。あなたは、ほかのれみりゃみたいにならないでちょうだい』

この言葉を胸に自分は春まで生き続けよう。
そして、今度こそは本当にエレガントになった自分を育ての両親に見てもらうのだ。
彼女は自分の母親の用意してくれた大木のおうちに移動した。

申し訳ないと思ったが両親の食料をあるところにもっていくことにした。
最初に行くのはあのゆっくり達が住んでいた小屋だ。
入り口はしまって他に入れる場所がないので大声で謝った。
「れみぃがわるかったんだどぉー! ごめんなさいなんだどぉー!」

その後は大木の中に戻ってゆっくりや両親に謝りながらすごし続けた
食べていたものは木の皮や木にすんでいた虫の幼虫や母親残してくれた食料だった。

そんなある日だった

「れみぃさま!! こぁがまいりました。ゆっくりしないでおきてくださいね!!」
「う~? まんまぁー、もうはるがきたどぉー?もうおきてもいいどぉー?」
「ゆっくりしないでおきてくださいね!!」
「う~? まんまぁー、もうおこっていないんだどぉー?」
「こぁ! はんせいしてくれればいいのです。れみりゃさますばらしいゆっくりぷれいすをみつけました。
 ぱちゅりーさまとこどもたちといっしょにすみましょう」
「う~? れみぃ…まんまぁーたちといっしょにてもいいのかどぉ?」
「もちろんです♪ ゆっくりしていってくださいーー!!」
「ゆっくりしていってねだどぉーー!!」

自分は夢を見ているのだろうか、目の前には二度と会えないと思っていた育ての親がいる。
それも約束も守れなった自分と一緒に住んでくれるというのだ
このあふれる喜びを体がかってにあらわそうと動き始めた。

「うっう~☆うぁうぁ~♪ れみ☆りゃ☆う~~♪」

全身全霊をこめて喜びのダンスを思わず踊ってしまった。
その時だった。目の前にさくやのような姿をした生き物がてを差し伸べてきた。
サクヤと同じように自分に優しくしてくれるのかと警戒していると

「こんにちわ、れみぃ」
「おじさん、だれだどぉー!!」
「今日から君の家族になるものだが家に帰ろうか?」
「すごいんだどぉ! れみぃのかわいさにめしつかいができたんだどぉー!!」
「いや、私はぱちぇと一緒に住んでいる者で…」
「さすが! れみりゃはこーまかんのおぜうさま☆なんだどー!!!」 」
「…」

目の前には育ての親の飼い主さんという召使がいる。
どうやら自分の可愛さにメロメロのようだ
さくやと同じようにれみりゃの言うことを聞いてくれるようだ

「それじゃ、さっさと用事を終わらせて家に帰ろうかな。いくぞ3匹とも」
『了解ですぜ。ご主人』
「こぁ、ゆっくりりかいしました」
「うー☆わかったどぅー!おじさん!!」

そして、私はこの家に来た。
ぱちゅりーまんまぁーや妹達に会えた。
最初は警戒していたちぇんとは今では大の仲良しだ。
体の弱い妹達の分も二人で外で追いかけっこしたりして運動している。
ゆっくりらんだけは、今も警戒をしているようだが表立っては問題はない
こぁまんまぁーはいつもニコニコと自分や子供やちぇんを見てくれる
ぱちゅりーまんまぁーは文字とか言うの覚えさせようとするかそれ以外のときはやさしい。
飼い主さんは色々と小言を言ってくるが守るとナデナデしてくれる。


現在

「…れみぃ、今の話はうそだろう?」
「ほんとうなんだどぉ♪」

いや、確かにこのれみぃとよばれるゆっくりは優秀だが今の話はどこまで本当なのだろうか…
私に始めてあった時、召使とかいったし…
すかーれっと・でびるとか何?
他のゆっくりに食料をあげたとかぱちゅりーやこぁの話との矛盾点が多すぎる。
れみぃと育ての親の宝物ってなんだったのだろうか
共通点は、旅とれみぃが胴体付きになった時の話ぐらいか・・・
れみりゃの言葉はわかりにくくて仕方ない…
3匹ともそれぞれの視点があるから仕方ないのだろうか
とりあえずまとめた文章を読み返しながら私は首をひねりつづけた。

「うっう~☆うぁうぁ~♪ れみ☆りゃ☆う~~♪」
「にゃんにゃん~☆にゃあにゃあ♪ ちぇん☆ちぇん☆にゅう~~♪」
「「むきゅっきゅ☆むきゅむきゅ♪ ぱ☆ちゅり☆むきゅ~~♪」」

あのれみりゃにこんな物語があったとは信じられない…
だが、一応の報告はするかと森の近くで買ったパソコンのワードで書き始めた。
自慢ではないが文章力は自分には無い。
ゆっくりを愛する人たちに読ませていいのかと悩みながら文章をまとめた
こんな文章でも読む方がいるのだからうれしいかぎりだ。


れみぃは宝をまた手に入れて幸せだった。
仲良く暮らせる友達や両親や召使の飼い主さんだ。
主人公が気がつけなかったこと、それは彼女が求めた宝…他人との絆だ。




外伝1 野生のゆっくりれみりゃの物語 完




外伝2予告

「黒い帽子に黄色い長髪をもったゆっくり。誰だ?」
泣き声『ゆっきゅりは、ゆっきゅりしゅるものだじぇ!!!』

ついでに本編4話予告

「黄色の髪に赤いリボンをつけたゆっくり。誰だ?」
泣き声『そーなのか』


「水色の髪で青いリボンに背中に氷の羽のはえた⑨のゆっくり。誰だ?」
泣き声『あたいってばさいきょーーーね』

「緑色の髪で黄色いリボンに背中に羽のはえたゆっくり。誰だ?」
泣き声『ちるのちゃん、まってーー』


「次回も、ゆっくりゲットじゃぞ」
                                                   byゆっくり博士




【なかがき】

作者名無しです。

これは愛ではない気がしてきました。

なんか矛盾点が出ているのは、ぱちゅりーやれみぃの話を私(主人公)が勘違いしたりしたり子悪魔の罠です…

うそです。それもありますが作者の文章力のなさが原因です。

リーダー格のまりさが案外、お気に入りになりました。最初の予定ではガンダムのマ大佐のようにしようと思っていたのですが…

冬にも食べれる草や木があるのに全滅しかた理由がうまく書けたか疑問です

あと、スレで私のSSに意見をくれた方達、ありがとうございます。

「さすが創作発表スレなんだぜ。スレの意見は伊達じゃないんだぜ。悩み事が吹き飛んだんだぜ」

本当にありがとうございました

次こそかわいいゆっくりゲットだぜ!!

書いたもの

かわいいゆっくりゲットだぜ!! 1・2・3 外伝





【おまけーね】
  • ゆっくりの死亡するシーンと死体を食べるシーンがあります。
  • 「さあ、おたべなさい!」の設定が違います。体力が無い場合は増えたりせず相手に食べてもらうことを望むだけです。
  • ゆっくりの捕食シーンと死亡するシーンと戦闘するシーンがあります。
  • ひどいあつかいのゆっくりと性格の悪いゆっくりがいます
それでもよければどうぞ



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最終更新:2009年10月04日 12:18