かわいいゆっくりゲットだぜ!!7

ゆっくりゲットだぜ!!7(こうまかんの嵐)

  • 俺設定、れみりゃの捕食設定が条件次第ではありです。代表は、主人公のゆっくりのれみぃと届け物のだめりゃ
  • 原作キャラが登場します。
  • 俺設定満載です
  • それでよければどうぞ読んでください



【あらすじ】
紅魔館のれみりゃを返しに旅に出た主人公
旅のお供は、
2つのてっぺんがある帽子をかぶり短い手足と狐のような9本の尻尾と耳をはやしたゆっくりらん(75cm胴体付き)
緑色の帽子とネコミミと茶色の髪の毛と2本の尻尾が生えたソフトボールぐらいのゆっくりちぇん
背中には黒い小さな悪魔のような羽をもつゆっくりれみりゃ(胴体付き)75cmと1メートル2匹
美しい短い金色の髪、紅い瞳、白い肌、頭に赤いリボンをつけた肉まんぐらいのるーみあ
それに案内をしてくれたゆっくりちるのとゆっくりだいちゃんだ。

紅魔館に到着すると咲夜という女性に『こうまかん』と呼ばれる場所に案内されることになった
そして、咲夜という女性に御礼をしたいといわれた主人公の答えとは



私の望みなど決まっている…自分の探究心をうめることだ

「こうまかんと紅魔館を見学させてください」
「あら、それだけでいいの?」
「あと、私たち全員の命の保障をお願いします」
「わかりました…主の命令が無い限り保障をします」

主の命令がない限りという言葉が引っかかったが、どうやら見学できるようだ。
最初にこうまかんの案内をしてくれることになったので場所ごとに数字を振って説明する


1.正面入り口の門

最初に案内されたのは先ほど通った入り口の門だった。

「じゃお♪」

先ほどまで一緒に遊んでいためーりんが足にすりすりしてきた
その様子をみた咲夜さんが何か考えているようだが気にしなかった。

「ここが玄関よ。門番としてゆっくりめーりんを配置してるわ!」
「じゃぉおおん!!」

咲夜さんの言葉に返事をするようにめーりんが大きな返事をした。
この穏和な性格で門番などできるのだろうかと質問をすると
咲夜さんは、普段は穏和な性格だがその一方で侵入者に対しては容赦がないと答えた
私に撫でてくれるようにせがむめーりんをみてると信じられないと感じた。
私はとりあずめーりんの頭を撫でた「じゃお♪」といって喜んでくれた


2.こうまかんの庭

次に案内されたのは先ほどの学校の教室2個分ほどの庭だった。
壁の回りには花壇があるがこの時期に咲く花はないのかパンジーやチューリップの蕾がある。
それと先ほどまで休んでいた日傘付きのテーブルがおいてある。
気付かなかったが赤い道が玄関から門に対して一直線に引かれている。
私も園芸の趣味があるので誰がやったのかを聞こうとしたその時だった。

「じゃぉおおん!!」

玄関にいためーりんがどこかから持ってきたバケツに入った水を花壇にむけてまき始めた
そして、花壇の雑草を抜き始めた…どうやら彼女が庭師をかねているようだ。
質問がないようなら次に行きましょうかと私たちは庭を後にした


3.正面玄関の広間

「ここが正面玄関よ」
玄関のドアを開けると目の前に階段がある大広間だった。
まるで、バイオハザー○の洋館の玄関をそのまま小さくしたような形だった
違いは階段の裏側に地下へと続く階段があることと階段裏にも扉があることだった。

「うんうんわかるよー! おにいさんのいえよりおおきいんだよ!」

ちぇんに突っ込まれなくてもこの部屋だけで私の家と同じくらいの大きさはあるかもしれない。
待て、確かにこの館は広かったが、玄関がここまで大きいとは思えない。
いったいどうなってるのだと考えると好奇心がわいてきた。
咲夜さんのに聞いてみるとここの内部は彼女の能力によって拡げられていると答えられた。
なるほど、彼女は時間を操る能力を持っているがゆえに、空間も操ることができるらしいというのは本当のようだ。
私は先ほど彼女に対して口答えしたのがどれだけ命がけのことだったのかと体が震えるのを感じた。
そんな私を無視して次の部屋に案内すると言った。

「ゆっくしていってくださいですわ!! では次に部屋に案内するですわ」

口調が変わっている気がするとそちらをみるといつの間にかゆっくりに変わっていた。
大きさは成体のバスケットボールぐらい。銀髪にカチューシャと緑のリボンをつけたお洒落なメイドさんのゆっくりがいた。
らんに聞いてみると咲夜さんは用事があるからと席をはずしたそうだ。
その時にこのゆっくりさくやを置いていったそうである。


4.だいとしょかん

次に案内されたのは風通しが悪く日当たりもないので、かび臭い地下室だった。
ゆっくりさくやがランプに火をともすと部屋全体の様子が見えてきた。
周りにあるのは本棚のようだ。ふと一冊の本を取り出してみた。

「むきゅーん。ご本をもってかないでー」

声のほうを見ると紫色の長髪に紫色の瞳にピンクの服、ピンクの帽子に月の飾りをつけた少女がいた。
どこかでみたことがある気がする…むきゅんと言う声、ピンクの洋服に紫の髪
そうだぱちぇにそっくりなのだ。

「ぱちゅりー様、この方達はお客様ですわ。私がご案内してますわ」

さくやがそう答えるとぱちゅりーと呼ばれた少女は、手に持っていた本を読み始めた
何を読んでるのかと思い私は自分の持っている本を開いてみた。
私が持っていた本は絵本だった。それも写真のついた外の世界のもののようだ。
驚いて手当たり次第に本を開いていくと絵本からライトノベルなどの小説がおいてあった。

「こぁ、本を散らかさないでください!!」

赤いロングヘアーに頭に黒い小さな悪魔の羽、背中にも小さな羽根が生えた少女がいた。
この子も家で留守番をしているゆっくりこぁにそっくりだ

「こぁ!! こちらはお客様ですわ!! 失礼なことを言わないのですわ!!」
「いや、本を散らかしたのはこちらが悪かった。今、付けるよ」

私は手に持っていた絵本やライトノベルなどを元の場所に戻していった。
彼女達は誰なのかをゆっくりさくやに質問をした

「はい、ゆっくりぱちゅりー様とゆっくりこあくまですわ」

どうやら胴体つきのゆっくりぱちゅりーとゆっくりこあくまらしい。
本よりも彼女達に興味のわいた私は彼女たちの様子をみたいとゆっくりさくやに頼んだ。
その間、ゆっくり達にはらんに絵本を読んでもらうように頼んだ。
ぱちゅりーは、薀蓄話しが好きなようで本を読みながら色々と後ろに立っているこぁにはなしかけた。
それにこぁは、ニコニコしながら相槌を打っている。
胴体がついてる事以外は家の2匹と変わらないのかと思いながら興味深くみていた。
そんなことを繰り返してる2匹をみているとゆっくりさくやはが話しかけた。

「次の場所に行かないと時間がなくなるのですわ」
「ああ、すまなかった。」

私はさくやにそう答えるとゆっくりらんたちに出発するぞと伝えた。
らんは小学生低学年用の本を読んでる途中だった。
ゆっくり達が本の内容を気になっていたので私が今度を話してあげるよといった。
本の題名は『ごんぎつね』だったので内容を話せる自身があった。

5.食堂

その後、色々な部屋を案内された私達は最終的に横に3人、縦に10人掛けのテーブルのある食堂に案内された。
反対側の3人掛けのイスにはよっく知ってるゆっくりと少女が1人座っていた。
中央のイスには七色に光る特徴的な形状の翼を持ち、髪は薄い黄色をしているれみりゃにそっくりな少女が座っている
その左右のイスには、恐竜のような服を着た胴体つきれみりゃ種(たぶんだめりゃ)とれみぃが横のイスに座っていた
その周りをソフトボールぐらい胴体無しのれみりゃ種の子供とふらん(?)種の子供たちが10匹ずつ飛んでいた。
そして、10人掛けのところには胴体無しのれみりゃが9匹、ふらん(?)が10匹ずつ座っていた

「とりあえずお食事の時間までここでお待ちくださいですわ!」

そういうとゆっくりさくやはどこかにいってしまった。
…生きた心地がしないのだろうか通常種のゆっくり達の顔が青くなっている。
私とらんはいつでも逃げれるようにしていたがれみぃが近づいてきたので心配をといた

「なんのようだい。れみぃ?」
「大丈夫なんだどぉー ふらんまんまぁーや姉妹達はゆっくりを食べた事ないんだどぉー」
「どういうことなんだい?」

れみぃの話しを要約してみた。
他の動物と同じようにゆっくりは自分が幼少時に食べた物を自分の食料と覚える。
例えば、猫だが日本では魚が好きだという印象が強いかもしれない。
だが、欧米では猫は肉食であり魚よりも牛・豚・鳥などの肉類を食べる印象が強いそうだ。
実際に猫が自分の食べ物と覚えるのは幼児期に食べたものだけという実験も行われたことがあるらしい。
それと同じように咲夜さんのお菓子しか食べたことの無いこの場所の捕食種はゆっくりを食べ物とは感じないらしい。
れみぃの回想録でもゆっくりを最初は食べるものと自覚できなかったと話していたことを思い出した
自分やれみりゃまんまぁーは…とつらそうに話そうとした時にギューとれみぃを抱きしめた

「君は、ぱちぇやこぁの自慢の娘で私たちの大切な家族だよ」
「飼い主さん…ありがとうなんだどぉー」

私は彼女の過去を知ってるがそれがどうした。
今は家族の一員として楽しく暮らしているのだからそれでいいではないか。
その時、怪獣姿のれみりゃを引きずりながら胴付きのふらんがやってきた

「うー、赤ちゃんから話し聞いた。お姉さまが迷惑かけた。謝る。ごめんなさい」
「れみりゃはわるいことやってないんだどぉー」
ボカン(ふらんがれみりゃを叩く音)
「やめるんだどぉー!ぼうりょくはんたいだどぉー!」
ボカン(ふらんがれみりゃを叩く音)
「うー、いいからちぇんとこの人に謝る」
ボカン(ふらんがれみりゃを叩く音)
「わかったんどぉー。あやまるんだどぉー。ごめんなさいんだどぉー」

その様子をみていると自然と笑いが出てきた。
他のゆっくり達も同じようだったのか顔に笑みを浮かべた
それを見ていたふらんが声を上げた

「ゆっくりしていってね!!!」
「「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」

と40匹近いゆっくり達の「ゆっくりしていってね!!!」の大合唱が始まった。
そこには捕食種も通常種も関係ないゆっくりとした空間だった。
それを影から見ていた咲夜さんとゆっくりさくやが泣いていた。

「れみりゃ様、ふらん様、あんなご立派になられて」
「おぜうさま、妹様、あんなご立派になられて」

れみりゃのダンスを見たり。胴なしれみりゃの『いないいないばー』をみたりして大騒ぎをした
私は、ゆっくり達に今日の旅の内容や自分達のことをそれぞれ話したりした。
何十分か経つと咲夜さんが食事を持ってきてくれた。
それはここにいるゆっくりと私の分のプリンだった。

「えーとこれは何でしょうか?咲夜さん」
「私の特製プリンです。足りなければお代わりしてください。何か文句でも?」
「・・・いえ、何でもありません」

右太もも当たりに持っているナイフを見て私は何もいえなくなった。
確かにプリンは美味しいが私には全く足りなかったのでお代わりしまくった。
あとでレシピを貰って家で作ってみようと考えた。
そして夜が深まり妖怪が出る前に私たちは家に帰る事にした。
紅魔館見学は…本当の主が怖いので取りやめにした。
のちに見学をしたがそれはまたの機会にでも話したい。

「うー! またおチビちゃんを連れてくる。」
「うー♪ おじさん。またくるんだどぉー」
「「「「「「うー♪ うー♪」」」」」

れみりゃとふらん達が館の外に出て私を見送ってくれた・・・彼女達の後ろの丸い物体はなんだ?
彼女達の後ろには10匹以上のゆっくりさくやがいたのだ。
その中の一匹が出てきた…大きさはトマトくらいの子ゆっくりだ。

「ゆっくしていってくださいですわ!!」
「ゆっくりしていってね!! さくやは私に何の用だい?」
「はい、さくやをれみぃ様のメイドとして連れて行って欲しいのですわ」
「私は構わないが・・・れみぃや君の母親はどういっているんだい?」
「れみぃ様も母にも了承していただいたのですわ」
「なら構わないよ。ゆっくりしていってね。さくや」
「ゆっくしていってくださいですわ!!」

あとで聞いたのだが彼女はれみぃ専門のゆっくりさくやの子供だった。
母親もついてきたがったが自分担当の子れみりゃと子ふらんがいるので娘を修業に意味もこめて出したそうだ
『お洒落なメイドさんのゆっくりゲットだぜ!!』と心の中でつぶやいた

私は見送ってくれているれみりゃとふらんたちに手を振りながらこうまかんをでた。
霧の湖をわたる時は咲夜さんと妖精のメイドさんに湖の上空を渡してもらった。
今回は水の中に入ることはなかったので一安心だ。
湖を渡った私は咲夜さんと妖精のメイドさんにお礼を言った。

「本日は、色々とありがとうございました。また機会があればお伺いします」
「さくや! ばいばいなんだどぉー !」
「れみぃ様。いつでもこうまかんに来てくださいね」

そういいながら咲夜さんはれみぃのことをギューと抱きしめてくれた
言い忘れていたがれみぃはこうまかんに残らずに我が家に来るそうだ。
生みの親より育ての親というわけではないがぱちぇとこぁのそばにいることを彼女が望んだのだ

「それでは失礼いたします。みんな我が家に帰ろうか」
「「「ゆっくり理解したよ」」」

れみぃから手を離すときに私の耳元さくやさんの囁きがが聞こえた。

「あなたには私と同じにおいがする」

ゆっくりの愛好家としての言葉だったのだろうかそれとも…
その意味することがわかるのには時間がかかることになった。
私はその言葉の意味を模索しながら家路についた。
ちぇんは疲れたのだろうらんに抱っこしてもらいながら「らんしゃま」と寝言を言っている
れみぃはとさくやは互いに「さくや♪さくや♪」「おぜうさま♪おぜうさま♪」と話している
るーみあはくたびれたのだろう私の頭の上で「たのしかったのだー」といいながら眠ってる
ちるの達は今日の冒険についてみんなに話すのが楽しみだと騒いでいる
その様子をだいちゃんは静かに見守っている。
途中でちるのとだいちゃんは自分達の家にに帰るといってわかれた。
また遊びにいくから覚悟しなさいという言葉はなんだったのだろうか?
あんな楽しいやつらならいつでも歓迎だ。
るーみあは私の元で修業したいからと残っている

「りっぱになっておかあさんたちのじまんのこどもになるのだー」

と意気込んでいたのでこぁやれみぃに飛び方や狩りのやり方を教えさせるつもりだ

家に着くとぱちぇとこぁが、今日の出来事を聞きたがったので話した。
新しい家族のるーみあとさくやの事
ちるのとだいちゃんの事
こうまかんの門番のめーりんの事
こうまかんのゆっくりさくやと咲夜さんの事
こうまかんにいたれみりゃやふらんの事
ぱちぇは「むきゅ、むきゅ」と興味深そうに聞いていた。

「むきゅ。だいとしょかんに一回行ってみたいわね」

といっていたので機会があれば連れて行ってあげようと思った。
ちぇんとらんは色々と学べたことに満足しながら毛布をかぶって眠りについた。
れみぃはぱちぇ達とと丸まって寝ていたので布団をかけてあげた。
さくやは子ぱちぇのいるバスッケットで寝てるようだ。
私は今日の出来事をPCにまとめたあとに眠りにつこうとした。

「うー♪ うー♪」

何かの泣き声が聞こえるのでおきることにした。
睡眠中のれみぃの帽子の中からその声は聞こえた。
私が帽子をとって見ると中からバレーボ-ルぐらいの成体ゆっくりが飛び出てきた
七色に光る特徴的な形状の翼を持ち、髪は薄い黄色のこのゆっくり…ふらん種の胴無しのようだ。
何故こんなところにいるのだろうか?
私は睡眠中の昨夜とれみぃの体を揺らして起こした

「さくや、れみぃ、悪いんだがおきてくれ」
「なんだどぉー、れみぃはねむねむなんだどぉー」
「どうしたのですわ。ご主人様ですわ?」
「うー♪ うー♪」

その鳴き声の主を見たときに二人の目が覚めたようだ。

「なんでふらんがここにいるんだどぉー」
「妹様が何故ここにいるのですわ」
「うー♪ うー♪」
「れみぃといっしょにいたいからついてみたんだどぉー?」
「うー♪ うー♪」コクコクと首を頷いている

どうやられみぃと一緒にいたくてついてきたらしい。
それはいいのだがれみぃは頭の中にいたことに気付かなかったのだろうか?
あとは、このふらんの食べ物の問題があるなと思った。

「ふらんはどうして何でついてきたんだい?」
「うー♪ うー♪」
「れみぃ様と一緒にいれば、自分もエレガントな体が持てるかもしれないといってるのですわ」

なるほど、このふらんの目的は胴体付きに進化することが目的か…
胴体付きへの進化がどうやって起きるのかわからないがどうするかな…

「ふらん、よく聞きなさい。胴体付きになるのには他のゆっくりを食べないれみぃと同じ行動をしなさい」
「うー? うー?」
「そうすればいつかエレガントな体が手に入るよ。」
「うー♪ うー♪」
「わかったってよろこんあでるだどぉー!」

よっしゃ。『最強のゆっくり。ゆっくりふらんゲットだぜ!』と心の中でつぶやいた。
わたしは、れみぃとさくやにふらんをあずけると自分の部屋に戻り眠りについこうとしたときにぱちぇがやってきた。
昼間、大工の棟梁が来たこと子供をあげる約束をしたとのことだ。
これからの事を相談しなければと考えながら深い眠りへと落ちていった。



いつものやつ

「さすがこうまかんだぜ! こうまかんの名は伊達じゃないんだぜ! とってもゆっくりできる場所なんだぜ!」

次回のゆっくり

「・・・」




【あとがき】

作者名無しです。

次の話はエピローグかプロローグです。

とりあえず、このシリーズを一区切りさせるつもりです

書いたもの

かわいいゆっくりゲットだぜ!! 1~7 外伝1






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最終更新:2009年07月05日 10:48