非公式PEVO語辞典

※以下は主にPEVO語電子辞典に記載された情報を元に作成したPEVO語⇔地球語の対応表です(PEVO語以外の用語解説含む)。なお、平沢進氏ファンクラブ会報『GREEN NERVE』vol.1にもほぼ同内容のPEVO語辞典が掲載されていますが、一部異なる部分はPEVO語電子辞典に準拠しています。

※ややこしいですが、以下の内容で単に「PEVO」とだけ記載されている部分は、「地球上で音楽ユニットとして活動しているPEVO星人」(地球に派遣されたワンドムーバの面々)の意味で使用しています。

※備考欄には編者の私見が大量に含まれています。というかほぼ私見ですので事実と異なっている可能性があります。またこれを読むことで貴方の自由な解釈の余地を狭めてしまうかもしれません。単語の意味だけ知りたい場合は左側だけをお読みいただき、備考欄を読む場合は、それがあくまでも編者一個人としての解釈であることを念頭に置いて下さい。


PEVO語 PEVO語電子辞典 別出典 備考(解説、解釈、余談)
アーガッシュ 「プラネット・イーター」「YA!PO!」歌詞/LIVE『擬装市民PEVO誕生』語り 捕食惑星。地球に接近しつつある。PEVO星人はアーガッシュについて好奇心とともに取り返しのつかない脅威を感じるらしい。「YA!PO!」の歌詞からすると、アーガッシュは未成熟又は不完全体スポットに誘われてやってくるようであるので、元アシュオンである不完全体スポットが破壊された後もなおアーガッシュが地球に進路を取り続けているということは、2015年の「WORLD CELL」再稼働によって新たな(未成熟)スポットが発生している可能性の裏付けに足るのではないか。なお、タルナーが完全体スポットの誕生とアーガッシュの地球到達のどちらが先かと比較していることから、完全体スポットさえ発生すればアーガッシュによる捕食を免れる事が出来るのではないか?と推察できる。
アクエリアン ポクテキの誇り。スポットへの忠誠と勇気の証。 1stマガゾフ/「シャボン」「ポクテキ賛歌」歌詞 誇りや証というと形の無いものを想像するが、歌詞からすると配布可能で輝いていて、かざしたり見かけたりできるもののはずなので、編者は勝手にサイン色紙(ポクテキであることを表明するもの)的なものかと想像している。PEVOがライヴ中によくする手を犬の様な形にしたポーズ(メロイック・サインに似ている。AL『擬装市民-Camouflage Era-』ブックレットに画像あり)はアクエリアンを称えるサインらしい。
アグナミスト・√77 AL『Convex And Concave』ブックレット/LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』冒頭語り/1stマガゾフ 1995年にPEVO星にて作成されたゾイドコープ(映画のようなもの)のタイトル。平沢氏がアメリカ人役として出演した。平沢氏が抜擢された理由として1stマガゾフでは「タイムスコープ報告に基づいたスポットの司令(ヴォルキス・プロラデュークのデータを収集し、それをもとにスポットがゾイドコープの役者として彼が最適だと判断したのだろう)」と語られている
アシュオン P-MODEL BOXSET『太陽系亞種音』冊子/その他核P-MODEL作品 PEVO語ではなく平沢氏が所持していた「スポットになりうる存在」の平沢氏サイドの呼び名である。詳細は異星人観察記録の活動履歴を参照のこと。
「Are we not men?」「We are PEVO!」 PEVOライヴ PEVOのライヴではPEVOから「Are we not men?」と振られたら「We are PEVO!」と返すコール&レスポンスがある。これは地球人がPEVO星人に同化するための儀式であるとLIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』のMCで語られているが、地球人はPEVO星人のような同化能力を持たないので、本当に同化できるのかは謎である。なお、「これってDEVOのあれでは?」というのは恐らく気のせいです。
アロカント ひとつ。唯一。ひとりぼっち。 「アロカント」≒「alone」?
アンガム PEVO人の乗り物。反重力装置で飛行する。大小さまざまで、一人乗りのものから数百人乗りのものまである。空中座禅走行は高度な技術を必要とする。 AL『Convex And Concave』ブックレット ヴォルキスを曲げることができるのはポクテキの中でも高度なアンガム乗りに限られる。平沢氏はアンガムに乗った経験はなかったはずだが、モトクロスライダー時代の経験が生きたのだろうか。
イゾフラ 「PLANET LUV」歌詞 歌詞中の文脈からすると「見てくれ」という意味?
ヴーチト 君たち。君たちの。
宇宙タービン 全PEVO人が、三千年もの昔から夢見てきた理想の宇宙システム。日進月歩を続けるが完成にはまだまだ遠い。 「世界タービン」との関連性は不明。
ヴォルキス 意思伝達のひとつの手段。高度な精神力が必要とされるため、これを曲げられる者はたたえられる。 ボイス、音や歌という意味(1stマガゾフより) 「ヴォルキスを曲げる」≒「音や歌を曲げる」≒「自在に音や声を操れる」?PEVO星に比べ地球の大気は音が遅いため、着任当初PEVO4号氏は上手くピッチを上げられず苦労したらしい。逆に平沢氏はPEVO星に行くと軽々とヴォルキスを曲げられるとのこと。「ヴォルキス」≒「voice」?
ヴォルキス・プロラデューク AL『Convex And Concave』ブックレット/LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』冒頭語り PEVO星にて平沢氏に与えられた地位・称号。「プロラデューク」≒「プロデュース」?本来は地位のはずなのだが、PEVOは平沢氏を名前ではなく「ヴォルキス・プロラデューク殿」と呼ぶ(「プロデューサー殿!」と呼ぶようなものか?)。
ヴルーマ ヴルーマ 「シャボン」歌詞/LIVE冒頭 通信の冒頭に用いられていることから、「もしもし」的な意味合いか?「シャボン」(曲)の歌詞の最後が、恐らく無線通信用語としての意味で「どうぞ」(こちらの発言終わり。ゴマニ、シャボン応答せよ)と締められているので、「呼び出し電波送信・発信中」という意味とも考えられる。
エージェント・スカリー 1. ワルダ・セクレタについての第25章、56節にわたる制約。2. スポットが任命するコレックコンタスの責任者。ソルド、ミール、グロップ全ての権限を有する(1stマガゾフより)。 真実を話しすぎると(それがスポットにとって不都合な場合)エージェント・スカリーによって地球人に向けてそれを否定する工作が行われるらしい。
エルバ 空気。大気。 「エルバ」≒「air(空気)」?
エンポイント エンポイント:母性の場所。PEVO人はスポットから発生するため、両親を持たない。代わりにエンポイントで母性をうける。(対)デポイント ラジオ『東京電子工場』PEVO1号氏登場回 地球人である編者には全く理解ができないのだが、「エンポイントで母性をうける」とは情操教育的な面での母性をインストールされるということなのか?ラジオ内でPEVO1号氏は「父性母性をもったスポットからPEVO星人は発生する」と語っていたので、エンポイント、デポイントというのはスポット内にあるようである。
回遊 マガゾフの取材。マガゾフデュランセッフェン参照。 「シャボン」「回遊ロボ」歌詞 「マガゾフの取材。マガゾフ用のデータを集める活動」を回遊としているが、ワンドムーバが回遊を目的に結成されることや歌詞からすると、シャボンの捜索やスポット探索(地球侵略)など、諸々の情報収集活動の意味も持つと思われる。
カーヴォ 人前で意見を発表すること。 PEVO星人Twitter 「ワンマンカーヴォ(ワンマンライヴ)」というように「カーヴォ」≒「ライヴ」の意味で主に用いられている。
カーロス 「ジェントカーロス」の項参照 『PEVO CAFE(君にもわかるよピーボ講座+君にもできるよピーボ検定)』解説 クーロスとともに時間を現す言葉だが意味合いが異なり、「段階」的なニュアンスを持つ。PEVO星人は成長度合いによって第1カーロス期(誕生から働けるようになるまで)、第2カーロス期(スルホロバスとしてフェン職の下で働く)、第3カーロス期(フェン職につく)を経た後に第0カーロス期(変化の時期、変化のための準備期間?「プルジェントカーロス期」の項参照)を迎え、ジェントカーロスの儀式によってポクテキに至るらしい。
カレー ラジオ『東京電子工場』PEVO1号氏登場回 PEVO語ではないが解説。本来PEVO星人はチップルとコロン以外口にすることが無く、飲食の習慣が無い(スポットからのエネルギー供給で足りる)ため、地球に派遣されたPEVO1号氏にとって、飲食物の中でもテキーラとカレーとの出会いは衝撃的だったらしい。以降PEVO1号氏及びPEVOの活動によくカレーが絡んでくる。
カンス 踊り。ダンス。儀式のときに行う特殊な動き。 「カンス」≒「dance」?
グァルテクノ 生きる術。生き方。 「グァルテクノ アロカント」と続けると「単体で生きる術、一人ぼっちでの生き方」というような意味になるか?また、「テクノ」≒「術、方法」とすると「グァル」≒「grow(成長)」≒「生きる」?
クーロス 「バイルクーロス」の項参照 『PEVO CAFE(君にもわかるよピーボ講座+君にもできるよピーボ検定)』解説 カーロスとともに時間を現す言葉だが意味合いが異なり、何年、何時間というような「期間」的なニュアンスを持つ。
グラスタル 属する。所属する。 AL『Convex And Concave』ブックレット 「グラスタル」≒「group」+「cluster(群れ、集団)」≒「所属」?「グラスタル 〇〇」と続けると「〇〇に属するもの」という意味になる。ex.)グラスタルスポット≒スポットに属するもの
クリティカル・ポイント 「decision node」「critical point」歌詞等 同化の進んだPEVO星人が完全同化か帰還か選択しなくてはならない限界点。PEVO星に帰還しないままクリティカル・ポイントを越えると、PEVO星人としての記憶が完全に消える。
グルース 土。大地。 「グルース」≒「ground」+「earth」?
グロップ ビャン族の宝。創造計算システム。 1stマガゾフ/「ワンドムーバ」歌詞 地球で言うところの計算機のようなもの。埋もれたり大地を揺るがしたりできるらしい。
コアエナルゴ PEVO星の動力中枢機関。開発から四百年、幾度となく改良が加えられてきたが、いまだ完成にはいたらず。 「コア」≒「中心部」、「エナルゴ」≒「エネルギー」又は「エンジン」?
コレックコンタス テラヴスとの第2次接触(音声接触)。相互利益を前提とした会話。通信事務。 謎の古文書 謎の古文書にシャボンと未成熟スポットがコレックコンタスをしていた、という記述があり、また旧サイト上では「PEVOと交信しますか?COREC CONTAS」というリンクがメールフォームになっていたことからすると、相手を地球人に限定せず方法も問わない、通信事務、意思疎通を指すと思われる。「コンタス」≒「contact(接触する、コンタクトを取る的な意味で)」?
コロン お酒。PEVO人はこれを体内に吸収すると、思い出が消えることがある。 ラジオ『東京電子工場』PEVO1号氏登場回/PEVO星人Twitter 地球産の酒も大好きらしい。特にPEVO1号氏とPEVO4号氏のTwitterでは「生コロン」「日本コロン」等と言って頻繁に酒の画像が出てくる。味はPEVO1号氏のTweetによると「まずいけどくせになるような味」。また、ラジオ内で語られたことによると、PEVO星人は通常チップル以外を口にすることはなく、スポットからのエネルギー供給を受けて活動するため、地球人に同化していないPEVO星人にとって地球人が日に3度も食物を口にする光景は非常に卑猥に映るそうで、コロンも瓶状のものに入っていて、飲む時はストロー的なものを用いて飲むのがマナーだったらしい。
Convex And Concave 1stマガゾフ/「convex and concave」歌詞 PEVO語ではなく英語で「凹凸」という意味。PEVOの1stアルバム及び収録曲のタイトルであるが、発売当初はジャケットに「CONVEX AND CONCAVE」と記載されていたにも関わらず、主に『PEVO』というタイトルとして流通していた(後の再販時に正しいタイトルは『Convex And Concave』であると告知された)。なお、収録曲の「convex and concave」歌詞の一部で歌詞カードに記載されていない部分は、再販版のジャケットに断片だけ記載されているので、解読できる方は是非解読してみていただきたい。対訳文から、ここでいう「convex and concave」には雌雄という意味も含まれているのではないか?と編者は推測している。
コンペリタン チップルをもとに作られた高性能高速グロップシステムマシーン。内部にチップルをもつため、プログレスには特別な技術とスポットの許可が必要。半生命体であり、たいへん貴重なものだが、マップルになれなかったかなしみをも併せ持っている。 LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』冒頭語り 辞典では「チップル」になっているが、コンペリタンの内部にあるのはチップルではなく「チップルの加工品であるコンペリタンチップル」ではないのか。「コンペリタン」≒「computer」?
コンペリタンチップル フォルメいた相手に受け取りを拒否され、専用サイトに送られたチップルに手を加えて生成されるもの。ふか緑色で、発光しない。 ラジオ『東京電子工場』PEVO1号氏登場回/PEVO星人Twitter PEVO1号氏曰く、「コンペリタンチップルはコンピュータのCPUのようなもの」とのこと。PEVO6号氏はPEVO星でコンペリタンチップル量産マシーンと陰口を叩かれていたらしい。
コンペリタンプログレッフェン 職業。コンペリタンのプログレッフェン。この職業につくためには、特別の技術を獲得しなければならない。 「コンペリタン・プログレス・フェン」≒「コンピュータ・プログラム・師」≒SE的なもの?PEVO2号氏がこの職に就いている。
サイン波 1stマガゾフ/LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』MC シンセに入っているようなサイン波とは異なる催眠光線のような特殊な波長の信号。サイン波はPEVOのCDに含まれる他、ライヴでも放射されている。侵略活動に助力するよう地球人を思い通りに操るような危険なものでは恐らくない。
サント・ポコ 旧サイト内PEVO年表/AL『Convex And Concave』ブックレット/謎の古文書/1stマガゾフ 「サント・ポコ」は映画『サボテン・ブラザース』に登場するメキシコに在るという架空の村の名前、「エルワポ(エル・グアポ)」も同映画に出てくる盗賊の名前である。「シャボンがサント・ポコ村で1975年に消息を絶っている」と1stマガゾフのインタビューでは語られているが、映画自体が1986年公開の上、元々架空の村のはずなので、映画に出てくるサント・ポコ村と本当に同一であったのかは疑問である(PEVOが後に映画を見て、それが実際に訪れた村と似ていたので村の名前をサント・ポコと勘違いした?それとも映画を作ったのがPEVO星人で、シャボンの痕跡を隠ぺいするため実際に存在していたサント・ポコ村を消し、映画で架空の村というイメージに上書きした?)。更にシャボンの失踪に関しては年表、辞典、ブックレット、1stマガゾフ、謎の古文書でそれぞれ記述が微妙に食い違っているので矛盾なく理解できる気がしない。1974年、サント・ポコ村(仮)付近でPEVO3号氏のミスによりシャボンが行方不明になる(実際にはシャボン自らの意思による離脱)⇒1975年、サント・ポコ村(仮)でシャボンの生存形跡を発見。現地で知り合った地球人の娘ゴマニとの交流でシャボンの情報を得るがその後のシャボンの足どりは一切つかめず、謎の毛糸帽の男が出てくるまで消息不明扱いとなる。と一応の筋道を立ててみたがどうだろうか。
シーラ 虫。
シーラカンス AL『Convex And Concave』ブックレット PEVOが初めて我々の前に出現したP-MODELコピーバンド大会『Errors of P-MANIA!'94』で、PEVOはP-MODELの曲である「アートブラインド」「シーラカンス」を演奏している。更にその後発売されたPEVOの1stアルバムでは「シーラカンス」のPEVOカバー版が収録された。PEVO語で「シーラ」=「虫」、「カンス」=「踊り」、つなげると「シーラカンス」=「虫の踊り」となるためか、カバー版は原曲よりもダンサブルなアレンジである。カンス!カンス!カンカンカンス!!
シェルバン 年老いた、年季の入った。熟した。 「シェルバン」≒「シルバー(和製英語で用いられる老人の意味で)」?
ジェントカーロス 変化の時期。変化の瞬間。 AL『Convex And Concave』ブックレット/LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』冒頭語り/1stマガゾフ PEVO星人は余程特別なことが無い限り自身のバイルクーロスが終わる時、ジェントカーロスの儀式を経てポクテキに生まれ変わる。儀式にはヴォルキスを上手く曲げられる存在が必要であるため、ちょうど手が足りなかった時に平沢氏が拉致されることになった。「カーロス」が段階を意味するので、「ジェント」≒「チェンジ」≒「変化」?
シャボン PEVOと共に地球に降り立った、ポクテキ。1975年、サント・ポコにて行方不明となり、以降消息を絶っている。 謎の古文書/「星の子ども」歌詞等 その後のシャボンの行方、行動は異星人観察記録を参照のこと。
スー イベント『Joy Ride vol.154』MC/PEVO星人Twitter 了解するときや挨拶に用いられる掛け声。「ヤップ(はい)」よりも挨拶的ニュアンスが含まれている?映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』を見たPEVOが、出てくる「クー!」という挨拶を真似たのではないかと編者は推測している(なお、1stマガゾフでは同映画関係者に元PEVO星人がいたのではないかと推測されているので、PEVO星人側からすれば「あちらが真似たのだ」と主張するかもしれないが)。
スウォム 海。 「スウォム」≒「sea」か?それとも「swim(泳ぐ)」からの連想か?
スポット PEVO人にとって絶対なもの。頂点。意識の中の生命体。全てのPEVO人と意識の中で交信可能。スポットは全てのPEVO人のために、全てのPEVO人はスポットのために。実体は半球体でやわらかく、発光している。 LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』冒頭語り/1stマガゾフ 翻訳したのがPEVO1号氏だったのか辞典ではスポットの形状を「半球体」としているが、実際にはPEVO星人によって違う形状に見えるらしい(PEVO1号氏には発光する半球体に見えている。PEVO1号氏によるイメージ画はこちら)。スポットはPEVO星だけでなく各星に存在しうるものであり、派遣された星でその星のスポットの存在又は誕生を確認することが、PEVO星人のいう「侵略」活動である。かつて平沢氏の所持する「アシュオン」が地球のスポットになりうるものだったが、不完全体に成長したためPEVOによって破壊された。
スポットマイスタッフェン 職業。スポットの命を受け、スポットのない世界でスポットにかわるものを確認するために宇宙を旅する。この世に存在できるマイスタッフェンは2人だけ。地球でいう宗教の僧侶のようなもの。 PEVO星に2人しか存在することができない、高度な人格を獲得した存在(平沢三行logより) PEVO1号氏がこの職に就いている。
スルホロバス スルホ(ロバス=役)。助手。ひとを助ける役目、その役目を担う者。フェンの部下。 1stマガゾフ 「スルホ」≒「ヘルプ」?「カーロス」の項で触れたように、PEVO星人の成長過程の一形態らしい。ところがPEVO1号氏は1stマガゾフにて「(白い無菌スーツを装着した姿でLIVEに登場した者に対して)彼らはスルホロバスと呼ばれ、PEVO人でもありません。何人でもないことにしておいて下さい。」と語っている。これはおそらくこの時に登場したスルホロバスはPEVO星に存在するスルホロバスとは異なる存在(ライヴのため急遽雇った助っ人的な意味でスルホロバスと呼んでいた?)であったことからの発言だろうと思われる(本来の意味でのスルホロバスがPEVO星人でないとすると、フェン職にないPEVO星人はPEVO星人でないということになってしまうので)。
ゾイドコープ 立体映像。特に、劇場用の立体映像を指す。映画のようなもの。 「ゾイドコープは娯楽というより教育に近いものなんです。三次元の立体映像ですが、地球のそれとはまったく仕組みが違い、残念ながら地球上でお見せする手段はないんです。光は電磁波の一種ですが、今のところゾイドコープが使う帯域を地球上で上手く合成できないからです」(1stマガゾフより)。 かつてマガゾフ社がUstream配信に「Zoidcope」と名付けて不定期放送をしていたが、二次元映像放送だったので単に名称を借りただけだと思われる。
ソルド ワオト族の宝。中央制御システム。 「ワンドムーバ」歌詞 錆びたり鋭かったりするらしい。ソード(剣)型なのか?
タイムスコープ 同化を目的に、その生命体を時間レベルで解体し、観察すること。 1stマガゾフ/謎の古文書 「スコープ」≒「scope(可視範囲的な意味で)」?同化目的でも、生命体を対象とするものでもない場合にも使われているので、「時間レベルで解体し、観察すること」という部分が重要なのだと思われる。培養炉の活動停止を予測しているので、ある程度未来の事も分かるのかもしれない。眼鏡型の「タイムスコープレンズ」はPEVO星人専用通販サイト(支払いはナピルのみ、というネタ通販サイト)で取り扱われていた。
タカ 「リプレッヘル」歌詞 ブックレットの訳文から推測するに「タカ」≒「それ、それが」となるか。
ダベイ 現在流行の影占いのときに、唱えるまじない。4回唱えると、恋が成就すると言われている。 「PLANET LUV」歌詞 いつの時点の「現在」なのかは正確には不明だが、1stが発売される1996年頃のことかと思われる。なお、失恋しても恋が成就しても恋をした方は恋をしたという記憶を失う。
タルナー TULNER REPORT/「タルナー」歌詞 宇宙の秘密を収集し、そして公開することを目的とする宇宙のフリージャーナリスト、或いは、宇宙探偵、といった役どころの組織。地球への侵略活動に対するPEVO星の公式発表は欺瞞情報であるとすっぱ抜いた。PEVO1号氏曰くタルナーは真実しか公開しないとのこと。
男女・雌雄 1stマガゾフ/「convex and concave」歌詞/ラジオ『東京電子工場』PEVO1号氏登場回 PEVO語ではないが解説。他の項でも触れているように、PEVO星人はチップル・マップル・スポットを介する生殖メカニズムによって発生するため、生殖活動上性別は不要のように思える(過去ゾイドコープで四本氏もPEVO星人の股間に生殖器は無いはずだという旨の発言をしていた)のだが、1stマガゾフの平沢氏インタビューに「(PEVO人)男女の」という言葉が出てくるので、一応男女という性別はあるようである。PEVO星人にとっての性別がどのような意味を持つか、また男性女性を表すPEVO語があるのかは不明。「convex and concave」の対訳文を上手く解釈できれば何か分かるだろうか。
チップル PEVO星の青年がフォルメくと、体内に形成されるもの。うすい青色で、発光している。フォルメいた相手にチップルをプレゼントし、相手がそれを食べれば恋愛は成就する。相手に受け取りを拒否された場合、速やかに専用サイトに送られコンペリタンチップルになる。 AL『Convex And Concave』ブックレット/「コンペリタンチップル」歌詞/1stマガゾフ チップルは1辺が3センチほどの立方体で、フォルめいた相手がチップルを受け入れ食べるとマップルに変化する。その瞬間にスポットから新たなPEVO星人が発生し(LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』冒頭語りからすると発生には更に一定の条件がある?)、チップルを渡したことや、それを食べてマップルになった両者の記憶も同時に消える。なお、チップルが受け入れられなかった場合はチップル生成者側の記憶のみが消える模様。「チップル」≒「チップ」?
ツヴァルクベセル 「ツヴァルクベセルは、PEVO星で流行しているテラヴスファッションなんですね。というのは、PEVO人から見ると、テラヴスは皆ツヴァルクベセルを付けているように見える。それをPEVO人が真似したんです」(1stマガゾフより)。 外観はお一人様用移動式檻。コンテキスト・ケイジ(文脈牢)に似ているが、ツヴァルクベセルの方が小さい。LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』で平沢氏が着用して登場。後に削りすぎて「こんなの恥ずかしくて着れない」と思ったのか、LIVE『NEOZIC』では平沢氏登場時に蹴倒されている。「ベセル」≒「bezel(枠という意味で)」?
デポイント 父性の場所。PEVO人はスポットから発生するため、両親を持たない。代わりにデポイントで父性を受ける。(対)エンポイント 「エンポイント」の項同様。「エン」≒「M(other)」≒「母性」、「デ」≒「D(ad)」≒「父性」?
テラヴス 地球人。 1stマガゾフ 辞典では「地球人」となっているが、1stマガゾフの注釈では「地球あるいは地球人という意味」と記載されている(平沢氏のTweetでもテラヴス=地球ととれるようなものがある)。歌詞でも「リプレッヘル」では「テラヴス」が地球と訳されているので恐らく1stマガゾフが正しいのだが、「roti art」の歌詞に「テラ」という単語が出てくるので紛らわしい。地球はテラヴスともテラとも呼ばれると考えればよいか。それとも単に語呂の問題でテラと省略しただけなのか。
トラッツ 始まり。始まりの場所、時間。 「トラッツ」≒「スタート」?
トラッツ トラッツ シェルバン 「人生はあっという間に過ぎてしまう」という意味のことわざ。 「トラッツ」≒「始まり。始まりの場所、時間」、「シェルバン」≒「年老いた、年季の入った。熟した」なので、「始まったと思ったらいつの間にかもう年老いてしまったよ!」ということか?ライヴでは「トラッツトラッツ」で両手を両耳の位置に上げ、「シェル」「バン」のタイミングで片手ずつ付き上げる振り付けが定番になっているので、機会があれば真似してみよう!
ナピル PEVO星人Twitter/1stマガゾフSHOPEVO/LIVE『擬装市民PEVO誕生』冒頭語り PEVO星の貨幣単位。地球との取引量が少ないためか、レートが極端に変わる。PEVOが事実上の反乱ユニットとなり、PEVO星惑星侵略指令本部が以後300年以内の侵略作戦の凍結を発表した以降はそもそもレート自体が存在しているのかも不明である。PEVO星人のTwitterによると、本来ナピルは「採掘」又は「採取」する類のもののようであるが、地球上での「ナピルを獲得するための活動」は金銭を対価とする労働を意味する。
ノスレップ 旧サイト内PEVO星人専用通販サイト 旧サイト内で「地球上でご活躍のPEVO人の皆様、毎度ご利用いただきありがとうございます。今回は、回遊に欠かすことの出来ない、太陽系ノスレップを各種取りそろえました。 」とあるので、便利グッズや装備の類と思われる。また、1stマガゾフには「SHOPEVO」として当時カタログに並んでいた商品のうちいくつかが画像付きで紹介されている。気になるのは携帯灰皿の説明書きに「地球では携帯が義務付けられています」と記載されているところ。PEVO星にも煙草に似た何かがあるのだろうか。「ノスレップ」≒「equip(装備)」?
ノズレフ・パルフォリューム P-MODEL LIVE『Branch-O Unfix #0』PEVOチラシ チラシでは「ノズレフ」=「演奏する、もしくは音を楽しむ事」、「パルフォリューム」=「表現する、もしくは日頃の修業の成果を披露する事」を言うと説明されていた。「ノズレフ」≒「ノイズ」+「music(音楽)」、「パルフォリューム」≒「パフォーマンス」?
ノルバ 旧サイト内PEVO年表 「作戦指令ノルバ0001。平沢氏の協力のもと、秘密結社DIW/SYUNよりノルバを発信」とあるので、ノルバ≒CD?
バイバイリプレッヘル 別れる時の挨拶。直訳すると、「次の瞬間に出会うもの」となる。再会・再生を約束する。
バイルクーロス 生きる時間。生きる期間。 「クーロス」が時間、期間を表すので、「バイル」≒「be(「To be or not to be?」的な使い方の意味で)」≒「生きる」か?そのように考えると「グァル」と「バイル」のニュアンスの違いも見えてくる気がする。なお、公式サイトやブックレット表記で「パ(半濁音)イル」と誤表記されることがあるが、正しくは「バ(濁音)イル」である。
バスコア PEVO星・回遊セクションの本部。各ワンドムーバはバスコアを通してスポットと交信する。 イベント『Joy Ride vol.154』冒頭/旧サイト内バスコアとワンドムーバの交信記録 地球からスポットへ交信する場合は太陽系バスコアを経由する。旧サイト内のバスコアとワンドムーバの交信記録を見ると、PEVOからの質問や要請に対して回答したり許可を与えたり却下したりしているので司令塔的役割も果たしている様子。「バス」≒「base(基地)」、「コア」≒「core(中心、中核)」?
ハンドロール 百。 「ハンドロール」≒「hundred(百)」?
ビャン(族) PEVO星3大種族のひとつ。グロップを宝とし、優秀な思考能力を持つ、エリートタイプが多いといわれる。ビャン族の有名人→タカブ、アブラ、アマニ等 AL『Convex And Concave』ブックレット PEVO2号氏はこの種族に属している。
ヒュート ゆくゆくは。のちのちには。 「ヒュート」≒「future(将来)」又は「fate(運命)」?
フェン 重要な職業をあらわす言葉。「~師」と同じような意味。 平沢三行log/『PEVO CAFE(君にもわかるよピーボ講座+君にもできるよピーボ検定)』解説等 三行logにて「スポットマイスタッフェンはPEVO星に2人しか存在することができない、高度な人格を獲得した存在であり、それはポクテキの手前の段階です。」と平沢氏は語っている。これだけでは唯一スポットマイスタッフェンのみがポクテキの前段階のように読めるかもしれないが、正確にはスポットマイスタッフェン含め「フェン職」に就いた者は全てポクテキの手前の段階にいる。
フォルメ 誰かのことを想うと、胸が苦しくなったりすること。フォルメくこと。 LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』冒頭語り/1stマガゾフ 日本語の「ときめき」とほぼ同じ意味と1stマガゾフの注釈にあるので、「フォルメく」≒「ときめく」、「フォルメール」≒「ときめいている」?なお、PEVO星人が地球人にフォルめくことがあるのか?という問いに対してPEVO1号氏は「PEVO人がPEVO人である限りあり得ませんが、長い間テラヴスに同化し続けるとPEVO人のバイルクーロスがテラヴスのそれに近づくという現象が確認されておりまして、その辺を鑑みますれば、無きにしも非ずとの説が浮上している今日この頃。。。。。みたいな。」と回答している。
プルジェントカーロス期 ジェントカーロスの準備段階に入る時期。人間でいう、思春期のはじまりのようなもので、一番大切な時期ともいわれる。 上記「カーロス」の項で触れた第0カーロス期と同義。PEVO星人としての300年の寿命が終わる頃にようやく思春期的なものが始まるあたり、スポットの強い支配を感じる。
フルセニナ 総て。みんな。全部。全員。 AL『Convex And Concave』ブックレット 「フル」≒「full(いっぱい、まるまるという意味で)」≒「総て」?AL『Convex And Concave』ブックレットによると「フルセニナアロカント アロカントフルセニナ」が地球人の生きる術らしい。「全にして個、個にして全」というようなことなのか?
プルモザイル P-MODEL LIVE『Branch-O Unfix #0』PEVOチラシ/バスコアとワンドムーバの交信記録 「プルモザイル」≒「promotion(宣伝)」?イベント時配布されたシール(参考画像)に対してチラシでは「シールはプルモザイルと呼ばれ、ワルダセクレタのヒント、そしてコレックコンタスの証となる」と記載されていたが、実はそれだけでなく、旧公式サイトを見ると種類によっては捜索活動に用いたりサイン波を放ったりできるシロモノもあるようである(97年版の新型プルモザイルの説明文には「超高性能サイン発信装置付。触れるだけでテラヴスにサインを植え付けることができる。」と記載されていた)。また、SG『prototyper』以降、PEVOの作品には「pmz-」から始まる製品番号が振られるようになり、更にAL『スポット破壊指令』からはCDに「Presented by Pullmozile」と表記されるようになっており、PEVOのレーベル名としての意味も持つ。
プログレス イベント『Joy Ride vol.154』冒頭 「プログレス」≒「プログラム」?シャボンの一連の行動をスポットがプログレスしたのではないか、とPEVO1号氏が疑っていたことからすると、「プログレス」とは個人の意思と無関係に強制的に命令・指示に従わせる、為すべき行為や思考を外部からプログラムして実行させる、という意味となるか?
ブロックラム 組み立てる。完成に向かってする作業。創造の一端、または総て。 CDクレジット/「ブロックラム『SAR』」歌詞 再販版1st以降、「リフリクト・ブロックラム(riffrict brocklam):PEVO4号」とクレジットされるようになった。「ブロックラム」≒「block」+「program」で積み木を組むようなイメージか?それとも「lam」という英単語には「強く叩く」という意味もあるらしいので、より単純に「ブロックをガンガン叩いて何かを作る」イメージと考えた方が歌詞に合うか?
プロモス 植物。静生物。 「プロモス」≒「plant(植物)」?
ポキサム 「PLANET LUV」歌詞 歌詞中の文脈からすると「本気さ」という意味?
ポクテキ PEVO人の次の姿。PEVO人はジェントカーロスの儀式を経てポクテキに生まれ変わる。以下はPEVO人とポクテキの関係。【PEVO人-ポクテキ】【主人-召使い】【弟子-師匠】【チップル-マップル】 「PEVO人なら誰もが憧れる我々の召使で、同時に師匠でもある存在です。地球上のものだと、人間と犬や猫の関係に似ているかも知れないです。(何故PEVO星人がポクテキに憧れるか)ポクテキになると、相手がなんだろうがフォルメかないところとか。テラヴスの言い方を借りると、煩悩から開放されるようなところもありますが、それだけではありません。」(1stマガゾフより) 平沢氏曰くポクテキの概念は「庭師KING」に近いとのこと。ポクテキはPEVO人ではなく「生命体」と表記される。PEVO星人がポクテキに生まれ変わった後、ポクテキとしてどれくらいの期間を生きるのかについてはスポットのみぞ知る。
ボルフェスツェルゴビア PEVO星第3セクタに位置する、シャボンのふるさと。 PEVO星人Twitter/1stマガゾフ 1stマガゾフによると、サント・ポコ村はボルフェスツェルゴビアによく似ているらしい。また、シャボンだけでなく、PEVO1号氏の故郷も「ボルフェス・ツェルゴビア951378246番地付近」とのこと。
マガゾフ PEVO星の歴史、またはそれを記した記憶装置。マガゾフのありかは極秘だが、PEVO人ならばいつでもアクセス可能。 PEVO星人Twitter/AL『Convex And Concave』ブックレット/LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』冒頭語り 「マガゾフ」≒「magazine(雑誌)」?平沢氏はPEVO星滞在中、あるマガゾフに「ヴォルキスの曲がるアメリカ人」として取り上げられた、と語られているので、雑誌のように複数媒体存在し、事件や人物なども取り扱われるようである。なお、ここまで何度も出てきたマガゾフ(マガゾフ社が刊行したフリーペーパー)は、地球人であるマガゾフ社主催四本氏と社員中井氏によって地球の技術で製作、発行されたものなので、ゾイドコープ同様PEVO星のものとは異なる。
マガゾフエデュランセッフェン 職業。マガゾフ用のデータを集める。その活動を回遊という。 LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』MC/公式サイトABOUT PEVO3号氏がこの職に就いている他、2012年登場当初は「リフリクトブロッケン」だったPEVO4号氏が後にこの職に就いた(PEVO公式サイトaboutPEVOより)。「マガゾフ エデュラン」≒「magazine editor(雑誌編集者)?」
マップル チップルを受け取り食べた者の体内で、チップルが変化したもの。オレンジ色で、発光しない。 「(PEVO人の遺伝形質はどうなるんですか?)チップルが“マップル”となって、その中の情報がスポットに伝わる仕組みになっています。PEVO人がスポットから発生したことは分かりますが、個体認識はできません。それにスポットからPEVO 人が発生した時点で、チップルを渡したことや、それを食べてマップルになった記憶も消えます。」(1stマガゾフより) PEVO星人の発生メカニズムは「チップル」の項も参照のこと。「マップル」≒「map(遺伝子地図的な意味で)」と考えると、生成された「チップ/欠片」(片方の遺伝子情報の書きこまれたチップ)を相手が受け取り飲み込むことで相手側の遺伝子情報がそのチップに書き込まれ、双方の遺伝形質を踏まえた新たなPEVO星人の遺伝子地図が出来あがり、それを元にスポットが新たなPEVO星人を生む、と考えられるか?
マルチス 動物。創造生物。 電子辞典では「創造生物」になっているが、編者はこれは転記の際にどこかで誤記が生じたのではないかと想像している。「プロモス」≒「静生物」との対比と考えると「マルチル」は「騒々生物」というGNvol.1の記載の方がしっくりくる。「マルチス」≒「animal(動物)」?
ミール ヤマタイ族の宝。不特定回遊システム。最終兵器をさす場合もある。 「ワンドムーバ」歌詞 曇ったり輝きを取り戻したりするらしい。ミラー(鏡)型なのか?
ミルテス 鉱物。 「バイルクーロス」歌詞/謎の古文書 「ミルテス」≒「mineral(鉱物)」?一般的な鉱物、という意味と、狭義ではスポットを探査するためのシステムに用いられる特定の鉱物という意味もあるのではないかと推察している。歌詞中ゴマニが何故PEVOに「キミは単体のミルテス」と言われているのかは謎である。
ミルテスサーチシステム 「ミルテスサーチシステム:PEVO星の鉱物を利用したスポット探査システム」(謎の古文書より) 謎の古文書では「ミルテスサーチシステムはスポットにのみ反応する(スポットの近くでは濃いミルテス反応を示す)」というような旨の記載がある。これはあくまでも妄想の粋を出ない話だが、狭義の「ミルテス」とはすなわち「アシュオン」(未成熟スポット以前の太陽系亞種音レポート迄の状態のもの)ではないだろうか。つまり、狭義のミルテスがスポットにのみ反応する性質を持つのであれば、ミルテス自体がスポットに近い性質を持っていてもおかしくはない。そして「アシュオン」が発見当初は石や結晶体(言わば鉱物)の姿をとっていたことや、「アシュオン」の死後に沢山生まれていた子アシュオンにアンチモン結晶を投与した結果ようやく未成熟スポットからスポットへ成長できる状態になったことからすると、狭義の「ミルテス」とはスポットの前々々・・・段階の存在なのではないか。
ヤーヴェス 再生のための死。再起動のための終了。完了すること。 「convex and concave」歌詞 地球人である編者には理解し難いのだが、群体として生きるPEVO星人一個体の死が、PEVO星人種全体の存続、再生につながるのか?人体の細胞レベルでの生死と同じように、PEVO星人の一個体が死んで新たなPEVO星人に入れ替わることが、PEVO星人という種全体からすると代謝のような役割を果たし、結果種の存続につながる、という考え方なのか(再生のための死、というと後のインタラ「WORLD CELL」のKINGを見殺しにする関連のストーリーも連想してしまうのだが)?それとも単に「ポクテキに生まれ変わる」ことを指しているのか?
ヤーガ 近い未来。
ヤップ YES。はい。肯定する意味。 辞典にはヤップの対義語(NO)が載っていない。単に翻訳時に選ばれなかっただけならよいが、もしも「NO(否定)」という言葉自体がPEVO星に無いのだとしたら、それは小説『1984年』(ジョージ・オーウェル著)に出てくる「ニュースピーク」(badが廃止されungoodに置き換えるような言語規制、変更)以上の言論・意思統制ではないか?なるほど「超共産主義社会(蟻社会)」というのは伊達では無い。
YA! PO! 「YA! PO!」「Dis-Con」歌詞/LIVE『擬装市民PEVO誕生』語り 歌詞によると「YA! PO!」とは捕食惑星アーガッシュの「侵略のための挨拶」らしい。タルナーのシロー氏曰く「『YA!PO!』を聞いてしまったら、この星の最終章が起動してしまう」とのことなので、挨拶というよりも言葉による滅びのスイッチ的なものなのか?
ヤマタイ(族) PEVO星3大種族のひとつ。ミールを宝とし、めったには発揮しない想像を絶する不思議な力をもつといわれる。ヤマタイ族出身の有名人→ヨシク、タイジ、ボッ等 AL『Convex And Concave』ブックレット PEVO3号氏はこの種族に属している。また、PEVO4号氏もミールシステムを担当しているので、恐らくヤマタイ族と思われる(PEVO公式サイトaboutPEVOより)。
リプレッヘル 「バイバイリプレッヘル」の項参照 LIVE『PEVO!PEVO!PEVO!』冒頭語り) 一つのものに別れを告げ、一つのものと出会うこと。それが同時に起こるときに、PEVO星人が日常的に言い交わす言葉。「バイバイリプレッヘル」とつなげると「再会を約束する別れの挨拶(さようならまた会いましょう)」という意味になり、逆に「バイバイ」の後に「リプレッヘル」が付いていない「Hybrid Zone」の歌詞は、再会が約束できない状況であることを表している。「リ」は「re(再び)」?「リプレ」≒「replay」?
リプログレス 旧サイト内PEVO年表 プログレスの項と合わせて考えると「再インストール」的なものか?年表によるとPEVO星人は時にリプログレスのためPEVO星へ帰還しなければならないらしい。テラヴスへの同化進行をある程度防ぐための初期化?それにしても記憶を消されたり行動をプログラムされたりすることにPEVO星人は抵抗なさすぎないか。
リリップ 消える。姿を消す(隠す)。
ルプルッヘル 終わりのない無意味な感じ。繰り返し繰り返し、疲れること。 「ルプル」≒「loop(延々と繰り返す、ループする、という意味で)」?
レヘレリ LIVE『NEOZIC』/レヘレリMV?/TULNER REPORT TULNER REPORTで取り上げられたPEVO星惑星侵略指令本部の主張からすると、PEVO星人の侵略活動(その星のスポットを確認すること)をワンドムーバの代わりに遂行することができる非生命体であると考えられる。LIVE『NEOZIC』で初登場。レヘレリのMV?アニメではロボットの様な造形になっているが、DVD『NEOZIC』に収録されているレヘレリの姿は全く非生命体には見えないので、擬態能力は高そうである。PEVO1号氏曰く「勿論レヘレリについては熟知しており申す。がしかし、レヘレリと共に任務に就くのはNEOZICが初めてでした」とのこと。その後に続くツアーでも助っ人として登場したらしい。なお、PEVO1号氏のTweetから、「レヘレリ」曲中に出てくる言葉は恐らく「レヘレリ カガヤク レンズ トオシテ マシン」であろうと思われる。
ワオト(族) PEVO星3大種族のひとつ。ソルドを宝とし、統率力に優れたリーダータイプが多いといわれている。PEVO1号はこの種族に属す。ワオト族出身の有名人→アベル、アゴジャ、ンゴッタ等 「convex and concave」歌詞 PEVO1号氏はこの種族に属している。ところで「convex and concave」の曲中歌詞カードに記載されていない部分で、対訳文の内容と関係ないはずの「アゴジャ」や「ンゴッタ」が出てくるように聞こえるのだが気のせいだろうか。
ワルダセクレタ 全宇宙の秘密が隠されているといわれる伝説の鉱物。一般に、秘密をさして使われることもある。 「ワルダ」≒「world」、「セクレタ」≒「secret」?
ワンドムーバ 回遊を目的に結成されたチーム。ソルド、グロップ、ミールそれぞれを担うPEVO人と1生命体ポクテキで一組。 地球上では主に「バンドメンバー」のような意味で用いられる。
最終更新:2022年05月02日 18:47