このページの閲覧数 【合計: - 】 【今日: - 】 【昨日: -
伊丹十三監督の作品を何度も見直そう。
彼の残してくれたメッセージ(?)を読み取ろう。



作品いろいろ ダイジェスト


「マルサの女2」 映画  監督:伊丹十三


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
伊丹十三監督による、脱税摘発のプロ“マルサ”の女の活躍を描くサスペンスドラマの続編。国会議員も絡む大型地上げの首領・鬼沢をマークする亮子。莫大な金が出入りするダミー会社を突き止めた亮子は、さらに鬼沢が管長を務める宗教法人に潜入する。

マルサの女2・予告編

ちなみに、動画前半に出てくる宗教信者の仏像のかぶりものは、
漫画「GANTZ」の敵を思い起こさせる。

伊丹十三が予定していた映画は創価学会追及もの

伊丹十三を襲ってカッターナイフで顔を切りつけた後藤組系組員たちはその世界では英雄扱いだという。顔を狙うところがこの創価学会がよく使う暴力団のいやらしさを象徴している。
野村秋介の「大悲会」の構成員も伊丹十三の映画が上映されていた映画館でスクリーンを刃物で切り裂いているが、野村秋介と後藤組とは野村秋介が息子を後藤組に修業に出すなど深い間柄にある。

1997年に伊丹十三は不審な死に方をしているが、彼の次回作は創価学会を追及する映画だったといわれている。

ミンボーの女 [DVD]


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
伊丹十三監督による、民事介入暴力専門の女弁護士“ミンボーの女”とヤクザとの対決を描く痛快作。横行するヤクザに四苦八苦するとあるホテル。金をむしり取られ、事態が悪化の一途を辿る中、知識と経験と胆力が武器の女弁護士・井上c盾ミるcF激Tれる。

内容(「Oricon」データベースより)
伊丹十三監督作品がついに単品DVD化!ヤクザに狙われ悪化の一途を辿る名門ホテルを舞台に、ヤクザとミンボー専門女弁護士の戦いを描いた作品。宮本信子、山崎努ほか出演。

伊丹十三DVDコレクション マルタイの女


カルト集団による殺人事件を目撃してしまった女優のビワコ(宮本信子)は、裁判の証言者として法廷に立つため、警察の身辺保護対象者(マルタイ)として常に立花刑事(西村雅彦)と近松刑事(村田雄浩)からガードされることに。一方教団側はさまざまな手でビワコに脅迫や嫌がらせを開始。精神的ストレスが重なるビワコは、やがて証言することを拒否しようと思うまでに追い詰められていくが……。
伊丹十三監督が、警察に守られるマルタイを主人公に据えたサスペンス・エンタテインメント映画。かつて伊丹監督が『ミンボーの女』で刺傷事件に遭い、妻の宮本信子がマルタイとして警察の保護対象となった事実が、企画の発端となっているとか。これまで伊丹映画では行動するヒロインといったイメージの強かった宮本が、ここでは守られる側という受身の立場の役を演じているのも新味ではあった。刑事ふたりの個性もうまく活かされている。なお本作は惜しくも伊丹監督の遺作となった。(増當竜也)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
伊丹十三監督の体験と見聞から生まれた異色サスペンス。偶然、謎のカルト教団“真理の羊”が絡む殺人事件を目撃してしまった女優・ビワコ。重要参考人である彼女を守るため、警察はふたりの刑事を送り込む。こうして女優と刑事の珍妙な生活が始まり…。
『マルタイの女』(マルタイのおんな)は、1997年の日本映画。伊丹十三監督の遺作となった。
公開2年前に社会問題となったオウム真理教によるオウム真理教事件と勢力を拡大する創価学会をヒントに描いた作品(劇中にもそれらしき描写、台詞が含まれている)。
「マルタイ」とは警察用語で捜査や護衛の対象になる人間を指し、本作では護衛対象者を指す。『ミンボーの女』公開後の、
伊丹へ対する山口組系後藤組構成員による襲撃事件で、
自身が「マルタイ」になった経験がヒントになったようである。

後藤組の名は、1992年の映画「ミンボーの女」をめぐる伊丹十三監督襲撃事件で、武闘派暴力団として報道された。
伊丹十三監督襲撃事件とは、「ミンボーの女」で地上げやゆすりをやる暴力団は市民が勇気を持って賢く行動すれば引き下がることを描いた伊丹監督が、同年5月22日夜に自宅の近くで刃物を持った五人組に襲撃され、顔や両腕などに全治三ヶ月の重傷を負った事件である。
伊丹監督は「私はくじけない。映画で自由をつらぬく。」と宣言した。
警察は現場の車より山口組系後藤組の犯行であることを突き止めた。
5人の組員が4年から6年の懲役刑となった。

関連ページ

後藤組 ←必読!


最終更新:2009年10月01日 17:03