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創発トーナメント第一回戦 1

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創発トーナメント第一回戦 その1



第一戦



倉刀「どうして……こんな無意味な事を……」

ハルト「無意味か、結果だけをみればそうだろうな」

倉刀「こんな! こんな大会で作品の優劣がつくわけないじゃないですか!
  第一、腕っぷしで決めるなんて、師匠がもっとも忌み嫌っていたのでは……」

ハルト「この世で最も大切な事は『創作活動』であるなら、 最も忌むべき事は
  『創作放棄』する事と考えている。いいかね……途中で放棄する……とは、
  その作品の名誉を傷つけるだけでなく、人生や生活を抜きさしならない状況に追いこんでしまう事だ。
  わたしは金や利益のため、あるいは、劇場やバスの席を取られたからといって、
  人と争ったり、命を賭けたりはしない。争いは実にくだらんバカのする事だ。
  だが!「創作活動」という行為に対しては、命を賭ける。
  殺人も、神は許してくれると思っている!」

倉刀「師匠……」

ハルト「わたしは結果だけを求めてはいない。結果だけを求めていると、
  人は近道をしたがるものだ………近道をした時、真実を見失うかもしれない。
  やる気もしだいに失せていく。この大会に参加した奴等は、己の道に信念を貫こうとした
  大ばか者たちの集まりなのさ」

係員「ハルトシュラーさん、そろそろ試合開始です」

ハルト「おっと、話が長くなったな。では行ってくるとするか」

倉刀「師匠……」


第一戦

錬金術師   VS   S・ハルトシュラー


―――闘技場

観客「閣下!閣下!閣下!」
実況「閣下! 我々はその言葉に尊敬の念を抱かずにはいられません!」

ワーワーワー

実況「しかし!しかしです!その作品を目にする事はありますが、
  閣下自ら筆を奮った所を見た事があるでしょうか!」

ワーワー…

実況「伝説のヴェールにその身をおき、閣下は自らを作品の場に
  立たせようとはしなかったのです!」

ワー…

実況「我々ハルトファンは、ハッキリというべきなのです!」

実況「ハルトシュラーは保護されていると!」

シーン……

148「やろう……禁忌中の禁忌に触れやがった…」

実況「閣下の神技が披露されるのか!それともその姿が白日の下に晒されるのか!」

実況「第一戦!開幕です!」

魔女「双方とも中々の魔力ね。どちらが上かしら」

サムライ「強い方が勝つに決まってるでしょ」

魔女 ボソッ(死ねばいいのに……)


第一戦

錬金術師   VS   S・ハルトシュラー


錬金「これはこれは閣下、お会いできて光栄です。その身に手をかけるのは心が痛みますが
 これも試合、どうです? 終わったらお茶でもどうでしょう?」

ハルト「…………」

つかつかつか

錬金「あ、もしよろしかったら私の屋敷でおやすみになっても―――」

つかつかつか…… メメタァ!

実況・観客「!!!」

翠星「ひ、人が寝たままの姿勢でとんでったです!」

ゴロゴロゴロゴロゴロ……ピタ

つかつかつか……

ハルト「まだやるかい」

錬金「はは……幼女パンチで元気いっぱいだぜ!」

ブォンッ グシャ!

ゴロゴロゴロゴロゴロ……ピタ

つかつかつか……

ハルト「まだやるかい」

錬金「……ようじょ……キタ…コレ…」

ブォンッ ズキュゥゥゥゥゥンッ!!

ゴロゴロゴロゴロゴロ……ガクッ


観客「……」

実況「つ……強すぎるぞーーー!閣下ーーー!」

星凛(いえ、まだよ)

……ガバッ!

観客「おお立ち上がったぞ!」
観客「でもフラフラだぞ!」

錬金「ぬはははははははは!」

がばぁっ!

実況「!? ど、どういう事だーーッ!いきなりローブを脱いで下着一枚になったぞーー!」

実況「それに両手をあげて仁王立ちだ!これは降参のポーズなのか?」

星凛(違う……あの方の……『本気で狩る(マジカル)構え』よ!)

ハルト(……どういうつもり? たしかに手ごたえはあったはず……)

錬金「さあこい!打ってこい!思い切り突いてこい!」

ハルト「……くっ」

じりっ……じりっ……

実況「あーっと、両手をあげて錬金術師がにじりよっていくーッ!そして、それをうけて
  閣下、じわりじわりと後退ーーーーッ!」

倉刀「まさか……師匠があとずさりを!?」

じりっ……じりっ……

実況「あーっと、ついに閣下、闘技場の壁際まで追い詰められたーーッ後がないーーッ!」

錬金「どうしました? こないのなら……こちらからいきますよ!」

フォシャッ

ハルト「かかったなアホが」

ドズボァッ!!

倉刀「おお!」

実況「これは上手いッ!反動で下がらないように足を壁面で固定ーーッ!
  まともに腹にうけたーーーッ!」

ハルト「ベネ(良し)。完全に衝撃が伝わった事を感じるぞ」

……ニヤリ……がばぁっ

ハルト「なに!?」

実況「おお? 錬金術師、それを物ともせず閣下をしめあげるーーーッ!」

錬金「いけませんね、閣下。か弱い女性が暴力沙汰など……」

ギリギリギリギリ………

錬金「許せません、許せませんなぁ~~」

ギリギリギリギリ

ハルト(なんだ!?絞められてるだけではない、力が抜ける)

ギュリギュリギュリギュリ

錬金「こいつはメチャ許せんよな!」

バキィッ!

ハルト「あぐ、あああああっ!」

実況「錬金術師、ベアハッグで絞める!絞めるーーッ!効いているぞこれはーーッ!」


倉刀「し、師匠ーーッ!」

らき蓋「ほう、あれが世に聞く『本気で狩る構え(マジカルポーズ)』」
スミス「知っているのか、らき☆蓋」


―――本気で狩る構え(マジカルポーズ)
古代、世界は魔法文明が支配していた。
魔力有る者が無き者を支配する暗黒時代である。
魔法が使えない者は、人として扱われる事が無かった。
そのような時代であったからこそ、魔法に対抗する技が練磨されるのは
当然のなりゆきであろう。
この構えの真髄は天地にあるマナを己の身体を解して中和する事にある。
アースをつけて雷などの電流が地面に流れ、影響をさけるように
この構えは、自身に受けるあらゆる魔力撃を中和する。
そして、魔力を持った人間がこれに触れてしまうと、急速に体内のマナが
地表に流れ枯渇する。これを怖れた当時の支配者階級は、下層民が集まり
物を教えることを禁じた。
現代でも、打つ手が無い時などに オワタ\(^o^)/ という姿を見かけるが
古代人の末裔なのかは定かではない。
                ―――民明書房刊「魔法文明・その爛熟と退廃」より


ハルト(ぐっ……このままでは……)

錬金「獲物越しに伝わる荒い息遣いと体温!吾輩は今極楽の地に居る!」


実況「閣下、苦しそう!このまま終わってしまうのかーーッ!」

サムライ「あ~あ、ぐったりしてますよ。終わりですかねこれは」
魔女「ぐったり? フーム、それは逆にナイスかもしれんぞ」

錬金「どうやらこれで終わりですかね……言い残す事はありますか?」

ハルト「………ソ」

錬金「あ~~~ん、聞こえんなぁ~~~♪」

ハルト「………ボソッ」

錬金「……? ……うなに!?」

バッ

観客「何だ!?」
観客「振りほどかれた?」

観客「ちがう……奴が振りほどいたんだ」

実況「これはどういうことだーーーッ!反撃に転じた錬金術師、突如として
  その手をはなしたーーーーッ!」

星凛「これは? いったい?」

ざわ……ざわ……   ムクッ

ハルト「フン」

ハルト「どうした、アルケミスト」

錬金「う、うそだ……そんな……ブツブツ」

倉刀(おお! よくわからんがあの体勢から脱出できたぞ)

ハルト「それとも聞こえなかったか? では、もう一度言おうか」

錬金「うそだ……止めろ……」

(ハルト、もじもじとしながら)
ハルト「……僕、男の子だよ、それでも……いいの?」

錬金「嘘だッ!!!」

ガフッ

実況「吐血!!! 錬金術師吐血ーーーーーーーッ!!!」

錬金「うそだ……、そんな……」

星凛「ま、まずい。錬金術師の力の源はロリコン!その源と逆の属性攻撃をうけて
  疲弊している!魔力が消沈していくのがはっきりと感じられる!」

ハルト「でも、お兄ちゃんなら……いいよ」

じり……

錬金「……く、くるな」

ずさ……

実況「おお、今度は一転して錬金術師が後退!閣下が歩をすすめていくーーーッ!」

じり……じり…… ずさ……ずさ……ピタッ

実況「今度は錬金術師が壁を背にーッ、後が無いぞーーッ!」

ハルト「どうして逃げるの? お に い ちゃ ん 」

錬金「よるな!魔性!」

ハルト「次にお前は『こんな可愛い子が男の娘のはずがない』と言う」

錬金「こんな可愛いステキなろりぷに閣下が男の娘のはずがないぃぃ!!!」

ズガッ! ズガッ! ズガガガガガガガガガッ!

実況「ラッシュ!ラッシュ!錬金術師、怒涛の連打だ!」

ズガガガガガガガガガガッッッ!!!

倉刀「し、師匠!」
148「終わったな」

倉刀「そ、そんな! 早くタオルを」

148「焦るな童貞、よく見ろ」

ズガガガガガガガガガガ………

錬金「は……はぁっはぁっ」

実況「錬金術師、大きく肩で息、対する閣下は……」

ハルト「ニヤリ……それで終わりか?」

実況「余裕の笑みだーーーーッ!ガードを固めた閣下に隙は無かったーーーッ!」

ガクッ

実況「錬金術師ダウ…違う、膝をついたーーーッ」

倉刀「おお!」

星凛(……ああ)

らき蓋「ほう、防御姿勢のまま『本気で狩る構え』を。経験が生きたな」

ハルト「なかなかだったが今ので覚えた。もう同じ手は通用せんぞ」

錬金「はあ…はあ…う、ぐぅぅぅっ」

実況「立ち上がる、錬金術師立ち上がる!」

ガバァッ

実況「そして先ほどと同じ構えだ!」

ハルト「魔力を消沈させる技か、だが同じ手は魔王には通用しない」

ザッ

実況「閣下も構える!正拳突きの構えだ!」

ハルト「せめてもの情け、一撃で仕留めよう」

錬金「……応」

ハルト「その意気や良し」

錬金「……の……みちに……こめ……た……」

ドッギャアアアアアアアアアアアアアアンンン!!!

実況「強ーーー烈ぅ!!!股間に一撃だーーーッ錬金術師、微動だにせずーーーッ!」

錬金「………」

実況「……おや? 様子がおかしいぞ」

タタタタ

実況「今、係員が闘技場に向かいます」

タタタタ バッ

実況「! アウ! アウアウ! 錬金術師、立ったまま気絶ーーーーッ
  一回戦第一試合、勝者はS・ハルトシュラー、ハルトシュラーだ!」

ワーワーワー パチパチパチ

実況「両手をあげてあきらめたのか、錬金術師ーーーーッ!」

星凛(そんな訳があるわけない)

星凛(自分の、一番信じられる場所で受けたんだ)

星凛「マスター、見事な……侠客勃ちでした……」

~♪(勇壮な音楽)


(画面はセピア色)

ロリコンの道に 魂こめた 錬金術師が今日も行く
少女に萌えぬ奴等には 体で覚えさせるぞ
10から15 10から15 ±、2!

ツンデレヤンデレ 無口にクール フェチにも色々あるだろうが
見かけはロリ でも年増 それが最重要
吾輩紳士 ロリコン紳士 錬金術師

「若者よ!真剣に取り組んでいるものがあるか! 夢をかなえたいと思ったことがあるか!
 賢者の石、作れ! 指が折れるまで!指が折れるまで!」

刹那の快楽 追い続けても 虚しい余生が残るだけ
漢の浪漫 ロリババア 御前には わかるだろうよ
目指せ英知 真理探究 それがロリババア

青い大空 白い浮雲 手に汗握る ょぅι゛ょ ぱんつ
途中で投げ出す奴等には 体で覚えさせるよ
真実具現 理想実現 錬金術師

錬金術師 錬金術師 「俺の名を言ってみろ!」
(こいつ……正しい!)


     





倉刀「あの……その……結局のところ、どうなんですか?」

ハルト「ん、性別の事か? なに、ちょっとからかっただけさ」



第一戦

錬金術師   VS   S・ハルトシュラー

                       リ タ イ ヤ
アイデンティティ崩壊により錬金術師 再起不能
S・ハルトシュラー 勝利


――― 一方その頃、控え室

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

???「なかなか、いい面構えしてる奴等がいるじゃないか」

主催「こ、こわさんでくれい、頼む! わしの悲願なんじゃ!」

???「おいおい勘違いするなよ、俺はただ―――」

ドンッ!

乱立ロワ「見物しに来ただけだぜ、トーナメントをな」

ざわ……ざわ……

乱立ロワ「とは言っても、これは戦いだ、それなりのメンバーを揃えなければ駄目だろ」


乱立ロワ「それなりの者が残り、それなりの者が抜けなければ興醒めだ」

ジロリ……

乱立ロワ「選別は、しないとな」

4「?」

らんりつロワのこぶしがおおきくうなりをあげてわたしにおそいかかる!
ざんねん!4のぼうけんはここでおわってしまった

乱立ロワ「仮にも全年齢板だ、18禁ネタは排除せんとな」

乱立ロワ「一人足りなくなったな、主催」

ニヤリ

乱立ロワ「ちょうどいい、連れがいるんだ。入れてやってくれないか」

ぺこ……

乱立ロワ「ファンタ幼女。俺のお墨付きだ、保障するぜ」

乱立ロワ「何、俺は邪魔しないぜ。俺はただ、見てるだけだ」



第二戦



係員「串子様、第二戦、出番です」

串子「出番? じゃ、いってくるか」

ギィッ バタン タタタタタ

G住民「……あの人が出るのか、俺たちも見に行くぞ」
75「ひょ?」

G住民「おいおい、あの人の戦いを見なくて、Gスレ住民といえるのかよ」

G住民「俺はよ、あの人に憧れて……過疎スレを食いつぶしてきたんだ」

G住民「総ざらえ、ていうのか。色んなIDを多スレでみかけて、その……」

フフ……

G住民「モナリザの手を見た時のように神々しくて……勃起しちゃいましてね、フフ」

75「サーセン」


露崎「……」

アジョ中「ふぅ~~」

露崎「元気がないな」

アジョ中「不吉な画像を見せられた……」

露崎「そうか、気にするな」

アジョ中「頭に角が生えました、魏延さんそれは吉兆ですよとかじゃなくて……」

アジョ中「マジに刎ねられてんだよ」

露崎「そ、そうか」

アジョ中「でもよ、予知かも知れないな」

アジョ中「かたや相手はGスレ以外でも知名人。対する俺は、Gスレでも知ってる奴が
   いるかどうかだ……」

露崎「……」

アジョ中「でもよ……こういうのこそが、おいしいんだよな!」

露崎「ふ…」

(二人両手を合わせて)パアン!

アジョ中「俺が優勝したら、飯おごれよ」

露崎「ああ、スケキヨ丼をな」


実況「第一回戦二試合目!」

ワーワーワー

実況「好カード! 二人は同じスレにてネタを振り合った仲間です!」

ワーワーワー

実況「この試合、どちらを応援するか迷うところでしょう!」

実況「西の方角!」

パッ

串子「はぁーーい」

実況「串子!」

ゥォォォォッォォン!!!

実況「東の方角……」

アジョ中「ぶらぁぁぁぁぁ!」

実況「アジョ中!」

ゥォォ……ン

実況「試合開始です!」

串子   VS   アジョ中


串子「はぁっ!」
アジョ中「ぬぅんっ!」

ヒュッ パアン!

串子「……わわ、よっと」
アジョ中「ちい!」

実況「おおっと、これは串子、開始と同時に踏み込んだ!しかしそれをよんでいたのか
  アジョ中、かにバサミで逆にカウンター!そのままSTFの体系にもってこうとしたが
  上手く身体をひねられてほどかれたーーーっ!」

アジョ中「やるじゃねえか」
串子「そっちこそ」

実況「お互いに睨み合い!じりじりと双方間合いをはかる!」

串子「じゃ、かる~く行くよ!」

実況「串子、バックステップで更に間合いを離す!そのまま縦横無尽に飛び跳ねる!」

ビュンビュンビュン

アジョ中(迅い…、これはとても捕らえる事が―――」
串子「ばあ」

アジョ中「ちぃ!」
ブォンッ
串子「遅い!下です!」

ガッガッガッガッガッガッパシィンッ!

串子「南斗雷震掌!」
アジョ中「ぐはぁっ!」

実況「スライディングからの小足連打から南斗雷震掌!華麗に5様スペシャルが決まったーー!」

アジョ中「くそっ!」
串子「後ろです!」

ゴシカァンッ!

アジョ中「ぐがっ!」

串子「チェストチェストチェストチェスト~!虎流砕!」

バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!カッ!

実況「受身をとったアジョ中に、月面宙返りで華麗にめくった!
   ジャンプ強キックからの空中連続キック!そして虎流砕!」

アジョ中「………げふ」
ぴよぴよぴよぴよ

串子「決まり!」
キュピーーーーーーーンッ!
串子「はあ~ッ!千烈脚!」

ガガガガガガガガッ!

アジョ中「ぐっはあ!」

実況「連続蹴りをくらって吹っ飛ばされる!このまま一方的な展開になるのか~?」

アジョ中(ま、まずい……早過ぎる。このままではやられる……動きを止めなければ、
  マジに何もせずに終わる……)

串子「おっと、何とか動きを捕捉しようと考えてるな……だがそれも無駄な事」

バッ

串子「なぜならば!ここでとっておきのダメ押しという奴を魅せるからだ!」

シュタッ

実況「串子、壁を蹴って跳躍そのまま飛翔!早い!」

Gスレ「ksk!ksk!」
観客「k・s・k!k・s・k!」

実況「そのまま三角飛びの連続で更に加速!はやい、早すぎるぞ!」

アジョ中(ど…どこだ? 捕らえ切れん)

串子「止めだ……はぁっ!」

パァン!!!!

アジョ中「?」

実況「おお!?これは!?」

串子「すれ違う交差の瞬間、秘孔を突き気脈を乱した!」

アジョ中「……うぐっ!?」

串子「乱された気流は、行き場を失い無尽に体内を駆け巡る!その様まさに無数の乱打の如し!」

アジョ中「!!!」(これは……衝撃が後から!)

串子「元伝喪流暗殺奥儀 惨影!」

アジョ中「ぐっはぁ!」

実況「ダウン!アジョ中ダ~~~ウン!」

アジョ中「ぬ……ぐぐ」

串子「まだ起き上がれるんだ……凄いね、でもこれで終わりにするよ!」

Gスレ「レッツゴー、ジャースティーン!」

串子「はあ~ッ!千烈脚!」


一瞬、そうほんの一瞬! アジョ中は串子が油断したのを見逃さなかった!


アジョ中「この時を待っていた……不用意に間合いをつめる、この時をな……」

ガシッガシッガシッガシッガシッ!

アジョ中「噴!奮!憤!焚!」

実況「おお!アジョ中、蹴りを綺麗に受け流す~~~ッ!」

串子(ブ、ブロッキング!?)

キュピーーーーーーン! ガシッ

串子「しまっ―――」

アジョ中「アイム!」
実況「抱えあがってバックブリーカー!」
バシッ!

アジョ中「アイム!」
実況「もう一度飛び上がってバックブリーカー!こ、これはーーー!」

ブォン!

実況「抱え込んだまま飛んだ~~~~~~~ッ!」

アジョ中「アイム ザ ナンバーワッ!」

ズガッシャァァァァンッッッ!!!

実況「空中で一回転してボディプレスの体勢のまま地面に落下ーーーーッッ!
  ギガスブリーカー炸裂ーーーーーーッッッ!!!」

アジョ中「ネバー、ワンスモア!」
実況「おお!?また抱えあげたーーーッ!?」

アジョ中「ファイナル!」
実況「ジャーマン!」
バァンッ!

バァンッ!

実況「さらにそのまま回ってまたジャーマン!」

アジョ中「アトミック!」
実況「持ち上げて背骨折り!」
バキィッ!

アジョ「イヤァーーーーッ!!!」
実況「そのまま回転しながら飛んだーーーーッッッ!!!」

フォンフォンフォンフォンフォフォフォフォフォフォ―――


アジョ中「バスターーー!」

ズッドォォォォーーーン!!!

実況「強~烈!スクリューパイル!」

シー……ン

実況「……」
観客「……」

アジョ中「ダッシャァァ! NIP ON DIE SKI!(訳:嫌いじゃねぇよアンタ)」

実況「アジョ中、両手を高く上げて勝どきーーーーーッ!」

串子「……ぐ……は」

実況「動けない!串子動けない!試合終了ーーーーーッ!」

観客「ウオォォォォォン!」

G住人「……嘘…だろ?」
霧崎「フッ…これは、ワシも頑張らんといけんな」



第二戦

串子   VS   アジョ中

┌┤}@д@{├┐<オレモウカエル
本日の5様は全て終了 アジョ中 勝利



第三戦



◆gPA「………出番か」

はつあん「……はい」

◆gPA「じゃ、行って来るかいのう」

はつあん「ご老体、あまり無理をしませんように」

◆gPA「なに、枯れ木も山の賑わいじゃで」

ヨロヨロ……

はつあん(不安だ…)


サン「じゃ、いってきまーす!」

白「先生、教職員がこんな大会に出るのは、あまり良くないと思いますよ」

サン「いや、楽しそうだったし、なんとなく」

白「はぁ……、まあ怪我する前に、お願いしますよ」

サン「はは、その時は手当てお願いしますよ!」


実況「第三試合目!」

ワーワーワー

実況「西の方角より、◆gPASwT/foo!」

◆gPA「……ゴホ」

観客「おい…よぼよぼの爺さんじゃねえか」
観客「勝てんのか? アレ」

実況「東の方角より、サンスーシ!」

サン「ヤッホー!」

キャーキャーキャー

ハルト(かわいいな……)
霧崎(かわいいな……)
鋏美(可愛いを具現化するとこのような現象になるのである)

実況「これはどちらが勝ちあがるのかわかりません!」

ワーワーキャーキャー

実況「試合開始です!」

美しき放送家裸G男   VS   サンスーシ


◆gPA「さて、お手柔らかに頼もうかの。お若いの」

サン「ん~、それはいいですけど、どうしてそんな格好をしてるんですか?」

◆gPA「……ふむ」

サン「あなたからは、何かこう、別の臭いがします」

◆gPA「ほっほっほ、鼻がきく。これは正直侮っていた」

ガシッ

観客「なんだ?」

◆gPA「ワシが老人に変装したわけは 年寄りは私の最も嫌いな生き物だからだ。
  最も嫌いなものに化けることで 自らの闘争心をさらに高めたのだ」

ベリッビリィ……

観客「なんだ、顔に爪を!」
観客「違う、中から新しい顔が!」

実況「あーっと、これは! 老人の姿をした◆gPASwT/foo! 実は変装だったーーーっ!」


???「老いは老いは醜い! もはやこれは罪だ!」

シュタッ

裸G男「そうなる前に、私は死のうと思う。」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

裸G男「美しき放送家裸G男、参上」

実況「おおーっと、これはーーー意外な展開ーーーーーッ!」

観客「なんだよそれwwwコスプレ野郎www」

ガッシャーーーン!

観客「アワッ……ヒィ!」

裸G男「私のことをしゃべるとき、名前の前に美しいという言葉をつけるのを忘れるな」

サン「はぁ…それはどうも。美しき放送家裸G男さん、どうして変装なんかしてたんですか?」

裸G男「人は姿形のわからないものをおそれたり、それにひかれたりしてあれこれ想像するものだ
  神や悪魔が最もいい例ではないか」

裸G男「ラジオ終了後人々は口々にこう噂する『最も美しく強くおそろしい放送家裸G男って
    きっとこんな顔よ いいえ こうかしら』それを思うだけで私はゾクゾクワクワクするよ」

サン「……はあ、そうなんですか。でも対戦相手はぼくですよ?観客席に攻撃しちゃだめですよ」

裸G男「フン……減らず口を」

サン「よく言われます。どうです? バナナ食べます?」

裸G男「今、自分たちが何をしてるのかわかっているのか?」

サン「えー、おいしいのにー。もぐもぐ」

裸G男「……どうやら状況がよく掴めてないみたいだな、早々に片をつけさせてもらおう」

コォォォォォォ

実況「おおっと、◆gPA…裸G男の手が輝きだしたーーーーーッ!」

裸G男「喰らえ! そして思い知れ!」

コォォォォォォォォォォォ カッ!

    レインボーサイクロン
裸G男「独占周波選局!」

ドコォォォォン! パラパラパラ……

裸G男「周波数を七つ変化させて相手に攻撃する、美しい私の技の中で最も気にいっている技のひとつだ」

チラリ……シーン…

裸G男「おやおや、もう終わりかな。ほかの999の技全部お見せしたいのに」

はつあん「……美しい◆gPASwT/fooさん! 終わってません!」

裸G男「何?」

はつあん「上です!」

裸G男「……ほう!」

実況「サンスーシ!直撃かと思われたが、大きく飛び上がってかわしたーーーーッ!」

サン「ふー、あぶないあぶない」

裸G男「交わしたか……しかし飛びすぎだ。着地を狙えばすむ事!」

……ツルッ バターーン!

裸G男「え?」

実況「裸G男、いきなりバランスをくずしたーーー!」

裸G男「こ、これはいったい!?」

バッ

裸G男「こ、これはバナナの皮! ちくしょー! いつのまに!」

サン「滅・変異抜刀牙!」

裸G男「げふっ!」

実況「よそ見していた裸G男!サンスーシの回転攻撃をまともに喰らったーーーーッ!」

裸G男「……も……もふもふ……」

ガクッ

実況「ダウン!裸G男ダウーーン!ピクリともしなーーーーいッ!」

サン「つんつん」

裸G男「………」

サン「~~~♪ イェイ!」

バッ

観客「オオオオオオオオオオ!!!」

実況「こ、これは意外と言ったら失礼でしょうか!"小兵"サンスーシが二回戦へ駒を進めたーーーッ!」

ワーワーワー パチパチパチ

倉刀「いいんですか? アレ」
ハルト「可愛いは正義」
倉刀「はぁ……」



第三戦は

美しき放送家裸G男   VS   サンスーシ

頭部に打撃を受け、裸G男気絶
サンスーシ勝利


第四戦



実況「第四戦はファンタ幼女VSほっしー!」

ワーワーワー

実況「これもどちらが勝つのかわからない状況です!」

乱立「……フン」

主催「お前さんの推薦選手の試合じゃの。見物させてもらうわ」

乱立「好きにしろ。俺も見てるだけだ」

主催「そうさせてもらうよ。お前さん的に優勝は誰だと思ってるのかね」

乱立「優勝?クックック……優勝は誰か決まってるぜ。100%な」

主催「……! ファンタ幼女か!」

乱立「フン……今にわかる」


実況「西の方角!ファンタ幼女!」

ペコ…

ワーワーワー

実況「東の方角!ほっしー!」

監督「このネタはわしが育てた」

ブーブーブー

実況「試合開始です!」

ファンタ幼女   VS   ほっしー


監督「こんな幼女が試合にでるとは。時代はかわったのう」

幼女「御託は良い。さっさと始めましょうか」

監督「じゃあそうするか。おままごと? それともお絵かきかのう、お嬢ちゃん」

幼女「ファンタ幼女と呼べ! IQではお前等より上だ!」

監督「怖いのう……育て方間違ったのかのう」

ピクッ……

幼女「今、なんつった……」

監督「うん、ファンタ幼女はわしが育てた」

幼女「…もういっぺん」

監督「ファンタ幼女はわしがそだてた」

べぎっ!

監督「あっぎゃーーーー!!!」

幼女「てめーに育てられる訳がねーだろ! このタマナシへナチンがーーー!」

ガシッ! ボカッ! ガシッ! ドコッ!

監督「これはたまらん! やめてくれんかのう!」

幼女「……よーし、我ながら甘いがいいだろう、許してやる。アタシの名を言ってみろ!」

監督「ファ、ファンタ幼女…」

幼女「…もういっぺん」

監督「ファンタ幼女……」

びぎぃっ!

監督「うっぎゃーーーー!!!」

幼女「……『さん』をつけろよ! デコスケ野郎!」

ドゴッ!

監督「あべしっ!」

ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ!

幼女「貴様を殺すのは一瞬だ! だがそれではアタシの気がスマン! 貴様が悪いんだ!
  アタシを怒らせたキサマが悪いんだ! どうだ! どうだ! どうだッ!」

ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ!

幼女「テメ~、アタシの作品が誰かの影響にインスパイアされた紛い物だと~~?
  確かに聞いたぞコラァーーーッ!!!」

ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ! ドゴッ!


係員「しょ、勝負あり!」
係員「勝負ありだ!」

幼女「・・・……」

……ぬちゃ

幼女「後はどうか…」

…ペコ

実況「…………はっ。しょ、勝利! ファンタ幼女勝利ーーーーッ!圧倒的強さで駒を進めましたーーーッ!」

主催「………」
乱立「フ……、クックック……」

倉刀(え……えげつねぇ~)

第四試合
ファンタ幼女   VS   ほっしー

ほっしー重体により ファンタ幼女勝利




   to be continued……


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