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自由の名の下に」(2007/08/31 (金) 16:46:24) の最新版変更点

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最初に SRCプレイヤー諸氏へ このレビューを読んで、軽い気持ちで「俺もやってみようか」とか思わないように 暇つぶし?とんでもない あなたの心と時間は、そんなふうに浪費していいものじゃない ======================================================================================== シナリオ外について まず最初に かなりどうでもいいことだが、DLファイル名がziyuunonanomotoniっていうのがちょっと気になる ファイル名にしちゃちょっと冗長なので、適当に縮めるなり粋な名前をつけた方が良いかも また、機動戦士ガンダムSEED-蒼天の剣-のときと 同じくプレーヤー向け文章は専用フォルダ内に格納してある それはいいのだが、例によって例のごとくファイル名が『読んで下さいね♪』となっている 格納しているファイルが全部、使用素材等の著作権等に関する内容なので もう少し事務的でぶっきらぼうなフォルダ名の方が良いと思う ついでに言えば、データを見る限りでは前作(シナリオ的なつながりはないと思うが)同様、 シナリオ偏重(戦闘に比して、の話)のゲームバランスと思われるため、 そういう仕様などについてのReadMeがあっても良いんじゃないだろうか。というか、欲しいぞ 以上は実際にシナリオ始める前に見て気になったこと ま、たいしたことではないので、プレイヤー的にあまり問題のあることじゃない 気づいたらすぐに変更できる類のことだと思うし ただ、第一印象という点では意外に重要なポイントだと思う ……さて、SRCを起動させるか………… ※予備知識 ・当シナリオの登場作品 『魔法少女リリカルなのはシリーズ』 『機動戦士ガンダムSEED(運命・C.E.73・ASTRAY)』 『ギャラクシーエンジェル(ゲーム版)』 『作者オリジナル』 『魔法戦士スイートナイツシリーズ』 ・プレイヤー(つまり俺)について 『魔法少女リリカルなのはシリーズ』:ほぼしらない 『機動戦士ガンダムSEED(運命・C.E.73・ASTRAY)』:だいたいわかる 『ギャラクシーエンジェル(ゲーム版)』:ほぼしらない 『作者オリジナル』:機動戦士ガンダムSEED-蒼天の剣-に出た奴ならわかる 『魔法戦士スイートナイツシリーズ』:ほぼ知らない 好きなスパロボ:α外伝、IMPACT ※(レビューとしての公平を期すため、プレイヤーについての情報をある程度 公表する必要もあるのではないかと思う 登場作品への知識、好きなゲームバランス等で印象が変わるだろうし) ======================================================================================== 以下シナリオ内の感想 ======================================================================================== ・プロローグ まず注意書き:辞典でキャラ・ユニット紹介有り。だが、最初から全て参照できる上 ネタバレ満載なので注意しろとの事 個人的に辞典システムは好ましく思ってない。基本的に、作者が楽しんで作ってるものだと思うし できることなら、辞典を使わずとも言葉と演出で語り尽くして欲しいところ あと攻略ヒントが戦闘中にある。この辺はユーザーフレンドリーだと思う が、前作のこともあるので先行き不安だ。高難度シナリオに実装すべきだと思う 注意書きの後、お約束の黒地に白字で状況説明 だいたいはギャラクシーエンジェル(GA)の世界観らしい トランスバール皇国の指導者にラクスが就任してから話が始まる ======================================================================================== ・1話:操り人形の名の下に (実はプロローグは1話の最初なんだけど、分けて解説) 八神はやて(9歳)がお久しぶりにラクスと面会するところからスタート 皇国指導者の継承順位ははやてが2番でラクスが1番らしい ラクスが子を産めばその子が皇位継承するらしいが、 政敵は殺すに限るとばかりに、キラを使ってはやてを抹殺しようとするラクス 殺されかかるも逃げたはやてと、それを追うキラは宇宙で交戦 ダガーで必死にかわすはやて。やばくなったところ(プレイヤー的にはそうは見えないが)、タクトが出現 しかし、タクトとキラはどうやら同僚らしいのにキラはタクトを殺す気満々 見られたからには死んでもらう(三国無双風)といったところか が、タクトの圧倒的強さにキラたちはしっぽを巻いて逃走 その後の会話で、はやては現女王(ラクス)の従姉妹だということが明らかに この辺は、作者氏は血統設定改変が多いので気にしない タクトの案内でエターナルへ。こっちが自陣。当然、なのはもいる ちょっと政治色の濃い会話 ただ、本星(ラクスがいるところ)が制圧済み?とか言われるのが違和感 ラクスは第一位勢力側で、プレイヤーサイドはどっちかって言うと追われる立場だし 現段階でこれぐらいが気になったポイント ・キラのセリフがちょっと(だいぶ?)野蛮。しかも情緒不安定? →いつものことか ・ラクスが政敵(しかも、潜在的な上に立場も弱い)とは言え、9歳の小娘を あろうことかキラを使って抹殺しようとする。あの、ラクスが、あの、キラを使って、だ →いつものことか ・のわりには、抹殺するはずがやすやすとはやてを取り逃がすキラ →不殺を貫いてきたため、腕が鈍ったか?あるいは良心の呵責?演技? ・MS戦も、ラクス側布陣はやる気のない包囲ぶり →秘密裏の作戦と考えれば納得できる。はやてがろくに操縦できなければ抹殺完了だろう ・はやてはMSの操縦をわかっていない。が、回避率100% →おそらく、味方補正か。操縦できないはずのパンピーの方が正規兵より強いのはガンダムのお約束 だがそんな些細なことはどうでもいいと言わんばかりの漫才会話のノリに こっちもそんなツッコミがどうでも良くなってくる で、お待ちかね戦闘ですよ野郎ども♪ ・1話戦闘 敵のセリフ リイン(オリジナルキャラ?) 「おぉ~一杯出てくるねぇ~♪ これまだアニメなら第1話だよ~? 幾らなんでも多過ぎないかなぁ~?」 プレイヤーの心境を代弁しているかのようだ。やはりこの作者、メタ的なセリフが多くて苦手だ 作者がキャラの口を借りて、居るだけキャラ(空気)の存在を明言するし 状況は、皇国最強のエンジェル隊を精神制御で操っている敵をどーにかしろとのこと 最高統治者のクセにラクスは軍隊に対するまともな権限を持ち合わせてないらしい。謎 ======================================================================================== ======================================================================================== ここで、今作の戦闘について言及したい まず、敵と作者も認める第1話の大規模な戦況についてだ まず、敵味方ともに移動力7 ・敵 HP2万のダガーシリーズ(エール・ソード・ランチャー)各6機 HP?????(=6桁)のエンジェル隊&デュエル(リイン機)計6機 あと、エンジェル隊の紋章機(だったか?)はPS装甲搭載。どうでもいいが 2回行動1人 ・味方 武器は全てP属性。ハイマットフルバーストもアグニも また、各武器は追加攻撃により20%の確率で連携 見た目エネルギー消費は激しそう(100とか多い)だが、 ENはどいつも7000でEN回復は50% 気にせず敵を最大火力で灰にしてやってくれ 基本的にレベル2超回避付だ ・エターナル:スラスターでレベル2超回避の不沈艦。意味不明 また、異常なアビリティでのサポート能力。射程5Pで使用回数無限のエリクサー所持。意味不明 さらに、上記エリクサーの存在意味がない、射程5Pで使用回数無限、レベル5投下範囲のラストエリクサー所持。意味不明 アイテム士とDQ勇者とラヴィアンローズを足して超絶強化した感じ。意味不明 ・ストライクフリーダム:タクト搭乗。SEED持ちで2回行動。意味不明 射程15Pのビームライフルが目を引く。意味不明 他ユニットの最強武器を凌駕する威力で射程11Pのドラグーンまで所持。意味不明 ・フリーダム:なのは搭乗。SEED持ちで2回行動。意味不明 上記ストフリの武装を減らしてすっきりさせた感じ。なぜかドラグーン搭載。意味不明 威力もストフリ同等。つまり、わかりやすい機体。意味不明だが マワールではない ・ストライクノワール:超回避能力名がハイマット・フルブースト。意味不明 武器名が、どう見てもフリーダムにしか見えない。おそらく、作者の勘違いだろう ・IWSPストライクE:砲、ブーメラン、ソード全てが『対艦ビーム』 IWSPって対艦兵器だったか?そもそも、明確な対艦兵器がSEED世界にあったか? ・ライトニングストライクE:武装はぶっちゃけバスターからコピペ状態 ただ、前作に比べエネルギー給電能力が再現されているのは高評価 ……が、前述のエターナル・紋章機ハーベスターとアビリティが同じ名前ってのが…… ・エールストライクE ・ソードストライクE ・ランチャーストライクE まとめて解説。エールはほとんどソードの上位互換。というか、射程9武器が基本の この戦場で、ソードの最大射程4という男らしさは危険。好感は持てる しかし、武装がいい加減すぎる。ソードはもう少しこだわってもいいと思う ランチャーはなぜかノワール(の皮を着たフリーダム)並みの能力を誇る武装 肩バルカンは見当たらない 2回行動3人 ☆推奨戦法 クイックとヘイストのかかったエドガー、セリス、ティナで突撃。乱れうちとアルテマ連射 後方に控えたリルムは無限大のラストエリクサーで援護。まほうカウンターアルテマで敵を迎撃 ちなみに、難度は上がってるらしい。これで? 敵はHP多くて数も多いが、こっちの破壊力も異常 敵もラストエリクサー持ちがいるので、そいつはとっとと倒そう 注意! パイロット特殊能力の詳細を見ないように!卒倒するぞ! 一応、代表例を記す SEED 2回行動=SEED 超底力=非表示 覚悟=非表示 不屈=非表示 底力=非表示 先読みLv2=非表示 再攻撃Lv4=非表示 S防御Lv8=非表示 切り払いLv4=非表示 迎撃Lv4=非表示 命中時気力増加Lv5=非表示 回避時気力増加Lv5=非表示 損傷時気力増加Lv5=非表示 SEED=解説 僕達だけの技能だよ♪(byタクト);恋人同士だからね♪(byなのは);最強同士の間違いじゃないですか?(byココノ) みんなこんな感じだ 正直、物語重視とか言っておいてこの解説では、僕は正気を疑う ======================================================================================== ======================================================================================== ・戦闘終了 捕虜になったリインから情報を搾り出す 黒幕はセトナらしい。ふ~ん で次回予告。って早ッ! ・次回予告 「今作は予告は全部ふざける気だから まともな予告は無いのよ…諦めて……」 らしい。せめてディスガイアみたいに、シナリオ外の視点からは語らない予告にしてくれ ・感想 ♪つけないで欲しいな それと、人が多すぎてキャラを掴みにくい が、人が少なくてもこのシナリオじゃ、そもそも人格という言葉が青海苔程度の扱いな気もする ちなみに、前作と同様で主人公除きあとは皆女性キャラだ。しかも若いのしかいない この辺はおそらく作者の趣味なんだろう 個人的には大人の女性、例えばナタルとかプロフェッサーとかヴィレッタとかキース=ヴァイオレットとか インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングとかが欲しいところだ ・今週の名言 Talk ミント はぁ…野蛮人ばかりですわね…… End まったくだ ======================================================================================== ======================================================================================== ======================================================================================== ======================================================================================== ======================================================================================== 辞典より すまない。タクト=ラインゴッドっていうやつが主人公なんだが、 てっきり何かの版権キャラ(GAあたり)だと思ってたんだ が、どうやらオリキャラです。以下は辞典情報 ・CVイメージ:保志総一郎(SO3の影響かと思われる) ・士官学校を全教科満点で卒業。MS操縦ランクS+ ・卒業後に愛機としてストライクフリーダムを特別許可を得て製造 ・優しく滅多に怒らないが、怒ると非常に怖いタイプ ・MS操縦技術ランク認定試験では難易度S(最高難度)を無傷クリア ・撃墜数1万機を超えており最高記録保持者 ・皇国軍階級は准将(=SEEDにおけるキラと同等だったか?) ・部下を自分の好みで選んだためか、タクト隊は有能を通り越した能力特化部隊と化している ちなみに、なのはと幼馴染で恋人関係 あまり、面白くないな。論点が違う気もするが 面白い辞典にするなら、全盛期のイチロー伝説コピペでも参考にして欲しい 今作のキラはカナード的な性格らしい ぶっちゃけ、どんなキャラを使おうが大差ないと思うが あと、味方には5歳の小娘も居る ハァ!? ======================================================================================== ======================================================================================== ======================================================================================== ======================================================================================== ======================================================================================== ・2話:偽者の名の下に エンジェル隊(さっきは逃げた)の対策会議、と見せかけた漫才 面白くないので、この辺のレビュー文章も無味乾燥になってしまう 対策会議再開 タクト 「やっぱこのメンバーじゃ会議は無理か? 全然意見纏まってねぇよ……」 今更かよ。結局主人公閣下の鶴の一声で紋章機アイテム士を狙うことに決定 決定したところ、敵機反応。リイン(のコピー)出現 「おぉ~一杯出てくるねぇ~♪ これまだアニメなら第2話だよ~? 幾らなんでも多過ぎないかなぁ~?」 知るかよ ソードダガー15機、エール・ランチャーダガー12機、エームド6機だってさ ・戦闘 さっきと似たような戦い方でいい つまり日本刀でメタセコイアを淡々とぶった切る感じだ 回復屋・ミントを倒すと傘下に。あとのエンジェル隊員は倒すと自爆 と、ちょっとしたバグ発生 敵思考モードチェンジのコマンドが、回復屋を仲間にしたために発動できないとのこと 凡ミスだな。この程度のミスならまだ許容できる…… ・戦闘終了 リインが自分が機械であることにショックを受ける が、これまで漫才ばかりやってきた連中がいきなりまじめになっても困る シリアスパートもすぐ終了 ・自壊予告 語ることなんて無いなぁ ・感想 作者のモチベーションは、戦闘前がピークかと思われる 俺のモチベーションはほぼ心停止状態なので上下しない ・今週の名言 Talk セトナ(笑顔1) 捨て駒には十分ですよ♪ End このシナリオと前作の構成を考えると、実に奥深い発言 ・余談 エンジェル隊は全員精神制御されているために 本来の性格からは考えられないほど精神が歪んでいる(辞典情報) ↓ 版権キャラは全員このシナリオに使用されているがために 本来の設定からは考えられないほど色々歪んでいる(レビュー報告) ======================================================================================== 第3話:真実の名の下に(前編) エルシオール(皇族使用の儀礼艦)の反応を探知 罠くさいが、一応偵察することに そして案の定待ち伏せされるが 御都合主義展開によりエンジェル隊残り3人が正気を取り戻す 残り3人?そういえば、1人だけ何か年増の女性が居たと思うんだけど このシナリオにはいないのか?ま、いいや。大人の女性には興味ないんだろうし エルシオールからキラのコピーが出現、自爆するが味方は普通に助かる この辺、展開が意味不明で困る で、敵本隊と戦闘に突入。展開急ぎすぎの感有り ・戦闘 勝利条件:セトナ・キラ・ラクスのずれかの撃墜 敵:ダガー3種各10機 紋章機コピー5機 キラ・ラクス・セトナ・リイン機(2回行動つき) キラ搭乗のダークナイトストライクはなぜかドラグーン搭載 だが、一番相手しやすいのでキラ狙いでOK ちなみに作者のヒントではキラが一番大変らしいが…… 3ターンで終了 ・戦闘終了 セトナ謹製ラクスコピーがセトナに反旗を翻し自爆 と同時にモノホンラクス(ミーアでは無い)が出現 キラもセトナと敵対するがあっさり返り討ちに どばどば出てきた敵に対し、こちらはいったん引き下がることに いきなり白き月とか言われても良くわからん この辺、明らかに解説不足では?展開も巻きすぎだし ちなみにキラはコピーされてたわけではなく、ほんとに死亡扱い 種死本編でも死んでればなぁ……(遠い目) ・次回予告 何でキラだけ死ぬの? ↓ 男だから …………………………………………………………………………………… ……………………………………………………………………………………後で考察する ・感想 おそらく、作者は自分でシナリオを構築するのは苦手だろうと思われる SEEDという下敷きが無ければ前作はもっと短くなっただろうし シナリオ展開も、SEEDの枠を外れてからさらに滅茶苦茶になった ・今週の名言 Talk 烏丸ちとせ 状況が把握できないのですが…… End うん ======================================================================================== ・第4話:真実の名の下に(中編) 黒い月を破壊しにいくことに 例のごとく漫才が入るが、無視 どうやら、戦術的にも戦略的にも意義が見出せない敵の行動は データ収集のためらしい めずらしくまじめに戦略を練ってるが、これまでの急展開についていけず 大して気力が出ない俺。下士官失格です ・次回予告 Talk タクト(怒り) 嫌だね…今回話してばっかじゃねーか!;一話に会話集中し過ぎなんだよ!;つーか長いんだよ!! End 作者の心の叫びか?物語重視?何だ、それは ……実は次回予告なんてのはウソで、このまま続行 物語重視?何だ、それは Talk なのは(笑顔) さぁ話の収拾を付けずに戦闘シーン始まりま~す♪ End 物語重視?何だ、それは ・戦闘開始 敵機34機 戦闘イベントでセトナの過去が明らかになるが、乗ってる機体がプロヴィなせいか どうも劣化版クルーゼにしか見えない ちなみにラスボスはHP40万 4ターンクリア 戦闘後の余韻もクソもなく次回予告へ ・次回予告 次回はエンディングらしい 「主役(味方)は死にません♪ 作者はそういうシナリオしか書いてません♪(今の所は)」 書いてません、ではなく書けません、では? ・感想 日本は平和だ ・今週の名言 Talk はやて だから何で第2話も今回も冒頭に全然関係無い;馬鹿話を始めるねん?! Talk ヴァニラ 作者がこういうの好きだからです… End ふーん ======================================================================================== ・最終話:自由の名の下に 実は生きてたキラ=ヤマト! 宇宙で一週間漂流してたってさ ありがたみ無いな、命に ラクスから1ヶ月休暇をいただいた一行 ドタバタして終了 ・次回作予告 1:SEED系シナリオ 2:SEED系キャラは殆ど未登場 3:主人公は高町なのは(9歳)※今回は18歳 4:タクトは出ない(いらない) 5:機動戦士ガンダムSEED-蒼天の翼-(前作は蒼天の剣) ======================================================================================== ======================================================================================== ・総括 相変わらず……で済むほどプレイヤーに優しいシナリオではない。さらに悪化してる おそらく、辞典で主人公のところを見てしまった俺が悪いのだろう このような表現を使うのは悪いのかもしれないが、中2病と言われても文句言えない設定だ 圧倒的に完璧超人的設定に加え、周囲の人間は皆女で若い。ノリはギャルゲー 作者の願望を吐き出しただけだろって言っても文句言えないと思う これで物語重視と言い張るのは、かなり無理 が、こき下ろすだけじゃレビューとしてどうかと思う プレイヤー視点からのアドバイスをちょちょいと。作者は見てねーだろうけど ・シナリオ構成 起承転結は一応出来てる気がする ただ、できてるっても大筋の大筋だけで、下らない漫才のせいでディテールが殆ど無い 展開が無駄に速いことも問題か。5話じゃ仕方ないというなら、もっと話を増やせば?と思うのだが、 そもそも漫才部分をカットすると、肉抜きし過ぎで空中分解しそうなミニ四駆になってしまう 漫才ではなく、もっと話を充実させる会話にすべきだと思う プレイヤーにとって影響のあるのは、作者が押し付けてくる設定なんかじゃなくて 作中の言動・やり取りの積み重ねから来る、勝手に構築された設定なんだから ・会話 このシナリオに会話と呼べるものは、実はあまり無いのでは?と思う 一人一人が好き勝手しゃべってて、つながりが殆ど感じられないからだ 皆似たようなキャラに見えてしまうのも痛い これは序盤からキャラが多すぎて、ということと漫才しすぎということが 負の連鎖を引き起こしているからだろう 作中では「個性的な連中」と言う感じのセリフが多いが、 キャラが立っているようで立っていない、個性的な無個性というように感じた 漫才やめよう。口調だけで、突っ込みかボケかぐらいで判別するしかない、そんなアイデンティティーなんていらない ・ギャグパート まず、シナリオ外視点的なセリフは、うまくやれば笑いを誘うが そうでなければ痛いだけの諸刃の剣だ。けど、このシナリオじゃ自害用の懐刀だ そういうメタっぽいセリフは、露骨にやるんじゃなくて 捉えようによってはそのように捉えられる、程度でちょうどいいと思う 掛け合いは、正直なところいらないと思う。俺がそういうの嫌いなせいかもしれない とりあえず、今のあの漫才で笑ってくれる寛大な人間を探すのは骨折り損に終わるだろう どうしてもやりたいなら、まず他のシナリオでも見て勉強してください。他の点にも言えることだけど ・シリアスパート 会話と言うか、シナリオのeveデータkbを埋めるのを無意味な漫才に頼ってるせいか いきなりシリアスになられても……と感じざるを得ない ギャグ漫画は4コマ程度の短さでも成立し、シリアス漫画は4コマでは成立し得ない(と思う)のは 話の重みという物を、シナリオとプレイヤーの中の双方に構築するのに時間がかかるからだろう 無駄な漫才をきちんとした会話にすれば、シリアスパートの効果は確実に増大するはず ・戦闘 正直、あんな戦闘いらない。難易度落としたっても、特に重要なイベントがあるわけでもないし、 あえて戦闘させずとも、イベントの処理だけで戦闘の演出はできる 物語重視と割り切り戦闘を簡単にしようと努める作者の姿勢は、それ自体は立派だが インフレ方向ではなくデフレ方向で戦闘を簡単にすれば?と思う 雑魚を倒すだけの作業は、苦痛以外の何物でもない どちらかというと、ゲーム性のために戦闘を充実させた方がいいとは思う というか、充実した戦闘を持ちながら、それでもプレイヤーに物語重視と感じさせるほうが良作に違いないだろう 物語重視というフレーズが、戦闘での手抜き工事の言い訳にならないように パイロット・ユニットともにほぼ無個性というか、一部除いて万能すぎるのも考え物 パイロットの個性もそうだが、ユニットの特性も、時にはシナリオの補完になると思う 特に精神コマンドの設定なんかは、うまく独自設定されていればそれだけで辞典なんかよりよっぽど面白いし とりあえず、なんだ、その。SEED系ユニットを出すなら連ザやってからの方がいいかも ・設定 辞典やめて、シナリオに注力すべきだろう 作者のなかでのキャラクターイメージと、シナリオプレイ後のプレイヤー内のキャラクターイメージの 相違が少なくなればなるほど、キャラクター描写は優れている作品ではないかと思う あくまで、辞典はおまけ。それに頼らないシナリオ作りが基本 幸い、作者の作業(≠制作)スピードは高いので、技法や発想が良くなればいいライターになるだろう ま、制作量に対し、経験値が圧倒的に少ないと思うので、作る前に立ち止まって 寄り道でもいいから他の作品でもやってください

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