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【種別】 “[[紅世の徒]]”、[[通称]] 【初出】 VIII巻 【解説】 [[真名>真名(まな)]]は“翠翔”(すいしょう)。[[炎]]の色は縹色。 全身を獣毛に包まれた鳥男で、頭部は無く胴体に顔がある。[[人化]]した姿は、燕尾服を身に纏った壮年の紳士。 [[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[布告官>布告官(ヘロルト)]]であり、その中でも古株的存在。そのためか下級の“徒”のみならず、幹部級の“[[王>紅世の王]]”達からすらも敬称を用いられ、尊重されていた。 見かけによらず、“徒”の中では珍しい穏やかかつ人当たりの良い性格のために交友関係は広く、多くの“徒”から信頼を得ていた。好物は鵞鳥の肉らしく、『[[星黎殿]]』の酒保では三羽まとめて食べていたりしていた。 一軍を丸ごと高速で輸送可能な移動系[[自在法]]『[[プロツェシオン]]』を使用する。 かつての『[[君主の遊戯]]』締結にも立ち会ったほどの古参である。 中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』を前に、欧州“徒”組織の大同盟を計る[[ベルペオル]]からの使節として[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]首領“盤曲の台”[[ゴグマゴーグ]]の居城を訪れた際、初代『炎髪灼眼の討ち手』[[マティルダ・サントメール]]と『[[万条の仕手]]』[[ヴィルヘルミナ・カルメル]]の襲撃に巻き込まれ、[巌楹院]が殲滅される光景を目の当たりにした経験から、『炎髪灼眼の討ち手』を非常に恐れていた。 その時の恐怖が彼を『炎髪灼眼』再契約阻止へと志向させ、[[捜索猟兵>捜索猟兵(イエーガー)]][[ウィネ]]を始めとする構成員に対し『[[天道宮]]』発見を焚きつけることとなったが、結果的に逆効果になってしまった。 [[ドレル・パーティー]]殲滅の際、[[シュドナイ]]に付き従っていたり、従軍するシュドナイとの連絡も行うなど、重要な伝達も行っていた。 上海会戦終結後は『星黎殿』に帰還しており、[[盟主]]お披露目の式典では盟主に挑もうとする[[リベザル]]を[[ピルソイン]]と共に止めようとした。 その後、シュドナイに現在の盟主の様子を報告していた。 [[フレイムヘイズ]]陣営との戦争では、西部方面軍主力軍に従軍し、布告官として主戦場の戦況の推移を見守っていた。そして西部方面主力軍の撤退に伴い[[デカラビア]]より撤退の助力を命じられ、同軍を『プロツェシオン』でルーマニアから中国中南部の主戦場まで短時間で輸送した。 その後は『星黎殿』の一郭で、[[オセ]]から頼んでいた[[ロフォカレ]]の行方について報告を受けた後、ロフォカレの素性をオセに教えた。 [[フレイムヘイズ兵団]]に大勝した後は、『星黎殿』で[[マモン]]の補佐として情報の精査を手伝った。 御崎市決戦では直に戦場に出ることはなく、新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造の後に、他の将兵らと共に『[[天梯]]』を通って新世界へ旅立った。 新世界が創造されてからは、古参の“徒”組織の間を飛び回って、その動静を把握することに努めた。 創造から二年弱の時点で、豪華客船『[[ロード・オブ・ザ・シーズ]]』号を占拠している人間の武装集団構成員達を羽根の一打ちで海面まで吹き飛ばした後、貴賓室のベルペオルの下に参上し、古参の“徒”の組織の動向と“吠狗首”[[ドゥーグ]]について報告した。そして騒動の終結後、ベルペオルたちと共に[[修復]]と改装が完了した『星黎殿』へ空を飛んで戻っていった。 【[[アニメ版]]】 公式な記載はないが[[アニメ第2期]]で、[[ドレル・パーティー]]襲撃の際、[[シュドナイ]]と行動を共にした“徒”の集団のうちの一人が外見的特徴から判断してストラスだと思われる。 【由来・元ネタ】 名前の元ネタは、ソロモンの72柱の悪魔 ”鴉公子”ストラス(Stolas)と思われる。序列36番の悪魔で、頭に王冠を戴いた梟の姿で現れ、その後は大鴉の姿となると言う。 召喚の際は、薬草や宝石の魔術的効用を教え、占星術の知識を与えると言う。 「翠」を翡翠のことだと考える。翡翠は洋の東西を問わず強力な護符や魔除けとされ、交通安全や幸運を呼ぶ効果もある。 彼の役割を考えれば魔除けが必要なのは伝令の最中で、幸運とは吉報のことだろう。また、「翔」は、鳥が羽を広げて飛ぶことに加え、吉祥の意味をもっている。 真名全体で「道中の災厄を除け吉報を運ぶ飛翔」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆外伝漫画『灼眼のシャナX [[Eternal song ‐遙かなる歌‐]]』にて初お目見えした。意外と可愛い。 ☆真名に色名が入っている、珍しい“徒”。 ☆↑この場合の翠は翡翠の翠じゃないか?ほら“琉眼”の琉もガラス・ラピスラズリって意味だしな。 ☆外伝『ボールルーム』で、『星黎殿』の酒保で鵞鳥を食っている描写がある。“徒”にとっての「食事」は完全な娯楽だから、ストラスは鵞鳥が好きと言ってもさほど間違いではないと思われる。 ☆XVII巻でも鵞鳥を食べてた…本当に好きなんだな。 ☆少数どころか一軍全て秘密裏に移動させるという反則っぷりだった。こんな隠し玉持ってるなら確かに重宝されるのも頷ける。 ☆穏やかな性格の“徒”は他に[[[百鬼夜行]]]の[[パラ]]がいた。 ☆[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]の[[サラカエル]]や[[[宝石の一味]]]の“[[瓊樹の万葉]]”[[コヨーテ]]や[[フックス]]や[[トンサーイ]]や[[イナンナ]]や[[[マカベアの兄弟]]]の[[ダーイン]]や[[カルン]]や[[[轍>轍(ラット)]]]の[[ギータ]]や[[ケレブス]]や『[[色盗人>色盗人(いろぬすびと)]]』の[[バロメッツ]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆[[アニメ第3期]]で声が初披露された。 ☆番外編『[[かぐやひめのしゃな]]』では、廷臣の一人として登場している。 ☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』では、[[[黒い蛇>祭礼の蛇]]団]の一員として登場している。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、第6幕でヒポグリフ・ストラスとして登場している。
【種別】 “[[紅世の徒]]”、[[通称]] 【初出】 VIII巻 【解説】 [[真名>真名(まな)]]は“翠翔”(すいしょう)。[[炎]]の色は縹色。 全身を獣毛に包まれた鳥男で、頭部は無く胴体に顔がある。[[人化]]した姿は、燕尾服を身に纏った壮年の紳士。 [[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[布告官>布告官(ヘロルト)]]であり、その中でも古株的存在。そのためか下級の“徒”のみならず、幹部級の“[[王>紅世の王]]”達からすらも敬称を用いられ、尊重されていた。 見かけによらず、“徒”の中では珍しい穏やかかつ人当たりの良い性格のために交友関係は広く、多くの“徒”から信頼を得ていた。好物は鵞鳥の肉らしく、『[[星黎殿]]』の酒保では三羽まとめて食べていたりしていた。 一軍を丸ごと高速で輸送可能な移動系[[自在法]]『[[プロツェシオン]]』を使用する。 かつての『[[君主の遊戯]]』締結にも立ち会ったほどの古参である。 中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』を前に、欧州“徒”組織の大同盟を計る[[ベルペオル]]からの使節として[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]首領“盤曲の台”[[ゴグマゴーグ]]の居城を訪れた際、初代『炎髪灼眼の討ち手』[[マティルダ・サントメール]]と『[[万条の仕手]]』[[ヴィルヘルミナ・カルメル]]の襲撃に巻き込まれ、[巌楹院]が殲滅される光景を目の当たりにした経験から、『炎髪灼眼の討ち手』を非常に恐れていた。 その時の恐怖が彼を『炎髪灼眼』再契約阻止へと志向させ、[[捜索猟兵>捜索猟兵(イエーガー)]][[ウィネ]]を始めとする構成員に対し『[[天道宮]]』発見を焚きつけることとなったが、結果的に逆効果になってしまった。 [[ドレル・パーティー]]殲滅の際、[[シュドナイ]]に付き従っていたり、従軍するシュドナイとの連絡も行うなど、重要な伝達も行っていた。 上海会戦終結後は『星黎殿』に帰還しており、[[盟主]]お披露目の式典では盟主に挑もうとする[[リベザル]]を[[ピルソイン]]と共に止めようとした。 その後、シュドナイに現在の盟主の様子を報告していた。 [[フレイムヘイズ]]陣営との戦争では、西部方面軍主力軍に従軍し、布告官として主戦場の戦況の推移を見守っていた。そして西部方面主力軍の撤退に伴い[[デカラビア]]より撤退の助力を命じられ、同軍を『プロツェシオン』でルーマニアから中国中南部の主戦場まで短時間で輸送した。 その後は『星黎殿』の一郭で、[[オセ]]から頼んでいた[[ロフォカレ]]の行方について報告を受けた後、ロフォカレの素性をオセに教えた。 [[フレイムヘイズ兵団]]に大勝した後は、『星黎殿』で[[マモン]]の補佐として情報の精査を手伝った。 御崎市決戦では直に戦場に出ることはなく、新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造の後に、他の将兵らと共に『[[天梯]]』を通って新世界へ旅立った。 新世界が創造されてからは、古参の“徒”組織の間を飛び回って、その動静を把握することに努めた。 創造から二年弱の時点で、豪華客船『[[ロード・オブ・ザ・シーズ]]』号を占拠している人間の武装集団構成員達を羽根の一打ちで海面まで吹き飛ばした後、貴賓室のベルペオルの下に参上し、古参の“徒”の組織の動向と“吠狗首”[[ドゥーグ]]について報告した。そして騒動の終結後、ベルペオルたちと共に[[修復]]と改装が完了した『星黎殿』へ空を飛んで戻っていった。 【[[アニメ版]]】 公式な記載はないが[[アニメ第2期]]で、[[ドレル・パーティー]]襲撃の際、[[シュドナイ]]と行動を共にした“徒”の集団のうちの一人が外見的特徴から判断してストラスだと思われる。 【由来・元ネタ】 名前の元ネタは、ソロモンの72柱の悪魔 ”鴉公子”ストラス(Stolas)と思われる。序列36番の悪魔で、頭に王冠を戴いた梟の姿で現れ、その後は大鴉の姿となると言う。 召喚の際は、薬草や宝石の魔術的効用を教え、占星術の知識を与えると言う。 「翠」を翡翠のことだと考える。翡翠は洋の東西を問わず強力な護符や魔除けとされ、交通安全や幸運を呼ぶ効果もある。 彼の役割を考えれば魔除けが必要なのは伝令の最中で、幸運とは吉報のことだろう。また、「翔」は、鳥が羽を広げて飛ぶことに加え、吉祥の意味をもっている。 真名全体で「道中の災厄を除け吉報を運ぶ飛翔」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆外伝漫画『灼眼のシャナX [[Eternal song ‐遙かなる歌‐]]』にて初お目見えした。意外と可愛い。 ☆真名に色名が入っている、珍しい“徒”。 ☆↑この場合の翠は翡翠の翠じゃないか?ほら“琉眼”の琉もガラス・ラピスラズリって意味だしな。 ☆外伝『ボールルーム』で、『星黎殿』の酒保で鵞鳥を食っている描写がある。“徒”にとっての「食事」は完全な娯楽だから、ストラスは鵞鳥が好きと言ってもさほど間違いではないと思われる。 ☆XVII巻でも鵞鳥を食べてた…本当に好きなんだな。 ☆少数どころか一軍全て秘密裏に移動させるという反則っぷりだった。こんな隠し玉持ってるなら確かに重宝されるのも頷ける。 ☆穏やかな性格の“徒”は他に[[[百鬼夜行]]]の[[パラ]]がいた。 ☆[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]や[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]の[[サラカエル]]や[[[宝石の一味]]]の“[[瓊樹の万葉]]”[[コヨーテ]]や[[フックス]]や[[トンサーイ]]や[[イナンナ]]や[[[マカベアの兄弟]]]の[[ダーイン]]や[[カルン]]や[[[轍>轍(ラット)]]]の[[ギータ]]や[[ケレブス]]や『[[色盗人>色盗人(いろぬすびと)]]』の[[バロメッツ]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆[[アニメ第3期]]で声が初披露された。 ☆番外編『[[かぐやひめのしゃな]]』では、廷臣の一人として登場している。 ☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』では、[[[黒い蛇>祭礼の蛇]]団]の一員として登場している。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、第6幕でヒポグリフ・ストラスとして登場している。

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