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【種別】 [[フレイムヘイズ]] 【初出】 XV巻 【解説】 『[[極光の射手]]』(きょっこうのいて)の[[称号]]を持つフレイムヘイズ。[[炎]]の色はオーロラ。[[神器]]は鏃型の“[[ゾリャー]]”。 契約した“[[紅世の王]]”は“破暁の先駆”[[ウートレンニャヤ>ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ]]と“夕暮の後塵”[[ヴェチェールニャヤ>ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ]]の二人一組の姉妹という一風変わった“王”。キアラは二代目『極光の射手』にあたる。 先代の[[カール>カール・ベルワルド]]を軽率な行動で戦死させてしまった後悔から、ウートレンニャヤとヴェチェールニャヤはキアラを大切に育てている。 外見は15~16歳ほどの少女。“[[徒>紅世の徒]]”からの[[呼び名>あだ名]]は『天路少艾(てんろしょうがい)』。 『[[鬼功の繰り手]]』[[サーレ]]の弟子であり、いつからかサーレとはひけらかさないまでも、恋人と認め合う間柄となっている(契約する“王”たちには十分ひけらかしているとからかわれているようだ)。現代の服装はサーレとお揃いのスーツ姿。 二つの鏃型の髪飾りの神器“ゾリャー”を両端に変えたオーロラ色の弓に極光の矢をつがえ放つという戦法で戦い、連射も可能。 本来の『極光の射手』は、巨大化した鏃型の“ゾリャー”に乗っての高速戦闘を本領とし、衝角もしくは両側面から吹き出した翼による突撃、及び両側面から伸びる極光の翼を凝縮、流星に変えて敵に叩き込む[[自在法]]『[[グリペンの咆]]』『[[ドラケンの哮]]』による攻撃を主戦法とするが、キアラは当初、これらの力を使うことができなかった。 契約してからまだ10年ほどの若いフレイムヘイズだった1901年、ホノルル[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]再建の任を帯びたサーレの付き添いとしてハワイ諸島を訪れた。 同地での戦いの中で、自身の力を無意識下で拒絶していた契約時のトラウマを乗り越え、“ゾリャー”を弓から鏃へと変化させ、『極光の射手』本来の力を発揮できるようになった。その真の力をもって[[サラカエル]]を討滅、『[[オベリスク]]』を破壊してサラカエル一派の企みを阻止した。 30年後には、[[ユーリイ>ユーリイ・フヴォイカ]]がサーレとのコンビという形で名を挙げていた。 XVII巻において、現代もサーレと共に活動していることが判明し、別件で手が離せなかった[[ザムエル・デマンティウス]]の代理としてサーレと二人でチューリヒに向かったが、無精髭を剃る剃らないでサーレと「また」喧嘩して、地中海に逃げていったサーレを「例によって」連れ戻すために出て行った模様。 サーレと合流した後はイラン方面に転進し、[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]との決戦に西部防衛線の追撃部隊の先鋒として[[マモン]]たちとの戦闘に参戦した。 その後、マージョリーからの要請を受けて[[シャナ]]達を救出するために、[[マージョリー>マージョリー・ドー]]の持つ誘導ビーコンを頼りに中国中南部の戦場にサーレと共に高速で飛来。[[シュドナイ]]に『グリペンの咆』『ドラケンの哮』と衝角の突撃の不意打ちを喰らわせて態勢を崩し、その隙にその場にいたシャナ達を即座に回収し、高速で戦場から離脱した。そして、香港を目指して飛行した。 [[フレイムヘイズ兵団]]が大敗した半日後には、飛行機でニューヨークへ移動した。そして、J・F・ケネディ空港でシャナと共に到着した[[サウスバレイ]]と[[ウェストショア]]を出迎えた。その後、『[[イーストエッジ]]外信』にてシャナが『[[大地の三神>大地の四神]]』を説得するのに立ち会った。 [[御崎市>御崎市(みさきし)]]決戦では、“ゾリャー”にシャナとヴィルヘルミナとサーレを乗せて、南方から高速で突入した。守備隊の[[オセ]]が操る[[幻術]]に取り巻かれるが、シャナの一撃により難なく突破し、『[[真宰社>宰祝の社壇]]』へ到達した。 頂上へ向かうシャナとヴィルヘルミナと別れ、『真宰社』防衛機構である数十体の鉄巨人とマモンを相手に空中戦に入った。 [[ダンタリオン]][[教授]]討滅に逸るサーレをたしなめ、“ゾリャー”で『真宰社』を周回しながら、サーレの教授への逆撃の罠を作る支援をした。それが成功し、唖然となるマモンに致命傷となる一撃を加えたが、突如湧き上がった『[[ダイモーン]]』の靄の前に、追撃は出来ないままとなってしまった。 新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造後は、『[[天道宮]]』をシャナ達の元まで誘導してきた。その後、他のフレイムヘイズ達と共に『[[天梯]]』を通って新世界へ旅立った。 新世界へ渡り来た後は、“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”に関する記憶や知識を失って混乱する新世界の外界宿の再編成の為に暫定首班の座に就任させられたサーレの助手として、チューリヒで書類仕事に忙殺されているようだ。しかし、時折仕事から逃げ出したサーレを追っては捕まえて連れ戻しているなど、相変わらずであるようだ。 現在の名は、「キアラ・トスカナ・ハビヒツブルク」。ただし、籍は入れていないとのことである。なお、フレイムヘイズに戸籍などあるはずがないので、籍とは外界宿がまとめたリストのようなものかと思われる。 【由来・元ネタ】 『キアラ(Chiara)』は、13世紀初期にキアラ女子修道会を設立したアッシジの聖キアラか、14世紀の聖女モンテファルコの聖キアラが元だと思われる。日本では慣用的に英名で「クララ」と呼ばれる。 『トスカナ(Toscana)』は、イタリア半島北西部のトスカーナ州が元だと思われる。語源は「エトルリア人の土地」だという。同州の代表的な都市は、フィレンツェ、ピサなど。ワインの「キャンティ」などで著名。 「天路」は「天空にある道」、「少艾」は中国語で「若く美しい娘」のこと。大体「天翔る乙女」ほどの意味と思う。“徒”側が使う呼び名にしては、マイナスの意味ではないようだ。 【コメント】 ☆[[レベッカ・リード]]とは、仲のいい女友達なんだろうな。 ☆明確に空中戦が得意となっていた(空中戦ができるのと得意なのとは違う)のは『極光の射手』と『[[空裏の裂き手>クロード・テイラー]]』ぐらいしかいなかった。この面からも彼女の戦力面での貴重さが分かるな。 ☆XX巻でシュドナイに一撃かまして、先代の遺恨を一部晴らしたことになるが、彼の討滅まではほど遠かった。 ☆しかし、シャナとは性格が逆だったな。新たなヒロインのフレイムヘイズだったのかな。 ☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の“[[棺の織手]]”[[アシズ]]や『[[九垓天秤]]』[[チェルノボーグ]]や[[フワワ]]や[[ニヌルタ]]や[[ソカル]]や[[ウルリクムミ]]や[[モレク]]や[[ジャリ]]や『[[両翼]]』の[[メリヒム]]や[[[宝石の一味]]]の[[コヨーテ]]や[[フックス]]や[[トンサーイ]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆[[アニメ第3期]]で登場した。 ☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』では、招待客の一人として登場している。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、幕間5で登場している。
【種別】 [[フレイムヘイズ]] 【初出】 XV巻 【解説】 『[[極光の射手]]』(きょっこうのいて)の[[称号]]を持つフレイムヘイズ。[[炎]]の色はオーロラ。[[神器]]は鏃型の“[[ゾリャー]]”。 契約した“[[紅世の王]]”は“破暁の先駆”[[ウートレンニャヤ>ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ]]と“夕暮の後塵”[[ヴェチェールニャヤ>ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ]]の二人一組の姉妹という一風変わった“王”。キアラは二代目『極光の射手』にあたる。 先代の[[カール>カール・ベルワルド]]を軽率な行動で戦死させてしまった後悔から、ウートレンニャヤとヴェチェールニャヤはキアラを大切に育てている。 外見は15~16歳ほどの少女。“[[徒>紅世の徒]]”からの[[呼び名>あだ名]]は『天路少艾(てんろしょうがい)』。 『[[鬼功の繰り手]]』[[サーレ]]の弟子であり、いつからかサーレとはひけらかさないまでも、恋人と認め合う間柄となっている(契約する“王”たちには十分ひけらかしているとからかわれているようだ)。現代の服装はサーレとお揃いのスーツ姿。 二つの鏃型の髪飾りの神器“ゾリャー”を両端に変えたオーロラ色の弓に極光の矢をつがえ放つという戦法で戦い、連射も可能。 本来の『極光の射手』は、巨大化した鏃型の“ゾリャー”に乗っての高速戦闘を本領とし、衝角もしくは両側面から吹き出した翼による突撃、及び両側面から伸びる極光の翼を凝縮、流星に変えて敵に叩き込む[[自在法]]『[[グリペンの咆]]』『[[ドラケンの哮]]』による攻撃を主戦法とするが、キアラは当初、これらの力を使うことができなかった。 契約してからまだ10年ほどの若いフレイムヘイズだった1901年、ホノルル[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]再建の任を帯びたサーレの付き添いとしてハワイ諸島を訪れた。 同地での戦いの中で、自身の力を無意識下で拒絶していた契約時のトラウマを乗り越え、“ゾリャー”を弓から鏃へと変化させ、『極光の射手』本来の力を発揮できるようになった。その真の力をもって[[サラカエル]]を討滅、『[[オベリスク]]』を破壊してサラカエル一派の企みを阻止した。 30年後には、[[ユーリイ>ユーリイ・フヴォイカ]]がサーレとのコンビという形で名を挙げていた。 XVII巻において、現代もサーレと共に活動していることが判明し、別件で手が離せなかった[[ザムエル・デマンティウス]]の代理としてサーレと二人でチューリヒに向かったが、無精髭を剃る剃らないでサーレと「また」喧嘩して、地中海に逃げていったサーレを「例によって」連れ戻すために出て行った模様。 サーレと合流した後はイラン方面に転進し、[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]との決戦に西部防衛線の追撃部隊の先鋒として[[マモン]]たちとの戦闘に参戦した。 その後、マージョリーからの要請を受けて[[シャナ]]達を救出するために、[[マージョリー>マージョリー・ドー]]の持つ誘導ビーコンを頼りに中国中南部の戦場にサーレと共に高速で飛来。[[シュドナイ]]に『グリペンの咆』『ドラケンの哮』と衝角の突撃の不意打ちを喰らわせて態勢を崩し、その隙にその場にいたシャナ達を即座に回収し、高速で戦場から離脱した。そして、香港を目指して飛行した。 [[フレイムヘイズ兵団]]が大敗した半日後には、飛行機でニューヨークへ移動した。そして、J・F・ケネディ空港でシャナと共に到着した[[サウスバレイ]]と[[ウェストショア]]を出迎えた。その後、『[[イーストエッジ]]外信』にてシャナが『[[大地の三神>大地の四神]]』を説得するのに立ち会った。 [[御崎市>御崎市(みさきし)]]決戦では、“ゾリャー”にシャナとヴィルヘルミナとサーレを乗せて、南方から高速で突入した。守備隊の[[オセ]]が操る[[幻術]]に取り巻かれるが、シャナの一撃により難なく突破し、『[[真宰社>宰祝の社壇]]』へ到達した。 頂上へ向かうシャナとヴィルヘルミナと別れ、『真宰社』防衛機構である数十体の鉄巨人とマモンを相手に空中戦に入った。 [[ダンタリオン]][[教授]]討滅に逸るサーレをたしなめ、“ゾリャー”で『真宰社』を周回しながら、サーレの教授への逆撃の罠を作る支援をした。それが成功し、唖然となるマモンに致命傷となる一撃を加えたが、突如湧き上がった『[[ダイモーン]]』の靄の前に、追撃は出来ないままとなってしまった。 新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』創造後は、『[[天道宮]]』をシャナ達の元まで誘導してきた。その後、他のフレイムヘイズ達と共に『[[天梯]]』を通って新世界へ旅立った。 新世界へ渡り来た後は、“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”に関する記憶や知識を失って混乱する新世界の外界宿の再編成の為に暫定首班の座に就任させられたサーレの助手として、チューリヒで書類仕事に忙殺されているようだ。しかし、時折仕事から逃げ出したサーレを追っては捕まえて連れ戻しているなど、相変わらずであるようだ。 現在の名は、「キアラ・トスカナ・ハビヒツブルク」。ただし、籍は入れていないとのことである。なお、フレイムヘイズに戸籍などあるはずがないので、籍とは外界宿がまとめたリストのようなものかと思われる。 【由来・元ネタ】 『キアラ(Chiara)』は、13世紀初期にキアラ女子修道会を設立したアッシジの聖キアラか、14世紀の聖女モンテファルコの聖キアラが元だと思われる。日本では慣用的に英名で「クララ」と呼ばれる。 『トスカナ(Toscana)』は、イタリア半島北西部のトスカーナ州が元だと思われる。語源は「エトルリア人の土地」だという。同州の代表的な都市は、フィレンツェ、ピサなど。ワインの「キャンティ」などで著名。 「天路」は「天空にある道」、「少艾」は中国語で「若く美しい娘」のこと。大体「天翔る乙女」ほどの意味と思う。“徒”側が使う呼び名にしては、マイナスの意味ではないようだ。 【コメント】 ☆[[レベッカ・リード]]とは、仲のいい女友達なんだろうな。 ☆明確に空中戦が得意となっていた(空中戦ができるのと得意なのとは違う)のは『極光の射手』と『[[空裏の裂き手>クロード・テイラー]]』ぐらいしかいなかった。この面からも彼女の戦力面での貴重さが分かるな。 ☆XX巻でシュドナイに一撃かまして、先代の遺恨を一部晴らしたことになるが、彼の討滅まではほど遠かった。 ☆しかし、シャナとは性格が逆だったな。新たなヒロインのフレイムヘイズだったのかな。 ☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の“[[棺の織手]]”[[アシズ]]や『[[九垓天秤]]』[[チェルノボーグ]]や[[フワワ]]や[[ニヌルタ]]や[[ソカル]]や[[ウルリクムミ]]や[[モレク]]や[[ジャリ]]や『[[両翼]]』の[[メリヒム]]や[[イルヤンカ]]や[[[宝石の一味]]]の[[コヨーテ]]や[[フックス]]や[[トンサーイ]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆[[アニメ第3期]]で登場した。 ☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』では、招待客の一人として登場している。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、幕間5で登場している。

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