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【種別】 [[フレイムヘイズ]] 【初出】 XVII巻 【解説】 『[[大地の四神]]』の一人で、『四神』としての呼称は『雨と渡り行く男』。他者のことも『四神』独自の字で呼称していた。 『皓露の請い手』(こうろのこいて)の[[称号]]を持つ、“殊寵の鼓”[[トラロック]]のフレイムヘイズ。[[炎]]の色は瑠璃色。[[神器]]は角ばった石のメダル型の“[[テオトル]]”。 彫りの深い顔に大きな鼻、収まりの悪い漆黒の髪、短躯ながら分厚い胸に怒り肩という初老の男。 内に居る者の視聴覚を遮り、[[遠話]]や広範囲の[[自在法]]の発動をも阻害する豪雨の大結界の自在法『[[トラロカン]]』を使用していた。 [[サウスバレイ]]曰く、戦が好きでも得意でもなかったと言っていた。 SIII巻収録の外伝『ソロー』においては、「悪霊を討ち払う秘儀を受け継いでいた呪い師」と表現されていた。 十九世紀後半に勃発した、アメリカ大陸を巡る『[[内乱]]』を引き起こした『大地の四神』の一人として、南北アメリカ大陸の主要四都市にある[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]の一つの管理者を務めてきた。 現代になって、フレイムヘイズ陣営と[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の全面戦争勃発に際して、[[ゾフィー・サバリッシュ]]の元を訪れ、[仮装舞踏会]と[[フレイムヘイズ兵団]]の行く末を見届けるため、戦場への同行を申し入れた。 その真意は、天地海を仲立ちし動きを誘う「雨の神トラロック」の神官、『雨と渡り行く男』として、『神』として討ち手と契約し悪霊としてこの世を跋扈する“[[紅世の徒]]”たちの中で[[神]]と呼ばれる“[[祭礼の蛇]]”が何を成そうとしているか見定めるためであった。『大地の四神』全体の行動を左右する判定を任されており、彼らの意思は他『三神』の総意となった。 『凪』・『交差点』作戦では、傍観者・同行者としてゾフィーや[[ザムエル>ザムエル・デマンティウス]]や[[フランソワ]]と共に同じ飛行機に乗り、『星黎殿』より南方百キロの地点に降下。そこに集結したフレイムヘイズ兵団と共に『星黎殿』を目指すが、当然戦いには加わっていなかった。 [[デカラビア]]がゾフィーに討滅された直後、『星黎殿』至近に到着した西部方面主力軍の猛攻に加えて、南方防衛線の部隊が接近してくることで窮地に陥ったフレイムヘイズ兵団からいち早く単独脱出するようゾフィーに勧められるが、ゾフィーの目論見に気付いていたセンターヒルはその申し出を断り、後方基地に留まった。 その直後、『[[神門]]』の向こう側から何かを感じ取っていた。 そして“祭礼の蛇”の[[大命]]宣布を聞き、新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』でも行われるであろう“徒”の放埒を譲ることができず、[仮装舞踏会]との戦争に『四神』が加わることを決意した。 [仮装舞踏会]の包囲網内で壊滅・敗走していたフレイムヘイズ兵団の生き残りを逃がすため、大結界『トラロカン』で[[ハボリム]]の『[[熒燎原]]』や遠話の自在法を阻害し、掃討部隊を撹乱しながら、自身は包囲網内で散り散りになっていたフレイムヘイズを救出して回った。その役目を終えてから、[[シャナ]]や[[ヴィルヘルミナ>ヴィルヘルミナ・カルメル]]と共に[[シュドナイ]]の足止めに加わり、彼女らが脱出するために[[キアラ>キアラ・トスカナ]]達が救援に来るまでの時間を稼いだ。 そして到着した[[サーレ]]の不可視の糸を自ら断ち切って彼女らの離脱を見届け、自らは彼らの逃走援護のために出来るだけ長く『トラロカン』を維持するため、そして[[シュドナイ]]という最悪の敵に「何もさせない」ために足止め役として単身残り、十分程の交戦の後、殺害された。 【コメント】 ☆飛行機乗ってテンション上がってる様子に、軽く萌えた。 ☆『大地の四神』である以上、強力な討ち手だったが、称号から戦い方が当初は想像できなかった。 ☆皓の意味が白いとか光るとかで、契約してる“[[王>紅世の王]]”の名前が雨や雷・旱魃の神だから、白い雨かなんか出してそれに効果があるとか推測されていた。 ☆例え本気のシュドナイ相手であっても、「何もさせない」ための戦いでなければ勝つは無理にしても引き分け(というかシュドナイの撤退)ぐらいはできたはずだ。『トラロカン』内での一撃離脱戦法が取れなかったのが最大の敗因か(離脱したら足止めできないし)。 ☆↑センターヒル一人で残ってんのにシュドナイが撤退するわけないだろ。まず一人でまともに戦ったらシュドナイに勝ち目はないっていうのが両者の大前提なんだから。「何もさせない」戦いじゃなけりゃ、センターヒルはシュドナイを撤退させるどころか、自分が隙を見て逃げるくらいしか無理。一撃離脱戦法なんて取っても、戦い続ける以上は殺されるまでの時間が多少長引くだけだから。 ☆シャナとヴィルヘルミナ、[[マージョリー>マージョリー・ドー]]とか込みでも最初から「勝つ」選択肢は頭になかったからな。その面子の共闘でそれなのに、一人でシュドナイと引き分けとか撤退させるとかなんて到底無理だろう。最大の敗因は戦法どうこうじゃなくて一緒に逃げずに一人でシュドナイと戦ったことだな。まあ、逃げてたら追撃喰らって皆終わってたとのことだから実質そうする以外に詰んでたわけだけど。 ☆多分↑×3が言いたいのは「センターヒルがシュドナイの領域離脱を阻害しようとしなければ、シュドナイは離脱していた」と言いたいんじゃない?それか撤退戦ではなくセンターヒルが元から居座ってる場所にシュドナイが攻め込んだ時を想定してるとか。 ☆「戦が得意でない」って、何の冗談だろう……。 ☆『大地の四神』の他三人に比べれば、直接的な攻撃は得意ではないんだろう。それでも普通のフレイムヘイズと比べた場合は規格外のレベルだがな。 ☆結局、[[ザムエル・デマンティウス]]と[[センターヒル]]は、この戦いでこれ以上の犠牲と残存の[[フレイムヘイズ]]を逃がす為に、犠牲となったのだろうな。 ☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の[[アシズ]]や『[[両翼]]』[[イルヤンカ]]や[[メリヒム]]や『[[九垓天秤]]』[[ニヌルタ]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆[[アニメ第3期]]で登場した。 ☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』では、悪党その5として登場している。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、護衛隊の一人として登場している。
【種別】 [[フレイムヘイズ]] 【初出】 XVII巻 【解説】 『[[大地の四神]]』の一人で、『四神』としての呼称は『雨と渡り行く男』。他者のことも『四神』独自の字で呼称していた。 『皓露の請い手』(こうろのこいて)の[[称号]]を持つ、“殊寵の鼓”[[トラロック]]のフレイムヘイズ。[[炎]]の色は瑠璃色。[[神器]]は角ばった石のメダル型の“[[テオトル]]”。 彫りの深い顔に大きな鼻、収まりの悪い漆黒の髪、短躯ながら分厚い胸に怒り肩という初老の男。 内に居る者の視聴覚を遮り、[[遠話]]や広範囲の[[自在法]]の発動をも阻害する豪雨の大結界の自在法『[[トラロカン]]』を使用していた。 [[サウスバレイ]]曰く、戦が好きでも得意でもなかったと言っていた。 SIII巻収録の外伝『ソロー』においては、「悪霊を討ち払う秘儀を受け継いでいた呪い師」と表現されていた。 十九世紀後半に勃発した、アメリカ大陸を巡る『[[内乱]]』を引き起こした『大地の四神』の一人として、南北アメリカ大陸の主要四都市にある[[外界宿>外界宿(アウトロー)]]の一つの管理者を務めてきた。 現代になって、フレイムヘイズ陣営と[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の全面戦争勃発に際して、[[ゾフィー・サバリッシュ]]の元を訪れ、[仮装舞踏会]と[[フレイムヘイズ兵団]]の行く末を見届けるため、戦場への同行を申し入れた。 その真意は、天地海を仲立ちし動きを誘う「雨の神トラロック」の神官、『雨と渡り行く男』として、『神』として討ち手と契約し悪霊としてこの世を跋扈する“[[紅世の徒]]”たちの中で[[神]]と呼ばれる“[[祭礼の蛇]]”が何を成そうとしているか見定めるためであった。『大地の四神』全体の行動を左右する判定を任されており、彼らの意思は他『三神』の総意となった。 『凪』・『交差点』作戦では、傍観者・同行者としてゾフィーや[[ザムエル>ザムエル・デマンティウス]]や[[フランソワ]]と共に同じ飛行機に乗り、『星黎殿』より南方百キロの地点に降下。そこに集結したフレイムヘイズ兵団と共に『星黎殿』を目指すが、当然戦いには加わっていなかった。 [[デカラビア]]がゾフィーに討滅された直後、『星黎殿』至近に到着した西部方面主力軍の猛攻に加えて、南方防衛線の部隊が接近してくることで窮地に陥ったフレイムヘイズ兵団からいち早く単独脱出するようゾフィーに勧められるが、ゾフィーの目論見に気付いていたセンターヒルはその申し出を断り、後方基地に留まった。 その直後、『[[神門]]』の向こう側から何かを感じ取っていた。 そして“祭礼の蛇”の[[大命]]宣布を聞き、新世界『[[無何有鏡>無何有鏡(ザナドゥ)]]』でも行われるであろう“徒”の放埒を譲ることができず、[仮装舞踏会]との戦争に『四神』が加わることを決意した。 [仮装舞踏会]の包囲網内で壊滅・敗走していたフレイムヘイズ兵団の生き残りを逃がすため、大結界『トラロカン』で[[ハボリム]]の『[[熒燎原]]』や遠話の自在法を阻害し、掃討部隊を撹乱しながら、自身は包囲網内で散り散りになっていたフレイムヘイズを救出して回った。その役目を終えてから、[[シャナ]]や[[ヴィルヘルミナ>ヴィルヘルミナ・カルメル]]と共に[[シュドナイ]]の足止めに加わり、彼女らが脱出するために[[キアラ>キアラ・トスカナ]]達が救援に来るまでの時間を稼いだ。 そして到着した[[サーレ]]の不可視の糸を自ら断ち切って彼女らの離脱を見届け、自らは彼らの逃走援護のために出来るだけ長く『トラロカン』を維持するため、そして[[シュドナイ]]という最悪の敵に「何もさせない」ために足止め役として単身残り、十分程の交戦の後、殺害された。 【コメント】 ☆飛行機乗ってテンション上がってる様子に、軽く萌えた。 ☆『大地の四神』である以上、強力な討ち手だったが、称号から戦い方が当初は想像できなかった。 ☆皓の意味が白いとか光るとかで、契約してる“[[王>紅世の王]]”の名前が雨や雷・旱魃の神だから、白い雨かなんか出してそれに効果があるとか推測されていた。 ☆例え本気のシュドナイ相手であっても、「何もさせない」ための戦いでなければ勝つは無理にしても引き分け(というかシュドナイの撤退)ぐらいはできたはずだ。『トラロカン』内での一撃離脱戦法が取れなかったのが最大の敗因か(離脱したら足止めできないし)。 ☆↑センターヒル一人で残ってんのにシュドナイが撤退するわけないだろ。まず一人でまともに戦ったらシュドナイに勝ち目はないっていうのが両者の大前提なんだから。「何もさせない」戦いじゃなけりゃ、センターヒルはシュドナイを撤退させるどころか、自分が隙を見て逃げるくらいしか無理。一撃離脱戦法なんて取っても、戦い続ける以上は殺されるまでの時間が多少長引くだけだから。 ☆シャナとヴィルヘルミナ、[[マージョリー>マージョリー・ドー]]とか込みでも最初から「勝つ」選択肢は頭になかったからな。その面子の共闘でそれなのに、一人でシュドナイと引き分けとか撤退させるとかなんて到底無理だろう。最大の敗因は戦法どうこうじゃなくて一緒に逃げずに一人でシュドナイと戦ったことだな。まあ、逃げてたら追撃喰らって皆終わってたとのことだから実質そうする以外に詰んでたわけだけど。 ☆多分↑×3が言いたいのは「センターヒルがシュドナイの領域離脱を阻害しようとしなければ、シュドナイは離脱していた」と言いたいんじゃない?それか撤退戦ではなくセンターヒルが元から居座ってる場所にシュドナイが攻め込んだ時を想定してるとか。 ☆「戦が得意でない」って、何の冗談だろう……。 ☆『大地の四神』の他三人に比べれば、直接的な攻撃は得意ではないんだろう。それでも普通のフレイムヘイズと比べた場合は規格外のレベルだがな。 ☆結局、[[ザムエル・デマンティウス]]と[[センターヒル]]は、この戦いでこれ以上の犠牲と残存の[[フレイムヘイズ]]を逃がす為に、犠牲となったのだろうな。 ☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の“[[棺の織手]]”[[アシズ]]や『[[両翼]]』[[イルヤンカ]]や[[メリヒム]]や『[[九垓天秤]]』[[ニヌルタ]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆[[アニメ第3期]]で登場した。 ☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』では、悪党その5として登場している。 ☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、護衛隊の一人として登場している。

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