テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー 3

テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー 3

part61-364~373


364 :TOW レディアントマイソロジー3:2012/06/29(金) 20:43:47.67 ID:Wdeax97l0
 マイソロ3主要登場人物
主人公
  空から降りてきた少年もしくは少女。性別外見声名前全てプレイヤー次第。名前以外の記憶を喪失中?

カノンノ・グラスバレー
  今作のカノンノ。絵を描くことが趣味で、しばしば誰も見たことがない風景を描く。
  幼い頃に両親を失くし、ロックス(今作のマスコット)に育てられる。戦闘技術はロックス仕込み。
 
ニアタ
  機械に宿った精神集合体。博識で幾つもの世界を渡り歩いている。
  ルミナシアにいるものは端末の一つで、本体はマイソロ2の舞台グラニデに存在する。

ラザリス
  何でもを叶える力を持つ不思議な少女(設定上は性別不明)。ディセンダー?


 マイソロ3用語
ルミナシア…今作の世界。マナと星晶の2つの燃料(?)が存在するが、今のところマナを使う技術はない。

星晶(ホスチア)…ルミナシアの主要燃料。採掘が進み、大国による搾取や所有権をめぐる戦争が各地で起きている。
        世界樹同様マナを放つため、採掘しつくされた土地はマナ不足に陥って荒廃する。

ドクメント…生物か無生物かを問わず、存在を構築する情報の集まり。≒DNA。ただし食事一つでも書き換わる。

人の祖…ルミナシアに住む全てのヒト種族(人間、エルフ、天使、ガジュマ、水の民、レイモーン、クリティア他)の祖先。
    非常に高度な技術を持っていたが、その技術や都を捨て去りそれぞれの種族へと分かれた。

ジルディア…もう一つの世界。


365 :TOW レディアントマイソロジー3:2012/06/29(金) 20:45:34.89 ID:Wdeax97l0
大まかでいい人向け・9行で分かるマイソロ3

星晶という燃料が使われているルミナシアという世界。
大国による星晶争奪戦が繰り広げられる中、虐げられる人々の間では救世主ディセンダーを祀る宗教が流行っていた。
そこに何でも願いを叶えるラザリスという少女が現れて信者は歓喜するも、それはディセンダーではなく危険なものだった。
ラザリスはルミナシア誕生時に封印された別の世界ジルディアで、欲塗れの人に絶望してルミナシアを乗っ取ろうと画策していたのだ。

一方、記憶喪失の主人公が所属するギルド・アドリビトムでは、ラザリスの危険性にいち早く気付き対策を講じていた。
まず、実はディセンダーであった主人公の能力で、ルミナシアがジルディアに浸食されるのを抑制した。
次に精霊セルシウスと賢者ニアタ、ギルドの少女カノンノに秘められた知識から、封印の鍵・星晶の代替物生成のために東奔西走した。
相容れぬ理を持つ世界を巡る戦いの末、主人公らはラザリスに勝利し、ラザリスは再び封印される。
ルミナシアは、ジルディアと共存できる未来のために、少しずつ世界を変えていくのだった。


366 :TOW レディアントマイソロジー3:2012/06/29(金) 20:47:20.46 ID:Wdeax97l0
ある程度細かく知りたい人向け・6レスで分かるマイソロ3

星晶を主要燃料とする世界、ルミナシア。
文明が発展して星晶の消費量が増えるにつれ、大国は星晶を巡って争うようになった。
星晶のみならず人材やある限りを奪い尽くされ、力ない人々は声もあげられず生活を失っていく。
荒廃していく世界では、おとぎ話の英雄ディセンダーを待ち望む者が増えたとしても、不思議ではなかった。

ある日カノンノ・グラスバレーは、ルバーブ連山で自らが所属するギルドが受けた依頼をこなしていた。
が、流れ星のような光が山に落ちてくるのを発見し、落下地点を目指す。
落下地点には光に包まれて眠る主人公が。カノンノは目覚めた主人公に話を聞くが要領を得ない。
とりあえずカノンノは主人公をギルド・アドリビトムへと連れて行くことにする。

ギルドの拠点・バンエルティア号に戻った二人。
リーダーのアンジュと話すうち、主人公が記憶喪失であると判明する。
行くあてもない主人公は、とりあえず記憶が戻るまでギルドメンバーとして働くことになった。

主人公の最初の仕事はギルドメンバーのクレアから、故郷の村に物資を届けてほしいとの依頼だった。
ヴェイグの案内で村へ続く森を進むと、サレに追われるエステルを発見する。
サレを撃退してエステルに話を聞くと、世界各地で発生する動植物の変貌について調べているところらしい。
理由はどうあれ、護衛も少ないまま王族を放っておくわけにはいかない。
アンジュの計らいでエステルはギルドメンバーとして働きつつ世界を見て回ることになる。

その後、エステルの話した動植物の変貌という異変が「赤い煙」なるものと関係があると判明する。
死にかけの生物を復活させる、不治の病人を治すなど、調べれば調べるほど赤い煙は謎が多い。
やがて、煙に触れたことのある生物の外見が、全く別の生物に変わってしまうことが判明した。
主人公らが赤い煙を危険視し始めたのと同じころ、町で「赤い存在は願いを叶えてくれる」という噂が流れる。
はじめ煙だったものは、虫から魚など、次々とその形を変えては人々の前に現れているようだった。
赤い存在の更なる調査のため、主人公らは次の出現予測地点であるルバーブ連山へと向かうことになった。

補足:エステルの護衛は雇ったユーリのみ。あと付属でリタ。城を抜け出してきたためこの有様。


367 :TOW レディアントマイソロジー3:2012/06/29(金) 20:48:16.83 ID:Wdeax97l0
ルバーブ連山のふもとには、噂を聞きつけたらしい男女がいた。
大金持ちにしてもらうのだと意気込む男女を上手く追い返したものの、一行は人の欲深さに不安を抱く。
ともあれ今回の目的は赤い存在を確認することなので先へ進むしかない。
山の中腹まできた一行は赤く発光する人型の何かを発見するも、突如謎の集団が人型を連れ去ってしまう。
人型を連れ去ったのは、ディセンダーを信仰する宗教の信者たちだった。

もしあの人型が煙と同様の力を持つなら、彼らの身が危険だ。
主人公は団体の本拠地へと乗り込むが時遅く、人型の力に触れた信者の姿が変貌してしまった。
信者は人型=ラザリスに元に戻してほしいと縋るが、彼女は信者を見捨て、どこかへと消える。
残された信者は絶望するが、主人公は何を思ったかふと信者に向けて己の手をかざす。
途端主人公から光が溢れ、その光が治まると、変貌したはずの信者は元の姿を取り戻していた。

主人公の力はなんなのか。謎は残ったが、まずはラザリスの正体を知らなければならない。
アンジュは次の目的地を精霊セルシウスが棲むという霊峰へと定める。

知恵の一端でも得られればと向かった一行だったが、結果は想定外の大収穫だった。
星晶はラザリスを封印するために世界が創りだしたもので、人が浪費したために封印が破れたというのだ。
更にセルシウスは、主人公こそが、おとぎ話の英雄である「ディセンダー」なのだとも語った。
しかしセルシウスでも、己が誕生する以前の出来事であるラザリスの封印理由と正体までは分からなかった。
代わりにセルシウスは、かつて人の祖が住んだ空中都市に住む賢者ならば何かを知るのでは、と教えてくれた。
その賢者は、ルミナシアの誕生にも立ち会ったという存在なのだという。

ところがその空中都市は、悪用を危惧した人の祖の手でどこかの異次元に隠されていた。
都市の名以外の情報がなく困り果てた時、セルシウスはカノンノの絵の中に、空中都市が描かれていることに気付く。
不思議に思ったリタがカノンノのドクメントを調べると、そこには空中都市のドクメントが含まれていた。


369 :TOW レディアントマイソロジー3:2012/06/29(金) 20:55:25.63 ID:Wdeax97l0
カノンノから得た空中都市のドクメントを利用し、ついに空中都市は姿を現した。
調査に向かった主人公らは、ジュディスの能力と、最奥にいたニアタと名乗る機械の賢者から驚くべき真実を知る。
世界は今居る一つきりではなく数多と存在し、それぞれに別の「同一人物」が住んでいるのだという。
そしてラザリスの正体は、ジルディアという生まれそこなった別の世界そのものだというのだ。
ルミナシアの誕生に立ち会い、ずっと世界を見守ってきたニアタ。これほど頼りになる味方もない。
質問を重ねようとしたとき、突如背後に現れたラザリスがニアタを破壊する。
次いでルミナシアの各地にキバ(白く巨大な、文字通り牙のような形状の物体)を生やした。
際限のないルミナシア人の欲に絶望したラザリスは、ルミナシアをジルディアに作り替えようとしていた。

キバを中心として、世界は少しずつジルディアの無機質な世界へと変わっていく。
主人公は「変質したドクメントを元に戻す」ディセンダーの力を使うも、キバを消すには至らない。
このままではいずれ、ルミナシアはジルディアへと変わり、ルミナシアの生物は滅んでしまう。
しかしラザリスを再び封印するための星晶は消費される一方で、止めることなどできはしない。
そんな中、ジュディスが壊れたニアタの破片から、星晶の代わりになる必要となる物のイメージを読み取る。
希望が見えたのもつかの間、必要な物のうち二種類の植物が、十年以上前にルミナシアから失われていたことが判明する。

そんな折、カノンノについて再び奇妙な事実が浮かび上がる。
カノンノが描くメモには時折、ルミナシアに存在しない文字が混じるのだという。
小さなころならともかく、今もまだ気を抜くと書いてしまうというその文字。
何か分かるかもしれないと、カノンノは主人公と共に空中都市へ向かう。
カノンノが壊れたニアタに呼びかけると、偶然か必然か、ニアタは急速に修復し元の形を取り戻した。
しかし修復したニアタも、カノンノが謎の絵や文字を書いてしまう理由をまでは知らなかった。

助力のためと船についてきたニアタにより、植物の進化種を集めてドクメントを再現する方法が得られた。
進化種の存在しないもう一種は、摂取した物のドクメントに影響されるドクメントの性質が利用できることも判明。
アドリビトムのメンバーや、かつて助けた人々の手を借り、絶滅した植物のドクメントはついに再現できた。

370 :TOW レディアントマイソロジー3:2012/06/29(金) 21:00:37.24 ID:Wdeax97l0
ところで植物集めの最中、主人公、カノンノ、ニアタはカノンノの謎を解明するために聖地へと向かう。
聖地には、世界樹から溢れたマナが噴き出す場所があり、そこでならドクメントに深く触れることができるらしい。
もちろん命の危険は多々ある。だがカノンノは、知らなければならない何かがそこにあると強く感じていた。
間欠泉のように湧き出すマナの中に、意を決してカノンノは飛び込む。

辿り着いたドクメントの奥底で、カノンノは世界の始まりについて知ることとなった。

今は幾つも存在する世界は、元をたどればたった一つの世界から生まれた。
始まりの世界が滅びそうになった時、人々は一つの大樹となり、世界になる種=世界樹の種を放った。
その種となった人物が、始まりの世界にいたカノンノだった。
やがて放たれた種が芽吹くと、世界樹となってまた幾つもの種を放ち、それぞれが新たな世界を生む。
そしてそれぞれの世界に生まれたカノンノが、過去の世界の歴史を受け継いだ。
……カノンノが描いた絵や謎の文字は、過去の世界から引き継がれた風景や文字だったのだ。

そしてジルディア封印の真相についても、カノンノのドクメントは記憶していた。

封印はジルディアを救うためにルミナシアが行った苦渋の決断だったのだ。
そもそもジルディアは種が不完全であり、発芽もできずにただ滅びを待つのみだった。
元をたどれば兄弟のような存在であるルミナシアは、ジルディアと一つになることで種を守ろうと考えた。
しかし理が違う世界がいきなり一つになれば、バランスを欠いて共に崩壊しかねない。
そこでルミナシアは、ジルディアの理を受け入れられるようになるまで、ジルディアを己の内に眠らせたのだ。

戻ってきたカノンノの話を聞き、アドリビトムはルミナシアを守る決意を新たにする。


補足:ニアタは封印に立ち会ったが理由は知らなかった。世界が喋るわけでもないから分からんわな…

371 :TOW レディアントマイソロジー3:2012/06/29(金) 21:05:33.48 ID:Wdeax97l0
閑話休題、これで再封印に使う全ての材料が揃った。
あとはこれらのドクメントを星に流し、封印を完成させるだけだ。
主人公らは、マナが世界樹に流れ込む場所から、ドクメントを注ぎ込んだ。
すると世界樹を囲むように円を描く光が現れ、キバを消し去っていく。
全てが終わったと思われた瞬間、消されたはずのキバが、今度は世界樹を深く貫いた。
倒れる主人公。世界樹の分身であるディセンダーは、世界樹と痛みを共有していたのだ。

キバは、ルミナシアのドクメントをジルディアのものへと書き換えるためのもの。
それが世界樹及びディセンダーを浸食し始めた今、躊躇する時間はない。
主人公はニアタや仲間と共に、最後の戦いへと赴くことになる。

ジルディアに浸食されつつある世界樹の中には、既にジルディアの空間が存在していた。
欲を罪と考えたラザリスの創造した、「意欲」を失い停滞した、命の感じられないジルディア世界。
襲ってくるジルディアの生物を打ち倒し、心を痛めながらもメンバーは最奥を目指し進む。
世界樹の中心でラザリスと対面した一行は彼女を説得しようと試みるも、ラザリスの意志は固かった。
ルミナシアを守るために、主人公らはついにラザリスと衝突する。

結局、膝をついたのはラザリスだった。
ラザリスの中のジルディアの民が、彼女を守ろうと意思を掲げたことは、ラザリスにとって衝撃だった。
罪のない綺麗な世界を与えたいのに、どうしてジルディアの民までもが意欲という罪を求めるのか。
悲しみ、混乱したまま意識を失ったラザリスを、主人公はそっと抱き上げる。
ラザリスと共に、世界樹に還る時がきたのだ。
ここまでついてきてくれた面々に再会を約束して、主人公は世界の核である生命の場へと飛び込んだ。

それから船に戻ったアドリビトムのメンバーは、世界樹を貫いてたキバが消滅するのを見た。
同時に世界樹から、ジルディアのそれに似た白く綺麗な枝が幾つも伸びていくのも。


372 :TOW レディアントマイソロジー3:2012/06/29(金) 21:09:21.79 ID:Wdeax97l0
世界が救われてから数か月が経過し、世界中で新種の生物が発見され始めた。
非常にゆっくりではあるが、ルミナシアはジルディアと一つになりはじめたのだ。

一度それぞれの故郷へと帰ったアドリビトムのメンバーらも、続々と船に戻りつつある。
アドリビトムにいるからこそできることがある。それが戻ってきたメンバーたちの理由だった。
そうして残すは、世界樹に還ったままの主人公だけ。

カノンノは、バンエルティア号のデッキで空を見上げていた。
約束をしたのだから、きっと主人公は戻ってくる。

そして、世界樹が光を放つ。
空に放たれた光からバンエルティア号へと降りてきたのは、待ちわびた最後の一人、世界を救った主人公だった。


レディアントマイソロジー3・メインシナリオ 完


373 :TOW レディアントマイソロジー3:2012/06/29(金) 21:17:22.34 ID:Wdeax97l0
かなり絞ったのにマイソロ集大成らしく長いのなんの…
サブシナリオまで書くとシャレにならないので割愛


おまけ 1行でわかるマイソロ3(若干の偏見を含む)
 僕の考えた最強のヒロイン・カノンノが博識ストーカーニアタとディセンダーを利用しつつ世界を救う話

最終更新:2012年07月14日 02:45