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サイクロップス - (2020/01/01 (水) 12:57:31) の編集履歴(バックアップ)


サイクロップス Cyclops / スコット・サマーズ Scott Summers

(キャラクター名、マーベル)

初出:The X-men #1(1963年)
種族:ミュータント、アメリカ・アラスカ州出身
能力:目からオプティックブラスト(破壊光線)を放つ。
サイクロプスという表記もあり

概要と経歴

X-menの初期メンバー(「ファースト・ファイブ」などと呼ばれる)の一人で、初代リーダー。責任感が非常に強い。
目からオプティックブラストという赤い破壊光線を発する。
幼い頃に家族と飛行機事故に遭い、その時に負った脳の障害が原因で能力が制御不能となっている。十代で能力が覚醒して以来、目を開けると放射が止まらない。そのため、常にルビー・クウォーツ・レンズのサングラスやバイザーを着用しなけらばならない。

初期の重要メンバーだけあって、設定も変更を繰り替えしている。
オプティックブラストのエネルギー源も、太陽光線、宇宙線、異次元からエネルギーが供給されている、などと変遷。
初期は痩せた男で、スリム(やせっぽち)というあだ名がついていた。これはスーパーマンなど筋骨隆々としたヒーローに対するアンチテーゼだった。

また、弟であるハボックと互いに光線を打ち合っても、互いにダメージを受けない。
なお、ヴァルカンの光線に対しては、やや減衰した程度で、ダメージを受けるようだ。

M-Day以降

M-Dayによってミュータントの人口が激減してからは、ミュータント全体のリーダーとして行動。
絶滅への危機感から徐々に頑迷とも思える行動を取るようになる。
マグニートーから「昔の私みたいな事を言う」と言われたほど。

Avengers vs. X-MEN

Avengers vs. X-MENではアクシデントからサイクロップスを含む5人のX-MENがフェニックスフォースの力を手に入れ、フェニックス・ファイブを名乗る。
その強大な力を使って世界に繁栄と平和をもたらそうとしたが、それは人によってはあまりに急進的且つ独善的で、代償を伴わない安易な行為でもあった。
そのため、フェニックス・フォースの力を危険視するアベンジャーズとの対立は激化していく。
他のフェニックス・ファイブのメンバーからはアベンジャーズ抹殺の意見も出る中、最も理性的に判断していたのはサイクロップスだった。だが他のミュータントたちがアベンジャーズ側に立ち、アベンジャーズが優勢になると、サイクロップスはフェニックスの全ての力を欲し、自らエマ・フロストとプロフェッサーXを手にかけてしまう。
かくしてサイクロップスは且つてのジーン・グレイと同じくフェニックスそのものと化す。
この戦いに敗北したサイクロップスは逮捕されてしまう。

Marvel NOW!

脱走したサイクロップス指名手配の身でありながらミュータント・レボリューションを名乗り、マグニートーマジックエマ・フロストらと共に新たな隠れ家(元ウェポンXの研究所)に立て篭る。
ミュータントの革命を訴えつつ、新たに発生したミュータントたちをスカウトし、新チャールズ・エグゼビア学園を開いた。コスチュームは覆面にXをあしらったものに変更した。
尚、アメリカ政府及び世間からはミュータント・テロリストと看做されている。

エグゼビアを殺してしまった事実に人知れず悩み、苛まれている。一方で教授が理想としていた方法ではミュータントと人類の共存は有り得ないと考えるようになり、且つてのマグニートーのように危険な思想に傾倒していく。

またビーストがタイムスリップにより、過去からまだX-MENが5人しかいなかった頃のサイクロップスを連れて来たため、現在はサイクロップスが二人いる。若いサイクは変わり果ててしまった自分を見て愕然としている。

家族

活躍が長いため後づけ設定が多く、また遺伝子に目をつけるヴィランが多いため、血縁関係はネタにされるほど複雑になっている。
未来や異次元から彼の子供が現れることも。

弟にハボックヴァルカン(後からいたことになった)
恋人〜妻としてはジーン・グレイマデリーン・プライヤー
恋人には元ヴィランのホワイトクイーンことエマ・フロスト。
息子はケーブルことネイサン・サマーズ。ネイサンの養女はホープ
エイジ・オブ・アポカリプスの世界でサイクロップスとジーンの遺伝子を掛け合わせて作られたクローンがX-MANことネイト・グレイ。
その他、様々な血縁者や関係者が後づけ設定で登場する。

実写映画

実写映画ではX-メン(実写映画)を始め、旧三部作に登場。ジェームズ・マーズデンが演じた。
  • この映画版でのあまりに不遇な扱いから、主にネットでスットコさんという愛称をつけられた。