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ジュビリー - (2019/12/29 (日) 21:43:17) の編集履歴(バックアップ)


ジュビリー (Jubilee) / ジュビレーション・リー Jubilation Lee

(キャラクター名、マーベル)

初出:Uncanny X-Men #244 (1989年5月)
種族:女性、ミュータント→装備で強化した人間→吸血鬼
旧コードネーム:ワンドラ(Wondra、ニューウォリアーズとして)

概要

中国系アメリカ人の女の子。「ジュビリー」とは元々聖書の言葉で「祝祭」などの意味がある。
手から「花火」と称する爆発する火球を無数に放出する能力を持っていた。
この能力を使ってハリウッドのショッピングモールで大道芸のようなことを(無断で)やり、生活していた。ショッピングモール側はこれを迷惑がり、ミュータント狩りのチーム「M−スクアッド」に依頼して排除しようとする。しかしたまたま現れたX-MENたちに救出され、勝手について行って仲間になった。

当時X-MENはオーストラリアに本拠地を置いていたが、オーストラリアではウルヴァリンリーバースに捕らえられていた。ジュビリーはウルヴァリンと、マドリプールまで逃亡。この逃亡生活の中で、ウルヴァリンとジュビリーは父娘のような関係となって、(非公式に)ウルヴァリンのサイドキックになった。

「花火」の能力は破壊力もあり、潜在能力も高いが目くらまし役になることが多かった。
(ジュビリーは「花火」の威力に、何らかの心理的なブロックがかかっていた。この能力をシンクが使ったところ、大爆発が起きている。)
なお、エマ・フロストは、「花火」が一種の核爆発であるのを見抜き、高く評価していた。

後に10代のミュータントグループ「ジェネレーションX」の中核メンバーになった。

M-Day以降

M-Dayで能力を失い、他の元ミュータントたちとニューウォリアーズ(第四期)に参加。
腕力を増強するスーツを与えられ(ウィザードのものとされる)、ワンドラを名乗る。

その後吸血鬼の戦いに巻き込まれ、吸血鬼になってしまった。

何やかんやあってジーン・グレイ学園に参加。
ショーゴと名付けた捨て子の赤ちゃんを拾い、養子として育てている。

2016年後半のMarvel Now II展開では、ヘルキャットの事務所でアシスタントをしながら、彼女のサイドキックとして活躍している。
ただしX-MEN系の表紙に描かれていたので、そっちにいくかも知れない。

ジェネレーションX(2017)

キティ・プライドの要請で、次世代ミュータント(X-MENになれなかった「愛すべき負け犬たち」?)の指導官として再びミュータントチームに戻り、キッド・オメガアイ・ボーイベンジャミン・ディーズネイチャー・ガールブリング!ヒンドサイトという面々を鍛える。エンプレートと合体したMが登場し、戦いの中で吸血鬼の部分が日光に当たって消失し、深手を負ったもののそれまで飲んでいた血液により命を取り留め、元に戻ることができた。

トリビア

  • 「算数不能(ディスカリキュリア)」という、先天的に算数を解くことができない発達障害(例えば、計算のための短期記憶ができない、計算記号が何を意味しているか分からない、など)である。
  • 体操が得意で、将来はオリンピック選手を嘱望されていた。
  • トレードマークの、でかい黄色いコートは、逃亡先で拾った衣服の一つである。
  • X-Factor(当時)のブンブンと、性格やパワーがもろに被っているので、お互い嫌っていた。
  • ストームのチームに参加した時に、食堂でブリング!にいきなりキスをされた。また、バトルワールドの「ランナウェイズ」に出ていた異次元のジュビリーは、突っかかってくるフロストバイト(女)に「私のこと、嫌いだろ!」と言われて、「嫌いじゃないよ」といきなりキスをして黙らせた。このあたりからジュビリー=同性愛者説がでてきている。

アニメーションのX-MEN(1992年版)

1992年(日本は1995年)に放送されたX-MENのアニメーション版では、準主役の扱い。
「アニメーション版といえば、ジュビリー」ということで、バトルワールドやミニシリーズの「X-MEN '92(アニメ版のX-MENの世界)」では表紙に載っていた。


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