ダニエル・ケッチ(Daniel Ketch) / ゴーストライダー(Ghost Rider)

(キャラクター名、マーベル)

初出: ゴーストライダーとして、Ghost Rider Vol 3 #1 (May, 1990年5月)
属性: 精霊(悪魔)が取り憑いた人間→復讐の精霊、男性、地球人、アメリカ人

ジョニー・ブレーズに続き、ゴーストライダーとなった。
後に、青い業火を纏うようになった。

概要

ダニエル・ケッチは、姉のバーバラに守られてばかりの臆病で内気な青年だった。
しかし、デスウォッチ率いるギャングが、キングピンのシマを荒らしているところに巻き込まれ、姉が撃たれて重体となる。姉と共に逃げ込んだスクラップ置き場で、ゴーストライダーのバイクと出会い、ガスキャップ(実は、力のメダル(Medallion of Power))が光っているときに触れ変身する。以後、ゴーストライダーに変身し悪と戦うようになる。デスウォッチとキングピンの争いでは、デスウォッチの用心棒として加わっていたブラックアウト(リリン)を業火で焼いた。しかし、その復讐で、姉のバーバラが入院中のところをブラックアウト(リリン)に襲われ死亡する。

実は、(ジョニーの実の父親として知られる)バートン・ブレイズと、ナオミ・ケイルの息子で、ジョニー・ブレイズの実の弟。

ナオミ・ケイルは、ノーブル・ケイルという祖先の精霊に強制的に結びつけられているため、この呪いによりある種のゴーストライダーを生み出す運命にあった。ナオミはこれをかわすべく手を尽くしたが、ことごとくメフィストに打ち破られた。ケアテイカーという人物に勧められて、ジョニーをサーカスに残し、バーバラとダニエルをフランシス・ケッチに里子として出した。ナオミ自身もゴーストライダーになったことがある。

ジョニー・ブレイズは、自分が悪魔ザラトスから逃れられていたときに、ダニエル・ケッチがゴーストライダーになったことから、再びザラトスが現れたと考え始末しようとしたが、ダニエル・ケッチの血縁を知り、さらにダニエル・ケッチがノーブル・ケイルと結びついてゴーストライダーになったことを知る。

なおナオミ・ケイルの従姉妹に、魔女ジェニファー・ケイルがおり、ジョニー、ダニエル、バーバラの母親のような従姉妹として付き合っていた。

能力

相手の犯してきた罪を精神的ダメージとして送り込む、燃える瞳「ペナンス・ステア」が使える。
(ただし、ペナンス・ステアは、盲目のもの、ドラッグを使っているもの、魂のないもの、シンビオートと一体化しているものには効果がない)
主に身体に巻きつけたチェーンを武器として戦う。
鎖は思うように動かすことが可能で、一つ一つバラバラにして弾丸のように射出する事もできる。
バイクは粉々になったとしても、念じるだけで元の姿に修復される。

邦訳

昔、小プロの邦訳版が(切りが良かったのと、リニューアル版だったので?)ダニエルが主役のものを邦訳したので、日本では以前は彼のほうが有名だった。
メフィストの息子であるブラックハートとの戦いで、パニッシャーウルヴァリンと手を組んだエピソードは邦訳本にも収録され、特に人気のエピソードとなっている。
「マーベルズ」で一番最後に出る(後の)ヒーロー。子どものころ自転車で新聞配達をしていたところ、一緒に写真に収まる。


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最終更新:2023年02月06日 08:52