ファイアーロード(Firelord) / ピレウス・クリル(Pyreus Kril)

(キャラクター、マーベル)

初出:Thor #225 (1974年7月)
属性:ザンダー星人→ギャラクタスの力で超人化、男性

概要

元ザンダー星の宇宙探査船の一等航宙士。ギャラクタスの第三のヘラルド(先触れ)に選ばれた。
彼はザンダーの探査船に航宙士として乗っていたが、上司で友人でもあった船長のガブリエル・ランが消える事件が起こる。実は、船長はギャラクタスの二番目の先触れ、エア・ウォーカーになっていた。
ガブリエル・ランを探した結果、ギャラクタスの船とギャラクタスを発見する。クリルの勇敢さを気に入ったギャラクタスは、ヘラルドの運命をクリルに伝えたが、クリルはギャラクタスの力により新たなヘラルド、ファイアーロードとなることを選んだ。
クリルは、ガブリエル・ランがヘラルドのエア・ウォーカーとなったことと、その運命ー死亡して自動人形となったこと、それも今はいないことを知った。その上で、ギャラクタスはファイアーロードを地球に向かわせた。

地球では、ソーがアスガルドのロボット、デストロイヤーをヘラルドとして差し出す代わり、ファイアーロードをヘラルドの任から解くようにギャラクタスを説得、ファイアーロードはヘラルドの任を解かれた。

しばらく地球に逗留したが、(シルバーサーファーのように罰として地球に閉じ込められたのではなく)自由に出入りすることができた。故郷のザンダー星に戻ってみると、宇宙海賊のネビュラによってザンダー星は破壊されていた。ネビュラをアベンジャーズが止めようとしていたが、ファイアーロードも対ネビュラ戦に参加。当時アベンジャーズの一員だったスターフォックス(エロス)と知り合うが、スターフォックスは、ネビュラサノスの孫である可能性を否定しきれず、そうすると自分の身内が(また)大殺戮(ネビュラは、ザンダー星だけでなく他の星も破壊)をやらかしたということで、ファイアーロードと組んで追跡。ザンダー星のノヴァ・コア最後の生き残りであったスーパー・ノヴァが、復讐心と力への欲で暗黒面に堕ちており、これとも戦う羽目になった。

アナイアレーション展開では、他の元ヘラルドたちとともに同盟軍に参加してアニヒラスと戦った。

(別次元扱いになるが)31世紀まで生き延びており、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(第一期)に参加している。

外見と能力

他のヘラルドと同じようにコズミックパワーを持つ。
炎の髪の毛をもち、全身赤色に輝いている。
股間は見えないものの、ムキムキの裸体(場合によっては、レオタード風や海パン風の衣装があるときもある)。
両端に火炎をまとったバトンを持っており、これがシルバーサーファーのボードのような役割をする。
なので、ファイアーダンスのダンサーのようである。


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最終更新:2020年07月19日 17:37