ダイモン・ヘルストローム(Daimon Hellstrom)

(キャラクター、マーベル)

初出:Ghost Rider (Vol. 2) #1 (1973年9月)
属性:サタンの息子、男性

概要

媒体によっては”ヘルストーム”(Hellstorm)とも表記される。別名「サン・オブ・サタン」(サタンの息子)。

マサチューセッツ州グリーンタウン*1のファイアレイク近辺で生まれ、自身の出生を知るまで司祭になるつもりだった。
肉体的特徴は、胸の逆五芒星(描き手によって、正五芒星で描かれるときもある)のバースマーク。手に悪魔のフォークを持ち、地獄の扉を開くこともできる。この胸のバースマークを見せることが多く、上半身裸で戦うことも多い。
赤毛だが、髪の毛が炎になるときもある。最近はスキンヘッドにあごひげスタイル。

サタンが人間界とつながるため、人間の女性に産ませた子供。しかし、ダイモン本人は人間性を保っている。
なお、サタナという妹もいるが、こちらは完全に悪落ちしてサキュバスになっている。

オカルトヒーローに分類されるキャラだが、ヴィランとしての側面も強い。
意外かもしれないが、神/悪魔/人間の争いには人間の側に立っている。
一度、サタン(父)を追い払い、その座を奪ったことがある。
サタンとの親子仲は徹底して悪い。親子再会の度に悪魔たちが駆り出され大騒ぎに。「サタンさま、何の騒ぎですか!」「単なる親子の再会よ!」

ディフェンダーズに参加し、当時バツイチのヘルキャットを見初め結婚。引退して二人でオカルト探偵をやっていたが、ダイモンの本性に触れたヘルキャットが自殺する。このため「死が二人を分かつまで」という婚姻の誓いを文字通り受け取って、ヘルキャットとの縁が切れた...はずだった。
だが、ヘルキャットの復活後、きっぱり手を出すのをやめるかと思いきや、意外と未練たらたらである。
ヘルキャット「えっ?マジ?ダイモンがそんなこと言ったの?」
ヘディー「マジマジ!」...って相手はサタンの息子だぞ。

ドクター・ストレンジがソーサラースプリームの称号を失った際、後継争いに巻き込まれたりする。

一時期付き合っていた恋人ジェイン・カッターとの間に娘のデモナがいる。

能力

様々な魔術の使役や超常現象の感知が可能。また、悪魔の魂「ダークソウル」を活用することで高い身体能力を発揮できる。
武器は異次元の精神感応金属「ネテラニウム」で作られたトライデントで、これを媒介として超常的な炎「ソウルファイア(ヘルファイアとも呼ばれる)」を増幅して攻撃や飛行に使うことが多い。
移動手段にかつては馬(型の悪魔)三頭立ての戦車を使用していた。それを失ってからは燃え盛る馬(型の悪魔)イブリスを使っている。

トリビア

  • バイセクシャルらしい。


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最終更新:2022年09月01日 19:41

*1 架空の町