スパイダーマン(Supaidāman) / 山城拓也(Takuya Yamashiro)

(キャラクター、マーベル)

初出:東映版「スパイダーマン」第1話「復讐の時は来たれり!撃て鉄十字団!!」(1978年5月17日)
属性:宇宙人のエキスを注入された人間、男性、日本人

概要

「地獄からの使者、スパイダーマン!」

1978年から1979年にかけて日本で放送された東映の特撮版「スパイダーマン」の主人公。
後にマーベルではマルチバースの1つとしてEarth-51778のスパイダーマンと分類された。

設定

悪の組織、鉄十字団に父を殺され洞窟に閉じ込められたところを、先に鉄十字団に自分の星を滅ぼされ幽閉されていたスパイダー星人ガリアと出会い、ガリアと父の復讐のためスパイダー星人の持つエキスを注入し、スパイダーマンとなった。単身の戦闘力の他、スパイダー星人の宇宙船が変形する巨大ロボットレオパルドンを操縦し、「宇宙最強の兵器」という噂のあるソードビッカーを投げつける。
地球人としての職業は、オートレーサー。

上記の通り本来のアメコミ版スパイダーマンとは相容れない内容のため、本国のマーベル関係者の中でも賛否両論の評価を与えられていた。
そんな中で2009年からマーベルのオフィシャルサイトで無料配信されていた時期もあった。

『スパイダー・バース』で本家マーベルコミックへの登場

マルチバースからあらゆるスパイダーマンが集結するクロスオーバー"Spider-Verse"ではレオパルドン共々登場し、ファンを驚かせた。巨大ロボットレオパルドンも登場し最終決戦兵器の役割を果たした*1

スパイダー・ゲドン

2018年には"Spider-Verse"の続編となるクロスオーバー"Spider-Geddon"が展開され、オムニバス方式のタイ・イン誌"VAULT OF SPIDERS"の中で7ページにわたる新作漫画が公開された。文字は横書きではあるものの白黒に日本語の描き文字などが配置され、タイトルは78章*2『最終銀河戦』と日本語で銘打たれていた。内容はモンスター教授との宇宙での最終決戦というものでしっかり敵を倒して終わるが、最後に「つづく」と日本語で表示されて終わる。

その後、インヘリターズとの戦いのためスペリオル・スパイダーマン(中身はドクター・オクトパス)率いる「インヘリターズを殺す選択ができるチーム」のメンバーとしてスカウトされる。
このとき、巨大な怪物とレオパルドンで戦闘中に現れたスペリオルに「時間の無駄だから最初からソードビッカーを使え」と身も蓋もないことを言われてしまう。

トリビア

山城拓也の特長はでかいブレスレットで、スパイダースリング投射だけでなく、コスチュームをたたんで収納しているなどほかのスパイダーマンにない特徴がある。
近年、スパイダーマン(東映版)の見直しなどで、特に東映版のスパイダーマン(およびその主人公)を書くとき、"Supaidāman"と日本語風に書くことがある。


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最終更新:2023年07月03日 01:33

*1 出たそうそう、敵に「ヤバイ」と感づかれ一斉攻撃であえなく撃沈。スパイダーマン2099とレディー・スパイダーが懸命の修理を行い、最終決戦には間に合った

*2 特撮版は41話で完結している