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ヘラ(Hela)

初出：Journey into Mystery #102(1964年1月）
種族：アスガーディアン

概要

アスガルドの死の女神。
九世界の１つニフルヘイムと、その中にあるヘルを統べる女王である。
神話ロキと巨人族の魔術師アンガーボーダの娘とされるが、実際にはさらに複雑な出自が語られる。また、オーディンと失われた女神の子という説もある。

アスガーディアンが死ぬと魂を引き出し、死の国へ誘う役割を担う。
このとき、戦いの中で勇敢に死んだ者はヴァルハラへ、不名誉な死者は氷と霧と寒さの地ニフルヘイムへ、名誉も不名誉もない死者はヘルに送られる。
ヘルはニフルヘイムの一部であり、両地域に送られたものはヘラの支配下にあるが、ヴァルハラに送ったものをヘラが支配することはできない。

経歴

初登場時はアスガルドを襲い勇敢に死んだ蛮族の王ハロキンをヴァルハラへと誘った。

能力

アスガーディアンとしての身体能力、回復力、不死など
アストラル投影
魔術：エネルギー照射、浮揚、タイムトラベル、幻影などあらゆるアスガルドの魔術を操る
栄光の手：アスガーディアンですら殺傷できる強力なエネルギー照射
タッチ・オブ・デス：死に瀕しているアスガーディアンから魂を引き出す力。ただし健康な相手に死をもたらすことも可能。

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実写映画版

実写映画では「マイティ・ソー バトルロイヤル」に登場。ケイト・ブランシェットが演じた。
こちらではオーディンの最初の子であり、ソーとロキの姉という設定になった。
オーディンによって封印されていたが復活し、アスガルドの王の座を狙ってソーと敵対した。

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