本当はスゴイIMF融資

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本当はスゴイIMF融資」(2009/05/06 (水) 17:40:14) の最新版変更点

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---- 麻生首相が「IMFにお金を出した」という話はご存知でしょうか。 この情報自体、あんまり知られていないんじゃないかと思われます。 詳しくは本家:[[「IMFの真実」>http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/454.html]]をご覧ください。 一言でいうと、&size(large){麻生首相グッジョブ}です。 日本では使えない&bold(){「外貨準備」}という資産を、 IMF融資という最も有効な形で使おうというものです。 しかし、これって経済の問題だから、 いくら説明されても&bold(){分からんものは分からん!}と &font(red){発狂}してしまう方もおられることと思います。 専門用語とか、意味わかんないし…。 何なのさ、「IMF」とか「外貨準備」とかってさ。 そういうわけで、 例によってここでもこの「IMF融資」の効果について&bold(){カンタンに}説明していきたいと思います。 *■外貨準備って何? ---- 上記の「外貨準備」というもの。 これはものすごく単純に言うと、日本の財務省や日本銀行が所有している、 &bold(){外国(アメリカ)のお金}です。 日本の企業が外国でお金を稼いでくると、 そのお金を日本で使うためには、&bold(){ドルから円に両替しなければなりません。} ドルのままでは、日本国内では使えませんからね。 「ドルを円に両替する」ということは、 ドルで円を買う、&bold(){ドルを売って円を買う}、ということです。 しかし、稼いできたお金がスゴイ高額だったりする(企業がスゴイ儲かっている)と、 ドルがたくさん売られ、円がたくさん買われることになります。 すると、どうなるか。 ドルが売られ、円が買われるということは、 ドルはいらない、円が欲しいという人が多いということになります。 すると、&font(red){市場にはドルが有り余り、円が不足する}ということになります。 皆が欲しがる物、数(量)の少ないものは、お値段が高くつきますね。松茸とか、そうですね。 逆に皆がそこまでいらないもの、数の多いものは安いですね。 経済が全然分からない、という人は、とりあえずこの原理と同じようなものとお思いください。 つまり、ドルが売られ、円が買われれば ドルの価値が下がり、円の価値が上がってしまう。 &font(red){円高ドル安}ってやつです。 そこで、財務省や日本銀行がその分&font(blue){円を売ってドルを買う}のです。 すると、ドルの価値がまた上がり、円が下がります。 これで一安心。 さて、日本にはこうして貯めた「外貨準備」がたくさんあります。 世界第二位です。 こんな莫大な外貨準備を、日本国内の景気対策に利用する、つまり &font(red){莫大なドルを売り、莫大な円を手に入れる}なんてことをしたら、どうなるか。 &size(large){ドルが大暴落し、アメリカ経済は破綻します。} だから、景気対策には外貨準備は使えないのです。 せっかくたくさん資産があるのに、使えない。どうにかならないか。 そこで、政府は&font(b,blue){IMFに貸し出す}という答えを出したのです。 *■IMF融資ってどういうこと? ---- ***IMFとは 国際通貨基金(こくさいつうかききん、International Monetary Fund, IMF)は、 通貨と為替相場の安定化を目的とした国際連合の専門機関。 (本家よりコピペ) ごく単純に言うと&bold(){世界の銀行}です。 お金に余裕のある国がIMFにお金を貸し出すことで、 お金がなくて破綻しそうな国が、そこから借金することができます。 と聞くと、 じゃあIMFにお金を貸した日本はお金に余裕があるとでも言うのかい? 日本だって派遣切りとかいろいろ経済的にヤバイじゃん! 何勝手に&bold(){国民の税金}外国にあげちゃってんの!! とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。 残念、 &size(large){IMF融資は、日本のオイシイとこどりです。} 何しろ、IMFに貸し出すのは国民の税金ではなく、上記の「外貨準備」です。 &font(blue){日本には全くマイナスになりません。} しかもこのIMFという機関、 &bold(){借金の取立てが超厳しい}のです。 借りたお金は絶対何が何でも100%返さなければなりません。 お金を返すためなら、国の法律を変えるとか税金を上げるとか、 国民にかなり負担になるようなことも強要されます。 というより、そうまでしないとそもそもお金を貸してくれません。 貸した側からしてみれば、&font(blue){確実にお金が返ってくる}わけですから非常に頼りになる機関ですね。 そして、IMF融資の提案によって日本は &font(b,blue){世界経済の建て直しに大きく貢献した}と賞賛されます。 世界における日本の立場、存在価値がはねあがります。 別に、特に苦労もしていないのに、です。 ついでに、世界経済がそれで回復すれば、当然日本にとっても良いことです。 麻生首相、大手柄です。 ちなみに、これはお金の話ですから当然、財務大臣のお手柄でもあるわけです。 そう、&bold(){中川昭一前大臣の}。 中川氏について、 日本のマスコミは「もうろう会見」やら「バチカン失態」ばかりを取り上げています。 &font(red){「世界の恥」}呼ばわりです。 しかし世界はそんなことより、 &font(blue){世界経済の回復に必要不可欠な大臣}を &font(red){会見に失敗したというだけで辞めさせる日本}にびっくりしています。 たった一度のミスで、有益な大臣を切り捨ててしまう、心狭き日本…。 &size(large){反省しましょう。} *■一方、民主党は… ---- &bold(){「外貨準備」が日本国内の景気対策には使えない}、という話は上で述べました。 そう、アメリカが破綻し、世界が大混乱するからですね。 それを踏まえて、民主党の案を聞いてみましょう。 &font(b,red){「外貨準備」を国内の景気対策に使うそうです。} こういうのを、&size(large){金融テロ}といいます。 さらに、なぜかIMFを介さず&font(red){「特定国への二国間支援をしよう」}とまで言いました。 なぜ、IMFを介さずして?特定国って? この「特定国」とは、過去にIMFへの借金返済でボロボロになり、 日本に泣きついてきた国のことです。 また、日本に借りたお金を返さない、しかも未だに日本に対して &font(b,red){謝罪や賠償を求めてくる}国です。 そんな国に、返ってくる保証のないやり方でお金(しかもこの場合は&bold(){税金})を貸す、民主党。 一体、「どこの」国民の生活が第一なんでしょう。 ----
---- 麻生首相が「IMFにお金を出した」という話はご存知でしょうか。 この情報自体、あんまり知られていないんじゃないかと思われます。 詳しくは本家:[[「IMFの真実」>http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/454.html]]をご覧ください。 一言でいうと、&size(large){麻生首相グッジョブ}です。 日本では使えない&bold(){「外貨準備」}という資産を、 IMF融資という最も有効な形で使おうというものです。 しかし、これって経済の問題だから、 いくら説明されても&bold(){分からんものは分からん!}と &font(red){発狂}してしまう方もおられることと思います。 専門用語とか、意味わかんないし…。 何なのさ、「IMF」とか「外貨準備」とかってさ。 そういうわけで、 例によってここでもこの「IMF融資」の効果について&bold(){カンタンに}説明していきたいと思います。 *■外貨準備って何? ---- 上記の「外貨準備」というもの。 これはものすごく単純に言うと、日本の財務省や日本銀行が所有している、 &bold(){外国(アメリカ)のお金}です。 日本の企業が外国でお金を稼いでくると、 そのお金を日本で使うためには、&bold(){ドルから円に両替しなければなりません。} ドルのままでは、日本国内では使えませんからね。 「ドルを円に両替する」ということは、 ドルで円を買う、&bold(){ドルを売って円を買う}、ということです。 しかし、稼いできたお金がスゴイ高額だったりする(企業がスゴイ儲かっている)と、 ドルがたくさん売られ、円がたくさん買われることになります。 すると、どうなるか。 ドルが売られ、円が買われるということは、 ドルはいらない、円が欲しいという人が多いということになります。 すると、&font(red){市場にはドルが有り余り、円が不足する}ということになります。 皆が欲しがる物、数(量)の少ないものは、お値段が高くつきますね。松茸とか、そうですね。 逆に皆がそこまでいらないもの、数の多いものは安いですね。 経済が全然分からない、という人は、とりあえずこの原理と同じようなものとお思いください。 つまり、ドルが売られ、円が買われれば ドルの価値が下がり、円の価値が上がってしまう。 &font(red){円高ドル安}ってやつです。 そこで、財務省や日本銀行がその分&font(blue){円を売ってドルを買う}のです。 すると、ドルの価値がまた上がり、円が下がります。 これで一安心。 そんなこんなで、日本にはドルが貯まっていったわけです。 企業の皆さん、頑張ってますね。 さて、日本にはこうして貯めた「外貨準備」がたくさんあります。 世界第二位です。 この資産を日本の景気対策に利用しようと思うと、 このドルを円に両替しなきゃいけませんね。 こんな莫大な外貨準備を、日本国内の景気対策に利用する、つまり &font(red){莫大なドルを売り、莫大な円を手に入れる}なんてことをしたら、どうなるか。 &size(large){ドルが大暴落し、アメリカ経済は破綻します。} だから、景気対策には外貨準備は使えないのです。 せっかくたくさん資産があるのに、使えない。どうにかならないか。 そこで、政府は&font(b,blue){IMFに貸し出す}という答えを出したのです。 *■IMF融資ってどういうこと? ---- ***IMFとは 国際通貨基金(こくさいつうかききん、International Monetary Fund, IMF)は、 通貨と為替相場の安定化を目的とした国際連合の専門機関。 (本家よりコピペ) ごく単純に言うと&bold(){世界の銀行}です。 お金に余裕のある国がIMFにお金を貸し出すことで、 お金がなくて破綻しそうな国が、そこから借金することができます。 と聞くと、 じゃあIMFにお金を貸した日本はお金に余裕があるとでも言うのかい? 日本だって派遣切りとかいろいろ経済的にヤバイじゃん! 何勝手に&bold(){国民の税金}外国にあげちゃってんの!! とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。 (だって、マスコミがそう言うから) 残念、 &size(large){IMF融資は、日本のオイシイとこどりです。} 何しろ、IMFに貸し出すのは国民の税金ではなく、上記の「外貨準備」です。 &font(blue){日本には全くマイナスになりません。} しかもこのIMFという機関、 &bold(){借金の取立てが超厳しい}のです。 借りたお金は&font(red){絶対何が何でも100%返さなければなりません}。 お金を返すためなら、国の法律を変えるとか税金を上げるとか、 国民にかなり負担になるようなことも強要されます。 というより、そうまでしないとそもそもお金を貸してくれません。 貸した側からしてみれば、&font(blue){確実にお金が返ってくる}わけですから非常に頼りになる機関ですね。 そして、IMF融資の提案によって日本は &font(b,blue){世界経済の建て直しに大きく貢献した}と賞賛されます。 世界における日本の立場、存在価値がはねあがります。 別に、特に苦労もしていないのに、です。 ついでに、世界経済がそれで回復すれば、当然日本にとっても良いことです。 麻生首相、大手柄です。 ちなみに、これはお金の話ですから当然、財務大臣のお手柄でもあるわけです。 そう、&bold(){中川昭一前大臣の}。 中川氏について、 日本のマスコミは「もうろう会見」やら「バチカン失態」ばかりを取り上げています。 &font(red){「世界の恥」}呼ばわりです。 しかし世界はそんなことより、 &font(blue){世界経済の回復に必要不可欠な大臣}を &font(red){会見に失敗したというだけで辞めさせる日本}にびっくりしています。 たった一度のミスで、有益な大臣を切り捨ててしまう、心狭き日本…。 &size(large){反省しましょう。} *■一方、民主党は… ---- &bold(){「外貨準備」が日本国内の景気対策には使えない}、という話は上で述べました。 そう、アメリカが破綻し、世界が大混乱するからですね。 それを踏まえて、民主党の案を聞いてみましょう。 &font(b,red){「外貨準備」を国内の景気対策に使うそうです。} こういうのを、&size(large){金融テロ}といいます。 さらに、なぜかIMFを介さず&font(red){「特定国への二国間支援をしよう」}とまで言いました。 なぜ、IMFを介さずして?特定国って? この「特定国」とは、過去にIMFへの借金返済でボロボロになり、 日本に泣きついてきた国のことです。 また、日本に借りたお金を返さない、しかも未だに日本に対して &font(b,red){謝罪や賠償を求めてくる}国です。 そんな国に、返ってくる保証のないやり方でお金(しかもこの場合は&bold(){税金})を貸す、民主党。 一体、「どこの」国民の生活が第一なんでしょう。 ----

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