カードトレードの話題で上がる用語知識


鮫(鮫トレード)

語源は「人を食い物にする人」「詐欺師」を意味する「鮫(shark)」から来ているトレーディングカードゲームなどでは御なじみの造語。基本的にはトレード初心者などの知識の浅い人間相手に、さも適正なレートのように偽って、法外な条件でのトレードを成立させるような行為。シャークトレードとも言う。
例「眠り姫アルマ輝煌星シリウスは同じシリーズのシルバーカード同士なので1:1で交換になります。」
また、そういった初心者を狙ったかのような、あからさまに希望と提供の釣り合いの取れていないトレード要請記事も「鮫」と呼ばれます。

グッピー(グピ)

「鮫」の反意語で高レートカードで低レートカードを募集するようなトレード申込者、或いはその書き込みに対して使われる言葉。鮫に食い物にされる小魚に例えこの名前がついたらしい。鮫行為とは違い基本的に害はないのでつつかれる事もなく、また当然絶好のカモであるのであっという間に多数の申し込みが入り、取引もアッサリ終わる事が多い。本人が知らなければ例え傍目にはカモられたのだとしても、これほど気持ちの良い取引もないかもしれない。

釣り

明らかに条件が破綻していて、あからさまに交換の意思のないトレード希望の書き込みの事をこう呼ぶ事がある。グッピーを通り越したような、行き過ぎた好条件トレードの書き込みは「釣りか?」と警戒される。釣りの目的は大体「鮫を狙って、もの凄い条件で申し込んで来た人間を見たり、晒したりしてせせら笑う。」と言う愉快犯的な行為である事が多い。万が一、本気でそのような(やたらと好条件)のトレードを行いたい場合は、必要がなくても釣り合いが取れるだけのカードも募集し、有る程度は適正レートに合わせた条件にした方が無難である。そうで無ければ常識的なコレクターは釣りを警戒し、申し込みを躊躇する可能性が高く、また、問題の多いコレクターほどそういうトレードには積極的にアクセスしてくる傾向があり、色々とトラブルの原因ともなりかねないからである。

郵便事故詐欺

トレードの際、カードの発送に普通郵便を使った際に起こる事がある詐欺行為。相手はカードを送っていないにも関わらず、「確かに送った」と嘘をついて、さもカードが届かないのは郵便事故で郵便局が紛失したように言って有耶無耶にする行為。この場合、証拠なども一切ないので、残念ながら諦めるしかない。逆のパターン、すなわち手元に届いているのに「届いていない、カードを返せ」と言う物もある、この場合は普通郵便であっても窓口から出してレシートを貰っていれば調査はしてもらえるので、相手に「郵便局に調査を依頼して結果を待ってから対応致しますので、ご協力下さい。」と返事をして郵便局に調査をしてもらうと良い。詐欺行為を働こうとしている人間なら調査が出来る事を知らせた段階で折れて来る事が多い。

ピントレ

1:1同士の交換を指す言葉。ピン(pinta)とはポルトガル語の「1」を意味する単語である。

コンプ

「完成した」を意味する「complete」の略語、「フルコンプ」とも言う。コレクションなどではシリーズアイテムが全て揃った事を意味する。それに対し、SPやシークレットなど番外となるアイテムが入っていない物をセミコンプと言う。「セミ(Semi)]は英語で「半分」などを意味する接続語であるので厳密には用法は違っている。ちなみに、ノーマルアイテムが欠損している物は一般的には「セミコンプ」とは言わない。

無限収集(無限)

その物の意味である。特定のカードを無制限に集める行為を指す。大抵は自分の好きなキャラクターのカードを集める事が多いので、ポラリスアルマアスタロットシェイド?などの人気カードがその対象になり易いが、コンプ以外に収集の目的を作る為に、敢て目立たないカードで無限をするコレクターもいる。また、無限まで行かない物の好きなカードを9枚集めるコレクターも多い。これはコレクションファイル?のポケットが大抵9個である事から、1ページをそのキャラクターで埋める事により充実感を得る為に行われる収集法である。
なお、人によって目標数はまちまちであるが,ゾロ目,キリ番,108,256などのおなじみの数字が多いようである。

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最終更新:2008年11月13日 18:00