民主主義体制で、二院制(衆議院・参議院)である。1959年から
保守連合党と
民主労働党との二大政党制が確立していたが、1992年に首都航空違法献金事件で保守連合党や民主労働党の大物議員らが逮捕されたことで二大政党への国民の不信感が増大した。しかし保守党や民主労働党の幹部は十分な対策を行わなかった。これに対し反発した一部ベテラン議員や若手議員が党を離党し
社会改革党、
改革民主、
新党平和の声、
労働の会、
政界クリーン党が結成された。離党を行わなかった議員にも幹部への不信感が増大し1993年には保守連合党の元幹事長らが内閣不信任案を衆議院に提出した。不信任案は解散に否定的な保守連合党と民主労働党が全体の3分の2の議席を占めているため当初は否決かと思われたが、現役閣僚の一部や中堅議員が否決に賛同し予想外の解散となった。二大政党両党はそれぞれ否決に賛同した議員の処分を行ったが、さらに離党を加速させてしまい、選挙では二大政党の議席数は全体の3分の1以下と大敗北し二大政党制は終わりを迎え多党制へと変化していった。現在は新党民主会議、未来栄光党、社民連合党、無所属クラブ、スポーツ新党の連立内閣。
各政党の議席数
主なミニ政党
解散した政党
立法組織
最終更新:2009年09月05日 16:46