USL-5Pにsamba 導入
今度は、USL-5Pにsambaを入れる。
ここiTunes連携からSamba導入まで──挑戦者「白箱」をぷちHackしてみた(後編)の通りでほぼOK。
すでに deb のありかは分かっているので、samba-common、samba、libcupsys2-gnutls10、swat を入れる。samba-commonとsambaの時には設定画面が出てくる(ってことは、ncursesが入っていないとエラーになるのかな?)
このままだと、swatが自動では立ち上がらないので、Sambaで始めるWindowsファイルサーバー入門に書いてあるように、/etc/initd.conf の行をコメントを外す。sambaは設定のときにdaemonとしておいたら大丈夫。
後は、swatで設定すればそのままで使えるようになる。(結構カンタン)
USBメモリの自動マウント
このままだと、USBメモリを挿しても手動でマウントしないといけないので、修正する。
USL-5Pで定点カメラを作るにヒントが書いてある。
製品版だと、USBメモリをさすと自動でmountされる。(っていうか、ディスクも自動でマウントされる。)今回入れたDebianはそうならない。一応、autofsでできるみたいだけど、製品版にはautofsの設定はない。どうやっているのか不思議。
とにかく、config しなおして、AUTO_FS、AUTO_FS4 を on にして make zImage。lilo(一度これを忘れてはまった、、。)
autofsは何故か rpm しか見つからないので、alien を入れてインストール。実は alien を入れるのはとっても大変で、かなりたくさん依存関係を追いかけないといけない。でもまあ順に入れていけばよい。
で、rpmでautofsを入れると、RedHat前提の設定になっているので、/etc/rc.d/init.d/autofs から /etc/init.d に入れて、/etc/rc.S からリンクを張りなおす。autofs の中身自体も修正しないといけない。単体で起動するとエラーがでるので、無理やりデバッグしてでないようにした。
そのまえに、autofs の設定ファイルを修正する必要がある。標準に入っている /etc/auto.master と /etc/auto.misc を修正した。
/etc/auto.masterの内容
/auto /etc/auto.misc -t 60
/etc/miscの内容
usbmem -fstype=auto,user,rw,sync,umask=000 :/dev/sdb1
これで mount を見ると /auto が automount によってマウントされてるのが分かる。USBメモリを入れて、ls /auto/usbmem とすると自動でマウントされる。ls /auto だけだと見えないので注意。
samba側も設定すると見えるようになる。
セキュリティの警告
sambaで共有にしたディスクにWindowsのexeファイルを置いて実行すると、「セキュリティの警告」画面が出る。XPのSP2あたりから追加された機能らしくて、MSの技術情報などにはこれを出さない方法が書いてあるけど、その通りにならない。うっとうしいけど、とりあえず放置。
→ この件、なんとなく解決
samba上に置いたHTMLファイルをIE7で開いたら、「イントラネットゾーンはデフォルトでオフになっています。」みたいな表示が出た。これをオンにしてあげたら、以降この警告はでなくなった。IEの設定の問題だったのか???
Todo残り
プリンタをUSL-5P直結にしたい。(→ 2007-1-7 完了)