レムーリア戦・シオ見て部隊 撤退


作戦


【装備】
  • 発煙弾、閃光弾を発射。敵の視界を奪う
  • 必要ない装備は捨てて身軽になる

【地形】
  • 土山などの遮蔽物や煙幕を使い、背後から攻撃しづらくする

【体術】
  • 可能ならば、偽装工作によって敵の追撃を躊躇わせる
  • 足の遅いものを護衛と共に先行させ、殿は戦闘力の高い者が行う。
  • 脱出経路と手段を予め把握もしくは戦闘中に入手しておく。
  • 倒した敵から、敵に関する情報を出来る限り入手解析。予め頭に入れておく。
  • 情報端末やケーブルからデータの吸出しを行い、脱出経路までの見取り図を手に入れる。
  • 案内板を見る。こういう重要な物は目立つマークになっているはず。
  • どこも構造は似ているのである程度分かる
  • 使わない乗り物もあるだけ動かして囮にする
  • 迅速に脱出する為、戦闘は極力控える。
  • 隠密行動しつつ速度重視で脱出をはかる。
  • 背後を狙われる危険性もある為、必ず背後を警戒する。
  • 乗り物や設備に自動攻撃させて脱出の援護をさせる
  • 移動通路の一部を破壊して敵の足止めをはかる。
  • 敵のセンサー類を騙す為に偽装を施す
  • 車や壊れた船の残骸を利用して追撃を逃れる
  • 姿勢を低くして移動することで敵の弾に当たりにくくする
  • 死体は動きを阻害しないように背中に担ぐ

イラスト・SS

古来より、撤退は至難とされている。殿(しんがり)の部隊が殲滅され、結果として主力が遁れる事が出来れば成功とされる程に。
勝ち戦の進撃であれば、弱兵も騎虎の勢いを得る。
負け戦の敗走とあれば、勇者も臆病者に成り下る。
これは、古今の兵理。
傷つき疲れて、嵩張る装備と振り捨てて、撤退する部隊。

それでも。
秩序を喪わず、懸命に敵を支えている部隊も存在した。
互いに、敵を叩いては下がり、相互支援しつつ繰り引きの戦術を実践し、困難とされる撤退を為し遂げようとしていた。

「誰が潰走などするか! 送り狼のつもりか? 来い!」

そう叫びながら、単身で敵中に吶喊した者がいた事で、撤退が敗走に変わらずに済んだのだ。
一人でも士気盛んな者がいれば、それがどんなに愚かな突撃行為でも、残された者の士気を奮い立たせる事が出来る。
況してや、即死確実と思った愚者が、ポンポンと敵を――厳密には、敵の身体の一部を――宙に飛ばして戻って来たのであれば。
(文:竹戸 初)

参戦RP

  • 「誰が潰走などするか! 送り狼のつもりか? 来い!」 -- 竹戸 初@たけきの藩国 (2007-07-14 06:33:30)
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最終更新:2007年07月14日 16:55