ぼく、自分の知らないことがあるの、許せないタチなんですよね

セネルと初めて会った時の噴水広場におけるジェイの台詞。
突如立ち上った光の柱。遺跡船の外からやってきたというのに、内海港ではなく
階段滝のほうから現れたという事実。加えて世にも珍しい格闘系のアーツ系爪術士。
ジェイの興味を引く案件が目白押しで、思わず絡んできて漏れてしまった台詞。
彼は一見クールで現実的なようでも、中身は年相応に子供っぽいところも持っており、
この時点では仕事と言うよりも純粋な知的好奇心から絡んできたと見ていいだろう。

また「不可視のジェイ」の二つ名が示すとおり、この遺跡船において彼が知らない情報は
殆どなく、彼はそのことを誇りにも思っているため、自分の知らないことをどうしても
突き止めたいという感情は、彼のプライドにかかわるものであるとも言えるだろう。


最終更新:2011年01月15日 16:04