始まりは、
始まりの村カムランでの
ハイランド王国軍の焼き討ち。
本来は、カムランには
ローランス帝国の
白皇騎士団が常駐していた為、小競り合いで終わるはずが、
拠点としての利用価値がなくなったとして当時の白皇騎士団長
ヘルダルフに見捨てられた為、
村人が多数死亡、建物は尽く焼かれる大惨事となってしまう。
これにより、大量の穢れが生み出され、カムランで祀っていた
五大神の長・マオテラスが憑魔となってしまう。
これに絶望した先代導師ミケルは、自分と甥の
ミクリオの命を使ってヘルダルフを災禍の顕主とし、
マオテラスと融合させる呪詛をかけた。マオテラスはグリンウッド大陸の大地全てを器としているため、
短期間で穢れが大陸中に蔓延してしまった。
ここに再び災厄の時代は始まったのである。
その後、穢れを察知した
ジイジら
イズチの住民が、
母セレンの遺体が抱いていた赤ん坊のスレイと、遺体となった
ミクリオを発見。
これ以上被害が及ばないようにカムランへの道を封じ、災厄の時代に対する最後の希望とするべく、
将来の導師と陪神として二人をイズチで育てた。
また、以前より天族信仰が薄れ始め、加護天族による加護が弱まったのも一因である。