アスガード期

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登場作品

ゼスティリア

現状最も多くの事が判明している昔の時代。1350〜600年前に相当し、統一期を挟んで、初期と隆盛期に分けられる。

初期
  • 1350〜1000年前に相当する。
  • この時代の始まりはクローディン・アスガード王の大陸統一である。
  • 彼はアスガード王家の始祖となり、現代のハイランド地方を中心に人間の手により繁栄を極めた。
  • ヴィヴィア水道遺跡がその代表例であり、またコモン歴の使用を始めたのもこの辺りである。
  • 1300年前にクローディン王の死によりアスガード王家は分裂し、前ハイランド王国(この時代中に滅亡)やローグリン王国が成立。それ以降は継承争いが続く。
  • この戦乱の中で人間の文化・文明が大きく発展する。

+ ネタバレ(ベルセリアにて判明)
クローディン王は死んでおらず、誓約により長命を得て以降も対魔士として活動した。
戦乱で人間の文明が大きく発展した一方、業魔の数も増えた。
前ハイランド王国の正式名称はハイランド神聖王国であり、最期はドラゴンの怒りに触れ滅んだとされる。
これにより、炎の聖剣カリバーンを納めた試しの神殿もまた湖底に沈んでしまった。

統一期
  • 1000年前に相当する。
  • 別名「グレイスフル・アスガード」、「小統一時代」。アスガード王家の一つが大陸を統一する。
  • 大陸は一旦の落ち着きを取り戻し、約100年間平和が続くも、大規模な地殻変動が起こり、災禍の顕主導師の抗争が勃発。
  • 大陸暦がコモン暦からグリンウッド暦に改められる。

+ ネタバレ(ベルセリアにて判明)
聖主教信仰が薄くなったことで四聖主が眠りにつき、地水火風の加護が消失、全土の寒冷化が始まる。
信仰が薄れた原因は、100年の平穏の中で得られた豊かさによる人間の堕落とされる。
また、導師や対魔士が災禍の顕主に負けたことで世界に穢れが溢れ始める。

隆盛期
  • 1000年〜600年前に相当する。
  • 激しい地殻変動と混乱が大陸全土を襲う。
  • アスガード王家の末流の一つ、ペン=ドラゴニア伯が台頭し、後のペンドラゴとなる地を攻略、ローランス帝国の祖となる。
  • 現在のローランス地方を中心に繁栄する。
  • 文化は初期よりも洗練され、一部では現代よりも高水準で進んだ技術があったとされる。
  • ティンタジェル遺跡群やローランス教会神殿などがこの時代に相当する。

ベルセリア

前述の統一期が本編の時間軸に当たる。ミッドガンド王国がウェイストランドを再統一した時代。アスガード文化が隆盛を極め、約100年に渡る平和が訪れる。しかし豊かさの中で人の心は堕落。対魔士の伝承は失われかかり、聖主や聖隷の信仰も薄れていく。暦はまだコモン暦が使われている。
時の王、パーシバル・イル・ミッド・アスガードがグリンウッド暦への改暦を考えていると噂されている。
それに伴い、世界の呼称もウェイストランド(荒野)からグリンウッド(緑の森)へと変えたようだ。
更に、パーシバル王は導師や対魔士に関する情報を公式の記録から抹消している。

また、300~100年前(ゼスティリアの時代からは1300~1100年前)の大陸の覇権をめぐる
継承争いの時代は、アスガード戦国期と呼ばれる。クローディン王の死後の時代。アスガード王家は分裂し、ハイランド、ミッドガンド、ローグリンなどいくつもの王家に分かれて覇権が争われる。ハイランド神聖王国が興亡した後、ミッドガンド王国が隆盛。戦乱の中で人間の文明が大きく発展する。一方戦乱の影響で業魔も増加し、後世に伝わる数々の怪異伝承の原型が生み出されている。
200年前には、当時独立国家だったサウスガンドと併合を目論んだミッドガンドの間で南海戦争があった。
南海戦争ではミッドガンドの方が明らかに軍事力が高かったが、サウスガンドが窮地に陥る度に大嵐が起き
戦争は10年の長丁場となった。このときの嵐を「アメノチ様の怒り」「アメノチ様の神嵐」と呼び畏怖し、
ミッドガンドは併合後も長くサウスガンドのアメノチ信仰を許容していた。


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関連項目

類似項目


最終更新:2017年09月04日 07:47