※このページの内容は東方玉神楽の重大なネタバレになります。
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シナリオ #22:【桜華神社(夜)】
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シナリオ開始時
桜華神社 |
玉望 |
昼の部を勝ち上がった参加者は? |
勇那 |
広場付近で待機してるみたいですよ。 まだ時間があるのに、観客も集まり出しています。 |
玉望 |
何よりね。 それじゃ、夜の部を始めましょうか。 |
璃鈴 |
ホント、千花祭が盛況でよかったわ。 幻想郷の人達も大分コダマ遊びに慣れたようだし。 |
勇那 |
もう数ヶ月前になりますか。 結界が突然弱まって、たくさんの幻想郷の住人が 瓏界に来るようになった時はどうしようかと。 |
玉望 |
…勇那はホント心配性ね。 別に悪さをしてたワケでもないし、 どうこうなるとも思ってなかったけど。 |
勇那 |
外から見たら、コダマは十分異質でしょう。 巫女に懲らしめられる流れを 半分くらい覚悟してましたよ。 |
璃鈴 |
瓏玉が光ったりしなければ、 瓏界の存在が知れ渡ることもなかったのにね。 結界の不調か何かが原因だっけ? |
玉望 |
まぁそんな感じ。 瓏玉を埋めた犯人は未だにわかってないけど。 |
璃鈴 |
そういえば、それが一番の原因だったわね。 |
玉望 |
ま、このお祭りで瓏界の認知も広まったし。 今まで通り、のんびり暮らしてる分には問題ないでしょ。 変にコソコソする必要がなくなった分、むしろ気楽になったわ。 |
勇那 |
(「人付き合いとかめんどくさい」と外に出たがらなかったのは、 主に母様だと思うのですが) |
玉望 |
どうかした? |
勇那 |
いえ何も。 後は(主人公名)に優勝してもらうだけですね。 |
玉望 |
星鏡のこと、まだ気にしてるの? あんな偶然は二度と起きないわよ。 |
璃鈴 |
というか、起こっても困るわ。 隕石が降ってくるなんて。 |
玉望 |
もし起こったとしてもさ。 願い事云々より、千年前の夜と同じように 隕石が消滅してくれるかどうかの方が心配だわ。 |
勇那 |
まぁそうなんですけど。 …未だに疑問なんですが、星鏡って 本当に隕石を吸いこんで願い事を叶えたんですか? |
璃鈴 |
多分ね。 荒唐無稽とは思うけど、他に考えようがないし。 まぁ、詳しいことは未だに何もわからないんだけど。 |
勇那 |
当事者がこれだものなぁ…。 |
玉望 |
隕石が降ってきて、視界が真っ白になって、 気がついたら瓏界の中よ? 何が起こったかなんて、詳しくわかるわけないじゃない。 |
玉望 |
この話も何度目かしら…。 とにかく昔話はここまでにして、 さっさと移動するわよ。 |
勇那 |
わかりました、今行きます。 |
夢花 |
…それでね、その後に たくさんの星が降ってきたの! |
祢々 |
…本当に? それじゃ、今夜は流星群が見れるのかな。 |
蛍 |
りゅーせーぐん? |
風李 |
たくさんの流れ星のことよ。2人は知ってる? 流れ星が消える前に願い事を3回唱えると、 その願いが叶うんですって。 |
夢花 |
すごーい! 私、お母さんみたいな占い師になりたい! |
蛍 |
私のコダマが、おうちくらい大きくなって欲しい! |
輪華 |
世界一希少で価値のある石が欲しい… いやいや、そんな石を探す能力をもらえば幾らでも…? |
祢々 |
…輪華姉様、恥ずかしいから そんな真剣に悩むのはやめようよ。 そもそも、流星群って瓏界の中で見えるのかな。 |
輪華 |
いやいや、祢々も流れ星くらい見たことあるでしょ。 |
風李 |
瓏界を覆っている結界は特別製で、 星の光も届くから大丈夫よ。 |
蛍 |
楽しみだなぁ、りゅーせーぐん。 早く見てみたいなぁ。 |
輪華 |
夢花ちゃんの夢占いの通りなら、 決勝戦の後なんでしょ? 千花祭を観戦しながらゆっくり待とうよ。 |
風李 |
そうね、それじゃ私達も行きましょうか。 あまり遅いと場所がなくなっちゃうかも。 |
vs キスメ
クレハ |
これはまた…すごいメンバーやね。 |
こいし |
応援は私とヤマメちゃんだけの予定だったけど、 気がついたら大所帯になっちゃった。 |
さとり |
何言ってるのよ、無理に誘ったのは貴方じゃない。 私も地霊殿の管理で忙しいのに。 |
燐 |
またまたー、さとり様も誘われて喜んでたクセに。 |
さとり |
べ、別にそんなことないわよ。 変なことを言わないで。 |
ルーベル |
えーと、どちら様方? |
クレハ |
地下に住んでる妖怪さんご一行や。 今話してたのが、こいしちゃんのお姉ちゃんのさとりんと 飼い猫のお燐ちゃん。 |
ルーベル |
飼い猫って…。 |
クレハ |
そのまんまの意味やぞ。 あとの二人が、土蜘蛛のヤマメちゃんに 橋姫のパルスィさんね。 |
ヤマメ |
よろしくー。 |
勇那 |
で、桶に入っているのが対戦相手のキスメさん。 |
ルーベル |
…その桶は、趣味か何か? |
キスメ |
これは人間をびっくりさせるための商売道具だよ。 あと、狭い所にいると落ち着くの。 |
クレハ |
まぁ釣瓶落としやからなぁ。 それはさておき、地下からの参加者もいたんやね。 正直ちょっと意外やわ。 |
キスメ |
私は乗り気じゃなかったんだけど、 ヤマメがどうしても「一緒に出よう」って。 |
ヤマメ |
こいしちゃんから話を聞いて気になってたし、 面白そうだったからさ。 そしたらこの子が強いのなんの。 |
こいし |
気がついたらここまで勝ち進んでたわね。 ヤマメは予選落ちだったけど。 |
ヤマメ |
それは言わないお約束。 その分キスメが活躍してくれるはずだし。 |
キスメ |
えーと、できるだけ頑張るね。 |
勇那 |
あ、さとりさん。 アドバイスとかは無しでお願いしますね。 |
さとり |
心配しなくても、余程近づかないと 心を読めないから大丈夫よ。 …それに、アドバイスなんて不要だしね。 |
(戦闘終了) |
ルーベル |
よーし、1回戦突破! |
キスメ |
ごめんヤマメ、負けちゃった。 |
ヤマメ |
よしよし、キスメもよく頑張ったよ。 |
さとり |
(ただの式神と思っていたけど… 使用者の資質次第では、瓏界の外でも 脅威になるかもしれないわね) |
こいし |
お姉ちゃん、どうかした? |
さとり |
なんでもないわよ。 惜しかったなぁと思っただけ。 |
クレハ |
しかし、こんな賑やかな場所に さとりんが来るなんて珍しいよね。 |
さとり |
…こいしが「どうしても」って聞かなかったから。 |
燐 |
さとり様も素直じゃないですねぇ。 |
さとり |
お燐? |
燐 |
ごめんなさい、なんでもないです。 |
さとり |
…それに、瓏界の中だと私の能力も弱まるみたい。 他の人に気を使う必要がないから、ちょっと気楽なの。 普段読めてる心が読めないのは、少し違和感があるけど。 |
クレハ |
なるほどねー。 それで「近づかないと心を読めない」って言ってたんか。 |
ヤマメ |
それじゃキスメの出番も終わったし、 ゆっくり飲み直すとしようか。 行こう、キスメ! |
キスメ |
あ、ちょっと待って! それじゃまたね! |
こいし |
お姉ちゃん、私達も行こう! (主人公名)も頑張ってね、後で応援に行くから! |
さとり |
ちょっとこいし、引っ張らないでよ。 それでは失礼しますね。 |
クレハ |
あいよー。 楽しんできなー。 |
ルーベル |
…しかしまぁ、キスメって面白いね。 釣瓶落としって言うか、釣瓶滑り? |
勇那 |
つっこまなくていいよ。 本当に落ちてこられても困るし。 |
vs 響子
響子 |
こんばんはー! よろしくお願いしまーす! |
ルーベル |
うわっ、びっくりした! |
クレハ |
相変わらずいい声してるねー。 命蓮寺で一番勝ち上がったのは響子ちゃんか。 |
ナズーリン |
ああ、私は昼で負けてしまったよ。 ご主人に至っては予選で…。 |
星 |
ナズーリン、余計なことは言わないでください。 |
聖 |
まぁまぁ、その分響子に頑張ってもらいましょう。 |
響子 |
任せてください! 不肖ヤマビコ、皆さんの期待を響きかせて頑張ります! |
勇那 |
その前に、ちょっと音量を下げて欲しいのですが…。 |
(戦闘終了) |
響子 |
やーらーれーたー! |
ルーベル |
だから声が大きいって! そもそもさ、ヤマビコなのに 自分から喋るっておかしくない? |
響子 |
…『自分から喋るっておかしくない?』 |
ルーベル |
自分で言っておいてなんだけど、ムカつくわそれ。 |
響子 |
『自分で言っておいてなんだけど、ムカつくわそれ』 |
ルーベル |
ちょっと、いい加減にしてよ! |
響子 |
『ちょっと、いい加減にしてよ!』 |
クレハ |
喋らなければいいだけちゃうのん? |
勇那 |
…命蓮寺では、いつもこんな感じなのですか? |
聖 |
ええ、元気があっていいですよね♪ |
勇那 |
(あれー、色々と大変そうに感じるのは私だけ?) |
ルーベル |
なまむぎなまごめなまたまごっ! 青巻紙赤巻紙黄巻紙っ! 坊主が屏風に坊主の絵を上手に書いたっ! |
響子 |
『なまむぎなまごめなまたまごっ! 青巻紙赤巻紙黄巻紙っ! 坊主が屏風に坊主の絵を上手に書いたっ!』 |
ナズーリン |
驚いた、速さまでトレースして反響するとは。 |
ルーベル |
早口言葉なら、誰にも負けない自信があったのに…! |
ムラサ |
で、貴方達はいつまでやってるのよ。 |
勇那 |
ルーベルもお遊びはそこら辺にしておけ。 それじゃ、私達は次の試合に行きますね。 |
聖 |
はい、わかりました。 残りの試合も頑張ってください。 |
ルーベル |
覚えてろよ、次会う時は絶対に真似させないからな! |
響子 |
『覚えてろよ、次会う時は絶対に真似させないからな!』 |
勇那 |
だーかーらー! |
クレハ |
…次に会う時は、ルナチャを同伴させようかな。 |
vs アリス
にとり |
あ、やっと来たね。 |
魔理沙 |
それじゃ早速勝負といこうぜ。 アリス、頑張ってくれよ。 |
ルーベル |
…その前に、この大量の人形達をどけてくれない? |
魔理沙 |
ただの応援だから心配いらないぜ。 瓏界の中じゃ、人形は弾幕も出せないしな。 |
さとり |
「糸で引っかけたりはできるけど」だ、そうよ。 |
勇那 |
…。 |
ルーベル |
…。 |
クレハ |
…。 |
魔理沙 |
ちっ、バレたか。 |
アリス |
…だからこんな美しくない真似、 やめましょうって言ったのに。 |
にとり |
いやー、アリスに確実に勝って欲しかったからさ。 |
アリス |
嘘おっしゃい、優勝賞品が目当てなだけでしょ? 心配しなくても大丈夫よ。 |
クレハ |
さすが予選1位の猛者、自信満々やね。 |
アリス |
賞品にも興味があるし、今回は勝ちに行かせてもらうわよ。 覚悟はいいかしら? |
(戦闘終了) |
ルーベル |
(主人公名)の勝ちー! 人形とコダマじゃ、ちょっと勝手が違ったみたいだね♪ |
にとり |
うわー、アリスが負けるところなんて始めて見たよ。 |
魔理沙 |
だから言ったじゃないか、 一筋縄ではいかない予感がするって。 |
アリス |
…確かに負けるとは思ってなかったけど、 そもそもそういう問題じゃないの。 |
クレハ |
でもちょっと意外やね。 魔理沙なら、宝が欲しければ 直接盗みに入って手に入れてそうやけど。 |
魔理沙 |
いくら私でも、お宝の在り処がわからなければ どうしようもないぜ。 |
勇那 |
…貴重な品なので、保管も結界も厳重にしてます。 |
さとり |
「次に盗めるチャンスは、 優勝者が賞品を受け取った後だな」 |
魔理沙 |
さとり、さっきからなんなんだよ。 |
さとり |
そちらの狐さんに頼まれたのよ。 怪しい気配を感じたら、調べて欲しいって。 |
勇那 |
にとりさん対策だったんですけど、思わぬ伏兵がいましたね。 |
アリス |
魔理沙、素直に諦めなさい。 引き際を見極めるのも大事よ。 みんな、魔理沙を連行してどこかに縛りつけておいて。 |
魔理沙 |
おいアリス、放せって! こんなことしなくても、私は何もしないよ! |
さとり |
受賞のタイミングを狙ってたようだから、 いい判断だったかもね。 |
アリス |
それじゃ私達は観客に回るわね。 決勝戦も頑張って。 |
勇那 |
ありがとうございます。 ついでに、魔理沙さんの監視も厳重にお願いします。 |
vs 霊夢 - シナリオ#22ボス戦
勇那 |
組み合わせを見た時から、 こうなる気はしてたけど。 |
クレハ |
瓏界の住人が外に出ることはないから、 ここで頑張っても賽銭は集まらへんで? |
霊夢 |
そうじゃないわよ。 妖怪が怪しいお祭りをしてるって言うから、懲らしめに来たの。 |
ルーベル |
それなら、なんでコダマ遊びの大会に出てるのさ。 |
霊夢 |
ここの決闘のルールに付き合ってあげてるだけよ。 ついでに、賞品もたくさんもらえるし。 |
クレハ |
9割方、最後の理由が主目的やろな。 咲夜さん達は? |
咲夜 |
私はさっき霊夢に負けてしまったので、 霊夢が優勝したら星鏡をレンタルしようと思って。 |
パチュリー |
せっかくの珍しい魔道具だもの、 できれば何とかして手に入れたいから。 |
クレハ |
…おいくらで? |
咲夜 |
この巫女は、食べ物があればいくらでも釣れるわよ。 山の幸の詰め合わせを餌にしてもいいし。 |
霊夢 |
と言うわけで、美味しいご飯とお酒のために ちょっと痛い目を見てもらうわよ。 |
クレハ |
相変わらずやっすいなぁ。 |
ルーベル |
ていうか、妖怪退治はどこに行った。 |
勇那 |
そもそも(主人公名)は人間ですけどね。 |
霊夢 |
妖怪に味方する奴は全員私の敵なの。 |
クレハ |
誰かさんの左隣にも、妖怪がおるんやけどな。 |
ルーベル |
まぁなんでもいいでしょ。 要はここで(主人公名)が勝てば、全て丸く収まるんだから。 最終戦だよ、頑張れ(主人公名)! |
(戦闘終了) |
霊夢 |
負けた…。 |
勇那 |
(主人公名)が勝った…。 |
クレハ |
と、言うことは…。 |
ルーベル |
(主人公名)の優勝だー! |
咲夜 |
残念ね、もう少しだったのだけれど。 |
輪華 |
やったね(主人公名)、おめでとー! |
璃鈴 |
参加者の皆様、お疲れ様でした! それではこれから表彰式を行います! 夜の部に参加された方々は、本部前に…。 |
ボス戦終了後
桜華神社 |
ルーベル |
これが星鏡かー♪ と言っても、見た目は普通の鏡だね。 |
勇那 |
元から霊場が形成されている瓏界では、 いよいよ普通の鏡と変わらないよ。 |
妖夢 |
真価を発揮するのは瓏界の外に出た時、 というわけですか。 |
輪華 |
そうなるねー。 隕石でも降ってこない限り。 |
ルーベル |
隕石?何それ。 |
勇那 |
おい、輪華。 |
輪華 |
ごめん、何でもない…あれ。 |
祢々 |
…どうしたの? |
輪華 |
あ、今さっき流れ星が見えたかも。 |
杏珠 |
そう言えば、夢花ちゃんが 流星群の夢を見たって言ってたっけ。 |
ルーベル |
夢花って、あの予知夢を見れる子? 流星群ってことなら、まだまだ降ってくるかもしれないね。 |
クレハ |
お、ホンマや。 ぽつぽつ降ってるね。 |
祢々 |
…あ、あの流れ星すごく大きい…って、え!? |
妖夢 |
眩しい…すごい光! |
勇那 |
これ、もしかして流れ星の光か? |
ルーベル |
むぎゃ! |
勇那 |
やっと光が収まってきた…え? |
妖夢 |
あれ、星鏡がない!? |
輪華 |
…この人はどちら様? |
クレハ |
いや、どう見てもあんた達の関係者やろ。 |
勇那 |
確かに身内っぽいが、私も知らないぞ…。 お前は一体? |
ルーベル |
どうでもいいから早くどいてー! |
?? |
ふふふ、お姉ちゃん…。 |
勇那 |
な、この術式は私の…おい、ちょっと待…! |
輪華 |
…え、今…何が起こったの? |
クレハ |
ええと…。 でっかい流れ星が降ってきて、空が真っ白になって。 星鏡が消えて、見たことのない妖狐が出てきて…。 |
妖夢 |
で、勇那さんが…さらわれた? |
ルーベル |
…マジ? |
|
「蓮華樹海」に移動可能になりました。 |
シナリオ#22終了 |
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最終更新:2011年11月05日 17:41