505: 弥次郎 :2017/03/13(月) 19:20:45
大陸SEED支援ネタ アッシマーおよびバリエーション設定(Ver.2)


アッシマー

形式番号:TMA-10/ETMA-10
全高:22.3m
頭頂高:19.3m
本体重量:32.3t
全備重量:47.9t
主要装甲材質:ガンダリウム合金α(ユーラシア軍配備前期型はチタンセラミックと超硬スチール)
動力:大洋連合製核融合炉
ジェネレーター出力:2200kw(後期型は2470kw)

武装:
専用大型ビームライフル
ビームサーベル×2
腕部40mmイーゲルシュテルン改×2
チャフフレアディスペンサー

オプション:
肩部ミサイルポット
ビームピストル
追加熱核ジェットブースター
対地ロケットコンテナ

概要:
大洋連合が開発した可変飛行MA。
仮想敵をザフトのディンやその他航空機とし、制空権の確保及び対地攻撃をこなせるMAを目指して開発された。
モデルとなったのは機動戦士Zガンダムに登場した同名の可変MAである。

オリジナル同様にMA形態での推進装置にドムなどと同じく熱核ジェットエンジンを採用。
構造もほぼ原作のそれを踏襲している。ムーバブルフレームも投入できなくはなかったのであるが、現場では早期に制空MAを欲していたことや技術的な信頼性の問題から採用を見送っていた。
開発チームとしてはやや不満の残るものであったが、武装の増設スペース確保や構造の単純化につながって現場での受けは良かった。
MA形態では空飛ぶ円盤と揶揄されたボディを持つが、熱核ジェットエンジンによる低燃費且つ省スペースな飛行能力とその空力的に優れたリフティングボディに由来する絶大な航続距離は長時間戦闘にも耐えうる理想形と高く評価された。
航続距離を活かした弾着観測任務や長距離偵察は砲戦用MTやゲリラ部隊との連携によって高い戦果を挙げた。

武装は専用の大口径ビームライフルとビームサーベルを基本にし、腕部には機関砲、肩部にはミサイルポットを搭載。
ビーム兵器に関してもオリジナルと比較すれば高い出力のジェネレーターによって、非常に高い攻撃力を保有している。
他にも対地攻撃用に対地ロケット弾コンテナや航続距離や速度を向上させるためのブースターユニットが開発された。

制空可変MS/MAの先駆けとなったMAであり、その外見から侮ったザフトのディンを容易く撃破する戦闘力を示し、「必要な時に必要な場所で飛行して航空援護を行う」という簡潔ではあるが重要な役目を果たした。
生産コストも比較的安くかなりの数が現場に配備され、友軍からは力強い味方として、ザフトからは「円盤を見たら逃げろ」「上空に居座られたら部隊が全滅する」「死の円盤(デス・ホイール)」とまで恐れられることになった。

プラント争乱においては生産と配備のしやすさを重点に置いた前期型と、前期型で判明した欠点や不具合を解消し、内装を強化した後期型の二種類が大洋軍及びユーラシア軍において運用された。なお、この際ガンダリウム合金製部品を
ユーラシア軍が生産できないために、前期型はチタンセラミックや超硬スチールを素材としており、同軍へと引き渡されている。

一方で現状での評価が高い余りに、ムーバブルフレームをはじめとした新技術の投入や新型への更新の遅れ、さらには飛行可変MA/MSの戦略・戦術的な運用上での悪い意味での固執や停滞が生まれることが懸念されている。

余談ではあるが、円盤のような形状が災いしてUFOと誤認するケースが多くあり、導入からしばらくはそういった通報が
ユーラシアや大洋連合領内では頻発することになった。


プロトタイプアッシマー
形式番号:TMA-044X

概要:
アッシマー開発時に試作されたプロトタイプ。
MA形態での1G下での飛行および変形機構をテストするという目的に重点を置いて設計されたため、武装は特に無く(一部では採用予定のライフルと同じ重さ・バランスの模擬銃を携行)、可変フレーム構造の一部が装甲化がなされずに露出しているなど実戦に耐えうるものではない。
二十数機が建造されており、宇宙及び地上においてテストが繰り返され、制式量産モデルに貴重なデータを提供した。
機体各所にバランサーや整流板が多く設置されており、センサー系も制式量産モデルより充実している。
バランス操作がたやすく反応が素直という評価を受けており、これをベースとした訓練機が製造された。

506: 弥次郎 :2017/03/13(月) 19:22:17
EWACアッシマー
形式番号:TMA-10EWAC
武装:
銃剣付き専用ビームカービン/ライフル型携行センサーポッド/狙撃用フェダーインライフル
ビームサーベル
チャフフレアディスペンサー
腕部40mmイーゲルシュテルン改×2

オプション:
レーザー通信装置
追加熱核ジェットブースター

概要:
アッシマーのバリエーションの一つ。
大型のレドームを背部に背負い、大型対地センサーポッドや高性能光学カメラを搭載した早期警戒/通信管制仕様。
EWACとすべきか、航空機よりのMAであるためにAWACSとすべきかはいまだに議論の決着を待っている。
NJやミノフスキー粒子の影響下での運用を想定し、その搭載量を目いっぱい活かして大型のレーザー通信装置を積み込んでいる。
長時間の飛行が前提であり管制には作業が多いことから複数名のパイロットが搭乗できるように複座型コクピットを採用している。
これの登場によって戦場においてデータリンクや情報共有などがスムーズに行えるようになった。
武装は携行性に優れた専用ビームカービンを携行しているが戦闘力では劣るために護衛機と共に飛行することが多い。


シュトゥルム・アッシマー
形式番号:TMA-101X / ETMA-101ST
主要装甲材:チタンセラミック及び一部ガンダリウム合金α(戦後生産モデルはガンダリウム合金α)

武装:
大型ビームライフル/大型ガトリングガン
機首40mmイーゲルシュテルン改×4
ビームサーベル×1
スモークグレネード
チャフフレアディスペンサー

オプション装備:
3連装90mmガンポッド
対地ロケットポッド
対地掃討散弾バズーカ
対地レールガン
バンカーバスター
GAU-08 7銃身55mmガトリング砲×2
試作空対地88mmリボルバーカノン
サイレン
他多数

概要:
ユーラシア向けに大洋連合が開発したアッシマーの改修機。
ガンダリウム合金製の装甲の割合を増やした後期型のアッシマーと共に引き渡された対地攻撃仕様である。

前期型アッシマーの運用を行ったユーラシア軍は、その制空能力を高く評価し、対地攻撃を重点に行うモデルの製造を大洋連合に依頼した。
ユーラシアはMTやMSを使った電撃戦における強力な近接航空支援機を欲しており、アッシマーをベースに製造する事でこれを推し進めるつもりであった。
元より大洋連合でも対地攻撃機としてのアッシマーの研究も進んでいたこともあり、ユーラシアの要望を受けて開発/製造が開始され、後期型と同時期にロールアウト。ユーラシア軍に引き渡された。

MA形態での火力を重点においており、脚部に対地ロケット若しくは爆弾を多数搭載出来るように改良され、大型ビームライフルの他にも、総弾数の多いガトリングガンや対艦破壊槌といった武装が多数搭載された。
飛行能力にも手が加えられ、総合的に見れば巡航速度が向上し、その代わりに航続距離が短くなっている。
攻撃面だけでなく、的確な指示を受け取れるように通信機能が強化され、対地センサー系にも手が加えられている。
さらに友軍に対して警戒を促し敵を威嚇するために、空気が通過することで音を立てるサイレンが搭載されたモデルもあり、NJやミノフスキー粒子の影響が濃い地域でも誤爆のリスクを下げる試みが多数見受けられる。

武装については90mマシンガンを束ねたガンポッドや対地攻撃に特化した散弾バズーカなどが一般に使われる。
当然のことながら制空能力に関しては、その増加した重量や被弾面積の影響もあって素のアッシマーに劣っている。
その為制空権を一時的にでもよいのでとったうえでの運用が望ましいと結論付けられた。

特筆されるのはユーラシア軍が持ち込んだ「試作空対地88mmリボルバーカノン」を搭載したいわゆるG型である。
これは「地上目標に対して上空から急降下しながらガンダリウム合金製弾頭の大口径炸裂徹甲弾をぶち込む」という嘗てのドイツを母体の一つとするユーラシアらしい(非常に脳筋な)コンセプトで開発された砲で、正しく空の砲兵(カノンフォーゲル)として活躍した。勿論これほどの大口径砲を使用するというのは当初の設計では考慮されておらず、よりにもよって装薬を詰め込んだ強装弾を用いることから恐ろしく操縦が難しくなった。

戦時中の配備数は制空権確保のためにアッシマーが使われたことで多いとは言えない。
ジークリンデ・フォン・ヴィターハウゼン中佐は、黒いカラーリングに赤のラインを入れたこのアッシマーを操り、多くのMSや地上目標を灰に変え、「死を告げる鳥」とザフトを恐怖させたことで有名。

戦後においてはユーラシアにおいて国産化およびバリエーション開発が推進された。

507: 弥次郎 :2017/03/13(月) 19:23:05
ノヴゴロド
形式番号:ETMA-108
武装:
グレネードランチャー付き専用ビームカービン
腕部40mmイーゲルシュテルン改×2
ビームサーベル/ショートヒートソード
ジャミング装置

オプション:
スパーク・ナックル
ワイヤー式ヒート・ロッド
狙撃用フェダーインライフル
ショットガン
設置式高性能爆薬

概要:
ユーラシア軍がプラント戦争後に少数製造したとされるアッシマーの改良型。

ザフトの智将アンドリュー・バルドフェルトが投入したディン改に少なくはない被害を受けたユーラシア軍は、それ故に現場まで飛行して急行し重力に縛り付けられた地上目標を掃討するというコンセプトに注目した。
確かに耐久性の低いディンは不安があったものの、高い耐久性を持つアッシマーで行えばバクゥなどを容易く掃討できるのではと考えられた。
しかし、ドムというMSの配備によってその案は半ば頓挫することになる。無理に陸戦向けに仕上げなくともバクゥなどを十分に撃破できるならば、改修を行う必要はないとの結論が出てしまったためである。素のアッシマーでも十分との声が現場からあがったことも、これに追い打ちをかけた。

そこでユーラシアの開発チームは、そのディン改と同じコンセプトで研究が進んでいたアッシマーを隠密作戦、特に高高度を飛行、敵地に侵入しその後降下して処々の作戦に投じるという方向へと路線変更した。
これは高高度までMA形態で飛行し、その後MS形態で自由落下し、高度300m前後で再びMAに戻って着陸という、言ってみれば「HALO降下に必要な要素を全て一つの可変MAへと落とし込む」という野心的なコンセプトであった。
まず円盤状の機体形状をステルス性を意識したものへと改め、放熱を抑える塗料の塗布及び素材の更新を行った。
さらに地上での隠密行動を前提に防塵/防水処置を施し、長期間の作戦行動のために装備や内装を調整。
夜間の飛行も前提にしておりそのカラーリングは黒を基調としたものに変更されている。

武装も強襲や破壊工作向けに改めており、例としてヒート・ロッドの技術を応用し敵MSおよび電子機器を機能停止に追い込むスパーク・ナックル、G型ザクから流用したワイヤータイプのヒート・ロッド、ジャミング装置、熱量の発生の小さなヒートソードなど装備している。
その任務の都合上、友軍にさえ姿をさらすことは少なく、この機体に関する情報はかなり乏しい。
ある種の都市伝説としても語られているほどである。



ジークリンデ・フォン・ヴィターハウゼン 階級:中佐 コールサイン:フリスト01

ユーラシアの軍人。人種はナチュラル。年齢はプラント争乱時に28歳。
ドイツ帝国のユンカーを先祖に持ち、先祖代々軍人を務めてきた一族の生まれ。
近代スポーツを幼少から叩き込まれており、またオペラやクラシックなどを愛好するなど、文武両道を地で行く。
ごく自然と慣例や風習に従うタイプで、ノブリス・オブリージュを果たすべく空軍に入隊。
プラント争乱が発生したのちに、そのMS適性を評価されてTMA「アッシマー」のパイロットに抜擢され、戦果を重ねる。
アフリカ反抗作戦時には大隊を任されるほどとなり、元気に地上目標を破壊しまくっている。
愛機はシュトゥルム・アッシマーのG型。パーソナルマークは「金色のラッパを手に持つ天使」。

容姿は典型的ともいえる金髪碧眼で抜群のプロポーション。眼光が鋭いがそれが良いとの声多数。
身長も187センチと非常に高く、その立ち振る舞いや態度から男性のようであり、それ故に同性からの人気も高い。
好きな食べ物はブラートヴルスト。最近は大洋連合から持ち込まれたバウムクーヘンに衝撃を受けている。
かなりの健啖家であるが、食べた分の膨大なカロリーはどこへ消えているのかさっぱり不明。

お堅いところのある彼女であるが、私生活では妹であるリーゼロッテとクリームヒルトを溺愛しており、小動物などかわいいものが大好きという女性らしいところがある。
その生まれ故に縁談が持ち込まれているが未だに彼女のお眼鏡にかなう男が現れていない……かに思われたが、いつの間にやら将来を誓い合った男を作っており、結婚秒読み段階にあることがプラント争乱後に判明した。

508: 弥次郎 :2017/03/13(月) 19:24:09
以上。
訂正版です。wiki転載するのはこちらでお願いします。
これで問題はないはず…多分。

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最終更新:2024年03月05日 21:05