294: トゥ!ヘァ! :2017/07/11(火) 19:20:39
アナザーseed 戦中・戦後の兵器 西側諸国編



  • 71式戦車
武装:180mm連装戦車砲 車載機関銃 発煙弾発射機(スモークディスチャージャー)
モデル:71式戦車バルドング(スパロボOG)

CE71年の大戦中に登場した新型戦車。61式の純粋な発展強化系。
大洋連合採用名「銭がめ(ゼニガメ)」 大西洋連邦採用名「ブローニング」 BU採用名「カヴェナンター」

本来は大戦前から開発が進められていた次世代主力戦車であり、70年の完成だったがプラントとの戦争が勃発したことにより急遽NJ下でも運用できるよう設計を変更する羽目となったため完成が71年までずれ込んでしまった。

NJまたはミノ粉影響下のもとMSが跋扈する戦場では今までのような活躍は望むべきもなかったが、持ち前の火力を活かした火砲支援は歩兵の心強い友として高い信用を獲得していった。





  • 82式戦車
武装:200mm単装砲 車載機関銃 発煙弾発射機(スモークディスチャージャー)
モデル:82式戦車ガバメント(スパロボOG)

CE82年運用開始。旧式化した71式に代わり新たに開発された新鋭戦車。GA社と有沢重工の共同開発。
大洋連合採用名「鬼首(オニコウベ)」 大西洋連邦採用名「ガバメント」 BU採用名「センチュリオン」

従来の戦車と違い設計当初から対MS戦闘及びその支援を目的として開発されている。
主力兵器ではないため使い勝手を優先して主砲は実弾タイプが選ばれた。
また曲射による長距離砲撃を行うことを想定されたためレールガンではなく従来の戦車と同じ火薬式実弾となっている。

対MS戦闘では自前の主砲から対MS徹甲弾榴弾(ガンダリウム製)を使用した直射を行い、後方支援では高く設計された砲射角を使い榴弾による支援砲撃を可能としている。

一応は対MS戦闘を想定しているとはいえ、正面立って戦うことは考えられておらず、基本後方からの味方部隊の掩護射撃や支援砲撃といった運用が主だったこととなる。

この他にも主砲をビーム砲に代えた対空迎撃仕様や追加で小型ミサイルランチャーや歩兵掃討用の機関砲を装備したタイプなども存在する。



  • AH-88 ヘルハウンド
武装:20mガトリング 多連装ロケットポッド ミサイルポッド 30mmガンポッド
モデル:AH-88 ヘルハウンド(機動警察パトレイバー 劇場版)

戦前・戦中に西側諸国が運用していた戦闘ヘリ。大西洋連邦のディアブルアビオニクス製。
従来のヘリとは違う独特なデザインが特徴。高い旋回能力及び滞空能力を誇り、都市や森林など障害物の多い地域においての運用を視野に入れられている。

大型のヘリのため武装搭載量も多く、火力や継戦能力も高い。
戦時中はその火力を買われもっぱら対MS戦闘や地上掃討戦に駆り出されていた。
強力な機体ではあったが、戦後は旧式化が目立つようになり、SFSの台頭により徐々に姿を消していった。

295: トゥ!ヘァ! :2017/07/11(火) 19:21:22
  • ガルセイド
武装:腕部200mm砲 腕部110mmリニアカノン 腕部大型ガトリング砲 腕部ビームキャ 背部曲射式ロケットランチャー 近接防御用散弾砲 追加設置式ミサイルポッド 追加設置式機関砲
モデル:ガルセイドXM(フロントミッション5)

戦時中に大洋連合の霧島重工とBUのセンダー社が共同開発した大型陸戦MA。
森林や山岳、都市部などの複雑な地形下におけるMSへの火力支援兼拠点防衛用に開発された、

大まかに四脚の下部にコアユニットと武装が搭載された上部の二つにより構成されている。
上部では中心となるコアの左右に武装として200mm砲が装備されており、背部に曲射して撃ちだすタイプの多連装ロケットランチャーを装備。
下部へは近接防御用の散弾を撃ちだす散弾砲が備えられている。
腕部の武装には200mm砲の他にも艦船に搭載されていたのを流用した110mmリニアカノン(バリエント)やMSが使用しているマシンガンと銃弾を共有する90mmガトリング砲、ビームキャノンなどが存在する。
左右で別々の武装を装備することも可能。

大洋の霧島重工との共同開発のため大戦中の早期に運用が開始され、未だ大洋からライセンス生産したMSで戦っていた時期のBU軍を各地で支えた名機。
戦時中を通して戦い抜いたが戦後では流石に旧式化は避けられず、徐々に退役していった。



  • ガーランド
武装:背部大型レールガン 背部メガ粒子砲 多連装ミサイルランチャー 背部小型ミサイルポッド 下部ガトリング
モデル:クリントン型(フロントミッション)

大西洋連邦が戦時中に開発し、投入した大型陸戦MA。
四脚による素早い機動と高い踏破能力を特徴としており、地形的障害物の多い南米において活躍した。

常備武装として下部のガトリングと背部側面の小型ミサイルポッド。そしてメイン武装として背部へ大型レールガン、メガ粒子砲、多連装ミサイルランチャーを選択できる。
これはザフトのバクゥを参考にした選択式の武装オプションであった。

直接的な速度ではバクゥには及ばなかったが、森林や岩場、山岳地帯など豊富な地形が障害物となる空間では昆虫の脚部を見本として設計された四脚による踏破能力によって高い機動性・運動性を誇り、アマゾンの戦いではバクゥを初めとする多くのザフトMSの血祭りに上げザフト及び南米合衆国軍に恐れられた。

弱点として懐に入られた場合は自衛手段に乏しいため味方MS隊との連携運用が前提となる。

四脚タイプの前期型と脚部を六脚に増やし安定性を改善すると共に背部アタッチメントへストライカーパックとの共通性を持たせることによるオプション選択の幅を広げた後期型に別れる。

その後ホバー機能搭載MSの登場などにより一線は退く形となったが、大型機由来の高出力を活かした火力支援機として活躍の場を変えることとなる。
戦後は大型故の維持コストの高さが仇となり軍縮期には配備数を大幅に減らされた。その後はザムザザーやユークリッドといった後継機が出そろうと共に順次退役していった。

296: トゥ!ヘァ! :2017/07/11(火) 19:21:54
  • ペルグランデ
武装:サイコミュ式大型ドラグーン ビーム砲 
モデル:ペルグランデ(seed外伝 アストレイ)

戦時中に大西洋連邦が開発した大型試作MA。
アズラエル財閥系企業であるアズラエルメカテック社(通称アズテック)の開発した大西洋初のサイコミュ兵器である。

元ネタとなる原作の同名機と比べミノフスキー式核融合炉を搭載しているため出力が段違いとなっている。このためドラグーンに装備されているビームや機体本体へと装備されているビーム砲の火力も向上している。
また原作と同じくPS装甲も完備。これにより死角からの攻撃に対する防御力を高めている。

最大の違いは原作では三人の空間把握能力者を共鳴させて運用していたドラグーンをサイコミュによって運用している点である。
このためパイロットは機体操縦及び火器慣性の一名とドラグーン制御を担当とするNTパイロット一名。合わせて二名がコアユニットとなる中央部へと搭乗している。
ドラグーン制御が一名のNTによって行われるため操縦系統が一本化しており、原作における弱点であった、操縦ブロックの脱落による空間認識能力の崩壊がなくなっている。
また操縦は別パイロットへと割り振る複座式にしたことによりNTパイロットはドラグーン制御のみに集中でき、更に補助コンピューターの搭載による捜査難度の軽減が図られているため試作機ながらもNTパイロットへの負担は少ない。

これらはスペースに余裕のある大型の機体だからこそ行えた措置であった。
最も大洋や新ソ連と比べNT研究の遅れていた大西洋では大戦中にはサイコミュの小型化が中々進まず、結果的にこのような大型機にしか搭載できなかったという苦い理由も存在していた。

大戦中は予備機含め3機ほどが製造され、宇宙における戦いに度々投入された。
本機の活躍は大西洋へ貴重なNT及びサイコミュの実戦データをもたらし、後の研究へ大いに貢献した。



  • ザムザザー
武装:脚部メガ粒子砲 脚部単装砲 脚部近接迎撃機関砲 胴体内臓式近接迎撃散弾砲 脚部ビームクロー 陽電子リフレクターシールド
モデル:ゲルズゲー(ガンダムseed destiny)

戦後になり大西洋が開発した大型汎用MA。開発元はアズラエルメカテック社(アズテック)

戦時中に大型MAとMS小隊による連携戦術を確立した大西洋が開発したガーランドの後継機。
地上ではホバーによる高速走行により地上・海上問わず移動が可能。宇宙空間における運用も可能な汎用機。
四つの脚部にはそれぞれに高火力兵器が多数搭載されており、機体そのものの運動性も悪くなく見た目に反して小回りも効く。
また機長・操縦手・砲手の戦車と同じ三人制を採用したため大型機ながらもパイロット一人ひとりの負担も少ない。
ミノフスキー核融合炉から生み出される出力を活かし搭載した陽電子リフレクターによって艦船搭載型のメガ粒子砲すら防ぐことが可能な防御力。
更に三人操縦性MAのためMS操縦適性が低く弾かれたパイロットからも再度選考可能とまさに軍部が求めていた理想の兵器であった。

ただ欠点としては高性能を求め過ぎたことによる機体コストの高騰と整備性の悪化である。
このため採用したはいいが、中々数が揃っていかず後にコストの安い大型MAを求めていくことになる。

CE78年ロールアウト。原作機と比べ動力がミノ粉式核融合のため武装やリフレクターの出力が大幅に向上している。
後に大型故の高い拡張能力を買われ、水中用MAとして再設計されたゲルズゲー・オーシャンが誕生する。

297: トゥ!ヘァ! :2017/07/11(火) 19:22:54
  • ゲルズゲー
武装:ビームライフル 頭部バルカン砲 脚部ビーム砲 背部連装ビーム砲 近接迎撃用機関砲 陽電子リフレクター
モデル:ゲルズゲー(ガンダムseed  destiny)

大西洋が戦後に開発した試作MA。陽電子リフレクターの性能を確かめるために設計した防衛用の大型MAである。これの開発元もアズテック社。

六脚で安定を取る蜘蛛のような下半身にダガーの上半身を載せた奇怪なデザインのMA。
完成当初はMSとMAどちらに分類すべきか揉めたらしい。

特徴的な昆虫の足のような六脚は複雑な地形においても高い踏破性を持ち、尚且つ高い安定性を獲得することに成功した。
またこの脚部は折りたたみ可能であり、収納後はホバー移動が可能である。

ダガーの上半身はセンサーユニットとして機能しており、両腕に装備した兵装と頭部バルカンによる自衛機能も有している。
蜘蛛のような下半身の上部には二基の近接迎撃用の機関砲と一基の連装ビーム砲が装備されている。

この機体最大の機能として上半身両肩部と下半身中央に備えられたシールド発生装置による陽電子リフレクターの存在である。
これは全面に展開する形となり、戦艦の主砲となるメガ粒子砲ですら受け止めることが可能な強度を持っている。

操縦はザムザザーと同じ三人制であり、機長、操縦手、火器慣性手の三名からなる。
このためMS操縦適性の低い兵士でも対応可能であり、より広い範囲からパイロットを選ぶことが可能となっている。

弱点としてはリフレクターは全面にしか展開できないことと、両肩と下半身に設置されているシールド発生装置を破損した場合は展開不可能となる点。
そしてホバー移動可能とは言え、基本的な機動性の低さと接近された際の対応力のなさである。
この点は他のMS部隊と連携を取ることによりある程度カバーできると考えられており、単機での運用は極力慎まれている。
また基本的に拠点防衛用の試作機のため生産数はそう多くない。

CE77年にロールアウト。以降は正式採用され、重要拠点を中心に少数が追加生産された。
ゲルズゲー同様原作機と比べ動力がミノ粉核融合のためリフレクターの出力が向上している。



  • ユークリッド
武装:メガ粒子砲 前面ガトリング砲 内臓式ミサイルランチャー 後部迎撃用機関砲
モデル元:ユークリッド(ガンダムseed  destiny)

大西洋がザムザザーをハイとした場合のローとして開発した大型汎用MA。
開発元はザムザザーやゲルズゲーと同じアズテック社。

火力支援可能で防御力も高い、MS部隊と共同運用前提の機体をコンセプトに開発された。

前面にメガ粒子砲二門、ガトリング砲二門、内臓式ミサイルランチャー二基と前方へ火力を集中している。
後方へは射角の広い二門の機関砲のみとなっており、そちらへの防備は共に連携する予定のMS部隊へ一任(投げっぱなし)する予定である。

陽電子リフレクター発生器も機体前面へと設置しており、ゲルズゲーの反省を活かし、装甲カバーで覆っており使用時のみ発生器が露わになる設計となっている。

ザムザザーやゲルズゲーに存在していた脚部は排除し、地上では完全ホバー移動のみに変更。そして汎用とついた名の通り宇宙での運用も可能である。
近接戦闘能力も排除した。無論これにより接近された場合は有効的な反撃が乏しいことになるが、そこは後方警戒同様に連携前提である友軍MSに任せることとなっている。


このように割り切った設計にしたため上記二機よりも大幅なコスト削減に成功。
またこの割り切った設計は結果的に武装の数や種類も絞り込むことになりこれもコストの削減に繋がることとなった。
更に機体の構造も極力単純な物になるようデザインされており、このため大型MAにしては整備性も高い。

CE79年にロールアウト。以降はザムザザーの穴を埋めるべく順調に生産と配備が続いている。
ザムザザー、ゲルズゲーと同じく動力がミノフスキー核融合炉となっているため各種兵装の出力が大幅に向上している。

298: トゥ!ヘァ! :2017/07/11(火) 19:24:42
以上です。
アナザーにおける戦中や戦後のMAや戦車などを。
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最終更新:2023年11月05日 15:57