797: 738 :2017/09/02(土) 20:01:32
時間になりましたので、奉納させていただきます。よろしくお願いします。













試験大型巡洋艦『夕張』(アイリッシュ級相当)

装備:大型カタパルト3基
連装大型メガ粒子砲2基
単装メガ粒子砲5基
対空砲多数


アーガマ級の試験艦及び長距離護衛巡洋艦として建造された試験艦で、同型艦を持たない。
Z原作とは逆に、本艦の運用データをもとにアーガマ級は設計改良がなされている。

本艦の建造計画はアーガマ級の設計開始時期に始動している。
ミノフスキー粒子発見後、少数精鋭の特務艦隊向けとして展開能力の高いアーガマ級の建造はさしたる反対もなく承認されたが、
設計が進むにつれ大洋宇宙軍の中核をなす和泉型及び須磨型から発展した巡洋艦とは全く構造の異なるアーガマ級の建造・運用に当たってモックアップや小型試験艦の建造が提案されたことにさかのぼる。
この時一部宇宙軍将官が『旗風』で試験を行った新型装備は行ったが実戦運用における「武人の蛮用」における耐久性に不安を呈したことから実運用可能な巡洋艦とする案が提出され、
これにジュピトリス級の護衛戦力や今後の火星・木製園での任務を考慮し「火星・木製圏までの長距離航行、長距離護衛が可能な護衛艦」のテストケースを検討していたグループが目をつけ、
「アーガマ級と共通の装備・基本構造」「F90時代とは言え火星まで艦隊行動可能な航続力」などの点からアイリッシュ級が選ばれた。
装備はほぼ原作に準ずるが、大洋共通規格の対空砲が増設されるなど細かな差異はある。
兵装についてはアーガマ級様の単装砲に加えて、最上型に採用される新型連装メガ粒子砲のプロトタイプを搭載している。
格納庫も巡洋艦としては大型であることもアーガマ級の前身であるため同様であるが、後述の理由によりランチが多めに搭載されている
居住区画については疑似重力ブロックこそ持たないものの、人間工学・心理学などを最大限考慮し開放感を感じさせる構造とするほか比較的大型の娯楽室を備え、
またジュピトリス級を「母艦」とみなして乗員の行き来がしやすいようにアクセスブロックの設置や交通手段としてランチの搭載数を増やす、といったことも行われている。

完成後は地球~アクシズ間を頻繁に航行し、またアクシズでのMSテストに参加するほかアクシズでの駐屯時には一時的に駐留艦隊の指揮下で作戦行動をとることも行われた。
さらに想定通りジュピトリス級の木星への航海に一部区間同行し、機材・乗員への影響を調べる試験にも従事した。
原作時系列、ザフトとの戦争時にはアクシズ駐留艦隊の一翼を担っていた。
プラント降伏後は短期間なれど酷使された船体のオーバーホールと徹底調査が行われ、少なくともゲート開通時点までは技術試験部隊に配属、最上型や大和、扶桑型に搭載される装備の実運用試験などに携わっていた。
抜きんでた武勲は持たないが、後継艦開発には本艦が積み重ねた大量のデータが反映されており、
大洋宇宙軍の優秀な艦船戦力を支えた1隻である。


なお、一部夢幻会員の間では「大陸世界に負債補正が残っていた場合」を考慮し、ユーラシア含めた本艦の量産・配備計画を秘密裏に検討していたが、最上型の完成と大陸プラントの降伏によってお蔵入りとなった。

798: 738 :2017/09/02(土) 20:02:11
改神風型試験艦『旗風』(モデルなし)

アーガマ級の装備試験目的で改装された神風型の1隻。アーガマ、夕張の建造に先んじて改装された。
双胴船体の左舷船体上部にアーガマに搭載された大型カタパルトの試作品を1基と、船体後部に大型エレベーターを設置し、
内部ペイロードにはMS格納庫及びカタパルト動作用のジェネレーターを設置している。
右側船体上部はアーガマにも搭載されたMS管制機器とその運用の為の管制ブリッジが増設され、内部は乗組員及び作業員の居住区画と、データ収集・分析用の研究区画が設置されている。

種原作に存在せず、大洋でも初の試みとなる「甲板型大型カタパルト」の実用データ収集が目的とした船である。
MSの発進方式はZ原作のサラミス改と同様に格納庫からエレベーターで甲板に上がりカタパルトに接続、発進する。
改装時点でのMSの開発状況からガザシリーズを用いてテストが行われ、データのたまってきた後期にはザク・リックドムなどの重量を再現すべくガザにウェイトを装備していた場合もあった。
カタパルトは能力的には十分なものの正式採用品に比べると耐久性などにむらがあり、連続発進後には細かな故障が頻出し、またスペースデブリの衝突で予想外の損傷を負うなど後につながるデータの収集が行われた。

研究区画には充実した医療区画もあり、射出力の強いカタパルトによるパイロットの肉体的負担やミノフスキー粒子散布下を想定し電子機器のサポートがそれまでより減少した管制員の精神的ストレスもデータとして収集されている。
元々の艦齢と戦闘能力の低さもあり、データ収集後は試験体に配属されるも比較的早期に予備役となった。



以上になります。
昨日の「ユーラシアの発注」は
「最上型の生産・配備がゲート戦役に間に合わない場合」
「ユーラシアの宇宙艦隊消耗により、大洋から艦船を購入してでも早急な戦力再建が必要な場合」
などに検討されうるか?と考えていました。
wiki掲載は、神父様の判断にお任せします。

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最終更新:2024年03月07日 00:38