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現代日本大陸化＆銀連神崎島クロスSS ある日、日本が『超』大陸と化してしまった件セカンドシーズン？番外編その2 新しきテーマパーク
奈良県の中心地、奈良市。かつては数多くの遺産が立ち並び、数多くの観光客が訪れていた古都は、先の核テロ攻撃の結果、建物一つ残らない焼け野原と化してしまっていた。
この街を何とか復活させたい。その想いから数多くの人達が尽力する様になったのは、前述した通りである。
ティ連の手で奈良の各遺産は蘇り、ティ連の集合住宅が次々と建てられ、以前とは違う「古代と未来が交わる都市」へと変貌しつつあった。
そんな中、都市への集客を目的として新たに巨大テーマパークの建設が決定。奈良ドリームランド跡地を中心に、周辺の広大な土地を買収。新技術を投入した世界でここだけにしかない
施設を売りにしたテーマパークが完成した。今回はそのテーマパーク、奈良アルティメットランドの様子を見ていこう。
このテーマパークは、大まかに三つのエリアで構成されており、それぞれ遊園地エリア・ティ連エリア・動物園エリアとなっている。そう、このテーマパークは複合式なのだ。
まず遊園地エリアだが、観覧車やメリーゴーランド、コーヒーカップといった定番物は勿論網羅している。そして、このエリアの目玉の一つがジェットコースター・フライングゼロだ。
ただし、ただのジェットコースターではない。通常のジェットコースターでは斜面を登っていき、そこから落下と共に急加速するのだが、ここにある物は、最初に斜面には登らず平行に進む。
じゃあどうやって速度を発揮するのかというと、何とリニアで加速する方式を採っており、スタートから8秒程で400㎞/hにまで達する。その高速振りから、目の保護の為に専用のゴーグルの着用が
義務付けられている程だ。加速方式そのものは、UAEのフェラーリ・ワールド・アブダビに有るフォーミュラ・ロッサそっくりだが、あちらは油圧ウインチを使用しており、此方のリニア式の方が
出力が大きい関係上、倍近い速度となった訳だ。そのスピードと重力加速度に魅了されて、リピーターも少なからずいる程だ
唯一残念なのは、重力加速度が極めて大きい関係上、年齢制限が有る事だろう。少なくとも、幼稚園児等の小さい子供は流石に無理だろう。
次はティ連エリアを見ていこう。こちらには勿論、アレが置かれている。そう、ゼルシミュレーションシステムだ。
従来の3D映像とは比較すら出来ない、リアルその物な体験を出来るとあって、此方も連日満員御礼状態だ。
内容も、バ〇オ〇ザードシリーズや地〇防〇軍シリーズといったガンシューティング物や、モン〇ターハ〇ターシリーズの様な近接武器を使用した物、少し変わった物では進〇の〇人の
立体起動装置の体験やエー〇コン〇ットシリーズで本物の戦闘機パイロットに挑戦といった物も可能としており、何度来ても飽きる事が無いという事で、高い評価を受けている。
また、アトラクションを楽しむ人の体格等に合わせた設定も個別で可能としており、そういうきめ細やかなサービスも人気を博す要因の一つとなっている。
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最後は動物園エリア。このエリアにて飼育されている動物達は、主に日本全国や海外の幾つかの国、更に超大陸世界の共産支那からもパンダが送られてきている。このパンダだが、何とレンタルでは無く
正式に譲渡された個体なのだ。「パンダ外交」を展開するかの国からしたら異例もい所であるが、これはゲート世界の異国のやらかしが余りに酷かった結果、超大陸世界側の同国も同じ様な目で見られており、
その辺りを何とか払拭したい狙いも見て取れる。雄雌のつがい一組が送られており、それぞれ雄が「朋友」・雌が「平和」と命名されている。
とはいえ、これ等が一番の目玉というのではない。この動物園の一番の目玉は、超大陸世界の固有種達を見る事が出来る、ゲート世界唯一の動物園という事だ。
まずは剣牙虎。サーベルタイガーの末裔である日本大陸の固有種は超大陸世界でも健在で有り、巨大な牙を持つ獰猛な見た目とは裏腹に、赤ん坊の頃から飼い慣らされている事も有り大変人懐っこく、
その愛らしい振る舞いから人気を博しており、一緒に写真を撮る事が出来るコーナーがある等、この動物園の顔的存在となっている。
次は蝦夷象。マンモスの末裔というネームバリューと迫力ある巨体も相まって、こちらも人気が高い。写真撮影コーナーの他、背中に乗る事が出来るサービスも有り、背中に乗った子供達は大喜びしている。
その他にも、大和鰐やUMA・SHIKAといった大型の動物から、超大陸世界では生き残っているニホンオオカミやニホンアザラシ。竹島の固有種・タケシマキツネといった動物達も飼育されており、超大陸世界で生きる
動物達の姿を、ゲート世界の人達に見せている。
これら新しい観光名所と、古来からの観光名所という二つを柱とした観光事業により、核テロ前以上の観光客達が訪れる様になり、奈良市の人口も徐々に回復しつつある。
今後も、これ等の施設を軸に奈良は復興を遂げて行く事となるだろう。
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以上です。今回は少し短くなりました（汗）
テーマパーク名ですが、自分のセンスではこれが精一杯でしたorz・・・こういうので上手いネーミングが出来る人が羨ましい・・・。
フライングゼロですが、フォーミュラ・ロッサからインスピレーションを得て制作しました。最高速度は、実に400㎞/hと色々と頭おかしい事になってます（汗）
なお、当初は560㎞/hと零式戦52型とほぼ変わらない速度にしようかとも考えましたが、流石にやり過ぎという事で400㎞/hに。アトラクション名のフライングゼロはその辺りの名残だったりします。
そして、ティ連といえばゼルシミュレーターでしょう。これは絶対に外せないですからね。仕組みとか云々は既に原作でも散々述べられているので、此方ではタイアップしているゲームを中心に取り上げました。
これ等のゲームとかも、ゼルシミュレーターなら造作も無くプレイ出来るでしょう。立体起動装置の体験とかは、これでないと出来ないんじゃないかなと（安全面も含めて）
そして動物園コーナーでは、超大陸世界に生息する動物の方々に来てもらいました。一応日本大陸世界の概念も含まれている以上、外す訳にはいきませんでした。
ぬこ達とかも、子供達にモフモフされたりとかしている事でしょうｗ
周辺地域のテーマパーク（USJとか）は大変でしょうが、アチラ側も集客の為に色々と頭を痛めながら頑張っています。まぁ、互いに良い刺激になるといいなとは思いますが。
wiki掲載は、自由です。
最終更新：2021年02月03日 19:19
